「とても古い昔の話だからなぁ。覚えてる仲間は少ないんだ。教えようとしたけど、君は聞いてくれなかったからね。」
日本版タイトル | ソドーとうのライオン | ||
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英語版タイトル | The Lion of Sodor | ||
脚本 | マーク・ロバートソン | ||
放送日 | ・2010年1月26日(英国) ・2010年2月10日(オーストラリア) ・2010年3月30日(ハンガリー) ・2010年4月13日(ドイツ) ・2010年4月21日(日本) ・2010年9月26日(米国:TV版) ・2010年10月2日(米国:劇場版) ・2011年8月28日(ノルウェー) | ||
日本話数 | 第311話 第3話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第310話 第2話(シーズン内) | ||
この話の主役 | トーマス | ||
シーズン | 第13シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、トビー、クランキー | ||
登場キャラクターB | 無し | ||
登場キャラクターC | エミリー | ||
登場キャラクターD | ビクター(言及のみ) | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ソドー島の市長、子供達 | ||
登場人物B | トーマスの機関士、連結係員、ソドー整備工場の作業員、ソドー整備工場の作業員、ナップフォード駅の作業員、ブロンド髪の作業員、緑色の服の女性、茶色いハンチング帽の男性、赤い服の女の子、ブレンダム港の作業員、クリーム色の服と黒いスカートの女性 | ||
登場人物C | ヘンリーの機関士、ヘンリーの機関助手、ゴードンの機関士、ジェームスの機関士、ジェームスの機関助手、双眼鏡の男性、クリーム色の服と黒いスカートの女性、トップハム・ハット卿の付き人、ジンジャー髪の男の子、白と水色のストライプ服の少年、灰色のベストを着た女性 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ブレンダム港 ・ソドー整備工場 ・機関庫付洗車場 | ||
あらすじ | ・トーマスは、ソドー島のライオンの像を本物のライオンと勘違いしてしまい…。 | ||
メモ | ・箱の中のライオンを本物だと思い込むトーマス。 ・トーマスは魚の匂いが嫌いな筈なのに、エドワードが牽いた貨車の中の魚を見ても特に大きなリアクションはしなかった。 ・トーマスがナップフォード駅に向かう途中で会った3台の機関車は全員後に準レギュラーになる機関車である。 ・ヘンリー、エドワード、トビーはソドー島のライオンが銅像である事を知っていたが、ソドー島で一番先輩なはずなのにその事を知らなかったトーマス*1。 ・ソドー島の市長、初めて喋る。 ・尺の都合又は設定が作られていなかったのか、ライオンの銅像の話は省略された。 ・エドワードの洗車シーンが初めて映る。 ・スチーム・チームで唯一エミリーが登場しない。 ・この話から機関庫付洗車場が後ろからも入れるよう両開きになっていた。 ・あの時のパーシーに続き、藁とシロップが纏わり付くライオンの銅像。 ・ソドー整備工場にビクターとケビンが居ない回*2。 | ||
台詞 | ・ナレーター「その日のソドー島はとても良く晴れていた。空は青く、太陽は光り輝いている。トーマスはブレンダムの港にやって来た。彼はウキウキしていた。とても特別な荷物を運ぶ事になっていたが、まだ何かは知らなかった。」 ・(トーマスの汽笛) ・トーマス「やぁクランキー!僕の特別な荷物は?」 ・クランキー「これさ!市長がナップフォード駅で待ってる。気を付けて慎重に運ぶんだぞ。」 ・トーマス「中身は何だい?」 ・クランキー「中身はソドー島のライオンだ!」 ・トーマス「凄いや!ソドー島のライオンだって!約束するよ。大切に運ぶからね。本物のライオンを運ぶなんて初めてだもん!」 ・ナレーター「これを聞いたクランキーは驚いた。」 ・クランキー「一寸待てトーマス!ソドー島のライオンってのは…!」 ・ナレーター「興奮したトーマスはクランキーの話を最後迄聞いていなかった。そして誇らしげに港を去って行った。途中でトーマスはヘンリーに会った。」 ・ヘンリー「やぁトーマス!とても嬉しそうだね!何を運んでるんだい?」 ・トーマス「これはライオンだよ。」 ・ヘンリー「ライオンを運んでるって!?凄いじゃないか!俺なんて只のシロップだよ。」 ・ナレーター「其の時トーマスは有る事を思い付いた。」 ・トーマス「僕はライオンを大切に運ぶって約束したんだ。シロップをあげたら、きっと喜ぶぞ!少し分けて貰っても良いかい?」 ・ヘンリー「勿論だよ。」 ・ナレーター「トーマスの機関士は木箱にシロップを注ぎ込んだ。」 ・トーマス「有り難うヘンリー!もう行かなくちゃ。市長さんがソドー島のライオンを待ってるんだ。」 ・ヘンリー「大変だ!トーマスは勘違いしてるぞ!一寸待てトーマス!ソドー島のライオンってのは…!あっ…」 ・ナレーター「しかし、トーマスはヘンリーの話を最後迄聞いていなかった。次にトーマスはエドワードに会った。」 ・(トーマスの汽笛。) ・エドワード「やあトーマス!嬉しそうだね。何を運んでるの?」 ・トーマス「実はライオンなんだ!」 ・エドワード「ライオンを運んでるって!凄いじゃないか!僕なんて只の魚だよ。魚をあげたら、ライオンはきっと喜ぶぞ!」 ・トーマス「少し分けて貰っても良いかい?」 ・エドワード「勿論さ!」 ・ナレーター「トーマスの機関士は今度も木箱に魚を入れた。」 ・トーマス「有り難うエドワード!もう行かなくちゃ。市長さんがライオンを待ってるんだ!」 ・エドワード「あぁ!大変だ!間違えてる。一寸待ってトーマス。ソドー島のライオンってのは!」 ・ナレーター「しかし、トーマスはエドワードの話を最後迄聞いていなかった。」(トーマスの汽笛。) ・ナレーター「次にトビーに会った。」 ・トビー「やあトーマス!嬉しそうだね。何を運んでるの?」 ・トーマス「これはライオンだよ!」 ・トビー「ライオンだなんて凄いじゃないか!?僕なんて只の藁だ。」 ・トーマス「軟らかい藁の上で横になれたら、喜ぶだろうなぁ!?少し分けて貰っても良いかい?」 ・トビー「勿論だよ!」 ・ナレーター「トーマスの機関士は又も木箱に藁を入れた。」 ・トーマス「有り難うトビー!急がなくちゃ。市長さんがソドー島のライオンを待ってるんだ!」 ・トビー「何だって!?大変だ!間違えてる!一寸待ってトーマス!ソドー島のライオンって言うのは!」 ・ナレーター「しかし、トーマスはトビーの話を最後迄聞いていなかった。彼は一生懸命猛スピードで走った。早くライオンを届けたかったのだ。其の儘全速力でナップフォード駅へと向かう。トーマスは誇らしげに駅に到着したトップハム・ハット卿を始め、他の機関車達も待っていた。」 ・パーシー「凄くワクワクするよトーマス!」 ・ジェームス「特別な日だねぇ!ソドー島のライオンが来たなんて。」 ・ナレーター「貨車が外されると、トーマスは他の機関車達と整列した。作業員達はゆっくり慎重に木箱を開けた。」 ・ヘンリー「あっ!」 ・トーマス「えっ!そんな!?」 ・ナレーター「ソドー島のライオンとは本物のライオンではなく、銅像だったのだ。しかも銅像はシロップと魚と藁に塗れていた。トップハム・ハット卿はカンカンになった。」 ・トップハム・ハット卿「トーマス!これは一体如何言う事だ!?」 ・ゴードン&ジェームス「ハッハッハッハッハッハッ!!」 ・トーマス「済みませんでした。中身が本物のライオンだと思ったので。喜ばせてあげたかったんです。ソドー島のライオンが銅像とは知らなくて御免なさい。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿がトーマスにソドー島のライオンの話をしてくれた。皆も其れを静かに聞いていた。」 ・トップハム・ハット卿「だからなトーマス。ソドー島で一番有名な銅像なんだ。なのに来れは何だ!?新しくピカピカに成った銅像の筈だったのに!お茶の時間には市長が来る。如何したら良いんだ?」 ・トーマス「僕が綺麗にしておきます。約束します。必ずピカピカにの新しい銅像に戻して見せます。」 ・トップハム・ハット卿「頼んだぞトーマス!」 ・ナレーター「トーマスはすっかり落ち込んでいた。」 ・パーシー「元気を出して!僕だってソドー島のライオンが銅像とは思わなかった。」 ・ヘンリー「とても古い昔の話だからなぁ。覚えてる仲間は少ないんだ。教えようとしたけど、君は聞いてくれなかったからね。」 ・トーマス「御免よヘンリー。聞かずに行っちゃって。ライオンを大急ぎで綺麗にして戻らないとね!」 ・ヘンリー「じゃあ。洗車場へ運んだら如何?」 ・ナレーター「トーマスも今度はちゃんと聞いていた。」 ・トーマス「それは良い考えだね。有り難う!ヘンリー。」 ・ナレーター「トーマスは貨車を繋ぐと、大急ぎで出発した。彼はソドー島のライオンを洗車場に運んで来た。直ぐにベトベトのシロップは洗い流された。」 ・エドワード「綺麗になったじゃないか!?」 ・トーマス「でも、まだピカピカじゃない。」 ・エドワード「整備工場へ運んだら如何?彼処ならピカピカになる迄磨いてくれるよ。」 ・ナレーター「トーマスは今度もちゃんと聞いていた。」 ・トーマス「有り難うエドワード。凄く良い考えだよ。ビクターなら何とかしてくれるね。」 ・ナレーター「トーマスは急いで走り出した。ソドー島のライオンを整備工場へ運ぶと、作業員達がピカピカになる迄銅像を磨いてくれた。エドワードの言った通りだった。」 ・トビー「此れですっかり綺麗になったね。」 ・トーマス「でも、もうすぐ市長さんが駅に着いちゃうよ。これじゃ間に合わない。」 ・トビー「風車の横の線路を行けば、きっと間に合うよ。」 ・ナレーター「トーマスは今度もちゃんと聞いていた。」 ・トーマス「有り難うトビー。とても良い考えだね。」 ・ナレーター「トーマスは風車の横の線路を走った。彼はピストンを精一杯動かして、ナップフォード駅へと急いだ。」 ・子供達「うぉ~!!お~!ははっ!」 ・ナレーター「子供達はソドー島のライオンを見たくて、トーマスに停まって欲しい様だった。」 ・トーマス「皆には悪いけど、停まっている暇は無い。市長さんがナップフォード駅で待ってるんだ。」 ・ナレーター「トーマス停まらずに走り続けた。そして誇らしげにナップフォード駅に戻って来た。到着したばかりの市長が綺麗に成ったソドー島のライオンを見て、とても喜んだ。銅像は陽の光を浴びて、キラキラと輝いた。」 ・ソドー島の市長「よくやったぞ、トーマス。これは今までの中で最高の銅像だ。」(初台詞) ・トップハム・ハット卿「一番光り輝いてる。ハッハッハッハッ。」 ・トーマス&トップハム・ハット卿&ソドー島の市長「ハッハッハッハッハッハッ。」 ・ナレーター「皆が嬉しそうに笑ったので、トーマスも笑顔になった。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス ・トーマス/トビー:ベン・スモール ・エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/パーシー/トップハム・ハット卿/ソドー島の市長:キース・ウィッカム ・クランキー:マット・ウィルキンソン ・子供達:テレサ・ギャラガー | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン ・トーマス/パーシー:マーティン・シャーマン ・エドワード/トビー:ウィリアム・ホープ ・ヘンリー/ゴードン/ジェームス/トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル ・クランキー:グレン・ウレッジ ・ソドー島の市長:デヴィッド・ベデラ ・子供達:ジュール・デ・ヨング | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・エドワード:佐々木望 ・ヘンリー:金丸淳一 ・ゴードン:三宅健太 ・ジェームス:江原正士 ・パーシー:神代知衣 ・トビー:坪井智浩 ・クランキー:黒田崇矢 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・ソドー島の市長:金光宣明 ・子供達:溝邉祐子、古城望 | ||
シリーズ前回 (英語) | ガタガタクランキー | シリーズ前回 (日本) | ゆきのひのできごと |
シリーズ次回 | ピンクのジェームス |