*アトランタ級軽巡洋艦 アトランタ [#k4405be8]
#attachref(./Atlanta(3_1)_1.jpg,nolink,39%)
#region(他画像)
#attachref(./Atlanta(2_1)_0.jpg,nolink,33%)
#endregion
#region(Atlanta B)
2019年11月のブラックフライデーセールにて発売されたブラック迷彩のアトランタ。独立した艦艇でオリジナルアトランタと同時に所有できる。諸元はまったく同じ。
#attachref(./75492500_924970764564268_1431472553481732096_o.jpg,nolink,47%)
#endregion
#fold(灼熱の熱帯迷彩){{
&attachref(./Atlanta003.jpg,nolink);
}}
#contents
*性能諸元 [#Ability]
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|6|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|-|
|~国家|[[アメリカ]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|27,500|
|~|>|装甲|13mm-89mm&br;・防郭 13mm-89mm&br;・艦首/艦尾 16mm&br;・砲郭 13mm&br;・装甲甲板 13mm-32mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|-|
|~機動性|>|機関出力|75,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|32.5ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|610m|
|~|>|転舵所要時間|8.4秒|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~主砲発砲時|~火災発生時|~煙幕内からの主砲発砲時|
|~|海面発見距離|11.4km|0.0km|0.0km|5.2km|
|~|航空発見距離|7.2km|0.0km|0.0km|-|
//主砲発砲時の海面発見距離は最終状態(最終砲・最終射撃管制装置・最終船体)の素の主砲最大射程にする
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|-|Mk7 mod.1|11.1km|98m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|-|127mm/38|8基×2門|HE弾 1800(5%)&br;AP弾 2100|5.0秒|7.2秒|HE Mk32&br;AP/SC Mk38|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|-|533mm Mk15 mod.3|2基×4門(4門)|16633|98秒|4.5km|65kt|1.3km|
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~艦体|~口径|~基数×門数|~秒間平均ダメージ|~射程|
|~|A-| 20mm Oerlikon Mk4&br; 28mm/75 Mk2 mod.2|8基×1門&br;4基×4門| 29&br;27| 2.0km&br;3.1km|
|~|~| 127mm/38 Mk32 mod.12|8基×2門| 121| 5.0km|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット0|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#aaccaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|h
||○|○|○||
//アップグレードとは、主砲改良~など、初期状態で搭載できるものを指す
//搭載できないスロットは○だけを消す
//スロット0~4の意味はアップグレードのページを参照
#region(搭載可能アップグレード)
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Main Battery Modification 2-min.png,nolink,30%);|主砲改良2|+15%:主砲旋回速度&br;&color(Red){+5%};:主砲装填時間|
|~|&attachref(アップグレード/Aiming Systems Modification 1-min.png,nolink,30%);|照準システム改良1|-7%:主砲弾の最大散布界&br;+20%:魚雷発射管旋回速度&br;+5%:副砲最大射程&br;-5%:副砲弾の最大散布界|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense 2_0.jpg,nolink,30%);|対空砲改良2|+20%:対空砲座の最大射程|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Damage Control System Modification 2-min.png,nolink,30%);|ダメージコントロールシステム改良2|-15%:消火時間&br;-15%:浸水復旧時間|
|~|&attachref(アップグレード/Steering Gears Modification 2-min.png,nolink,30%);|操舵装置改良2|-20%:転舵所要時間|
|~|&attachref(アップグレード/Propulsion Modification 2-min.png,nolink,30%);|推力改良2|-50%:最大出力への到達時間|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/Concealment System Modification 1-min.png,nolink,30%);|隠蔽システム改良1|-10%:被発見距離|
|~|&attachref(アップグレード/Steering Gears Modification 3-min.png,nolink,30%);|操舵装置改良3|-40%:転舵所要時間&br;-80%:操舵装置修理時間|
|~|&attachref(アップグレード/Target Acquisition System Modification 1-min.png,nolink,30%);|目標捕捉装置改良1|+20%:最大視認距離&br;+20%:魚雷発見距離&br;+50%:敵艦強制発見距離|
//その艦で搭載できないアップグレードは項目ごと消す
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能 消耗品)
搭載可能 消耗品
|CENTER:||CENTER:||c
|>|>|>|CENTER:~十字キー左|
|&attachref(消耗品/応急工作班I.png,nolink,50%);|応急工作班| 無制限 |消耗品の動作時間:5 秒&br;消耗品の準備時間:60 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー上|
|&attachref(消耗品/水中聴音I.png,nolink,50%);|ソナー|2 回|消耗品の動作時間:94 秒&br;消耗品の準備時間:180 秒&br;魚雷発見:2.9 km&br;敵艦発見:4.2 km|
|&attachref(消耗品/対空防御砲火.jpg,nolink,45%);|対空防御放火|2 回|平均対空ダメージ:+200%&br;消耗品の動作時間:40 秒&br;消耗品の準備時間:150 秒|
|>|>|>|CENTER:~十字キー右|
|&attachref(消耗品/警戒レーダーI.png,nolink,50%);|警戒レーダー|2 回|消耗品の動作時間:25 秒&br;消耗品の準備時間:180 秒&br;敵艦発見:8.4 km|
詳細は[[消耗品]]を参照
#endregion
**ゲーム内説明 [#ybaab16a]
//アトランタ級は、127mm両用砲を搭載する軽巡洋艦であり、駆逐艦と組み合わせての運用を前提に設計され、1940年から1942年にかけて合計8隻建造されました。このうちアトランタとジュノーの2隻は第三次ソロモン海戦において戦没しましたが、特筆すべき点として、日本軍潜水艦の雷撃により轟沈したジュノーにはサリヴァン5人兄弟が乗り組んでおり、その全員が戦死しました。この悲劇は米軍がSole Survivor Policy(唯一の生存者規定)を導入するきっかけとなりました。
アトランタ級は、駆逐艦隊を指揮する嚮導艦として設計されました。巡洋艦としては比較的小型ですが、強力な対空兵装が備えており、雷装および多数の両用速射砲を搭載していました。
**解説 [#z49e4eb5]
-''概要''
''[[初心者で購入を検討されている方へ>課金について#ub90aa72]]''
Tier6の[[アメリカ]]プレミアム巡洋艦。12,500ダブロン、もしくは500,000グローバルEXPで購入できる。
数多いアメリカ艦艇の中でも際立って尖った性能をしており、他の巡洋艦とは使用感が根本的に異なる。&color(Silver){プレミアム艦とは本来かくあるべし。};
-''主砲''
驚いた事に&color(red){射程がたったの''12.1km''しかない。};繰り返す、''射程が12.1kmしかない。''
これは全巡洋艦の中でもワーストを争うほどの極端な短射程であり、本艦の最大の短所であり、(良くも悪くも尖った)特徴と言える。
ただし、''射程の短さは悪い事ばかりではない''という事も頭に入れておきたい(後述)。
~
防空巡洋艦として誕生した本艦は、両用砲である127mm連装砲を片舷7基、''計14門''を指向可能。アメリカ駆逐艦の主砲と共通の砲弾を巡洋艦の船体(と発見距離)で運用しなければならないが、最大14発の弾を装填速度5.0秒で敵艦にお届けすることが出来る。
しかし、その投射量と引き換えに、''射程距離が極端に短いうえに低弾速かつ、弾道特性が鋭角な山なりになっている。''
特に''射程距離ギリギリにもなると最大ズームだと敵艦を画面からはみ出させなければならない程の大きな偏差を求められる。''
射程を延長した場合は更にそれが顕著になってしまい、''着弾まで10秒以上かかる''という異様な当てづらさになる事も珍しくない。
いちおう、艦長スキルで最大限に射程を延長すれば約14kmまで延ばせるが、前述の弾道特性により、延長した分を当てるのは非常に困難で火力の向上に寄与しないケースが多い。
投射量の多さも相まって、さながらすだれ花火のような特異な光景になりがちである。
また、砲自体は駆逐艦のそれであるため貫通力や一発あたりの火力は期待できず、投射量の割にはダメージが伸びないことがほとんどである。
しかし、''不足している貫通力は艦長スキルの&color(blue){「力の均衡」};を利用することである程度ではあるが改善される。''
主にTier6-7戦艦の艦首・艦尾にダメージを出せるようになり、ダメージ効率が目に見えて上がるため、強化素材が溜まったら是非取っておきたい。
ただし、それと引き換えに一発あたりの与ダメと着火率が減少してしまうというデメリットも付随する(それでも苦労して当てたのにダメージ0よりはよっぽどマシである)。
このため、''よほどのこだわりがない限りは力の均衡の使用が強く推奨される。''
非常に当てにくい砲ではあるが、当てなければお話にならないので頑張って慎重に花火を打ち上げよう。
それでも一応接近すれば、腹を晒した軽巡洋艦相手にはAP弾によるバイタルパートの貫通を狙うこともできる。
抗堪性の低さのせいで正面切っての射撃戦は全く向いていないおらず、全力で逃げ回りながら砲撃戦を行うことになるため、活躍するにはかなりの熟練が必要となる。
なお、駆逐艦並みの超高速で砲塔旋回が可能かつ、リロードが相当速いので、上手く相手の真横を取れた場合の接近戦は非常に強い。
対駆逐艦については姿を10km以内に捉えようものなら、その圧倒的な投射量で大損害を与えられる。数秒のうちに駆逐艦のHPが蒸発する光景は見物である。
また煙幕を張られても自前のレーダーやソナーで丸裸にできるので、駆逐艦を見つけたら絶対に生かして帰さないくらいのつもりで仕留めたい。
ただし、距離を取られてしまうと途端に当てにくくなるため深追いは禁物。後述するように装甲は無いも同然で全くあてにならない。
注意事項として、[[Z-31]]のように強力なAP弾を有する駆逐艦相手の場合、無防備に横腹を晒してしまうとあっさりバイタルパートを複数抜かれて致命傷を負って返り討ちにされてしまう事も珍しくないので無理な深追いは厳禁である。
-''魚雷''
4連装を左右に計2基装備しているが、''射程が4.5kmしかない''のでお守り程度に考えよう。
本艦の抗堪性が極めて悪い関係上、好き好んで接近戦を挑むような船ではないので、あくまでも最後の切り札という認識で。
しかし、島陰からこっそり接近出来た場合など、撃てる機会があれば忘れずに使おう。威力は高く、クリーンヒットさせれば戦艦相手でも一撃で轟沈を期待できる。
-''対空''
防空巡洋艦と呼ばれるだけあって主砲が全て両用砲なのでTier6でもトップクラスに高い対空能力を持つ。射程の長い両用砲の対空砲火の威力が特に高い。
空母のいる試合では防御砲火を使用出来ない場合であっても敵機への強烈な殲滅力を発揮するので、存在するだけで相手空母へのかなりの抑止力になる。
UGと艦長スキルと対空防御砲火を併用すれば、相手艦載機はたとえ格上Tierであっても大損害を免れない。
ただし、中距離砲を持たないため長・短距離砲の有効ゾーンがそれぞれ大きくなっており((爆発の密度が下がり、対空防御砲火の適用ゾーンも狭まる))、近距離の火力はけして高くない。
低い抗堪性を補って自衛する為に対空に特化するのも一興。
-''抗堪性''
一言でいえば「動く棺桶」である。修理班も持っていない。
このTier帯では絶望的な程に紙装甲かつHPが低く、試合開始時点で既に棺桶に片足を突っ込んでいるようなものである。
また、砲塔が多いと言うことは弾薬庫が大量に配置されていることと同義である。そのために被弾、貫通されるとあっという間に瀕死になるか「破壊的一撃」を献上する羽目になる。
砲塔が多いので全身がバイタルパート…かと思いきや、見た目に反して意外とバイタルパートは小さめ。
とは言え紙装甲であることは間違いない。船体外殻の装甲は13mmとティア5巡洋艦並で、これは''8インチ以上のAP弾に強制貫通される。''
''戦艦の砲撃をまともに喰らおうものなら高確率で瀕死か破壊的一撃は免れない''ので注意。
また、砲塔が非常に脆いので、砲塔の複数大破は日常茶飯事である(数は多いので多少は目を瞑れるのが救いだが)。
主砲が低威力かつ高発射レートのためひたすら撃ちまくってしまいがちだが、撃つべき時と我慢して隠蔽する時を周囲の状況に応じてしっかり使い分けないと生き残る事は難しい。
元より見付かったら優先的に狙われやすい艦なので、すぐに死ぬという人は陰に隠れられるまでは隠蔽状態を維持する事を意識すると良い。
-''機動性''
速力32.5ノットは一般的な巡洋艦のレベルで特別早くも遅くもない。
一方で旋回半径と転舵所要時間が短く、駆逐艦に迫るほど小回りがきく。加速性能か転舵性能のどちらかをUGで補強してやろう。
-''隠蔽性''
隠蔽は11.9km、隠蔽アップグレードと迷彩装備で10.3kmと優秀でアメリカ巡洋艦ではトップクラス。少しでも生存率を上げる為に最大限に隠蔽を補強しておきたい。
艦長スキルで更に特化すると''最良8.5km''とカウンターレーダーすら可能なほど非常に良好である。&color(silver){ただし、その場合は肝心の力の均衡が使えなくなる…};
抗堪性の問題により、相手に接近して不意打ちを仕掛ける用途には向かず、有利な位置取りをするためと考えた方がよいだろう。
-''消耗品''
Tier6としては珍しく[[Indianapolis]]、[[Shchors]]、[[Tallinn]]と同様に警戒レーダーを持っている。効果時間は25秒、距離8.5kmで2回使用可能である。
また、ソナーと対空防御砲火の2択で搭載できるので、好みに応じて使い分けよう。
&color(silver){しゅうりはん?なにそれおいしいの?};
-総評
本艦を運用する上で常に頭に入れておきたいのは&color(red){''「闇雲に撃ってはいけない」''};の一点に尽きる。
''周りに遮蔽物の無い場所では機動性を活かして回避するしか活路がないので、敵艦の砲撃を確認してから回避運動を行うのは本艦を運用する上で必須のプレイヤースキルと言える。''
優れた投射量のために、トリガーハッピーな艦というイメージが強いと思われるが、その本質は対空面を除いては艦の性能に甘える事など一切許されず、島や僚艦を上手く利用するなどの&color(blue){非常にシビアな立ち回りを要求される玄人向けの艦である。};
非常に撃たれ弱く一発の重さもないが、その圧倒的な投射量は必要以上に目立ってしまう為、常に敵から最優先で狙われるものと考えておこう。
高い弾道特性を活かしたポジション取りを心がけ、島陰や味方の煙幕に隠れてこれでもかという砲弾の雨を降らせて相手に嫌がらせするのが主な仕事になる。
こう書くとどうしようもない印象を持つかもしれないが、その独特な使用感から「使うのは難しいが使いこなせると非常に楽しい」・「噛めば噛むほどに味が出るスルメ艦」と言え、それを愛する熱心なファンも多い。
また、アトランタはTier6では珍しいレーダーを搭載している艦である。空母がいなくて対空性能が活用出来なくとも、レーダー射撃による対駆逐艦の能力は高い。
ただし、レーダーの射程がそこまで長くはないため、ある程度前に出ないと上手く活用する事ができず、使用するタイミングが難しい。自力のみで処理する事にこだわらず、味方との連携を心がけよう。
本作の仕様上、射程から外れた位置まで移動すれば発見距離から外れて隠蔽に入れるので、主砲射程の短さを逆手に取って射程ギリギリで付近で戦い、都合が悪くなったら即離脱を試みるという手が可能である。
当然ながら複数の方向から見られている状況では無意味なので、他の軽巡以上にひときわ慎重な行動が求められる。
~
この艦に興味を持った人は実際に購入する前に次の点をよく考えることをオススメする。
「中~近距離向けな性能なのに、被弾に対して非常に脆い巡洋艦」という、プレミアム艦の中でもひときわ尖った性能のため、深く考えずに買うと「買ったはいいが使いにくくて港のオブジェ」となる危険性が非常に高い艦である(買ってから無理やり慣れるという考えもあるが)。
公式ムービー[[[[Premium Ship Spotlight: Atlanta>https://www.youtube.com/watch?v=4BL3WqoHyu4]]]]
-備考
掲示板での愛称は「らんらん」
(´・ω・`)らんらん♪
**史実 [#History]
#region(艦歴)
アトランタ級はオマハ級の後継艦として建造された軽巡洋艦であるが、発達する航空機の脅威に対抗するため38口径5インチ両用砲を主砲に多数搭載した防空巡洋艦として知られている。この38口径5インチ砲が登場する以前の米艦艇は5インチ砲でも対艦(平射)用の51口径と対空用の25口径の異なる砲を搭載していて効率が悪く、対艦・対空両方で使える両用砲が開発されて以降、統一されるに至った。また前述した経緯から水雷戦隊旗艦として運用されることも想定し4連装魚雷発射管を2基装備していたが、旗艦として求められるはずの水上機運用能力は無く、一部では砲熕武器での打撃力不足から装備されたものとも推測されている。装甲は垂直が最大で89mm、水平が32mmとブルックリンやクリーブランドと比べ薄い。
アトランタ級は8隻の建造が戦前に決まり、さらに3隻が戦時中に追加され、合計11隻が建造された。
1番艦アトランタから4番艦サンファンまでが5インチ砲8基16門搭載、5番艦オークランドからは復元性を考慮して5インチ砲2基を撤去した12門、9番艦ジュノー(2代目)からは魚雷発射管を撤去。これらを初期型、中期型、後期型と分類することもある。追加3隻の後期型は戦後に竣工した。
大戦を通して奮戦し、機動艦隊に随伴すれば防空巡洋艦と呼ばれる通りの活躍で南太平洋海戦やマリアナ沖海戦では日本の攻撃隊に大打撃を与えた。ネームシップのアトランタと2番艦のジュノーの2隻がいずれも第3次ソロモン海戦の戦闘で沈没した。
アトランタ級の中でも特筆すべき艦は3番艦「サンディエゴ」である。
1942年1月10日に就役した後、主に防空軽巡として空母の直衛に当たる。ソロモン諸島の戦いでは護衛対象である空母「ホーネット」を守りきることができず、姉妹艦であるアトランタとジュノーを立て続けに失う。
大切な仲間を失いながらも、サンディエゴは太平洋戦争における22の主要作戦のうち19もの作戦に参加し、総合航海距離は、終戦時点で48万kmに達した。護衛艦だったので目立った戦果というのはないのだが、終戦後初めて東京湾へ入港するという名誉を果たしたのはサンディエゴである。また第二次世界大戦において18個の従軍星章を授与される。これは武勲艦として名高い空母「[[エンタープライズ>Enterprise]]」に次ぐ第2位の受勲数であり、彼女の活躍ぶりがわかる。
【参考】
紛らわしいことに、アトランタ級には2隻のジュノーという名の艦が存在する。沈没した2番艦のジュノーと1946年に就役した9番艦の2代目ジュノーの2隻。
伊-26の雷撃により沈没した2番艦のジュノーには5人兄弟が乗っていたが全員戦死している。生存者は10人だった。
#endregion
**小ネタ [#r9077913]
第三次ソロモン海戦で、探照灯を照射した暁を沈めたのがアトランタである。
しかし暁同様、探照灯を照射していたのが仇となって比叡と長良から集中砲火を浴びた上に味方から誤射されて指令部が壊滅した挙げ句、撃沈直前に暁が放った魚雷で致命傷を受けてしまい、最期は自沈処分となった。
ジュノー(初代)は暗闇の中での乱戦で多数の命中弾を受けて戦場を離脱した後に、伊26の雷撃で撃沈された。
*編集用コメント [#l0e2ce71]
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#endregion
*コメント欄 [#j244bc5b]
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