Bajie

Last-modified: 2024-01-22 (月) 18:41:54

出雲型戦艦 八戒 <バジー>

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ヒストリカル迷彩

本艦に迷彩は付けることができない。

変更点

ver6.2で主砲装填時間22秒から21.5秒へ、主砲散布界-7%、主砲AP弾ダメージが1610から1630へ

性能諸元

編集時 ver.6.1

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier9
生存性継戦能力53572
抗堪性・防郭防御15%
・火災浸水耐性12.50%
・装甲防御15%
・魚雷防御21%
主砲射程15.17km
副砲射程6.90km
自動副砲射程3.80km
機動性最大速力27.51ノット[kt]
最大出力への到着時間27.20秒
転舵速度4.60度/秒
転舵所要時間18.60秒
隠蔽性12.12km



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
410mm 50口径 十年式, 3基×3門21.5秒HE弾 1204(14%)
AP弾 1923(250%)
4.50度/秒


副兵装口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数)装填時間ダメージ(火災率)砲塔旋回速度
155mm L/50 3-year, 1基×3門(3門)9秒HE弾 543(5%)7.50度/秒


自動副兵装口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数)装填時間ダメージ(火災率)
127mm L/40 Type 89, 12基×2門(12門)9秒HE弾 295(1%)


対空砲種類ダメージ射程
大口径
小口径
340
255
3.60km
1.80km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
偵察機Ⅰ主砲射程+12%30秒間90秒3回
高速装填Ⅰ主砲装填速度-15%20秒間75秒2回

ゲーム内説明

半人半豚の猪八戒 (ズー・バジー) は、中国を代表する奇書小説『西遊記』の主要キャラクターの一人元々は天界に住む不老不死の将だったが、人間的な情熱ゆえに罰として天界を追われ、地上に落とされた。

解説

2023年2月2日より始まったトークンイベントで実装された、パンアジアTier9戦艦。ツリー艦である出雲が元となっており、一部兵装やスキルが異なっている。
出雲とは副砲の配置が異なり、なおツリー艦の出雲は本家で言うところの旧A船体(現在は削除)で、この八戒のモデルは現B船体(旧C船体)となっており、155mm砲が一部撤去され12.7cm高角砲が増設されている。
・主砲
出雲と同じく、410mm砲を前方集中配置となっているが、出雲が元とは思えないほど強化されている。
まず射程について。15.17kmと9戦艦で最長となる長射程を手に入れた。これは素の値だけならティア10戦艦と並べてみても上位に位置するレベルであり、本艦は迷彩による差別化がないためこれ以上延長することは難しいが、索敵機を使えば17km近い射程を実現できる。 精密照準こそ剥奪されてしまったため、出雲のような精密射撃は不可能だが、素の精度が水平散布348mと同格最高クラスに強化されている。射角ギリギリで撃てばそれなりの精度で飛んでくれるはずだ。とはいえ出雲のその主砲配置ゆえの扱いにくさや旋回速度の遅さ(寧ろ悪化して4.5度/秒になってしまった)は健在であり、やはり出雲クオリティである。
・副砲
元々使いにくかった手動副砲は155mm砲が1基に減ってしまいいよいよ駆逐への対処にすら使えなくなった。 自動副砲は大和と並び片舷12門と増えたが、元々日本艦の自動副砲は射程といい精度といい全くあてにならないので自動副砲が火を吹くということは詰みである。主砲射程が増えたということで出雲よりも距離を意識した立ち回りが必要。
・対空
12.7サンチ砲の増設により「大口径対空は」大幅に強化されたが、小口径対空は寧ろ出雲よりも下であり、相変わらず低い。
・装甲
・機動性
・隠蔽性
・生存性
・消耗品
・艦艇スキル/艦長スキル
・装備
 ・兵装
 ・防御
 ・適正
・エリート特性
 ・
 ・
 ・功績 EXPアップ+10%
・総論

戦闘名誉章

レベル12
報酬
ミッション内容

史実

小ネタ

艦名の由来

本艦の艦名の由来は「西遊記」の登場人物の一人である「八戒」から。原典においては天界の水軍を指揮する天蓬元帥*1であったが、西王母の生誕祭である「蟠桃会*2」において酒に酔って「嫦娥*3」に無礼を働いた罪で地上に落とされてしまう。地上では人間に生まれ替わる筈が手違いで雌豚の胎内に入ってしまったため豚の妖怪となり人食いを繰り返していた。ある時、観音菩薩と恵岸行者の一行を襲うも返り討ちに遭い、やがて来るであろう取経者の弟子になる事を勧められる…ところが、いつまでたってもそれらしい者は現れない。業を煮やして人里に下り、烏斯蔵国(チベットのウー・ツァン地方)で豪商の家に強引に婿入りしていたところを偶然立ち寄った三蔵法師一行に退治*4され、共に天竺まで同行することになった。なお、日本ではあまり人気が無いが中国ではその人間臭い気質と自由奔放さから「孫悟空」に次いで人気があるようだ*5

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 艦の写真とゲーム内の説明を追加。 -- 2023-02-02 (木) 13:17:06
  • 小ネタを追加 -- 2023-05-08 (月) 18:31:34

コメント欄

  • 中華製のTINTINShips登場かぁ。なんか本物のTINTINShipsよりも撃たれまくってそうな未来が見えるんやがww -- 2023-01-31 (火) 14:21:48
  • こいつパンアジアの出雲やん -- 2023-01-31 (火) 18:05:34
  • 本家の動画見てたら出てきてた -- 2023-01-31 (火) 18:06:00
  • 射程15.17km+観測機は凄いな。ツリーの10戦艦より射程長いし、たぶん強いぞコレ。 -- 2023-02-02 (木) 16:26:36
    • 最大射程以外で戦うと一瞬で溶けるゴミ珍古戦艦になっちゃうから弱いよ(震え) -- 2023-02-02 (木) 17:12:14
  • よく見たら手動副砲が15.5cm三連装で一基、自動副砲が12.7cm連装で12基で出雲と微妙に接近戦能力が差別化されてますね。射程は据え置きだから接近戦が更に苦手になったのかな? -- 2023-02-02 (木) 19:30:08
  • ウォーハンマーに似たような艦だね。少し待てばそのうち安売りしそう -- 2023-02-02 (木) 19:37:42
  • なんか数字が全部0になってますけど -- 2023-02-03 (金) 21:07:19
  • 出雲、レーニン、ネルソン、そんでコイツか…主砲を全て艦首にピラミッド配置で据えている艦艇多すぎ(´∀`;)てか架空艦は頼むから本当にいらない、だいたいティア不相応の性能を持つOP艦に近い艦艇になってツリー艦艇が存在する価値がなくなってまうローンとか…運営さんも利益維持のために常に新しい艦艇を実装したい気持ちはわかりますが、プレ艦艇(架空艦or戦後艦)が実装されるごとにツリー艦艇が空気になることを理解していただきたい(^ω^#) -- 龍驤乗り? 2023-02-04 (土) 22:06:13
    • 大丈夫、多分西遊記艦も時間が経てばウォーハンマーみたいに空気になるはず() -- 2023-02-04 (土) 22:17:38
      • 運営はさっさとアズレンコラボをすればいいのじゃ() -- 2023-02-19 (日) 21:57:32
  • 対空が充実している…お前ホントに出雲型か? -- 2023-02-04 (土) 23:03:00
  • この船マジで見ないけど日本人で手に入れたの0人説? -- 2023-02-09 (木) 10:41:45
    • 今朝ランダム戦でみかけたよ、特に活躍してる印象はなかったけど -- 2023-02-09 (木) 11:50:08
  • パッチノートで救いの手が来るようだが... -- 2023-05-15 (月) 23:45:58

過去ログ

過去ログ一覧

*1 読みはてんぽうげんすい。意外なことだが「沙悟浄」よりも彼の方が余程水に由来する経歴を持っているのだ。
*2 蟠桃とは丸く平らな形をした桃の品種であり、原種に近く白い果肉が特徴。西王母の蟠桃園には3600本の蟠桃の樹があり、うち3分の1は3000年に一度、3分の1は6000年に一度、3分の1は9000年に一度熟す。これらを招待された神仙が食べ、西王母の長寿を祝う集まりが蟠桃会である。この蟠桃を管理する役人に任命された「孫悟空」は宴会に招かれなかった事に腹を立て大暴れした事が原因で五行山に封印されている。また「沙悟浄」が失脚したのもこの宴で宝物の器を割ってしまった事からであり、天界を追われる理由付けにおいて何かと使われることが多い。
*3 月に住むとされる伝説的な仙女。9つの太陽を落とした伝説の弓の名人である「羿(げい)」の妻であり、西王母から譲り受けた不老不死の仙薬を独り占めしたというエピソードで有名。
*4 参考までにこの時の八戒は大変な大食らいではあったものの商売や家業に精を出し財を成していたらしい。ところが化け物を婿に取ったという話では世間体が悪いというルッキズム的な思考により「三蔵法師」に退治して貰おうという流れになってしまう。人食いの妖怪になったのも外見の悪さ故であり、西遊記の世界観では見た目が悪いと何かと不便なようだ。
*5 というのも理由があり、原典では大食らいでこそあるもののその名の通り「仏教における8つの戒律」を守っている律儀なキャラクターであった。ところが著作権の無い時代だから、時代が下るにつれ色々な作者が各国を巡るエピソードをどんどん追加…国の領土が広がると辺境の風俗や料理等が伝わってくるので作品にもどんどん反映される。ところが「三蔵法師」は名僧なのでエキゾチックな美女とねんごろな仲になったり各地の美味を腹一杯食べまくるのは都合が悪い…そこで「八戒」の出番である。美女に言い寄られて鼻の下を伸ばしてあっさり捕縛されたり、生臭料理だろうと何でも食べる等、読者受けする部分には大体登場する事になるのだ。ある意味「三蔵法師」というキャラクターから生命力を吸い取って人気を獲得したとも言える。