ゲーム用語/Yen
Last-modified: 2024-11-28 (木) 12:33:35
概要
- 日本国通貨の「円」である。
- ゲーム内においてこの表記が使われることは殆どないし、
ましてやモンハンの世界に通貨として円が流通している訳でもない。
ならなぜ、こんなページがモンハンwikiにあるかと言えば、
そもそもモンハンを始めるためには、行程は様々あれど、ある程度のYenを支払うことが必要になるからである。
- メタな話はさておき、ゲーム内にも「異国の通貨」と呼ばれる「エン」が登場するので、そちらについても解説する。
目次
モンハンとYen
- Yenの支払い契約が成立し無事に任地となる村に到着したハンター志望者には、
ギルドからの認可や支度金が与えられ、狩猟生活がスタートする。
あとは自分から引退しない限り生涯狩猟を続けることができる。
但し新しい村に移って狩猟生活を始めるにはまたYenが必要になる。
- 引退したハンターのあとを引き継ぐ場合、
普通にハンター生活を始めるより若干~格段に安いYenで狩猟生活を始められるケースが多い。
時には武器、防具、アイテム、さらに外見や周囲の状況まで引き継げる場合もあるが
あまり良い目で見られることはなく、
中には譲り受けた環境が汚染されていたといった事例も多数報告されている為注意が必要。
- MH3Gでは、チャチャorカヤンバに「スタンドのお面」を装着させると、
異国の通貨であるジュウエン玉、ヒャクエン玉、ゴヒャクエン玉というアイテムを拾ってくる。
これらはハンター達にとっては通貨としての価値はなく、闘技場のメダルの様な存在として扱われている。
ちなみに売値は300z、400z、500zと、数字が合うのはゴヒャクエン玉のみである。
- ミナガルデとロックラックへ行く為にはYenが必要となる。
どちらも一回Yenを支払うと一定期間の間、拠点の村との行き来が可能になる。
かつてはドンドルマもそうだったが、時間の経過と共にYenが必要なくなった。
新大陸ではYenを支払わずとも仲間と会うことはできるが、共にクエストに赴くことはできない。
カムラの里でも、遠くの仲間と狩りをしたい場合はYenが必要になる。
- MHFでメゼポルタに脚を踏み入れるだけならYenは必要ないが、
凄腕に昇格して本格的にメゼポルタでの狩猟生活を行う上では毎月一定額のYenを納める必要がある。
また、「外の世界の通貨(Yen)で購入できる」ものもある。
- なおメゼポルタでは、「外の世界の通貨」をCAP、HanCoin、DMMpなどと呼び、
Yenをこれらに両替して使うことになる。
解説・余談
- 日本円は記号だと「¥」になるが、文字化け等が起こる場合があるためYen表記が広まったと見られる。
- 例えば半角で「¥」と書いたつもりが環境によっては半角で「\」が表示されていたり*1、
半角で「¥」の後に英文字を1つ付けて制御文字などを表現する用法*2がある。
- ちなみに、中華人民共和国の通貨「元(人民元)」の記号も¥となる。
これは中国語では元をYuanと読むため。
日本で生活している人同士でやりとりしている間はなんら問題ないのだが、
日本国外の人とコミュニケーションをする際にはご注意を。
前述のような文字化け問題もあるため、日本円はJPYと表記するといいだろう。
- たまに初心者ハンターが自国の習慣で、ゼニーをYenと言ってしまう事も。
ベテランは優しい気持ちで突っ込んであげよう。
- しかしベテランでも
「報酬○○Yenのクエスト」「武器に○○Yenもかかった」といった言い回しをするハンターは少なくない。
これはやはり自国の習慣で「金銭といえばYen」と表現した方が伝わりやすいという理由がほとんどだが、
極めて稀に素でゼニーという通貨単位を知らないハンターもいる。
もし後者のベテランを見つけたら思いっきり突っ込んであげよう。
- 専用の通貨単位を使うゲームは多いが、
ゴールドやルピーなど実在している有価物や通貨をモチーフとした名前である事が多く、
モンハンのゼニーも、お金そのものを表す「銭(ぜに)」を連想させる響きを持つ。
こちらにも書いてある通り、ゼニーはCAPCOM製の作品でよく使用される通貨でもある。
- しかし、ハンター同士で普通に会話している時のことを思い出すと、わざわざ単位を使う場面は少ないかもしれない。
- 例
A「太刀を作れると思ったらお金が足りなかったよ…」
B「どれくらい?」
A「1万くらいかな」
- MHFではプラットフォームにもよるが、
基本的には仮想通貨へのチャージを行ってからそれを適用するという方式が取られており、
その仮想通貨が上述したCAP、HanCoin、DMMpへの「両替」である。
PCは上記3つの内のいずれかがチャネリング元で異なり、PS3、PS Vita、Wii UはCAPである。
Xbox 360版においてはかつてはMSP表記が使われていたが、
Xbox Liveの課金システムが現地通貨ベースになったことで仮想通貨ではなく日本円(つまりYen)表記になった。
PS4版は「PS4版限定の物として」であればPlayStation Storeでの直接購入というシステムを利用しているため、
PS4版限定であれば、こちらもYenであると言えなくもない。
- JPYという呼称も存在している。
某声優の挨拶文句と混同されるケースがあるが、
為替相場を始めとした、国際通貨の世界ではこちらの呼称が正式名称として広く使われており、
余程の事がない限り、JPY=日本円を指していると見て問題ない。
日本から見れば国外の企業であるValve Softwareが運営しているSteamでは、
基本的に同社が籍をおいているアメリカの通貨「USD(アメリカ合衆国ドル)」を基準に各種サービスを展開しているため、
同プラットフォーム上にて販売されている作品の本体あるいはDLCをクレジットカードで購入した場合に、
利用明細でJPYの表記が見られることがある。*3
- 日本の通貨に刻まれる円の表記をローマ字にするとENとなるところだが
それでは欧米の人間からするとインと読まれやすい。
明治時代の役人がエンに近い発音で読まれるように頭にYを付け、
YENを日本円の公式なアルファベット表記にして現在に至っている。
関連項目
世界観/ゼニー