プロヴァンス級戦艦 2番艦 ブルターニュ
性能諸元
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | Courbet |
国家 | フランス | 派生先 | Normandie |
生存性 | 継戦能力 | (A) 38,300 (B) 41,700 | |
装甲 | 0-1mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 10% | |
機動性 | 機関出力 | (前期) 29,000馬力[hp] (後期) 31,000馬力[hp] | |
最大速力 | (前期) 19.9ノット[kt] (後期) 21.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 580m | ||
転舵所要時間 | (A) 17.5秒 (B) 12.5秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 15.3km | 15.3km | 18.1km | 17.3km | 12.8km | |
航空発見距離 | 7.3km | - | 0.0km | 10.3km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | PCA n°5 Mle 1 | 16.5km | 228m | |
PCA n°5 Mle 2 | 18.1km | 244m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 340mm/45 | 5基×2門 | HE弾 4700(26%) AP弾 9500 | 30.0秒 | 60.0秒 | HE OEA Mle 1932 AP OPf Mle 1924 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 139mm/55 Mle 1910 | 22基×1門 | HE弾 2000(8%) | 10.0秒 | 4.5km | |
B | 100mm/45 Mle 1931 139mm/55 Mle 1910 | 4基×2門 22基×1門 | HE弾 1400(6%) HE弾 2000(8%) | 4.0秒 10.0秒 | 4.5km 4.5km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 13.2mm/76 CAQ Mle 1929 | 2基×4門 | - | 42 | 61.0% | 0.1-0.9km | ||
中 | 37mm/50 CA Mle 1925 | 8基×1門 | 2 | 350 | 51 | 66.0% | 0.9-3.0km | ||
75mm/50 Mle 1922 | 8基×1門 | ||||||||
B | 短 | 25mm/60 CAD Mle 1939 | 8基×2門 | - | 218 | 61.0% | 0.1-1.9km | ||
中 | 40mm/56 Bofors Mk3 | 8基×1門 | 3 | 350 | 108 | 66.0% | 1.9-3.5km | ||
長 | 100mm/45 Mle 1931 | 4基×2門 | 1 | 560 | 37 | 66.0% | 3.5-5.8km |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | File not found: "MainWeapon1.png" at page "アップグレード"[添付] | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% |
File not found: "SecondaryWeapon1.png" at page "アップグレード"[添付] | 副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | |
File not found: "PowderMagazine1.png" at page "アップグレード"[添付] | 弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | |
B | File not found: "MainGun2.png" at page "アップグレード"[添付] | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% |
File not found: "SecondaryGun2.png" at page "アップグレード"[添付] | 副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | |
File not found: "Guidance1.png" at page "アップグレード"[添付] | 射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | |
File not found: "AirDefense2.png" at page "アップグレード"[添付] | 対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | |
D | File not found: "DamageControl1.png" at page "アップグレード"[添付] | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% |
File not found: "Engine1.png" at page "アップグレード"[添付] | 推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | |
File not found: "SteeringGear1.png" at page "アップグレード"[添付] | 操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% |
・消耗品
スロット | 消耗品 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
R | &ref(): File not found: "応急工作班I.png" at page "tmp"; | ∞ | 120 | 15 | 火災・浸水・損傷したモジュールの修復 |
&ref(): File not found: "応急工作班II.png" at page "tmp"; | ∞ | 80 | |||
T | &ref(): File not found: "修理班I.png" at page "tmp"; | 3 | 120 | 28 | 自艦のHPを回復する 回復量:最大HPの 0.5 [%/秒] |
&ref(): File not found: "修理班II.png" at page "tmp"; | 4 | 80 |
ゲーム内説明
プロヴァンス級戦艦は、イギリスの「超弩級戦艦」の登場に対抗して建造されました。前級を直接的に発展させた艦級でしたが、340 mm 砲をより合理的なスキームで配置していました。
解説
フランスTier4戦艦。
- 主砲
340mm連装砲5基10門を搭載。威力、貫通力ともに控えめであり、戦艦と正面切って撃ち合うのは分が悪い。総じて対巡洋艦寄りの性能といえる。なお、艦の旋回性能と主砲の旋回速度が釣り合っておらず、転舵時には主砲は全く追従できない。
- 対空
ツリー艦としては同格最高クラスの対空を誇る。3.1kmから最大火力を発揮できるため、雷撃機にもある程度対応できる。また、高い転舵性能により雷撃回避も得意である。唯一の特技
スキルやUGで特化させれば艦隊防空の一翼を担うこともできる。空母と組むことでその真価を発揮できるだろう。
- 機動性
21ノットと同格最低。米戦と仲良く並走しよう
ただし、旋回半径は580mと同格最良。転舵時間も悪くないためストレスなく曲がることができる。
- 生存性
41700というHPは同格最低であり他国Tier4戦艦にすら劣る。同格日本戦艦金剛との差は12400にもなる。装甲も信頼できるものではないため、前述した転舵性能が生命線となる。
- 隠蔽性
やや悪い。艦長スキルなどで先制攻撃に対応する必要がある。
- 総評
前級のCourbetからは強化されたものの、全体的にTier4としてはやや物足りない性能である
装甲はそれなりの厚さがあるが頼れるほどではない。巡洋艦のように丁寧な機動による回避で生存性の低さを補っていけば戦艦としての役割を果たせるだろう。
フランス戦艦ツリーは次級のNormandieから高機動、四連装砲といった特徴が発揮されるので、Bretagneはゲーム的にはあくまで通過点といった所か。
コンパクトにまとまった艦形は独特な愛嬌があり、また史実では旧式ながらも果敢に奮闘した艦級でもあるので、思い入れがある人は極めてみてもいいかもしれない。
史実
プロヴァンス級戦艦の2番艦として竣工した、フランス海軍初の超弩級戦艦である。竣工した第一次世界大戦当時、フランス海軍最大・最強の戦艦の一隻であった。
主砲は、初期の超弩級戦艦に一般的な、13.5インチクラスの340mm砲を採用。流石はメートル法発祥の国である。これを片舷に10門向けることができ、これはイギリスのOrion級と同等だった。宿敵・ドイツの戦艦が採用する主砲は、Bayern級を除けば大きくても12インチ、巡洋戦艦ではさらに小口径の281mmと、口径で優位に立つものだった(砲身長を考慮すると絶対的優位というわけではないがアピールとしては十分)。
防御面では、クールベ級の全体防御を引き継ぎつつ、艦底には二重底を採用。次代の戦艦の防御様式の先駆けとなった。
…のだが、同大戦中は大した戦闘を演じることはなかった。というのも、英仏協商により割り当てられたフランス海軍の担当地域は南大西洋と地中海であり、仮想敵であるドイツの最大戦力・大洋艦隊の活動圏はバルト海から北海にかけてだったからである。
よって対独海軍戦で矢面に立ったのはイギリス・本国艦隊であり、日露戦争からの復興ままならないロシア・バルチック艦隊であった(当然のごとくバルチック艦隊は片手間で片付けられてしまったが)。
第一次大戦を生き残ったプロヴァンス級は、順次近代化改装を受けていく。
まず、マストが最新の、頂上部に測距儀を持つ三脚構造に改められた。これにより、ユトランド沖海戦以降の大遠距離砲戦に対応した。
さらに、主砲自体も改良を受けた。最大仰角を12度から18度に引き上げたことにより、14km程度だった射程が21kmまでに伸延された。 第二次大戦前の改装により、主砲はさらに強化され、最大仰角23度で射程26.6km。砲弾重量は、340mm砲としては重い575kgに達し、口径と砲身長の割には高い貫通力を得た。(それでもDunkerqueの装備する52口径長330mm砲には劣る性能である)。
かくして第二次世界大戦を迎えた本級であるが、陸軍が速攻で倒れたこともあり、早々に立ち位置が微妙になる。ヴィシーフランス海軍の扱いが曖昧なまま迎えたメルセルケビール海戦が、本艦にとって最後の戦闘となった。
イギリス艦隊の急襲に対し、最新鋭戦艦であるダンケルク級2隻は主砲で反撃できず、さらに港の都合から戦艦群の離脱が遅れた。本艦は位置の都合上、最後に離脱することになったが、逃げ遅れた形となった。
15インチ砲弾を立て続けに受けたブルターニュはたちまち炎上し、フランス海軍の同大戦における最初の戦没戦艦となった。乗員977名が、運命を共にした。
同型艦のプロヴァンスは、装甲を貫通されて沈没の危機に瀕しつつも、どうにか座礁させることにより沈没を免れ、後にトゥーロンに帰還。ダンケルクも同様に、座礁の後に修復を受けて帰還。旗艦ストラスブールは、立ち塞がる英駆逐艦を蹴散らしつつ脱出に成功。図らずも、本艦の犠牲はフランス艦隊脱出の時間稼ぎとなっただった。
コメント欄
- こいつってなんで同型艦のネームシップでもなく生き残ったロレーヌでもなくブルターニュになったんだろう -- 2021-04-16 (金) 11:02:53