アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦
船体が赤く、ドイツ特有の鉄十字が至る所にペイントされているのが特徴。
Hyper yper
Hyper yper White
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Yorck |
国家 | ドイツ | 派生先 | Roon |
生存性 | 継戦能力 | (A) 37,300 (B) 43,800 | |
装甲 | 13-160mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 10% (B) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 132,000馬力[hp] | |
最大速力 | 32.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 740m | ||
転舵所要時間 | (A) 15.0秒 (B) 10.7秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.5km | 0.0km | 15.5km | 7.9km | |
航空発見距離 | 8.1km | 0.0km | 11.1km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 14.4km | 0m | |
mod.2 | 15.8km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 203mm L/60 SK C/34 | 4基×2門 | HE弾 2300(11%) AP弾 6000 | 13.0秒 | 22.5秒 | |
B | 203mm L/60 SK C/34 | 4基×2門 | HE弾 2700(13%) AP弾 6000 | 11.5秒 | 22.5秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 105mm L/65 Dop. L. C/31 | 6基×2門 | HE弾 1200(5%) | 3.4秒 | 5.0km |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 533mm Drilling | 4基×3門(6門) | 13700 | 68.0秒 | 6.0km | 64kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 20mm Flak 38 | 8基×1門 | 24 | 2.0km | |
37mm Flakzwilling 30 | 4基×2門 | 16 | 3.5km | ||
105mm L/65 Dop. L. C/31 | 6基×2門 | 100 | 4.5km | ||
B | 20mm Flakzwilling 38 20mm Flakvierling 38 | 4基×2門 6基×4門 | 17 36 | 2.0km | |
40mm L/56 Flak 28 | 18基×1門 | 135 | 3.5km | ||
105mm L/65 Dop. L. C/31 | 6基×2門 | 100 | 4.5km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離 | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 | ||
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (80,000) | ━ | モジュールスロット2 (100,000) |
船体 | ||
---|---|---|
Admiral Hipper 船体 B | 3,600,000 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置 Typ 7 Mod.2 | 450,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:60秒 | |
十字キー上 | |||
水中聴音 | 2回 | 消耗品の動作時間:118秒 消耗品の準備時間:180秒 魚雷発見:3.8km 敵艦発見:5.5km | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
十字キー右 | |||
水上戦闘機 | 3回 | 消耗品の動作時間:100秒 消耗品の準備時間:80秒 HP:x 秒間平均ダメージ:60 | |
十字キー下 | |||
修理班 | 2回 | 消耗品の動作時間:28秒 消耗品の準備時間:60秒 回復:0.6% HP/秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦は、列強の各種重巡洋艦と同等の速力と砲力を備え、そして先進的な射撃管制装置や高い抗堪性など、ドイツ海軍の艦艇として典型的な、大きな優位性を有していました。これは、強固な装甲防御、頑丈な構造、入念な区画分割によって実現されていました。
就役:1939
同型艦数:5
解説
- 概要
優秀な砲旋回と射程に優れるドイツTier7巡洋艦。同型艦のPrinz Eugenはプレミアム艦艇として実装されている。
- 生存性
大型巡洋艦を除けばHPはPrinz Eugenに次いで同格2位タイ。
カタログスペック上は装甲厚が足りないように見えるが、80mm+30mmの傾斜装甲があるので防郭は抜かれにくい。
艦首に40mm、艦尾に70~80mmの装甲帯があるので、460mm砲でも艦を縦にしていれば跳弾の可能性がある*1。
- 主砲
20.3cm砲を11.5秒間に一発、15.8㎞の距離まで撃てる。射程は同格2位。
砲旋回が軽巡並み(22.5秒)に早いうえ、弾速も早く集弾性も良好で狙いやすい。
AP弾は5900と高威力(DPSは155mm砲最上についで2位)高貫通だが、HE弾は2700と低威力かつ発火率も劣るため、Admiral HipperではAP弾を積極的に使っていくことになるだろう。
AP弾のDPMは同格重巡では高いほうだが、HE弾のDPMはワースト2位。
- 魚雷
片舷3x2射線ずつ。射角は優秀であるが、射程が6kmなので使い道は限られる。
- 対空砲
船体を改修するたびに様々な機銃が増設され、最終的に同Tier帯最高クラスの対空能力を持つ。
優秀な水中聴音と択一にはなるが、対空防御砲火を使えば同格以下の攻撃中隊に往復ビンタされる危険性はかなり減る。
- 機動性
最大速力は同格最低。
転舵所要時間は同格内ではほぼ中央値、大柄な艦影も相まって戦艦に狙われやすいので回避行動も早めに行う必要がある。旋回半径は同格日米巡と同等、英仏には劣る。
所要時間はアップグレードの操舵装置改良3によって劇的に改善するが、その場合隠蔽は諦めることになる。プレイスタイルに合わせて取捨選択しよう。
操舵装置改良2だけで7.4秒、操舵装置改良3だけで5.5秒、両方合わせて4.4秒。
- 隠蔽性
海面発見距離 14.2km、航空発見距離 9.0kmと隠蔽性が悪めな方なのでスキルかアップグレードで補正したい。艦長インスピレーション+迷彩で12.1km、さらに隠蔽システム改良1を装備すると10.9km。
- 総論
それなりに優秀な砲をそこそこの射程で撃ちだすことができるが、大柄で目立つ艦体と長めの転陀所要時間から敵からも狙われやすい。例として装備の防御と適性を転陀にするとだいぶ改善するが、この場合隠蔽は捨てることになる。プレイスタイルに合わせて取捨選択してみよう。
史実
アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦。
全長202.8m、基準排水量14,050トン、20.3cm連装砲4基8門、10.5cm連装高角砲6基12門、533mm3連装魚雷を片舷2基ずつ計4基12門と大型巡洋艦である。
設計思想としては、仮想敵としてフランス海軍の条約型重巡洋艦「アルジェリー」に対抗可能な砲威力と新戦艦「ダンケルク級戦艦」からは離脱できる高速性能、大西洋での作戦に参加可能な長大な航続力を念頭に置いて設計され、当初、排水量を条約の制限下にまとめることを前提に研究が進められた。
主砲としては、英仏の重巡洋艦と同クラスのSKC/34 20.3cm連装砲4基8門が選択された。
1934年8月にまとめられた研究では、速力32ノットで80mm程度の装甲を持つ基準排水量10,700トン程度の設計で条約制限を700トン超過していたが、更にエーリヒ・レーダー元帥の指摘で「攻撃力・防御力ともに不足している」とされ、対空火器と魚雷兵装の強化を踏まえて、砲塔防御と弾火薬庫部分の防御の強化案にまとめた結果、最終的に基準排水量は条約制限を大幅に上回る14,050トンとなり、満載排水量では約18,000トンを超えてしまった。(条約とはいったい何だったのか)*2
対外的には新型重巡洋艦の排水量はワシントン海軍軍縮条約に準じた10,000トンと発表した。(4000トンのサバ読みである)
その後、英独海軍協定によりドイツ海軍では大型艦の建造が可能となり、この設計を元にした2隻が建造を開始した。
それがこのアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦である。
重巡洋艦としては他国の同等の艦に比肩する有力艦であったが、ドイツ海軍が必要とした対地支援及び通商破壊には向いていなかった。
対地支援においては、有力ではあったが代償が大きく、1940年の北欧侵攻時にドローバックにおいてブリュッヒャーが撃沈され、1944年にはプリンツ・オイゲンが衝突事故を起こしている。
通商破壊戦においては、シャルンホルスト級戦艦やドイッチュラント級装甲艦に随伴可能な航続力を持たず、機関も信頼にかけていた為、不充分な戦果に留まった。
ハンブルクのブローム・ウント・フォス造船所で1935年7月6日起工、1937年2月6日に進水、1939年4月29日に就役。
1945年5月3日、キールでの乾ドックで着底、終戦を迎えた。
同型艦である3番艦のプリンツ・オイゲンは終戦まで生き残った強運艦として有名。
小ネタ
「アドミラル・ヒッパー」の発音は英語読みであり、ドイツ語の発音では「アトミラール・ヒッパー」が近い。
また、英国からはアドミラルの部分を略してヒッパー級と呼ばれる事が多かった。
ティルピッツの陰に隠れがちだが、北極海を進む援ソ輸送船団にとってはティルピッツと並ぶ脅威であり、
しかも出撃してくる事が度々あったので、死神の如く恐れられた。
小説「女王陛下のユリシーズ号」では、終盤に冷酷な死刑執行人として登場し、容赦なく物語の幕引きを行っている*3。
・・・・・・が、1942年12月のバレンツ海海戦で輸送船団を無傷で取り逃がした事でヒトラーの怒りを買ってしまい、一時的に退役。
この事件の影響は大きく、水上艦艇の将兵達の士気はがた落ちとなってしまう。
修理を受けた後はゴーテンハーフェン(現在のグディニャ)に移され、そこで係留される。
1945年1月に開始されたハンニバル作戦では、難民の移送に八面六臂の活躍。
あのヴィルヘルム・グストロフ号の護衛も要請されたらしい。
護衛を受けていれば、あの大惨事は防げたかもしれなかったが・・・
最後はキール港で空襲を受けて大破・着底。戦後に解体された。
五番艦「リュッツオウ」は、独ソ不可侵条約もあり1940年末にソ連へ売却されている。レニングラードに曳航されたのち、翌年にはドイツ派遣技師団の指導の下、建造作業が再開され、9月には「ペトロパヴロフスク」と改名された。
独ソ戦では完成度70%の状態で実戦配備され、レニングラード包囲戦中に砲爆撃を受け沈没するも、1942年9月に浮揚され部分的修理を受け戦線に復帰。1944年1月、レニングラードの包囲を解くために攻勢を開始した赤軍への火力支援を行った。
その後、名前を「タリン」に改称され戦後は「ドニエプル」と改名され、練習艦となった。
1956年には海上兵舎へと改修され、1958年4月に除籍され解体された。
編集用コメント
コメント欄
- アズレン迷彩は買ってる -- 2020-05-26 (火) 03:38:35
- にもかかわらずまだ開発してないーー -- 2020-05-26 (火) 03:39:16
- アズレン艦長のスキルを十全に発揮する為にはここまで開発せねば… -- 2020-12-30 (水) 14:26:58
- 今更だけどAPはかなり凶悪だな。マサチューセッツの真横から距離8キロくらいでAP撃ったら一斉射で8000ダメでて変な声でた。他にも14キロ先のシャルルマルテルのバイタル抜いたり -- 2021-05-12 (水) 17:23:03
- 現環境的では未だ辛いが、装填時間の大幅なバフで戦艦マシマシなマッチでも火力はそこそこ出せるようになった。 -- 2021-05-26 (水) 12:45:46
- インスピで山本五十六載せてる人いますか? -- 2021-11-14 (日) 03:01:49
- 良いんじゃね?場合によるけど対戦艦で少しでも優位に立ち回りたいならアリだと思う。ボルチの時とかも付けることもあるし。 -- 2021-11-14 (日) 07:31:04
- ドイツ巡洋艦には五十六合うと思うのですが、最近あまり見かけないのは弱体化でも入ったんでしょうか?それとも主砲安定や射程向上などの方が需要があるということでしょうか? -- 2021-11-17 (水) 13:59:10
- 単純に芋が多いから射程伸ばして、遠くでも弾がまとまるように精度も上げるんじゃないかな。後はヒッパーは至近距離で戦艦を撃ち抜いてくくらいなら魚雷使えるし、主砲の貫通をそこまで上げるか?と言われれば微妙なとこだよね。 -- 2021-11-17 (水) 15:58:26
- 良いんじゃね?場合によるけど対戦艦で少しでも優位に立ち回りたいならアリだと思う。ボルチの時とかも付けることもあるし。 -- 2021-11-14 (日) 07:31:04
- オイゲンの大して性能変わらんはずなのに火力も装甲もめっちゃ弱く感じる。オイゲンと同じ立ち回りじゃダメなの? -- 2022-01-02 (日) 12:40:46
- オイゲンと比較して火力は上だし艦首装甲はこちらの方が広いし…迷彩の効果は同じで比べてる? -- 2022-01-02 (日) 14:42:38
- 10万ダメージ稼いだんだけど驚くことに火災起こした回数0で全部HEの貫通ダメージだけと言うね。あまりの火災の起こらなさにドン引きしたわ。 -- 2022-01-04 (火) 00:04:55
- 購入したはいいけど、こいつモジュール積める待で経験値8万もいるのかよ -- 2022-05-29 (日) 17:53:16
- アズレン迷彩買ったので乗ったが、かなり良い船だな。バランス取れてるし弱点がないって感じ。アズレン迷彩のなかではかなり目だって良い -- 2022-06-03 (金) 19:29:32
- この前ブランデンブルクの横腹撃ったら12000ダメージくらいでた ば火力すぎん? -- 2022-12-08 (木) 22:12:47
- 悲しいことに、ドイツ戦艦は構造が頑丈なだけで装甲自体はそんな厚くないからな。そこそこの距離で横腹取れれりゃドイツ重巡ならAP弾ズボズボよ。 -- 2022-12-09 (金) 02:58:06
- こいつの砲2km先のマルボロ撃ったらバイタル抜けたんだけど貫通力おかしくない? -- 2023-01-15 (日) 14:30:59
- それだけ近いなら別に...むしろマルボロに問題がある(クソデカバイタル) -- 2023-01-15 (日) 17:34:33
- 5km以内に入ればほぼ全部の戦艦のバイタルを抜く貫通力はあるよ。問題は至近距離過ぎてバイタルが喫水線下だとなかなか当てられないということ。逆にイタ戦やソ戦らはね… -- 2023-01-15 (日) 19:32:56