人間の資源化

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Rimworldは非常に自由度の高いゲームであり、
倫理的な方法から非倫理的な方法まで様々なゲームプレイが楽しめます。
このページでは、RImworldの要素の中でも特に非倫理的とされる人間の資源化について解説します。
人によっては不快感を覚える内容ですので、このページを見たくないと感じる方は即刻ブラウザバックをお勧めします。

人間の資源化：概要

RImworldにおいて、襲撃後の後片付けはいつもプレイヤーを悩ませる嫌な課題です。
捕虜を治療して解放し、死体を丁重に埋葬か火葬し…などと人道的に振舞っている場合、
莫大な手間がかかる割に得られるものは多少の関係改善だけです。
しかし非人道的な手段を用いるならば、捕虜や死体は宝の山になります。
捕虜から臓器を摘出すれば高値で売れますし、死体も加工すれば立派な資源になります。
あくまで人道を守るか、非人道的に振舞って多くの富を手にするか、選択肢はあなた次第です。
これはゲームだということを忘れないようにしましょう。

ヒトの金銭的価値

ここではゲーム上のヒトの資産価値と言うことではなく、
人命を最大限「活用」した場合に得られる利益を考えます。

臓器摘出

通常のヒトから臓器を普通に摘出した場合、
・900シルバー相当の腎臓1つ
・1000シルバー相当の肺1つ
・1200シルバー相当の心臓or肝臓どちらか1つ
が得られます。より多くの臓器を摘出する方法も存在しますが、ここでは割愛します。
つまり、健康な捕虜1人は3100シルバーもの大金に変換できるということです。
(実際には交易レートの都合上得られる資産価値はこれより小さくなりますし、薬草や医薬品のコストも必要です)
なお、腎臓と肺を1つづつ摘出してもまだヒトは死なないため、
あえて心臓・肝臓を残して生かし他の用途に利用することもできます。この場合得られるのは1900シルバーです。
ただし、この状態の捕虜は心情-53という特大の心情ペナルティーが科せられるため
頻繁に精神崩壊を起こすことに注意してください。

死体加工

心臓や肝臓を摘出されるとヒトは死亡しますが、まだそのヒトの利用価値は残っています。
ヒトの死体を食肉加工台で解体すると、
収率100%の場合でヒトの肉140個とヒトの皮75個になります。
これだけでも427シルバー相当の資産価値がありますが、更に加工することでより多くの利益を得ることができます。

つまり、例えば襲撃者のうち10人が死亡し捕虜が2人の場合は
それらをすべて加工することで11124シルバーもの大金を得られるということです。
逆に言えばそれだけコロニーの資産価値が跳ね上がって襲撃規模を押し上げるということでもありますが…

人間の資源化によるペナルティ

基本ゲーム(Core)の「通常の」入植者は、臓器摘出やヒトの解体
非人道的行為が行われると罪悪感を感じ心情にペナルティを課せられます。
ペナルティは入植者の特性によって無効化されることがあります。
以下の表はCoreでの心情ペナルティを示したものです。

以上のようにサイコパスなどの人格に問題を抱えているキャラは非人道的行為の一部に対して罪悪感を抱きません。
また、Ideologyの思想によってはこれらのペナルティを無効化したり、逆に心情ボーナスにしたりできます。
しかし、そういった思想を持たない入植者たちは非人道的行為が行われると心情が大きく悪化するため、
何らかの方法で心情を底上げする必要があります。

その他の人の使い道

奴隷売却

DLC無しでも可能な人命の使い道です。
奴隷を買い取ってくれるトレーダーは少ないため、
基本的には近くの集落まで売却に出向くことになります。
ただし、臓器を摘出された捕虜は市場価値が大きく下がりますので、
それほど経済性は良くありません。

帝国徴税官に納税

要：Royalty
奴隷や捕虜1人につき3名誉に引き換えてくれます。
このとき捕虜の状態は考慮されず、自分で歩行可能でさえあれば
一律名誉3に変換できます。
つまり、腎臓と肺を摘出したうえで納税しても問題ないということです。
ただし、帝国徴税官は1年に2回しか来訪してくれないため、
来訪までの間囚人を養い続けるのはかなりの手間です。

儀式の生贄

要:Ideology
Ideologyの儀式のうちいくつかは、人の犠牲を必要とします。
たとえば「公開処刑」は人を殺害する儀式ですし、
「決闘の儀式」は決闘を行った人のどちらかが死ぬことで大きく成功率が上がります。
これらの儀式のために、囚人の命を使うことが出来ます。

リップスキャン

要:Biotech
高度なメカノイドの材料である精密サブコアの作製に必要な「サブコア・リップスキャナー」は
作成時に生きた人の脳をスキャンする必要があり、スキャンされた人は脳を破壊され死にます。
大事な入植者をリップスキャナーに入れるわけにもいきませんので、
普通は囚人をリップスキャンの生贄にすることになります。

遺伝子抽出・単離

要：Biotech

ヘモゲンファーム

要:Biotech
サングオファージを始めとしたヘモゲン排出者は、主にポーンから取れるヘモゲンパックや直接吸血するといった手段でヘモゲンを補給する必要があります。
そのヘモゲン補給手段として囚人のヘモゲンファーム化は最適と言えます。基本的な手順は囚人タブから「ヘモゲンファーム」あるいは「吸血」を選ぶだけ。こうすると、入植者が自動的にヘモゲンを"'収穫'"してくれます。

しかし、吸血やヘモゲンファームには失血状態や心情低下のデバフがつき、囚人を複数収監すれば脱走のリスクが高まります。そこで、一つのソリューションとしてあるのが移動能力を失わせることです。
移動能力を失わせる手段としては、手術タブから木の棒を両方の脚に移植し、取り外すだけ。こうすることによりそのポーンは半永久的に移動は不可能になります。※臓器摘出による合計-53のデバフがつきます！

ヒトの死体の活用法

ヒトの肉

ヒトの皮

資源としての子供培養

要Biotech
囚人は資源化することで多大な利益を得られますが、囚人の供給源は主に襲撃であるため供給が不安定です。
しかし、囚人の代わりに子供を人工培養槽で培養すれば「ヒト」を安定供給できます。
子供は3歳から臓器摘出を行うことができ、もちろん帝国徴税官に納税することも可能です。
非倫理的な要素が多いRImworldの中でも群を抜いて非倫理的な方法ですが、圧倒的な稼ぎ効率を誇ります。

1.捕虜の女性から卵子を摘出
16歳以上49歳以下の女性は10日に1度手術で卵子を摘出することができます。
適齢の捕虜女性をたくさん確保することで、大量の卵子を入手できます。
なお入植者の女性から卵子を摘出することもできますが、
子供にひどい扱いをすると親に重大な心情ペナルティが科されるため、
捕虜からだけにしておきましょう。

2.奴隷・入植者の男性を使って卵子を受精させる
男性を選択→卵子を右クリック→「受精させる」で卵子を受精させます。
受精作業はプレイヤーが操作できるキャラクターで実行する必要があるため、
囚人の男性に卵子を受精させることはできません。
やはり子供にひどい扱いをすると親に重大な心情ペナルティが科されるため、
大事な入植者に受精させるのではなく受精専用の奴隷にでもやらせましょう。

3.受精卵を人工培養槽で培養
受精卵を人工培養槽で培養します。
受精卵が赤ちゃんになるまで&color(foreground[,background]){text};かかり、出産品質は70%で固定です。
大抵は健康な赤ちゃんが産まれますが、場合によっては病気で産まれたり死産になる可能性もあります。

4.赤ちゃんを3歳まで培養
産まれた赤ちゃんは一度培養槽から排出されるため、再度培養槽に入れる必要があります。
赤ちゃんが3歳児になって自分で歩けるようになるまでにはさらに9日間かかります。
この時新生児疾患を抱えている場合でも培養槽に入れれば病気の進行が止まるため、
病気の赤ちゃんでもそのまま培養槽に入れて構いません。
あくまで先延ばしにするだけで、3歳になったあと新生児疾患の治療が必要になることには変わりありませんが…
まともな扱いをするつもりがない赤ちゃんは「処理」するまで生きていればいいので治療しなくても構いません。
ただし、電力断や栄養不足で「生物学的栄養失調」になってしまった赤ちゃんは培養槽に入れられないため、
生物学的栄養失調が治るまで外で寝かせる必要があります。

5.「処理」
3歳になった赤ちゃんは、臓器摘出や売却が可能になります。
好きなように「処理」しましょう。

収益性