Fusilier

Last-modified: 2024-02-21 (水) 13:39:01

フューズィリエ級駆逐艦 フューズィリエ

Screenshot_2022-02-17-15-28-29-61_8ebc7b5f0da6585e51d09679bb265120.jpg

性能諸元

編集時 ver.5.0.1

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier3
生存性継戦能力9156
抗堪性・防郭防御5%
・火災浸水耐性10%
・装甲防御3%
・魚雷防御3%
主砲射程7.27km
機動性最大速力33.62ノット[kt]
最大出力への到着時間10.91秒
転舵速度9.10度/秒
転舵所要時間2.79秒
隠蔽性5.64km



・派生艦船

派生元Enseigne Gabolde
派生先Bourrasque



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
100mm L/45 Mle 1921, 4基×1門5.20秒HE弾 262(2%)
AP弾 273(150%)
9度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)装填時間ダメージ射程雷速浸水率魚雷管旋回速度
550mm tube lance-torpilles, 2基×2門(4門)24秒20716.60km59.74kt8%15度/秒



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
エンジンブーストⅡ最大航行速度+12%25秒間60秒2回

ゲーム内説明

フューズィリエは第一次世界大戦の終戦後間もなく提案された駆逐艦の設計案。戦闘で幅広い任務に対応できるよう、従来の駆逐艦に比して大幅に大型化されていた。

解説

・主砲
前級と同じ主砲を1門多い4門搭載。当然、低い精度やゆるふわ弾道、砲塔旋回の遅さも据え置きである。門数は増えてDPMは並程度まで上昇したものの、砲駆と呼ぶにはまだまだ物足りない。引き続き魚雷を主武装としよう。

・魚雷
基本的に前級より据え置きであるが、射程のみ4.5kmから6kmに延長されている。Tierの上昇により相対的に弱体化している。相変わらず装填は24秒と爆速なので射程内の敵にはドンドンばらまこう。

・装甲
このTierの駆逐艦の装甲は皆ほとんど変わらず、本艦もその例に漏れない。

・機動性
速力は33.07ktとようやく最低限の速力を手に入れた。エンジンブーストで一次的に速力を12%上げられるので、いざというときは同格でもやや速い速力を発揮できる(当然エンジンブーストが切れると鈍足に逆戻りだが)。加速はかなり悪いが転舵性能は悪くない。前級よりはストレスなく乗れるはずだ。

・隠蔽性
被発見距離は5.64kmと同格最低であるが、このTierではさほど気にならない。

・生存性
HPは他の同格駆逐艦が8000台の中、本艦は9156と優位である。機動性も多少向上しているので、前級より生き残りやすいだろう。

・消耗品
高品質石炭、高級船員食糧、改良型ディーゼルエンジンを推奨。

・艦艇スキル/艦長スキル
本艦では前級から使えたエンジンブーストが、ⅠからⅡに強化されている。決戦場への急行や、急速離脱などに便利であるので、活用して欲しい。
次級から高速装填を取得するので、艦長のレベルが6に到達した場合は、艦長スキルでは超火力を取得しておくこと。ツリー艦を乗り継いでいくならば、この取得はマストである。
またもし本艦を進めている間にLV9に達してしまったならば、出力全開(スキル「エンジンブースト」の持続時間+25%、クールタイム‐33%)を取得しておきたい。無論レベル10に達してしまった時は、熟練装填手を取得することになるが、そこまで育つ前に次級に移ることになるだろう。

・装備
 ・兵装 主砲旋回
 ・防御 舵
 ・適正 速力

・エリート特性
 ・駆逐艦近代化改修 HP+2%、最高速度+3%、魚雷管旋回速度+7%
 ・エリート砲術員 主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7% 
 ・功績 EXPアップ+10%

・総論
前級の純粋な強化版であり、使い勝手はあまり変わらない。しかし相変わらず弱いのでさっさと開発して先へ進もう。次級のブーラスクでは念願の高速装填を手に入れ、低い火力を艦艇スキルで補うというフランス駆逐艦らしい戦い方ができるようになるだろう。

史実

格納

 第1次世界大戦が終結した時点でのフランス海軍の水雷艇・駆逐艦戦力は日本に発注した「樺」型駆逐艦12隻(アラブ級駆逐艦として就役)と、戦後賠償で手に入れたドイツ・オーストリアの駆逐艦を除くとほとんどが旧式の小型水雷艇であり、第1線で使えるものではなかった。
 このため第1次世界大戦が終結してから1年余りが経過した1920年4月、海軍最高評議会より一つの新型駆逐艦設計案が提案された。この設計案はイギリス海軍の駆逐艦「V級」「W級」への対抗を目的としたものであり、海軍技術部門からの承認を得ることにも成功した。ところがこの設計案は100mm砲を搭載した駆逐艦…海外では既に120mmクラスの砲を備えた駆逐艦が主流となっており、これから建造しても時代遅れになってしまう事は明白であった。このためフランス海軍はこれから建造する「新型駆逐艦は諸外国の120mm級駆逐艦に対して口径上の優越を確保したものでなければならない」とし、本案を廃案。130mm砲を搭載した新たな計画案を立案する事になる。

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名の由来は、フランス軍における戦列歩兵*1を意味する「フューズィリエ(fusilier)」から。なお戦列歩兵という兵科そのものが廃れ、実際には彼らの職務が通常の歩兵と変わらなくなってもフランス海軍と空軍においては伝統に則り「フューズィリエ」という呼び名を用いている。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 解説を書きました。一応乗ってみた感想を基に書きましたが、修正していただいても一向に構いません。 -- Holy_Roman_Empire? 2022-02-26 (土) 03:46:56
  • 小ネタを追加 -- 2023-07-22 (土) 00:13:40

コメント欄

  • ゴミ。フリー経験値で飛ばすかcoopで開発する以外の選択肢はとってはいけない。現時点でtier2、3の仏駆を全く見かけない時点で察するべきだった… -- 2022-04-13 (水) 01:46:07

過去ログ

過去ログ一覧

*1 戦列歩兵とは、歩兵の主力武器が槍からマスケット銃に移行し始めた時期において運用された兵科の事である。マスケット銃はライフリングを持たない先込め式の単発銃であり、装填速度も遅い上に命中率も低かったため単独・もしくは少数での運用においては殆ど効果を見込めなかった。そこで欧州各国の軍隊では統一された号令の下で全ての兵が同じ動作を行う訓練を施し、密集隊形を組んで1つの目標を集中射撃させる事を考案。これにより命中率の低さを補いつつ火力を最大限に活かせるようになると同時に、歩兵の訓練期間の短縮・効率化が実現した。こうなると徴兵した一般人であっても比較的短い訓練期間で戦列歩兵としてデビューできる(させられる)事となり、また損耗しても補充も容易であった事から世界中の軍隊に採用される事となった。しかし後に後装式の銃の登場・ライフリングの一般化・より高性能な火薬の登場などにより戦列歩兵戦術そのものが急速に廃れていく事になる。