しじまを飛ぶ

Last-modified: 2024-03-23 (土) 21:17:42

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基本情報

画像詳細
しじまを飛ぶ.jpg名前しじまを飛ぶ
レアリティ★5
属性
イラスト南瓜かぷちー
入手エピック限定
おいのり
備考'23/04/30

'23/05/08
装備時上昇ステータス
強化値+0+1+2+3+4+5+6+7+8+9+10強化値
体力+130+150+170+190+210+230+250+270+290+310+330体力
陰防+34+42+50+58+66+74+82+90+98+106+114陰防
#特性
限界突破0限界突破4
特性1使用時に対象全体の陰防を1段階ダウン(1T)使用時に対象全体の陰防を3段階ダウン(1T)
特性2使用時に対象全体の命中を1段階ダウン(2T)使用時に対象全体の命中を3段階ダウン(2T)
特性3使用時に対象全体の回避を1段階ダウン(2T)使用時に対象全体の回避を2段階ダウン(2T)
#解説
解説1『夜』を包み込む静寂。
それは何も聞こえず、何も見えない、完全なる静寂(しじま)。

そんな中を『飛ぶもの』がある。
照らし彩り、美しく奏でるものがある。
それを『私』は知っている。

今宵語るのは、そんな静寂(しじま)のお話。
──ようこそ、幻想郷の夜へ。
解説2夜は魔の刻限。
そして日中とは真逆の光景が広がる刻限。

日中は、太陽が高く昇る程に、賑やかさを増していく。
地を揺るがすような喧騒も、日差しを纏った風もどこか楽しく眩しい。
そして、太陽が沈み暗くなる程に、静けさを増していく。
出歩く人間もいなくなり、夜は魔の刻限──つまり妖怪が活発に行動する恐ろしい時間。
しかし、そんな妖怪たちがもたらす幻想的な光景がある。
それは夜更けに始まる──そんな静寂(しじま)を飛ぶように。
解説3月の光だけが周囲を照らす、深い深い夜。
その闇の中を別の光──蛍たちが舞い、夜の静寂を照らしていく。
美しい蛍の光が舞う中、いつの間にか静寂の中に音──歌も響き、夜の暗闇を鮮やかにしていく。

夜にだけ見ることのできる、光と音が静寂を飛び交う光景。
日中の喧騒とはまた違った、賑やかさと明るさと──どこか儚い、幻想的な景色。

その中心にはいつも、夜闇を彩りながら飛んで行く、ふたりの妖怪の姿がある。
それを『私』は見ていた。今宵も、静かに風に揺られながら──
解説4月明かりの下。
風に乗り、飛んで行くのは、蛍の妖怪とその眷属(蛍)たちの光、そして夜雀の歌声。
彼女たちは楽し気に、踊るように、舞うように夜闇を照らしていく。
それは例えるならば、光と音の行進だ。
外の世界で行われる『パレード』というものの一部にも、このような趣のものがあるらしいが……人間や賢者ならば見たことがあるのだろうか。

『私』はこの地から動かぬ故、分からないが、きっとこの光景は『静寂のパレード』なのだろう。
美しい光と音のパレードは、静かに『私』を揺らしながら通り過ぎていった。
解説5──夜はかつての異変のように、ずっと続くわけではない。
刻が過ぎれば、今度は月が沈み、再び太陽が昇り、朝がやってくる。そして夜と共に蛍の光も、夜雀の歌声も去っていく。

新しい一日が始まるということは、賑やかな日中と静寂の夜間が、正しく入れ替わるということ。
そして季節と命が正しく巡るということ。
冬の頃合いには『私』のような道端の草花は、正しく『終わり』を迎えるだろう。
その時が来るまで、毎夜、あの美しい『パレード』を眺めることができるとは、なんと幸せなことだろうか。

──では、また今宵。
『静寂(しじま)を彩るパレード』でお会いしましょう。
 

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