こちらのページではトリプルバトル独特のコマンド"MOVE"(記事内ではムーブ表記)
について、仕様や使い方を説明する。
目次
そもそも「ムーブ」とは
トリプルバトルで左右の端にいるポケモンが、真ん中にいるポケモンと場所を入れ替わるシステムのこと。
たたかう→技選択画面の左下にあるコマンドであり、攻撃、交代とはまた違った第3の選択肢である。
いつ使うの?
現実でよく発生する例を出すと…
相手の攻撃から味方を逃がすパターン
クレセリア(一番速い)とヒードラン(遅い)が並んでおり、相手にもヒードラン(速い)がいると仮定。
相手のヒードランのだいちのちからでヒードランは弱点を突かれてやられてしまう!
そこでクレセリアのムーブ!
めでたく相手のヒードランのだいちのちからはふゆうで無効化。
元々中央にいた味方のヒードランはだいちのちからで相手のヒードランを処理!!
こうした動きが最も多い。
「中央ヒードラン+左右浮いてるポケモン」で並べるとムーブしやすい。
ねこだまし温存パターン
1ターン目に左にハリテヤマ(遅い)、相手の中央にカポエラー(速い)、という状況を想定。
ねこだましは相手をひるませる技なので、速いねこだまし使いと遅いねこだまし使いが対面すると一方的に速いねこだましだけが成功する。
そこでハリテヤマのムーブ!
カポエラーのねこだましがハリテヤマに飛ぶがハリテヤマはムーブ成功!
2ターン目にハリテヤマはねこだまし!
これも実戦でかなり頻発するテクニック。
「ムーブは行動じゃない」ので2ターン目にねこだましが出来る。
これはもうそういう仕様なのでハリテヤマを使うならぜひ覚えておきたいテクニック。
ムーブを使いこなせないとトリプルバトルは出来ない?
全くそんなことはない。
言ってしまえばちょっと仕様が特別なサイドチェンジなので1試合で1度も使わないなんてのはザラ。
ムーブをするより相手を攻撃した方が強いので、トリプルバトルに慣れるまでははあまりムーブはしない方が吉かもしれない。
以下ムーブについての細かい仕様(中級者以上向け情報)
ムーブの基本的な仕様
ムーブの発動タイミング
ムーブは選択したポケモンの素早さに依存する。
せんせいのつめ、イバンのみ、こうこうのしっぽ等の行動順に影響のあるアイテムは反映される。
要確認。
ポケモンの行動カウントの進行
ムーブをした後、ポケモンの行動権はそのままの状態になっている。
ようするに「登場即ムーブ→ねこだまし」は成功するということ。
ex.
- 登場したときのねこだまし、たたみがえしの成功判定
- まもるを連続で使用したかどうかの状態(ワイドガード→まもるも同様)
同様に、ムーブをしても、状態異常の回復判定(こんらん、ねむり、こおり)は発生しない。
似たようなもので、特性「なまけ」の行動カウントもされない。メガシンカもできない。
場のカウントの進行
一方で場にいるときにカウントが進むものは、ムーブしていても進む。
ex.
- ほろびのうたのカウント
- あくび、アンコール状態
※あくまでもカウントされないのは眠ってる時の行動消費カウントのみなのであくびを食らうとムーブしても寝てしまう
ムーブによる行動の失敗
ムーブをした結果、攻撃対象が正常ではなくなったとき、「うまくきまらなかった」と表示されて失敗します。
ex.
・ムーブした結果、本来は対角に飛ばない技を対角に打とうとしたとき。
・ムーブによって自分対象のいやしのはどうをしてしまった時
リセットムーブ
お互いのポケモンが残り1匹ずつで、かつ対角関係にいるときは「リセットムーブ」が発生し、強制的に中央に移動させられる。
◯使える時
・ムーブをしたいポケモンが眠っている時
・ムーブをしたいポケモンが技をこだわっていて、かつ技選択画面に移れる時
・ムーブ先に誰もいない時
×使えない時
・ムーブをしたいポケモンが真ん中にいる時
・こだわりアイテムを持っているポケモンがかなしばり状態になっている時
(たたかうを押すと、そのままわるあがきになる場合のこと)
・攻撃技のないポケモンが挑発を受けた時
参考元サイト(より詳しく載っています):【トリプル】「ムーブ」とは?
- 「メガ進化ができない」旨の記述を追加しました。 -- 千種アマネ? 2021-12-01 (水) 05:09:30