Courbet

Last-modified: 2022-10-25 (火) 22:57:52

クールベ級戦艦 クールベ

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性能諸元

編集時 ver.4.2.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier4
生存性継戦能力28336
抗堪性・防郭防御10%
・火災浸水耐性10%
・装甲10.50%
・対水雷防御10.50%
主砲射程10.49km
副砲射程5.28km
機動性最大速力21.12ノット[kt]
最大出力への到着時間22.08秒
転舵速度5.40度/秒
転舵所要時間11.70秒
隠蔽性10.50km



・派生艦船

派生元Turenne
派生先Bretagne



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)(防郭率)装填時間砲塔旋回速度
305mm 45口径 Mle1910, 6基×2門HE弾 784(9%)
AP弾 1120(250%)
20.50秒4.50度/秒


副兵装口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数)最大ダメージ(火災率)装填時間砲塔旋回速度
139mm 55口径 Mle1910, 20基×1門(10門)HE弾 336(2%)10秒10度/秒


対空砲種類平均ダメージ射程
大口径
小口径
63
0
3km
0km

ゲーム内説明

クールベ級戦艦は、フランス初の弩級戦艦であり、12門の305mm砲と強力な副砲を搭載し、側面には広く装甲が施されていました。欠点のひとつとして、脆弱な対水雷防御が挙げられます。

解説

・主砲
同格戦艦の世界標準である305ミリ砲を12門搭載。主砲配置は艦首側に背負い式で2基4門、艦尾側にも同様の形式で2基4門、艦橋脇に2基4門という珍しい形式。前級の砲配置と比べると艦橋脇の砲が減って前後の砲が背負い式に改められた事から真正面を向いた際の火力・片舷指向可能数の両方が増えている(DB上は片舷側に12門指向可能となっているが、どう見ても10門のように見える)。AP弾のダメージは1120(日戦の石槌と同じ)、HE弾のダメージは784(米戦と同じ)で発火率は9%。射程は同格戦艦内で最も短いが、このティアの戦艦砲は射程ギリギリだと命中率が低いためさほど気にならない。敵に正面を向けながら3.4基の主砲を射撃することが出来るのでティア4にして艦立て(リシュリューのような戦い方)が可能であるが…クールベ自体速力が遅く、加速が鈍く、そもそもティア4は交戦距離が近い関係上、速度で躱しにくいため、被弾面積を減らすことくらしかできない。そうはいっても後述する装甲の信頼性が低い本艦においては有用な戦術なので本艦に乗る中~上級者は是非とも試して欲しい(そもそもティア4に行く上級者が居るのか、と言う話だが)。

・副砲
139ミリ砲を片舷側に10門ずつ、合計20門搭載。口径の割に装填時間が10秒と長めではあるが、前級より射程距離が長くなったため使いやすくなった(本当は片舷に11門ずつ搭載されているのだが、何故か10門しか使えない)。

・対空
大口径対空砲を搭載。数値は独戦や米戦には敵わないが、頭上を通過する航空機を1機落としてくれる。

・装甲
非常に柔らかい。装甲10.5%は世界標準である12%を持つグループから観て劣っており、ダメージは他国より多くなりやすい。
装甲厚は艦首艦尾は同格平均の19mmと例外的に厚いソ連以外横並びなので特筆点はない。
水平装甲は45mmと平均的であり、舷側装甲254mmも平均的な装甲厚である。
火災浸水耐性は意外な事に他国戦艦と横並びであるが、これは単にゲームバランス的にそうなっているだけである。そして対水雷防御は世界標準から劣っており、被雷すると大ダメージを食らってしまうのでなるべく回避しよう(といっても仏戦の機動力が良くなるのはもう少し先なので難しいのであるが)。

・機動性
最高速度は前級よりも向上(20.42が21.12)しているが、他国同格戦艦の速度向上率が大きく日戦、独戦に続く第3位に甘んじる結果となった。しかし、加速力は18.4キロ/秒とトップクラス。舵の効きは重めではあるが、転舵そのものにかかる時間は短い。

・隠蔽性
他国同格戦艦と比較すると悪い(米戦と同じ距離で発見されてしまう)。

・生存性
HPはわずかな差ではあるが他国同格戦艦内で最低の28000台である。しかし、加速性能や転舵性能の良さを生かして前後運動や回避行動を適切に行えばしぶとく生き残れるポテンシャルを秘めている。

・消耗品
HPが低いので予防整備パック、速度を補う改良型ディーゼルエンジンを推奨。装填を早める高級船員食料もあれば。

・装備
砲塔旋回速度が遅いので、装備品で補ってやる必要がある。あとは個人の戦い方にあわせてお好みで。

・エリート特性
 ・船体強化 HP+4%(お勧め)
 ・防雷網 魚雷防御+7%
 ・功績 EXPアップ+10%

・総論
戦艦もどきの「Kawachi」から砲配置が少しだけ進化した艦である。砲精度は前級よりは向上しているが、防御姿勢を取って奥まった場所から砲撃するだけでは全く試合に貢献できない。防御力に難があり、なるべく側面を敵に晒したくないものの、時には危険を承知で側面を晒し一斉射撃を行わないとダメージを出すことが難しい。艦単体の性能はお世辞にも高いとは言えず、味方と歩調を合わせて初めて戦艦の役割を果たせる艦と言えよう。

戦闘名誉賞

レベル12
報酬艦艇exp1500
シルバー25k
艦艇exp1500
シルバー25k
ミッション内容5戦プレイ5回勝利

史実

 クールベ級戦艦はフランスで最初かつ最後の弩級戦艦である。ネームシップは清仏戦争にて功績をあげたアメデ・クールベ提督から採られた。
 1909年にド・ラペレイル中将が海軍大臣に就任、フランス海軍の復興が始まった。時のジョルジュ・クレマンソー政権の尽力により多額の予算が振り分けられるようになり、弩級戦艦16隻を最終目標とした1910年度海軍計画がスタートした。
 これはドイツ帝国海軍の急激な成長、および英国海軍も弩級戦艦を中心とした巨大艦隊の整備を開始したという背景があり、最終的に英・仏が協力体制を取ってドイツを牽制する(英国は北海と北大西洋に海軍を展開、フランスは地中海および大西洋での展開を担う)形となった。
 本級は1910年度海軍計画において議会から承認を受け「クールベ」「フランス」「ジャン・バール」「パリ」の計4隻が建造された。基本的な設計は前弩級戦艦「ダントン級」を踏襲していたが、M・リヤッセ造船官により再設計されて船体を約3,800トンほど大型化している。主砲は305mm連装砲のままであったが、既存の前弩級戦艦が2基4門であったのに対し、本級はその3倍の6基12門という強力な火力を有していた。
 本級は第一次世界大戦では特に大きな海戦に参加することは無かったが、第二次世界大戦には3隻(4番艦フランスはキベロン湾内で座礁して沈没し失われた)とも参加している。

小ネタ

フランス初の弩級戦艦群

 フランス海軍においては、これまで同一規格の艦を量産するという考え方が希薄であった。しかし、日露戦争において「主力艦の規格を同一に揃えた日本海軍が勝利した」という戦訓よりその考え方を改め、本級を4隻建造する計画を立てた。そうはいっても他国のように一気に起工・建造という訳には行かず…順番に建造して行くことになるのであるが。参考までに本艦級は起工された順に小改良が施され、後に起工された艦程速度性能が向上して居たようである。

編集用コメント

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  • 小ネタを追加 -- 2021-11-26 (金) 08:52:34

コメント欄

  • 対空全く期待してなかったのに、1機だけとはいえ落としてくれる。 -- 2019-06-08 (土) 21:09:20
  • 副砲充実してるから意外と使いやすい。主砲で落とせなかった相手も副砲で倒すことが結構ある、でも脆いから接近戦に持ち込みにくい、というか持ち込んだとしても返り討ちにあうからここぞという時に持ち込まないといけないかな。 -- 2019-06-13 (木) 08:28:57
  • 装甲のところに説明加えました。 -- 2019-11-30 (土) 12:44:42
  • 意外や意外と乗っていて楽しい船です。主砲・副砲の門数も多く集弾性もいいのでストレスなく扱えます。オライオンばかり好きで使っていたが、クールベもいい!ただやっぱり柔らかいから上のtier5とマッチングすると脆いが、これはtier4戦艦全部に言えるので仕方なし。 -- 2021-10-07 (木) 11:28:34
  • 任務箱から出てきて初めて乗ったけれど、これはヒドイ。どんどん刺さる。劣化版ベレロフォンです。ノルマンディーまで頑張ってください。 -- a? 2022-10-25 (火) 22:57:52

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