〔 絵札一覧 〕
基本情報
画像 | 詳細 | |||||||||||
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名前 | サナトリウムの君 | |||||||||||
レアリティ | ★4 | |||||||||||
属性 | 梅 | |||||||||||
イラスト | ぶんたそん | |||||||||||
入手 | ドロップ(H記号L?-5-1) | |||||||||||
備考 | '23/11/6追加 | |||||||||||
装備時上昇ステータス | ||||||||||||
強化値 | +0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 | +6 | +7 | +8 | +9 | +10 | 強化値 |
体力 | +100 | +130 | +160 | +190 | +220 | +250 | +280 | +310 | +340 | +370 | +400 | 体力 |
陽防 | +10 | +12 | +14 | +16 | +18 | +20 | +22 | +24 | +26 | +28 | +30 | 陽防 |
# | 特性 | |||||||||||
限界突破0 | 限界突破4 | |||||||||||
特性1 | 装備スペカの無属性の威力を20%アップ(1T) | 装備スペカの無属性の威力を40%アップ(1T) | ||||||||||
特性2 | 使用時に味方全体の体力を10%回復 | 使用時に味方全体の体力を15%回復 | ||||||||||
# | 解説 | |||||||||||
解説1 | 昨日の自分と今の自分、それらは確かに同じ自分? 貴方のことを、去年の貴方が見たら、なんて言うかな? ずっと同じなんて、ありえない。 これは「あった」であろう、そして「無かった」であろう話。 仮説は、時空を漂う。 空論は、次元を彷徨う。 ……物語は、心を渡る。 環境保護主義と、超多様性社会の関係。 あるものは、ありのままが一番。 特定の属性を持つものを攻撃したり、排除したりするのは、巡り巡って全体へ返ってくる。 つまり『縁』の思想を、社会は受け入れたのだ。 情けは人の為ならず。 つまり、行き過ぎた環境保護による圧力が「取ってつけた緑の多い都市」という無意味なものを生み出したように、超多様性による圧力は「どんな性質も個性として受け入れる社会」を生み出した。 問題へ対処する難しさに対峙するよりも、問題自体をなくしてしまえばいい。 これは、適応と呼んでよいものか? 宇佐見蓮子は訝しんだ。 | |||||||||||
解説2 | 【宇佐見蓮子】 オカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。 「蓮子」と呼ばれている。 私だけが知っている宇佐見蓮子の真実、それは……実はとっても可愛い女の子なのである。[M.H.氏談] 【マエリベリー・ハーン】 オカルトサークル「秘封倶楽部」のメンバー。 「メリー」と呼ばれている。 余人には知り得ないメリーの秘密、それは……何をしても絵になる、黄金比の塊みたいな女の子だってこと。[R.U.氏談] | |||||||||||
解説3 | メリーは不思議な力を持っている。 蓮子は以前からそれを理解していた。 メリーは結界の切れ目、いわゆる『穴』を見ることができる。 夢の中へ行くこともできる。 しかしそれは徐々に変わってきていて、もっと様々な異世界を見たり、トリフネのような遠隔地へ移動することもできてしまう。 蓮子からすれば、それらは夢や幻と見分けがつかない。 メリーと同じ夢や幻を見ている。 でもメリーからすれば、むしろ現実と見分けがつかない。 トリフネで負った傷が現実のものとなり、メリーは隔離治療を受けることとなった。 蓮子は国内に身寄りがないメリーを、信州のサナトリウムまで迎えに行った。 そのまま信州観光めぐりに繰り出しつつ、蓮子はなんとなく考えた。 医者はメリーを、未知のウイルス症だと診断した。 しかしそれは実際、社会に適合しない精神的な異常だと言っているようなもの。 どちらも現代社会に合わせた理解の結果であり、それを社会は「受け入れている」と謳っているのだ(拒絶の間違いでは?)。 相対性精神学の限界は、所詮はそこなのかもしれない。 そんなところに本質などないのに。 メリーの能力の不思議は、他でもない自分が見極めなくてはならないと蓮子は思った。 | |||||||||||
解説4 | 【伊弉諾物質】 世界中に存在が確認された結界を、超統一物理学は新たな物理現象として捉えた。 それもそのはず、そうでないと理解できないのだから。 それゆえ危険な結界とはつまり、崩れやすい崖や流れの速い川と同じような扱いなのだ。 だが、それだけで『済む』だろうか? メリーの能力が伊弉諾物質を捉えると、不思議な世界が見えることが分かった。 メリーが触れることで、蓮子にもその光景が見える。 それはこの国の持つ、もうひとつの姿。 超統一物理学が向き合えず、無視している領域が、そこにはある気がする。 | |||||||||||
解説5 | 「行こう、メリー」 「そうね、蓮子」 ふたりの全国伊弉諾物質めぐりの旅が始まる。 後に『とある本』を作ることになる、不思議な世界を見に行く旅であった。 それまではほとんど遊びであった秘封倶楽部の活動に、目的と方針が加わった。 およそ神話に由来すると思われる物、それらは伊弉諾物質でできている可能性が高い。 それを信じられるふたりだからこそ、世界の秘密は彼女たちに門戸を開く。 これは、広義の『結界の穴』かもしれないし、あらゆるものは『境界』と、その超越であると言えるのかもしれない。 メリーの能力の発動は、神社仏閣に関する場所であること。 その原因が伊弉諾物質であるとするならば、伊弉諾物質は別の世界との繋がる多次元的な構造体なのかもしれない、たとえば幕宇宙を垂直に貫くような……などと蓮子は考えたが、仮説がすぎるので保留する。 また何かが見つかれば、その時に考えればいい。 今はメリーとの時間を、大切に楽しもう。 |
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