用語/地獄

目次

• 言及されたエピソード
  
  

概要

• 動画内の世界において死後に必ず行く場所となっており、死者の中でも前世で犯罪を犯した人間が留まる場所となっている?。
• 地獄の役割は無実の人間を天国へ送ったり?、罪人を現世に転生させる場所となっている。
• ぷ劇では東北ずん子?が週八で行く場所となっている。そこでずんだ畑の開墾が行っており、枝豆をずんだ餅に加工したり協力者を得て共に開墾するなどしていた。最終的にはずんだ栽培地獄を設立して、地獄全体を巻き込んだずんだ栽培が開始された。結果として 地獄は枝豆畑で埋まってしまいジャガイモや小麦などといった農産物が絶滅しかけた。
• これに伴ってマックや他の多くの飲食店を閉店させてしまったり、住宅地を破壊してしまうなどの多くの混乱をもたらすまさに『地獄』といった光景が広がったのだった。

考察

地獄に対する扱い

• 地獄は動画内でずん子や好きな女の靴下を喉に詰まらせて死んだクソレズ変態JKの霊(以後クソレズ)が週八で行く場所となっている。そのため、簡単に行けるような認識になっているものが非常に多い。
• だが、それはいちこ家内の話であり、一般的には行ったら生き返れない場所となっている。例えば小春六花は死んだら?生き返らない?という認識で話している他、ボイボ寮の波音リツや四国メタン、アンドロイドのミリアルなどといった面々も地獄など存在しない、作り話である、宗教的表現(=現実に存在しない)といった風に地獄や魂は存在しない体で話している。
• 特にミリアルは軍隊のミサイルを盗んで小夜を防衛しようとした話があり、ネットワークに接続して検索できることから精神、宗教的表現という情報の信ぴょう性が高くなっている。
• なぜ地獄が宗教的表現として扱われているのかについては次のように説明できる。クソレズが復活した際には前世で起きた事を忘却していることから正規ルートで地獄から出た場合記憶を消され思い出せなくなってしまうからである。
• 反対に地獄から追い出される形で復活したずんだもんは地獄で振舞われた?ハンバーグの味を?覚えており地獄で刑罰を受けずに現世に戻るいわゆる非正規ルートでの復活ならば記憶を保持できると考えられる。

死後の世界は実在するのか？

地獄の存在についての証言は以下の五点にまとめられる。

• ずん子自身が224話や315話で地獄に週8で通っていると言っていること
• タンゲコトエが週8でくるうつけ者の魂(東北ずん子)が地獄で農地開拓している?ことに言及していること
• 冥鳴ひまりが週8でやってきては地上のすべてを枝豆畑に変えた犯人を捜しているというエピソード、自宅を破壊されたことやマックを閉店に追い込まれたことについて言及していること。
• ずん子が死んだ場合以外にも、クソレズが上記の店舗の閉店について言及している回?があり、その回では地獄が収録の舞台となっている。のちにずんだもんが地獄へ行った回?では同じ背景が使用されており、死後地獄へ行ったことが確定できる。
• ピー音君が死亡したと思われる回の後、下ネタを言った回はあるがピー音が出ることはなかった。これは上記の死んだら生き返らないという話を裏付けるものとなっている。
  以上より地獄は存在してると言える。

• 死後の世界に分類されるものとして他にも、天国(エデン)?という場所が存在する。天国は地獄を経由していく場所で基本的に魂が最後に到達する場所と考えられ、琴葉葵?が死んだあと最悪天国行きだけで済む?と言っていたり、イタコに殺されて天国に行ったずん子?が現世に戻る?まで16、17日かかっているなど一度天国に行ってしまえば地獄よりも現世には簡単に戻れない場所という扱いを受けている。天国については編集時点(2023年7月)でも不明の場所であるが、一度行くと地獄よりも現世に戻れない場所となっていることが伺える。
  以上より、死後の世界は存在し罪を犯したものが地獄へ、罪のないものは天国へ向かうと考えられる。

ずん子は最終的にどうなっていたのか？

• ずん子は地獄を行き来するようになったころから、地獄のクソレズと交信ができるようになった。また、クソレズはずん子が話している最中にに出てきて会話に混ざり始めることもやっているため、現世と地獄の境があいまいになっていると推測できる。
• この世界での死者蘇生はこの世の理に反するものであり行ってはならないこと、それでも無理に行おうとするならば別人の魂を使い疑似的に蘇生させる必要がある?と言われている。さらに現世の魂が地獄に行った場合魂が定着してしまうという話があること、その期間は東北きりたんの週八で姉が殺された発言?と上記のエピソードからも、地獄での滞在可能時間は1日以内が限度と考えられる。もしもそれ以上滞在ならば現世に戻れなくなり、罪があるものは罰を受け罪のないものは天国へ移送されると推測できる。また、魂が定着するというエピソードから地獄は魂を現世よりも強い力で留めており、天国は死亡(#476)してから復活(#492直後)するまでの期間の長さから考えて地獄よりもさらに強い力で魂を押しとどめようとしているのだろう。以上より、地獄に1日以上滞在すれば普通は現世には戻れなくなり、復活しすぎても現世にいることはできなくなると考えられ、地獄を出禁にされていない場合死んでいた可能性が高い。

地獄での罪人の扱い方

• 地獄では罪人に刑罰を与えたり苦役を課すことがある。罪の与え方も描写の範囲であるが、現世と同じと言える。クソレズはイタコの発言が正しいと仮定して、窃盗、ストーカー、不法侵入の罪で地獄で刑罰を受けることになっており、その罪が精算された後転生する予定だった。*1
• クソレズは地獄の土地を破壊した罪で釜茹でにされており?、法律を犯すと罰を与えられることになる。罪人はコンプラや三六協定をガン無視で働かせることも可能という詭弁を用いている?ので地獄に落ちるとやったこと以上の罰を与えてはならない。また、地獄を破壊した東北ずん子?には冥鳴ひまりから阿鼻地獄ですら生ぬるいと言われており地獄で与えられる罰は罪の重さに応じて変わってくる。以上より、地獄では罪人に応じた罰が与えられる。
• 165話ではクソレズを祓うためにアンインストールしたが失敗した。琴葉茜のケモ耳や結月ゆかりのバグは本来合成音声に存在しないものであるためアンインストールすれば外れたがクソレズは次の回に平然と登場していた。このことよりクソレズはボイロであり、同時にボイロもまた刑罰を受ける存在であることがわかる。
• 地獄では人間もボイロも罪人として扱われていることがわかる。

地獄出禁とは？

• 地獄で与えられる刑罰以上のことを行った場合に与えられるものと推測できる。概要に書いたずん子の所業は現世で行った場合、栄養が偏って死者が出たりや失業による自殺者などが多数出る案件*2*3で、基本的に個人でできることではないことを実質的に個人でやったことになる*4。そのため、罰するための法が存在せず地獄出禁という扱いになったのだと考えられる。
  次に地獄出禁にされるとどうなるかについて考える。世界観的に死んだら復活しないと明言?されており、無理にでも蘇らせたいのなら別人の魂を使わないといけない。それに対してIAの放った体ブパ分虫?に殺された?ずんだもんは同じ場所に同じ体で復活した?。この一連のエピソードはずんだもんからはよくわからない理由で復活したと思われているが、上で述べたルールに反した復活の仕方をしている。このことから復活した理由はずんだもんが地獄を出禁にされているのではないかと考えられる。

まとめ

地獄に関するルールは以下のようになっている
・地獄から脱獄してきたものは基本的に存在しない
・地獄に定着するのは一日以内で、定着すると基本的に戻れなくなる(=地獄出禁の場合、一日以内に復活する)
・罪人の留まる場所で原則罪状に応じて与えられる罰が変わるが、地獄出禁の場合与えられる罰は存在しない。
・天国へ行くと最短16日以上は現世に戻れない

誰が地獄出禁にされているのか

ぷ劇では多くの死人が出ている。例えばマスターは来果に殺されたあと病院にいき次の話で復活を果たした。上記のルールに沿うと一日以内に復活したため、地獄出禁となる。
このようにいちこ家のマスターは地獄出禁止の犯罪を犯していたことになり、他にも地獄出禁のキャラがいる可能性がある。
そこでここからはぷ劇で発生した死者のうちだれが地獄出禁で誰が天国へ行ったのかを死因別に検証する。

死因①　ケモ耳

東北イタコは劇中でケモ耳を狙っており、殺傷能力を持って引っ張っていた*5。そのため、ケモ耳をいじる=殺しに来たと考えられる。では、この前提を基に誰が殺されいつ復活したか見ていこう

• 上の表より琴葉茜?は東北ずん子?が地獄出禁にされる#716よりもはるかに早い段階で地獄出禁にされていることがわかる。
• 琴葉葵?も最低9回は地獄と現世を行き来していて、#77では猫耳をかわいがりすぎて病院送りにしてしまったという話が出てきており、死んでも病院で治療を受ければ生き返ることができる。

死因②　琴葉茜?

乳毛事件*7とは黒乳首に生えた乳毛を見られた琴葉茜?が知っているもの全員を殺した事件のことである。
事の発端は紲星あかりが琴葉茜の乳毛を見つけたせいで殺されそうになったことから始まり、フィーちゃん、四国めたん、coefont+α、音街ウナから全員へ話が広がっていった。その後は京町セイカ、小春六花、弦巻マキ、鳴花ーズがやってきて事態を解決しようと考えたが最終的に実行しなかった。実行した例として結月ゆかり、IAは東北イタコの件と違って話題そらしに励んでいる。東北ずん子は全員を落ち着かせるために「毛は誰にでも生えるから抜こう(要約)」という内容の話を全員にしたり、琴葉葵は問題の根本的解決のために琴葉茜?の乳毛を抜こうとしたが失敗した。
この件についての顛末は本編中では語られていないがすでに状況証拠だけでも以下の点から起きたということが推測できる。

• いちこ家の住民は自分に被害が及ばなければいいという考えが真理となっている点*8
• 死ななければさしたる問題ではないという考えがある中で上記のような騒動に発展している点*9*10
• 結月ゆかりとIAの対応が東北イタコと琴葉茜?で異なっている点

東北イタコが騒ぎを起こした時、結月ゆかりやIAは行動を起こさなかったのに対し、琴葉茜?の時は話題をそらす程度ではあるが行動を起こしている。他にも自分に被害がないなら問題ないのをいちこ家の真理と発言している回もあり、そのような前提で考えると915話から930話まで話題が続いた琴葉茜?は東北イタコ以上の脅威度となっている。
確実に死んでない人リスト
ずんだもん*12,波音リツ*13、、四国めたん?*14、雨晴はう?、春日部つむぎ、冥鳴ひまりは確実に死んでいないと言える。
地獄出禁確定
東北きりたん(#931)
有罪疑惑リスト
夏色花梨、小春六花、IA、東北イタコ、タンゲコトエ、弦巻マキ?、ミリアル、小夜、鳴花ヒメ、紲星あかり、結月ゆかり、さとうささら、ONE、すずきつづみ、京町セイカ、ついなちゃん

死因③　その他

上記よりいちこ家では931話時点で半分以上のメンバーが犯罪者だということがわかった。地獄から追い出される時点で与えられる罰が存在しない危険人物として扱われている。そのため、そんな面々を殺した琴葉茜?もまた地獄出禁級の犯罪者として扱われているのだと考えられる。
この話以後に入ったメンバーで誰が犯罪者であるか検証していく。

その他考察

地獄の所在地

地獄は現世の人間が誰も見たことがない宗教的、精神的表現となっている。つまり簡単に行くことはできず、出ることも不可能に近い。それならば、地獄から出られたものはいないため地獄が壊滅することに目をつぶれば犯罪者を永遠に閉じ込めることだってできるはずで、地獄出禁にする必要がない。そこで地獄がどこにあるのか考えていく。
地獄が現世にあるのではないかと以下の描写から考えられる。
所在地について考察する上で重要になるキャラが邪神ちゃんである。考察する上で重要になる彼女の経歴について詳しく説明していく。
彼女は花園ゆりねによって召喚されて以来11年間現世にいた(=2012年ごろから現世にいる)。ある日突然花隅千冬によって召喚させられ以後彼女の元で暮らしていくことになった。彼女は地獄について認知しており、地獄枝豆事件を魔界ニュースで見たと言っている。地獄枝豆事件は2020年から始まり2021年?に収束した事件である。つまり邪神ちゃんが魔界ニュースを見た場所は現世ということになる。これは地獄→魔界→現世という形で枝豆事件の情報が伝わったことになり、地獄-魔界と魔界-現世はつながりを持っていることになる。
次に現世と地獄がつながっているかを見ていく。地獄は上述の通り宗教的表現やおとぎ話と言われている。実際に生きてたどりついたもの、脱獄したものは存在しないため一度入ったら逃げ出すのは困難である。しかし地獄と現世のつながりを示すものが存在する。それはROSAの話す方言だ。方言とは住む場所によって違いによって生じた言語内の差である。例えば標準語は関東で関西弁は西日本で発達した言語体系と言える。ROSAは飛行機に乗らなければ来れない場所から来ておりいちこ家の存在する場所からは離れているため、訛りがすごいと思われた。
そこで地獄の方言とROSAの方言について比較していく。

強調した部分が似ている箇所である。特に注目すべきなのは格助詞「が」「を」「に」が「さ」に変化しているという部分である。他にも「教えて」が「おせーて」に変化している点や「だべ」、「だばね」と末尾にだ＋ば行の言葉が来る点が類似しており、地域的にかなり近くなおかつ現在でも交流があることが伺える。
このことから地獄と現世でも行き来は(理論上)可能である。
結論として、現世、地獄、魔界は地続きの場所にある。犯罪者を地獄出禁にする理由は法で裁けない危険な犯罪者を地獄に留めると破壊される上に現世の社会も破壊されかねないからだろう。

クソレズの前世

• クソレズは死因が好きな女の靴下を飲んだこととされている。しかし本人は先のことについてそうらしいなと推測の形で話している。これは他人であるイタコが罰を受けている張本人であるクソレズよりも死因について詳しいことを示している。なぜイタコは本人よりも詳しいのかその理由について考察していく。
• クソレズは89話で東北イタコが東北ずん子?に憑依させたことで90話で初登場した。初登場時はなぜか地獄について知らず、始めて「地獄」という言葉が登場したのはクソレズの転生が決まった224話である。
• 地獄から追い出された場合、ずんだもんは726話でのハンバーグを817話で覚えていたことから知っていると考えられる。しかし、クソレズは224話になるまで地獄について言及したことがないことからいちこ家で死亡→イタコに蘇生されたということになる。
• ここで不思議になるのが、実際に盗まれた時との対応の差である。実際に盗まれたのは299話と396話だが、どちらもクソレズを殺している。靴下を飲み込んで死亡した場合窃盗犯をわざわざ生き返したことになり上記の行動と矛盾してしまう。いちこ家は性犯罪者に対して全員で警戒したことがある。
• クソレズは東北ずん子よりましと言われているが、それでも性犯罪者であり本人よりも断言しているはずのイタコが生き返し続けているのは不自然と言える。
• そこでクソレズは靴下を詰めて死んだではなく、靴下を詰められて殺されたのではないかと考える。

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