*防空巡洋艦 C611 コルベール [#Title]
//艦名表記について、注意書き付に注意書きが記載してあるので、読んだうえで編集すること
&attachref(./Colbert.jpg,nolink);
//↑画像はゲーム内画像を使うこと。撮り方は注意書き付のテンプレを参照
#region(装甲厚の詳細)
&attachref(./Colbert 001.jpg,nolink);
#endregion
#contents
*性能諸元 [#Ability]
&color(red){性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。};
&color(red){部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|レジェンダリー|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''-''|
|~国家|[[フランス]]|~派生先|''-''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|36,100|
|~|>|装甲|10-80mm&br;・艦首・船尾 20-32mm&br;・上部構造 19mm&br;・砲郭 38-50mm&br;・主砲 10-25mm&br;・補助区画 21-32mm&br;・重要区画 10-80mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|10%|
|~機動性|>|機関出力|87,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|33.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|620m|
|~|>|転舵所要時間|9.2秒|
//艦体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、艦体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~主砲発砲時|~火災発生時|~煙幕内からの主砲発砲時|
|~|海面発見距離|13.5km|15.6km|15.5km|6.4km|
|~|航空発見距離|8.1km|10.6km|11.1km|-|
//主砲発砲時の海面発見距離は最終状態(最終砲・最終射撃管制装置・最終船体)の素の主砲最大射程にする
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~艦体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|mod.1|15.6km|0m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~主砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|
|~|-|127mm/54 Mle 1948|8基×2門|HE弾 2100(7.0%)&br;AP弾 2600|3.2秒|6.0秒|
//主砲を装備していない場合、枠ごと削除
//ページの横幅に収まらない場合は口径の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~秒間平均ダメージ|~射程|
|~|-|57mm/60 ACAD Mle 1951&br;127mm/54 Mle 1948|10基×2門&br;8基×2門|255&br;126|4.5km&br;5.2km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット0|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#aaccaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|h
||○|○|○|○|
//アップグレードとは、主砲改良~など、初期状態で搭載できるものを指す
//搭載できないスロットは○だけを消す
//スロット0~4の意味はアップグレードのページを参照
#region(搭載可能アップグレード)
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Main Battery Modification 2-min.png,nolink,30%);|主砲改良2|+15%:主砲旋回速度&br;&color(Red){+5%};:主砲装填時間|
|~|&attachref(アップグレード/Aiming Systems Modification 1-min.png,nolink,30%);|照準システム改良1|-7%:主砲弾の最大散布界&br;+20%:魚雷発射管旋回速度&br;+5%:副砲最大射程&br;-5%:副砲弾の最大散布界|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense 2_0.jpg,nolink,30%);|対空砲改良2|+20%:対空砲座の最大射程|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Damage Control System Modification 2-min.png,nolink,30%);|ダメージコントロールシステム改良2|-15%:消火時間&br;-15%:浸水復旧時間|
|~|&attachref(アップグレード/Steering Gears Modification 2-min.png,nolink,30%);|操舵装置改良2|-20%:転舵所要時間|
|~|&attachref(アップグレード/Propulsion Modification 2-min.png,nolink,30%);|推力改良2|-50%:最大出力への到達時間|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/Concealment System Modification 1-min.png,nolink,30%);|隠蔽システム改良1|-10%:被発見距離|
|~|&attachref(アップグレード/Steering Gears Modification 3-min.png,nolink,30%);|操舵装置改良3|-40%:転舵所要時間&br;-80%:操舵装置修理時間|
|~|&attachref(アップグレード/Target Acquisition System Modification 1-min.png,nolink,30%);|目標捕捉装置改良1|+20%:最大視認距離&br;+20%:魚雷発見距離&br;+50%:敵艦強制発見距離|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Main Battery Modification 3-min.png,nolink,30%);|主砲改良3|-12%:主砲装填時間&br;&color(Red){-13%};:主砲旋回速度|
|~|&attachref(アップグレード/Gun Fire Control System Modification 2-min.png,nolink,30%);|射撃管制装置改良2|+5%:主砲最大射程|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense 2_0.jpg,nolink,30%);|対空砲改良3|+25%:平均対空ダメージ|
//その艦で搭載できないアップグレードは項目ごと消す
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能 消耗品)
搭載可能 消耗品
|CENTER:||CENTER:||c
|>|>|>|CENTER:~十字キー左|
|&attachref(消耗品/応急工作班I.png,nolink,50%);|応急工作班| 無制限 |消耗品の動作時間:5 秒&br;消耗品の準備時間:60 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー上|
|&attachref(消耗品/水中聴音I.png,nolink,50%);|水中聴音|2 回|魚雷の発見:3.1 km&br;艦艇の発見:4.4 km&br;消耗品動作時間:96 秒&br;準備時間:180 秒|
|&attachref(消耗品/対空防御砲火.jpg,nolink,45%);|対空防御放火|2 回|平均対空ダメージ:+200%&br;消耗品の動作時間:40 秒&br;消耗品の準備時間:150 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー右|
|&attachref(消耗品/エンジンブーストI.png,nolink,50%);|エンジンブースト|2 回|最大速度:+20 %&br;消耗品動作時間:180 秒&br;準備時間:120 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー下|
|&attachref(消耗品/修理班I.png,nolink,50%);|修理班|3 回|回復:+180(0.66%) HP/秒&br;消耗品動作時間:28 秒&br;準備時間:80 秒|
詳細は[[消耗品]]を参照
#endregion
//搭載できない物の行は削除してください。
//x の箇所は艦やTierによって違うので各艦ごとに変更してください。
//修理班の毎秒回復量もごく一部の艦では違う可能性があるので、念のため確認してください
//同じ種類の消耗品でも艦によって十字キーの上下左右どのキーに割り当てられるか異なる可能性があるので注意してください
//艦体によって搭載の可不可がかわるものは、右端列(数値表示列)に搭載できる艦体のアルファベットを記入してください
**ゲーム内説明 [#Explain]
コルベールは二次大戦後に設計・建造された防空巡洋艦であり、比較的小柄ながらも強力な 127 mm 両用砲を搭載していました。
就役:1953
同型艦艦数:1
**解説 [#Manual]
-概要
[[フランス]]のレジェンダリー防空巡洋艦。Tier6の[[Atlanta]]のように小口径の速射砲を満載しており、細かい所を除けばフランス版アトランタと言えなくもない。
2022年1月17日から31日までレンタル艦艇として利用でき((レンタル費用として二百万クレジット))、この期間中の運用や実績データを基に次回に本実装される際に性能調整される可能性が高い。上記の記載された性能でいられるのはレンタル期間の間だけなので留意されたし。
%%レジェンダリー艦艇はマッチングが特殊であり、原則としてティア7としかマッチングしない。((それでも尚、PC版に置き換えればティア8帯の戦場にティア10の艦艇を放り込むようなものであり戦力差がかなり乖離してる。))%%
[[アップデート4.7>https://wowslegends.com/blogs/entry/946-秋アップデート-葉隠/]]でレジェンダリー艦艇のマッチングはティア8とレジェンダリーティアのみに変更された。
-''主砲''
127mm砲を16門搭載しており、&color(Red){WoWS実装艦で最強の弾幕を張ることができる};。もちろんDPMもトップ。
装填時間は素の状態で装填3.5秒。艦長スキルとアップグレード「主砲改良3」を組み合わせると約2.9秒で最良値の[[Minotaur]]と同じ数値となる。
しかし、実のところ''特殊な砲塔配置''ゆえに射角に問題があり、16門発砲できることは稀である。
全門が発砲できる角度はほぼ真横、かつ約11.9km以遠に限られる。
8門中6門程度で撃つ状況の方が多くなるだろう。それでも装填時間の関係で[[Minotaur]]とほぼ同等である。
&color(Silver){ちなみにフランスのトレードマーク(?)である消耗品の装填ブースターは搭載できない。残念。};
射程は15.6kmであり、艦長スキルとアップグレード「射撃管制装置改良2」で最大20%の18.7kmとなる。
主砲改良3と射撃管制装置改良2は選択であるため悩みどころ。
弾道は[[Worcester]]以上に山なりで偏差には難がある一方、かなり背の高い島越しであってもHE弾の雨を降らせることができる。
射程を最大まで延伸した場合着弾までには20秒弱かかり、戦艦に当てるのにも苦労する。
AP弾は刺さる場合のDPMが魅力的なのとソ連駆逐と同等の貫通力があるため、遭遇戦では切り札になり得る。
HE弾は口径が同じ米駆のそれと異なり、威力と火災発生率が高い。
しかも[[Atlanta]]同様駆逐艦の[[散布界>主砲]]であり、偏差さえ合えば命中弾そのものが多め。
米ソの巡洋艦専門の艦長たちと違い、力の均衡を所持していない、ドイツ巡洋艦のようにHE弾貫通優遇はないので21mmまでしか貫通できないこの主砲にとっては非常につらい。((対戦するすべての戦艦および同格以上のほとんどすべての巡洋艦は上部構造を除く装甲が25mm以上))
-''魚雷''
残念ながら無い。
とっさの遭遇では弾幕でなんとかする必要がある。
-''対空''
長距離対空砲が5.2kmから始まり、4.5kmから0.1kmまで長、中距離対空砲が両方動作するため対空火力は高い。
単艦で同格空母の艦載機を落としきるのは難しいが、味方対空艦との連携や対空強化エリアの指定によって確実に落としていこう。
なお、消耗品としては水中聴音との選択になるが、対空防御砲火も搭載可能である。
-''抗堪性''
すぐに海底とお友達になってしまう虚弱体質。
HPは同Tier帯の巡洋艦としては悲しい36,100という数値である。
艦長スキルでHP補強はできるだけしておいた方がいいだろう。
ただし、装甲に関しては[[Worcester]]と同様に艦首・艦尾・甲板共に装甲厚が''&color(Red){32mm};''に設定されている((上記の装甲厚の図を参照))。&color(Silver){[[&color(Silver){Minotaur};>Minotaur]]が羨ましそうにこっちを見てるが知ったこっちゃない。};
ここを晒さなければ''大和砲(460mm)未満''の砲口径に対して強制跳弾が可能。遠距離戦ではかなり有効に働くため覚えておいた方がいいだろう。
その代償としてバイタルがソ連艦艇のようにむき出しであり、不用意に側面を晒すと即爆散もありうるので不用意な行動は控えた方がいいだろう。
側面や甲板には30-80mmの装甲があり、[[Minotaur]]よりはやや跳弾可能性に期待をもつことができる。
しかし跳弾しなければ終わりである。跳弾角度に優遇がある米巡、ソ連巡洋艦のAP弾は恐怖。
駆逐艦のAP弾にすら抜かれ得る厚みであり、かと言ってレジェンダリーの船体では『過貫通バリア』は期待できない。
-''機動性''
レジェンダリーで最も機動性が高い巡洋艦の一つである。
最高速度こそ素の状態で33.0ノットしかなく巡洋艦としては不足気味。
しかし消耗品のエンジンブーストで39.6ノット、エピック旗併用で41.4ノットにまで増速する。
アップグレード「推力改良2」併用で停止状態から12秒で30ノットまで加速するのは、あまりに機動性が高すぎて推力改良2をナーフされたかつての[[Lightning]]とほぼ同等。加減速回避が実用の範囲内である。とはいえツリー自体の優遇の恩恵を受け加速だけなら9秒あまりの[[Minotaur]]もいる。
旋回半径と転舵所要時間は共にレジェンダリーとしてはトップクラスに良好で、回避盾をするのにはもってこいである。
隠蔽を捨てることになるが「操舵装置改良3」で機動性を強化すれば、当たらなければどうということはないスタイルで戦場を駆け巡ることができるだろう。
-''隠蔽性''
素の状態で13.5km、最良値で9.8kmと軽巡としては標準的な数値。((フランス艦長御用達の&color(Red){''[[総力結集>艦長スキル(あ~さ)#souryokukessyuu]]''};を使えばさらに伸ばせる。))
ライバル艦としては[[Worcester]]と互角、[[Minotaur]]に劣るが流石に大型巡洋艦には勝る。
-''総評''
もはや魚雷の無い駆逐艦である。(([[Friesland]]「・・・」))
新たな体験を求めて技術ツリーを開拓しまくったプレイヤーに用意された、究極のイロモノである。
考えられる運用法は大きく2つに分けられるだろう。
一つは脆弱な抗堪性を隠すために[[Worcester]]のように島影に籠もる戦術である。
[[Worcester]]よりも射程を伸ばすことができ、高い弾道で位置取りの自由度も高い。
エンジンブーストがあるため敵駆逐を追いかけたり、ピンチからの逃走も容易。
しかし視界をとるのは完全に他の味方に依存することになる。
島影艦の必需品レーダーがないのも戦略的にマイナスとなる。
もう一つは[[Charles Martel]]のように、開けた場所で敵弾を回避しながら戦う戦術である。
およそ15km以上離れていれば戦艦砲弾もかなり避けることができる。
この距離であれば16門斉射も可能で、トリガーハッピーな本艦の性質とも相性が良い。
問題は、自艦が敵に当てるのよりも敵が自艦に当てる方がよっぽど簡単という点である。
動的に遮蔽物を使い射線を管理することは常に考えておく必要がある。
実戦ではこの2系統の戦術を状況に応じて切り替えながら戦うことになると思われる。
膨大な経験値を積み上げてこの艦を入手したプレイヤーなら何とかなるはずだ。
**史実 [#History]
#region(艦歴)
第二次世界大戦終結後、フランス海軍は戦前に起工しドイツに鹵獲され、その後奪還した[[De Grasse]]を完成させた。
しかし大戦後の世はまさに大航空時代となっており、艦隊決戦を前提とした砲填艦艇は既に時代遅れのものとなっていた。
そこでフランスは国力の回復に伴い空母機動艦隊を編成し、その中核戦力となる空母直衛の防空巡洋艦を2隻整備することになった。その防空巡洋艦の1隻が改装したDe Grasseであり、もう1隻がColbertである。
兵装は54口径127mm連装砲8基の他、多くの対空兵装を搭載しており、米海軍[[Atlanta]]級と似ている。しかし大戦前に起工した防空巡洋艦とは異なり、Colbertは既にミサイルの時代となった戦後に起工されたこともあって設計時点においてミサイル兵装と電子戦設備の追加が考慮に入っている。
その甲斐あってか、旧式化・老朽化著しいDe Grasseが1973年に退役となる中、本艦は1972年に主砲を55口径10cm単装砲に換装したり、大戦で鹵獲したナチス・ドイツ軍の地対空ミサイル「Hs.117」を改良発展させた対空ミサイル「マズルカ」の発射機を搭載するなどしている。1982年には%%フォークランド紛争で憎き憎き英国にトラウマを植え付けたことで有名な%%エグゾセ対艦ミサイルも追加している。
そんな本艦は、ミサイル巡洋艦改装前は世界でも貴重な見栄えのいい砲填艦だったためか大統領を乗せて各国を外遊するために使われる等、外交上重要な船舶として活躍する機会が多く、逆に軍艦として戦闘を交えることは殆どなかった。特に本艦の特徴である127mm砲は終ぞ1度も砲門を開くことなく(唯一の実戦参加は1991年の湾岸戦争だが、戦闘自体は経験していない)、1993年に退役。
その後博物館船としてボルドー港に係留されることになった。しかし船体の老朽化と市の財政難によって2007年に閉館。機関など一部艤装がヘリ空母「Jeanne d'Arc」と共通だったため、共食い整備用の予備艦艇としてブレスト軍港に保管される。その後、Jeanne d'Arc退役に伴いスペアパーツとしての役割を終えたColbertも完全に引退……だったはずなのだが、予算の都合からか2014年まで係留放置された。
2014年にスクラップとして売却、2016年にブレスト軍港を離れ、2018年に解体完了した。
#endregion
**小ネタ [#Digression]
#region(外交上での活躍)
軍艦としては活躍の機会が無かった本艦であるが、1972年にミサイル巡洋艦として改装を受ける前は「戦後に造られて見栄えの良い軍艦」として大統領を乗せて各国を周遊したりフランスの外交上重要な役割を果たしている(なお、唯一実戦に参加したのは1991年の湾岸戦争においてであるが、戦闘は経験して居ない)。武勲こそ挙げてはいないものの、幸運な艦であったと言えるだろう。
#endregion
#region(艦名の由来)
艦名の元となったのは「ジャン=バティスト・コルベール」。17世紀のブルボン朝フランスにおいて、ルイ14世の財務総監(現代の財務大臣、大蔵大臣に相当)を長年に渡って務め、重商主義的なコルベールティズムを推し進めた人物である。1664年に財務総監に就くと経済先進国であるオランダを手本とした財政再建に取り掛かる。リシュリュー以来の中央集権的官僚制を整備し国家権力の掌握に努め、輸出増・輸入減のための保護関税の制定、特権マニュファクチュール(国王から各種特権を与えられて設立された各種の製造工場)、国営工場の設立、農業の奨励等を始めとした国内産業の育成に努めた。同時に海外への植民活動(主にカナダ)の拡大も行い、国内国外共に国家財政の安定化に努めた。また1669年には海軍大臣も兼任し、フランスの海外植民地間の航路の安全確保や海上勢力の復興にも力を入れた。しかし、極端な貿易保護政策はオランダ戦争(1672~1678年)勃発の一因ともなり、戦争の結果はコルベールの構想を頓挫させ、同時にルイ14世に疎んじられたことから1683年、64歳にて死去。
#endregion
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#pcomment(./コメント,reply,10)