【ふりそそぐもの】月岡恋鐘

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思い出アピール

特徴

2023年12月11日開催「名を知るや、果てなく降りつむ純白の　恋鐘・あさひスタンプガシャPlus」で追加された恋鐘の限定PSSR。

ライブスキル
無凸ライブスキルは全観客にVisual3.5倍アピール/興味0.7倍[2ターン]/Visual15%UP[3ターン]。
４凸ライブスキルは全観客にVisual4.5倍アピール/興味0.7倍[3ターン]/Visual30%UP[3ターン]。
どちらのスキルも、5ターン以降アンティーカ全員がライブに参加している場合、Plus（全観客にVisual1倍アピール[興味無視]/Visual100%UP[3ターン]付与。

興味DownおよびVisualUP付与が付いた全体アピール。
興味0.7倍は遅延面では今一つで、興味反転されれば逆効果になる。
ただ注目すべきは「全観客に3ターン付与」の部分で、フェス中に本アイドルを含んだ編成が1組でも存在すれば、興味反転を用いた遅延戦術全般が瓦解する可能性が高い。いわゆる「大吉遅延」へのメタもいよいよ極まったか。とにかく自身の編成には興味反転スキルを極力、組み込まないようにしたい。

Plusアピール込みで全体5.5倍＋興味0.7倍（3ターン）＋Visual130％UP（3ターン）まで狙えるが、発動条件「5ターン以降」を悠長に待っている暇はない。フレキシブルからの条件無視で発動を狙え、と暗に示されている。

思い出アピール
最大でVisual2.5倍アピール[Visual強化]+全観客にVisual3倍アピール[Visual強化]。

固定で最大5.5倍アピールだが、アンティーカ初の[Visual強化]の要素を持つ。
付与されているVisualUPのステータス効果を2倍にしてアピール値を計算すると言うもの。
パッシブスキルはステータス効果に含まれないので注意。
本来はストレイライトの十八番で、しかも5.5倍追撃は本家以上のスペック。
とはいえ、肝心なステータスUPの手段に苦慮するところでもある。
現実的にどの程度まで強化を盛れるのかはよく想定しよう。

パッシブスキル
１凸スキルはVisual60%UP。
発動条件は「2ターン以前」なので序盤の火力底上げに使う。

２凸スキルはVisual120%UP。
発動条件は「最大メンタル4500以上メンタル74%以下」と緩い。
最大2回発動と優秀な部類。
メンタル74%以下はViアンティーカで頻出の条件なので、編成構築で苦労することは無いだろう。

4凸スキルはVisual150%UP/興味無視。
発動条件は「VisualUPが3個以上付与されている場合」、また突然ストレイライトになった。
ステータスUpはライブスキルの効果による付与のみ対象で、パッシブスキルは対象外なので注意。
本家ストレイライトは1回のアピールで複数個付与が可能だが、こちらは原則1回1個のみ。しかも持続ターン数でも及ばないので、発動は極めて難易度が高い。しかも、ただ付与するだけではアンティーカとしての特色を潰すだけなのが難儀。
本アイドルはライブスキルで＋１、更にplusアピールで＋１、と最大＋２が可能。
前後に別アイドルのライブスキルで＋１すれば条件は達成できるが…。

寸評
Viアンティーカ待望の全体アピール持ちアイドル。
しかしながら副次効果も様々盛り込まれていて、一筋縄ではいかない。
直近のアンティーカは大方そのような雰囲気である。

特色は最大で全体5.5倍＋興味0.7倍付与＋Visual130%のライブスキル。
フレキシブルとのシナジーを発揮出来れば正に一線級。
しかしながら興味操作のクセも強く、従来のアンティーカの拠り所だった「大吉」などの興味反転ライブスキルは何が何でも使用させないという天の思惑を体現した性能となっている。加えて、フレキシブルを発動出来なかった際のリカバリー要素も皆無な為、Vi担当とするなら考慮の上で運用したい。

思い出アピール性能も良好な部類。
[Visual強化]が乗った最大5.5倍は強力だが、果たしてステータスUPをどこまで登載出来るかは未知数。とはいえ、アピール倍率自体は固定なのでセンターでの運用も十分安定するだろう。

欠点は、個々の特色を活かす際の縛りがひたすら窮屈ということ。

例えば、ライブスキルは「フレキシブルとのシナジーを発揮して～」といえば聞こえは良いが、正確には「依存している」が正しい。
現状でフレキシブルを付与できるのは【空・風・明・鳴】幽谷霧子のみなので、序盤で霧子のライブスキルを発動できるか否かで勝負が決定してしまう。また、前後にデュエット効果付きライブスキルを放つなら、デュエット先のアイドル履歴がセンターアイドル・恋鐘・霧子だと事故要因となってしまう。フレキシブルを優先し過ぎた結果、思わぬ瑕疵を生じるケースも想定しなければならない。

4凸パッシブスキルにしても、発動条件にステータスUP関連を付けられたことがフェス全体でのライブスキル構成を一層難解としている。
失念してはいけないが、自身のライブスキルで興味Downを複数ターン付与したら、次ターンは是非とも興味無視アピールを放ちたい場面になる。センター担当の思い出アピールに興味無視効果が無いなら、自身または【空・風・明・鳴】幽谷霧子のパッシブスキルで補う必要があるが、更に逆算して本アイドルの発動条件をパスする一連のルートを構築できるかが肝となるだろう。

豊富な飛び道具を持ちつつも、ポテンシャルを存分に発揮できるかは未だに不透明。
ここから先は机上の空論ではなく、実際のプレイングで証明出来るかを問われる。
あるいは、自身の力量で扱える編成に落ち着かせるような妥協こそが肝要か。

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