にじさんじ語録集/ゲーム・楽曲名関連/ま行

Last-modified: 2024-04-21 (日) 08:42:51

麻雀(まーじゃん)

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中国を起源とする4人で遊ぶテーブルゲーム。牌を引き合っていち早く役を作ることを競う。VTuberの中にも嗜む者は多く、参加型企画の対戦や大会が開かれたりしている。ANYCOLOR株式会社の田角CEOと岩永元COOも大の麻雀好き。
現在配信で使わている主なプラットフォームは「雀魂 -じゃんたま-」。他には老舗オンライン麻雀システム「天鳳」、ハンゲの「麻雀4」などでも遊ばれている。
にじさんじの初期から麻雀を打っていたのは静凛渋谷ハジメ剣持刀也など。2018年末に開催された企画のにじさんじ麻雀王決定戦は、いずれも当時は初心者の椎名唯華緑仙鷹宮リオンでびでび・でびるの4名で行われた非常にカオスな対局となった。その後は雀魂のリリースをきっかけとしてプレイヤー数が急増、今や麻雀はにじさんじの一大コンテンツに成長している。
学生時代から打ち続けている雀歴の長い男性ライバーが複数名いる一方で、にじさんじで初めて麻雀を打ちはじめたライバーの中にも着実に力をつけている者がいる。ルイス・キャミーはものの数ヶ月でにじさんじ内でもトップの雀力を保有するまでに成長、郡道美玲は麻雀雑誌「近代麻雀」で連載企画を担当しており、全国のコンビニや書店の雑誌棚でその姿を見ることができた。前述の初心者ライバー4人組が改めて2023年に対局した際にも「2023神域リーガー」「2年連続にじさんじ麻雀杯決勝進出経験アリ」などライバーによって程度差はあれど成長を遂げており、鷹宮が意味のあるポンができた際には「もうあの頃には戻れない」と揃って嘆いていた。
「にじさんじ麻雀杯」(『雀魂』の項参照)では、セオリーから外れた初心者特有の打ち方(「ボタンが出てきたら反射的に押してしまう」事を主因とする、とにかく鳴いたり(カン)を狙う、など)を指して「にじさんじ」と形容することがある。
最初期こそ「にじさんじ」な麻雀が多く見られたが、近年ライバーに麻雀が普及してきたこともあり、「にじさんじ」な麻雀が貴重なものとなりつつある。ただカンを好む傾向や、カンに関わるエピソードはその後も残っており、2022年度の神域リーグでは渋谷ハジメが「理外の大明槓」と呼ばれる奇跡的なカンを見せ、にじさんじ外にも強烈な印象を残している。

雀魂 -じゃんたま- (雀魂麻将 / Mahjong Soul)

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中国の猫粮工作室(Catfood Studio 現Soul Games)が開発、2019年4月に日本でのサービスが開始されたオンライン対戦麻雀。中国製の麻雀ゲームだが、中国ルールではなく日本ルールを採用している。
基本無料で遊べるが、追加のキャラや牌・卓・演出などは主にガチャで入手するソシャゲスタイルなゲーム。ゆえに、キャラクターが追加される際にはガチャ配信が行われることも。
サービス開始当初からVTuberをプロモーションに積極的に起用しており、公式番組には多数のVTuberが出演。現在ではにじさんじライバーがMCを務めている番組もある。VTuberの配信もチェックしているようで、度々コメント欄で雀魂公式アカウントが目撃されている。時には深夜2~3時に出没することも……お疲れ様です。
数多くの大会が運営会社Yostar*1の主催・協力の元で開催されており、にじさんじでも2020年4月にYostar協賛のもと「にじさんじ最強雀士決定戦」を開催、多数のライバーが参加し大きな盛り上がりを見せた。この大会がきっかけとなりその後毎年1月に「新春!にじさんじ麻雀杯」が開かれるようになり、12月の「マリカにじさんじ杯」などと並んで年末年始恒例の大型企画に発展した。また2021年からは団体戦の大会である「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」も毎年6月*2に行われている。
余談だが、秋葉原駅前時代のいちから(当時)本社は、Yostar本社と同じオフィスビルに1階違いで入居していた。

マリオカート8 デラックス

公式サイト
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マリオシリーズのキャラクター達による任天堂制作のレースゲームシリーズ(通称「マリカ」)の2018年時点での最新作。これまでのシリーズ同様コイン、アイテム、ドリフト、キャラクター性能といった従来の要素に加え、アイテム2個持ちの復活、コースアウト防止機能であるハンドルアシストの登場、さらにはマリオシリーズ以外からのゲストキャラクター参戦と、さらにバラエティ豊かなレースが楽しめるようになった。さらに2022年2月には計48コースを2023年末までに順次追加する有料DLCも発表されており、マリオカートシリーズの中でも特に息の長い定番タイトルとしての地位を確立している。

ソロ配信、視聴者参加型、コラボ配信など配信の形態を問わず遊べることから何かと重宝されるタイトルで、大会機能もあることからVTuber界隈でも「キズナアイ杯」などの大会が開かれている。にじさんじ内では剣持刀也主催による「にじさんじ杯」が計5回開催されており、毎年12月の恒例イベントとして毎回多数のライバーが参加した。
変わったところではグウェル・オス・ガール主催の「水中マリカ」という企画にも使われている。ルールはシンプルで、水中のあるステージで参加者同士対戦し、ゲーム画面内の操作キャラが水中に入っている間、ライバーも水中に入って会話しなければならない*3というもの。ライバー側は水を張った洗面器を使っているらしく機材の安否や水中が長いコースでは息が心配だが、参加希望者は多く、幅広い面々が水中戦を繰り広げている。

魔理沙は大変なものを盗んでいきました(まりさ - たいへん - ぬす - )

IOSYS制作、歌:藤咲かりん(mikoの旧名義)による、弾幕シューティングゲーム「東方Project」の二次創作アレンジ楽曲*4
藤咲氏の歌声と中毒性のある電波な歌詞、完成度の高いPVもあって、2006年のリリースからネットで大きな人気を誇る。多くのMAD、歌ってみたも制作され、各種音ゲーに収録されるなど、一番有名な東方アレンジ曲といっていいだろう。
にじさんじでは、月ノ美兎が2019年に発売されたゲーム『グルーヴコースター ワイワイパーティー!!!!』内において同曲のカバーを歌っている。委員長らしいおふざけが含まれているのもご愛嬌。
藤咲かりん版→「アン アアン アン アアン アン♡」
委員長版→「ぁあん? あ ぁあん? あん? あ あん? ぁあん?💢」

桃太郎電鉄シリーズ(ももたろうでんてつ - )

公式サイト
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通称「桃鉄」。
ハドソンのRPG『桃太郎伝説』シリーズのスピンオフとして発売されたボードゲーム。さくまあきら氏が一貫してゲーム監督を務め、ゲーム内最強COMキャラ「さくま」としても登場する。ハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併された後一時期いざこざがあったものの、桃鉄令和以降はKONAMIから販売されている。
プレイヤーは鉄道会社の社長となって目的地を目指しながら日本各地を巡り、その土地ならではの物件を購入して収益で自社を発展させていく。ゲーム中に登場する地名や駅名は基本的に実在のもので、駅を繋ぐ路線や物件に関しても実在のものをベースにしている*5ため、このゲームで日本の地理を覚えたという人もいるのでは。
また、プレイ中に起こる様々なイベント、プレイヤーが使用できる多種多様なカード、プレイヤーひとりに取り付いてひたすら迷惑をかけ続ける貧乏神といった要素でライバルを強烈に妨害できるため、「友情破壊ゲーム」としても有名。セオリーはあるものの運要素も強く、誰かが得をすれば別の誰かが損をするというシステムゆえにコラボ配信でもライバー達の醜い小競り合いが頻繁に見られる。その性質を生かしてか、グウェル・オス・ガール「無言桃鉄」という通常ならば配信に向かないような企画を見事に成功させている。
一方でパーティーゲームとしてだけでなく、1人で長期間(最長100年)プレイし自社をどれだけ発展させられるか挑戦(究極の目標となるのは全物件&鉄道会社の独占)するというプレイスタイルもあり、本シリーズのファンであるライバーなどはこのプレイスタイルでも遊んでいる。
にじさんじでは過去作のプレイ配信もいくつかあるが、特に配信が活発になったのはオンライン対戦が可能になった2020年11月にNintendo Switch用として発売されたシリーズ23作目『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』で、2021年のお正月には桃鉄公式による提供のもと「福袋争奪!あけおめ桃鉄2021」が配信されている。なお、本作は動画投稿ガイドラインの関係で、第三者による切り抜きの投稿はできないので注意されたし。

モンスターハンター:ワールド

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カプコンの旗艦ゲームの一つであるハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズの一作。通称「MHW」。
「狩人となってTPS視点でモンスターを狩る」「ソロでも仲間とでも大型モンスターを相手に戦える」という強みは健在で、PS4、Steamで発売されており、シリーズでは初めて公式に通常配信が許可されている。
従来のシリーズからゲームシステムが大幅に見直され、これまで不可視だったダメージや斬れ味の表示、エリア間のシームレス移動、ファストトラベル、道具使用時の挙動のスムーズ化、スリンガーという射出装備の登場、斜面を利用した戦法の登場、他作品からのゲストモンスターの登場などなど、大幅に変更が加えられた。2019年9月には別売りの超大型アップデート『モンスターハンターワールド:アイスボーン』も発売された。

にじさんじでは初期から多少動画投稿や配信はされていたが、上記のアイスボーンの詳細発表で盛り上がった2019年6月前後から、一気にブームとなり、プレイするライバーが増えた。
その後、新作『モンスターハンターライズ』『モンスターハンターライズ:サンブレイク』を経て、2024年1月に突如本作が再注目され、配信も再び増加している。


*1 中国・上海悠星網絡科技の日本法人。『アズールレーン』『アークナイツ』『ブルーアーカイブ』のローカライズ・運営会社として知られる。
*2 第1回のみ4月開催。
*3 おそらくテニスの王子様ミュージカルのMAD内の一つ、水中テニスから着想を得たもの
*4 原曲は、7作目『東方妖々夢』の、アリス・マーガトロイドのテーマ曲『人形裁判 ~ 人の形弄びし少女』など。
*5 物件の元ネタになった会社やお店などを公式サイトで紹介する企画もある。