【鏡界フィクションレイン】三峰結華

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思い出アピール

特徴

2023年9月25日～10月5日開催の新限定シリーズガシャ「My Songs Collection(結華・小糸)」で追加された結華のマイコレpSSR。恒常&限定含めた結華のpSSRとしては通算10枚目となる。
マイコレ自体の仕様に関してはマイソングコレクションを参照。

ライブスキル
０凸ライブスキルはVisual3.5倍アピール[興味無視]/興味0.3倍[1ターン]、
メンタル74%以下でアンティーカ全員がライブに参加している場合、Plus（デュエット[アンティーカ]）付与。

４凸ライブスキルはVisual5倍アピール[興味無視]/興味0.3倍[2ターン]/思い出ゲージ25%UP、
メンタル49%以下でアンティーカ全員がライブに参加している場合、Plus（デュエット[アンティーカ]/デュエット[アンティーカ]）付与。

興味無視しつつ、後続には興味Downを見舞う単体アピール。
0凸と4凸で興味Downのターン数やPlusアピールの発動条件・効果が異なっている。

0凸スキルは4凸の劣化版ではなく、むしろ0凸の方が取り回しやすい場面もあるだろう。
アピール火力はともかく、1ターン限定の興味0.3倍付与や、Plusアピール発動の条件「メンタル74%以下」が比較的緩いという長所は把握しておきたい。
4凸スキルは次ターンまで残る興味Downや、ダブルデュエットの代償に発動条件が「メンタル49%以下」に難化とピーキーな性能になっている。
アピール前のメンタル調整からアピール後の興味Downの突破（＝興味無視）までを想定した編成を組みたい。

Plusアピールの効果はデュエット付与だが、どちらのスキルもメンタル減少が必要なので1ターン目には発動できない。フレキシブルで発動条件を踏み倒す場合も同様。よって、2ターン以降での発動となるが、デュエットは基本的にターンが経過するほど履歴事故を誘発するので、2ターン以降というより2ターン目、遅くとも3ターン目までに消化する立ち回りが求められる。
いくらPlusアピールが加点要素になるとはいえ、後半ターンに漫然と放つのは避けたい。

思い出アピール
最大でVisual3倍アピール[注目度が低いほど効果UP]＋全観客にVisual3倍アピール[注目度が低いほど効果UP]。

注目度低下で変動する最大6倍アピール。
注目度が低い程～のアピールは注目度Down50%以上で最大値を発揮できる。
限定アイドルとしてはそこそこの性能で、Viアンティーカでのデュエットは本アイドル以外にも【COOL JOKERS】田中摩美々という手段があるので、高速化が著しい現環境でも狙えなくはない。
ただ、注目度50%Downを満たす手段がVi属性の場合は意外に乏しく、結局は注目度Downをパッシブスキルで補う為に背水も必要と思われる。デュエットと背水、双方を結華抜きで展開するのは骨が折れるか。
リンクアピール無しの単体部分でも最大3倍なので、盤面次第では素でのアピールも忘れずに。

パッシブスキル
１凸スキルはVisual60%UP/注目度100%UP。
発動条件は「2ターン以前」と緩く、注目度UPはメンタル減少の為の審査員被弾を誘発する。

２凸スキルはVisual85%UP。
発動条件は「最大メンタル4500以上メンタル75%以上」で、これまで実装されてきたViアンティーカによく見られる、最大メンタル値縛りでの序盤発動が見込めるパターン。
1凸には注目度UPがあって2凸には無い理由は不明。

４凸スキルはVisual150%UP/注目度50%DOWN。
発動条件は「最大メンタル4500以上メンタル39%以下」と最大メンタル値の縛りありきで背水も求められる。
確率40%で最大2回発動と優秀なのだが、発動条件は見た目以上にシビア。
メンタル39%以下を狙うには、例えばメンタル50%減少ライブスキル＋審査員3被弾で達成できるが*1、自傷ライブスキルは結華が所持する場合が多く、「誰が自傷ライブスキルを放つのか？」という命題を解決しなければならない。
自傷を複数ターンに分割すればターン数の浪費になり、また自傷ライブスキルは発動時のメンタル値を参照する為、低度の減少ライブスキルでは重ね打ちしても目標値まで達しない恐れがあるので注意。
自身の4凸ライブスキルはメンタル49%以下が条件なのに、こちらは39%以下なのは意図的なバランス調整か。

寸評
アンティーカ初のダブルデュエットや【海と太陽のプロメッサ】白瀬咲耶を彷彿とさせるライブスキルが強力な印象を与えるが、個々の発動条件に厄介な縛りがあり一筋縄ではいかない。

主な役割はPlusアピールでのデュエット付与要員だが、序盤で背水する手段を結華以外の誰かに託す必要がある。
特に4凸ライブスキルを前提とするなら、メンタル50%以上減少を1ターンで満たせるような編成を構築したい。
加えて、4凸スキルで遅延効果が次ターンまで続いた場合は興味無視アピールをやはり結華以外で放つ必要もあるだろう。
また、序盤での背水に失敗したりライブスキルを引けない場合に備えて、フレキシブルや別アイドルのデュエット等の次善策も用意できると良い。

4凸パッシブスキルに注目度50%Downの効果があるので、センターでの運用や【フィドル・ファドル】田中摩美々を活用する構築も検討したいが、結華と摩美々以外での60%以上の背水は非常に困難。メンタル4500以上から如何にして背水するかは個々のプレイスキルと潤沢なアイドル資産が求められる。

本アイドルの性能を発揮するにはフェス中のアピール手順がほぼ固定化され、現状では唯一のVi全体アピール【フィドル・ファドル】田中摩美々との組み合わせを敢えて困難に仕向ける等、デュエットと興味無視アピールでフェス環境を荒らさないようにバランス調整がされた様子が垣間見える。
とても面倒くさい性能のアイドルに仕上がったようにも見受けられるが、八面六臂の活躍を求めず、戦術の焦点を絞った運用を想定するのが正しいように思われる。

なんであれ、このアイドル単体ではユニット編成が成り立たない。これまでのViアンティーカアイドルの所持状況に応じて、どのメンバーとならシナジーを発揮できるのか、弱点を憂慮するよりも美点を追求した編成を構築できるかが問われる。

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