ヨハン・デ・ウィット級巡洋艦 ヨハン・デ・ウィット



性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 8 | 種別 | ツリー艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Haarlem |
| 国家 | オランダ | 派生先 | - |
| 生存性 | 継戦能力 | (A) 42,100 (B) 45,900 | |
| 装甲 | 全体 16-360mm ・艦首・船尾 25-40mm ・上部構造 16-100mm ・砲郭 40-225mm ・主砲 30-250mm ・重要区画 40-200mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 19% | |
| 機動性 | 機関出力 | 156,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 32.1ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 740m | ||
| 転舵所要時間 | (A) 16.7秒 (B) 11.9秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 12.1km | 15.9km | 14.1km | 7.7km | |
| 航空発見距離 | 7.3km | 12.1km | 10.3km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| A-B | mod.1 | 14.5km | 0m | |
| mod.2 | 15.9km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 240 mm/55 QF | 3基×3門 | HE弾 3,400(20.0%) AP弾 6,100 | 14.0秒 | 30.0秒 |
| 副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 120mm/50 MODEL 1942 | 6基×2門 | HE弾 1,700(7%) | 3.0秒 | 5.0km |
| 空爆 | 機体 | 小隊数 | 出撃機数(HP) | 爆弾搭載量(総数) | 射程 | 最大ダメージ(火災) | 装甲貫通力 | 再出撃 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Fokker T.V (前期) | 2 | 10(2,050) | 6(60) | 12.5km | HE弾 5,300(33%) | 34mm | 105.0秒 | |
| Fokker T.V (後期) | HE弾 5,600(35%) | 36mm | 100.0秒 |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 20mm Oerlikon Mk.Ⅱ | 14基×1門 | 50 | 2.0km | |
| 40mm/56 Bofors | 14基×1門 | 106 | 3.5km | ||
| 120mm/50 MODEL 1942 | 6基×2門 | 146 | 5.2km | ||
| B | 20mm Oerlikon Mk.Ⅱ | 14基×2門 | 85 | 2.0km | |
| 40mm/56 Bofors MODEL 1936 | 14基×2門 | 318 | 3.5km | ||
| 120mm/50 MODEL 1942 | 6基×2門 | 146 | 5.2km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ | ○ | ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | |
| 2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | |
| 3 | ![]() | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% |
![]() | 操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | |
![]() | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
| 4 | ![]() | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 |
![]() | 射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 -3%:主砲の散布界 | |
![]() | 副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | |
![]() | 対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・開発ツリー
| 軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
| 当艦 | ━ | モジュールスロット1 (989) | ━ | モジュールスロット2 (120,000) | ━ | モジュールスロット3 (150,000) |
| 船体 | ||
|---|---|---|
![]() | Johan de Witt 船体 B | 5,000,000 |
| 射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | 照準装置 Mk 9 mod.2 | 625,000 |
| 空襲 | ||
![]() | Fokker T.V. mod.5 | 625,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 水中聴音 | 2 回 | 消耗品の動作時間:100 秒 消耗品の準備時間:180 秒 魚雷発見:3.5 km 敵艦発見:5.0 km |
| 十字キー右 | |||
![]() | 対空防御砲火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 |
| 十字キー下 | |||
![]() | 修理班 | 3 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:40 秒 回復:0.5% HP/秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
本艦は、1939年に提案された巡洋艦計画の代替計画であり、9門の9.45インチ(240mm)砲から成る兵装を維持し、適切な装甲と速度を実現していましたが、より大きな排水量を必要とするものでした。本案はその高い速力により、必要に応じて敵との交戦を避けることが可能でした。また、強化された兵装と装甲により、一部の日本巡洋戦艦に立ち向かうこともできるはずでした。しかし本計画は実現には至らず、その後の作業は、11.14インチ(283mm)の主砲を搭載した重巡洋艦の設計に向けられました。
設計年:1939
解説
- 概要
オランダのTier8大型巡洋艦。ほぼ巡洋戦艦である。
- 抗堪性
艦首喫水線にすべての戦艦砲を弾く40mm装甲がぐるりとあるのが特徴。正面の抗堪性は高い。
また甲板のみレジェンダリー重巡標準の30mmであり、16インチAPや小口径IFHEを弾く効果がある。
HPは同格ツリー巡洋艦の中ではやや多めといった程度。Tier8であるので消耗品で回復が可能。
バイタルは27+225mm+25mmのタートルバックで守られているが、上面の装甲が30mmに留まるためAdmiral Hipperなどと同様に431mm以上のAP砲弾が強制貫通して飛び込む余地がある。
また注意すべき点として大型巡洋艦となる為、火災や浸水の復旧時間が戦艦基準である(オランダ巡洋艦はTier8から戦艦基準となる)。
巡洋艦と思ってそのままにしていると丸焼きにされてしまうのでUGスロットにダメージコントロール改良2を付けたり、艦長スキルを付与するなどして対策を取ろう。
- 主砲
重巡としては大口径の240mm砲を搭載。散布界は戦艦よりはマシだが巡洋艦としてはバラける、いわゆるシュペー散布界である。
射程が高Tier戦場では非常に短い15.9kmしかない。艦長スキルとUGで補強して18.3kmまで伸ばすことはできる。
砲弾の最大ダメージは口径なりに重い。APの貫通力で少し劣る以外は弾速含めてHenri IVの240mm砲に近い。
遠距離主体の戦いが多くなるレジェンダリー戦場では、射程外から大口径砲を叩き込まれて沈む、ということも少なくない。しかし隠蔽がこの手の巡洋艦としては優秀なため、ここぞという時に主砲を使っていくべき。
燃えやすい日本戦艦、ドイツ戦艦を「主砲で着火→敵艦が応急修理班を使う→空襲で再び着火」のサイクルが良い。
- 空爆
最小射程0.75km、最大射程は12.5km。約3kmまでは12秒前後、約3kmから先は、目標まで14.64秒で攻撃する。
目標到着まで約11.14秒、投下から弾着まで約3.50秒の計14.64秒である。
1小隊10機編成、1機体6発の140kg爆弾を搭載していてレジェンダリー爆撃機並みの威力があるものの貫通できるのは36mmまで、準備時間は80秒とHaarlemと同じく長めだが上手く命中すれば1小隊でも戦艦に対してかなりの痛打を与えることができる。1小隊の準備が終わると2小隊目の準備に入る。
前級同様2小隊の同時攻撃が可能だがその分160秒間待つ必要があるのも同じ。しかし、2小隊同時に発進させることにより煙幕にこもる駆逐や移動している相手にも当てやすくなる。
- 対空火力
爆発数7の長距離対空砲に、非常に威力の高い中距離対空砲を備えている。
飛び抜けているNeptuneを除けば、Tier8では最強クラス。
しかも消耗品で確定で対空防御砲火を持っているため、レジェンダリー艦載機も怖くないだろう。
- 機動性
悪くはないが良くも無いと言った所。ソ連よりマシ
最高速度は32.1ktと標準的な重巡洋艦や大型巡洋艦よりやや遅め、Tier7~8帯では同格に自身より高速を発揮する艦艇が巡洋艦だけでなく戦艦にも存在するので押し引きは慎重に見極めたい。
一方旋回半径、転舵所要時間共に他国の大型巡洋艦より優れており重巡洋艦程度の反応は出来る。
- 隠蔽性
最大の強みといっても良い。最良隠蔽は9.6kmまで縮む為、日巡等一部を除いたマッチング帯の巡洋艦に対して主導権を得る事ができ、前述の射程12.5kmの空爆と合わせて"隠蔽空爆"の様な芸当も可能なのでいざと言う時の為に覚えておいて損はない。
- 総評
空爆、主砲共に射程が短く、隠蔽性も同格トップクラスなため、序盤によく前に出がちになってしまう艦である。
しかし、装甲が有るとはいえこのTier帯では普通に戦艦に貫通されてしまうし、火災や浸水も戦艦基準なので、前に出るタイミングや後退するタイミングを見極めないと一人取り残されて集中砲火を受けてしまうだろう。
だが共に良好な発火率を持つ240mm砲の威力と空爆というアドバンテージは敵から見れば脅威であり持ち前の装甲、対空火力と合わせて中盤以降にしぶとく戦っていく艦と言える。空爆は無理に当てずオマケ程度と構え、冷静に使うタイミングを見極めよう。
史実
小ネタ
本艦の艦名の由来はネーデルラント連邦共和国(16~18世紀に存在した現在のオランダの元となった国)の政治指導者である「ヨハン(もしくはヤン)・デ・ウィット」に由来する。彼は1625年9月にドルトレヒトの名門であるデ・ウィット家に生を受け、ライデン大学で学んだ後は兄のコルネリスと共にヨーロッパ諸国を外遊してその見聞を広めた。帰国後は弁護士として活動する傍ら、1650年に25歳の若さでドルドレヒト市長に選出される。1653年には当時のオランダ共和国における最高指導者であるホラント州法律顧問に就任、その後も何度も再選されている。
オランダが第1次英蘭戦争に敗北した1654年4月、終戦のための条約として批准した「ウェストミンスター条約」における大幅な譲歩を迫られた彼は国の財政再建を目指す傍ら、海軍力の増強に努めた*1。ところが1665年には英国が再度宣戦布告して第2次英蘭戦争が勃発。しかしフランスとスペイン間で行われた「ネーデルランド継承戦争(1667年~68年)」においてフランスの影響力強化を恐れた彼は、英国とは協力する方向に転換、英国の大使と共謀してオランダ・イングランド・スウェーデンの3国による同盟を締結。これにより英国とは和睦しフランスを牽制できると考えたのもつかの間、フランスのルイ14世は裏工作により英国とスウェーデンを同盟から切り離すことに成功…オランダは事実上孤立してしまう事となった。
1672年3月に英国がオランダに宣戦布告して第3次英蘭戦争が勃発するとフランスも宣戦布告。海から英国海軍が、陸からフランス陸軍が同時に攻めてくるという苦境に立たされる事となった。この危機に際して彼の陸軍軽視の政策や対外政策の不味さが不満となって噴出、クーデターが発生。後に明らかになった過去の失政や公金横領疑惑等により逮捕が目前となっていた1672年7月、先に逮捕され追放処分となっていた兄コルネリスの求めに応じてヘバンゲンポールトを訪れた際に、群衆によって引きずり出されて兄弟共に私刑に処せられ逆さに吊るされた。
File not found: "B02330EE-4291-44FF-B057-32701AA3F4F0.jpeg" at page "Johan de Witt"[添付]
この時代においては、かつて栄華を誇ったスペインは三十年戦争(1618~1648年)において疲弊しきっており1648年に「ヴェストファーレン条約」を締結してオランダの独立を承認(これにより彼は帰国する事となった)。彼が帰国した頃のオランダは大規模な東アジア・東南アジア貿易による港の収益と、西洋における当時最大規模の商業地域(フランドル地方)を擁する収益との合わせ技で、莫大な富を築いていた。
しかしこの頃のオランダ国内は「総督派」と呼ばれる「オラニエ公ウィレム3世」を中心とした貴族によって構成されたグループと、「議会派」と呼ばれる新興の都市商人によって構成されたグループが内紛を起こしており、彼は議会派の指導者の一人であった。これらの内紛はオランダが独占する貿易収益の横取りを狙うイギリス、そしてネーデルランド南部に領土的野心を持つフランスに当然の如く利用されてしまい、国内の意思統一を欠いた状態で国際戦争を戦っていく事になる。国内の派閥争いにおいては有能であった彼も、大国を相手取っての外交・政治工作においては明らかに力不足であり英仏双方に翻弄された結果…失政に怒った民衆により吊るされる事になるのは上で述べた通りである。
彼ら兄弟が死んだ後も英仏の侵攻は止まらず、ウィレム3世がオランダ総督として軍の指揮を執りつつ英国を中立の立場にする事に成功、更に神聖ローマ帝国やスペインと同盟を組みフランスを牽制。フランスはスウェーデンを味方に引き入れる等戦争の規模が拡大していった。ところがウィレム3世がイギリス王チャールズ2世の親族と結婚する事になった上に、フランス国内でも戦費の増大により国民の不満が爆発、暴動が起きる事態となった事からフランスも講和に踏み切る事となった(ナイメーヘンの和約)。これによりオランダの危機は去り、領土を回復することができた*2。
コメント欄
- オランダツリー作成しました。細かい所はお願いします。 -- 2025-03-10 (月) 20:11:30
- 見間違いかもしれないけど、ディフェンスのHEをこいつの後部砲塔に当てたら2つとも大破できた。そんなことあるんかね? -- 2025-04-16 (水) 21:54:56
- ディフェンスのHEは貫通力89mmだから破壊はできないと思うがALチャパエフのインスピとかで盛っても無理じゃないかな -- 2025-04-17 (木) 09:28:18



















