味覚のシンフォニア、かしら?
プロフィール
| エスコフィエ | |
|---|---|
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| レアリティ | ☆5 |
| 元素 | 氷 |
| アルケー | ウーシア |
| 武器種 | 長柄武器 |
| 命ノ星座 | ピエス・モンテ座 |
| 所属 | フォンテーヌ |
| 誕生日 | 6月8日 |
| CV | 佐藤聡美 |
| 称号 | カーネル・デセール |
| 紹介 | フォンテーヌに名を馳せる「元ホテル・ドゥボールのシェフ」。「カーネル・デセール」の肩書を持つ「科学料理」の先駆者でもある。料理に関する要求が非常に高い。 |
人物評
ああ、あのフォンテーヌの料理人のお姉さん!アタシ、大好きなんだ!珍しい料理をたくさん食べさせてもらったけど、すごく…えっと、なんていうか…そうそう、繊細で緻密な感じ!色んな味の精巧に彫られた彫像を食べてるような気分だったなあ!料理する時のステップとか食材の扱い方も教えてもらったりして、すごく勉強になったよ。アタシも色々身に着けたいけど、まずは申鶴にお願いして、閑雲おばちゃんに時間と量と温度をピッタリに設定できる装置を作ってもらってからにしようかな? ――香菱
フォンテーヌ廷で最も格式高いレストラン「ホテル・ドゥボール」の元シェフ。
卓越した料理の技術を持ちながら、常に新たな手法とレシピを模索する努力の鬼。
フォンテーヌの歴史上、最大の料理人とされるモデストと並ぶほどの腕前というのは、フォンテーヌでは常識である。
料理に関しては一切の妥協を認めず、時には厳しく、時には優しく、そして常に最高の一品を仕上げることに余念がない、それがエスコフィエだ。
そのため、シェフ時代では彼女のストイックすぎる姿勢に音を上げるコックも少なくなかった。しかし、エスコフィエはそんな彼らに厳しい言葉を投げかけつつも、何がダメで、どう改善すべきか的確に指示をすることができる。
ただ腕がいいだけではなく、素晴らしい料理を作るためなら、コックのやる気を出させる能力にも秀でている、それがエスコフィエが最高評価を受ける所以ともいえよう。
現在はわけあってホテル・ドゥボールのシェフの座を離れ、サヴァナという信頼できる後継に譲っているようだ。
その後は各国を転々としながら、現在はサーンドル河でその腕を振るっている。
ゲーム中では
一言で言うと全然デレないツンデレみたいなキャラ。
一切妥協しない料理人で、技術的努力や科学的探求を欠かさず、お客様の心もよく理解し、まさに完璧な料理人という称号がふさわしい。
そして部下にも完璧を求め、下手な料理人なら親が病気の子供だろうが容赦なく罵倒する。しかもよく回る頭でキレキレの皮肉を連発する。また皿を顔に叩き付けるなどの暴力を振るうことすらあると本人は語る。
彼女の指摘は全て正しく、実際それで部下の能力はめきめき上がっているのだが、正しいだけに逃げ場がない。
古今東西厨房は忙しく殺気立ったものであり、現代ではその容赦ない罵倒っぷりがウケる料理人兼タレントもいるので功罪相半ばであろう。
なぜ彼女が厳しいのかというと、他人にめちゃくちゃ期待をしているから。
料理人に対しては、科学調理やレシピを発展させて誰でも同じものを作れるようにすることで。
客に対しては、科学料理で料理のコスパを上げて今まで料理に秘められた素晴らしさを理解できなかった人間にも届けることで。
どんな凡人も、「自分と同じように」完璧を目指せると思っているのだ。
彼女はまた、自らの努力を「天才だから」で片付けられてきた不満についても強く語っており、
自分と同じ域の人間が増えれば、その孤独を埋め合わせてくれるとも思っているのかもしれない。
が、完璧な彼女は、常に限界を突破していく料理人でもある。
特に伝説任務で後輩のサヴァナと料理対決をするシーンで顕著だ。
サヴァナはエスコフィエも認める努力家で、99点、妨害がなれば恐らく100点のケーキを作れる超一流シェフであり、
エスコフィエの「凡人も努力次第で完璧にできる」という理論が正しければ、100点同士で引き分けになるはずだ。
が、エスコフィエはその戦いに圧勝する。
エスコフィエは新たなケーキを開発していたからだ。それも寸前に見つけた食材で。
結局、100点に近づくだけでも努力と叱責を必要とするような凡人では、単独で100点の努力とそれ以上の科学的知見に閃きを併せ持つ「努力する天才」エスコフィエに敵うはずがなかった。
そしてエスコフィエは食材探しの冒険に一人旅立っていった。
いつか凡人が、彼女のことを理解してくれる日は来るのだろうか…
なお、豪胆で自信家なばかりな面が目立つ彼女だが、リネットやアルレッキーノのような寡黙な相手にはビビってたり、カメラの前のパフォーマンスが苦手だったり、人格を褒められると恥ずかしそうだったり(貴重なデレ要素だ)、
またフリーナに対しても頭が真っ白になってまで必死に作ったケーキを褒められまくったことで完堕ちして心酔したりと、料理以外の場面では意外とシャイなところがある。
なお、彼女は「うまみ」派である。うまあじなんて単語には見向きもしないようだ。
カーネル・デセール
エスコフィエの称号である「カーネル・デセール」はある人物から賜ったもの。
彼女を讃えたのは他でもないフリーナであり、水神の座に就いた彼女がエスコフィエと出会うまでの話はキャラクターストーリーやボイスで詳細が語られている。
フリーナは、その待機モーションやセリフの端々からも分かるように大のスイーツ好き。ある時、エスコフィエのケーキを食した彼女はその腕前に心底感じ入って激賞したのである。
「キミを僕専属の『カーネル・デセール』に任命する!」
カーネルは軍隊における大佐を意味する称号。そしてデセールはデザートのこと。
フリーナによってエスコフィエは名誉と権限を同時に与えられ、言葉通りフリーナのために料理を作るようになった。
エスコフィエのスイーツに魅了されたフリーナの下で彼女はその才能を存分に発揮していくが、実際はエスコフィエこそがフリーナの評価に魅せられていた。
当時の彼女は修行中の料理人。目が回るような忙しさのスキマ時間で自らの創意工夫を試し、後々の基軸になる科学料理の手法を確立し始めた段階である。
いつ報われるかもわからない努力を経て、やっと手応えが得られてきた頃…。彼女のオリジナルケーキのために店を訪れた水神からこれ以上ない評価を受け、エスコフィエは夢見心地であったらしい。
魔神任務が終わった後のフリーナは「元」水神、そしてただの人である。それでもエスコフィエは、彼女に会うと、かつての水神へ接していた時のままの態度でめちゃくちゃよそ行きの猫なで声でフリーナと会話するのである。
「フリーナ様が私の人生で最も大切なお方であることだけは分かる。フリーナ様に求められるなら、私はいつでも専属料理人としてお傍に戻るわ。お給金なんてどうだっていい!」
スレでは
裸エプロン
実際よく見るとしっかりアンダーを着ているので違うのだが、素肌丸出しの背中に張り付くような着こなしなので、そう言われてしまっているぜぇ!
千織屋が作った(かはわからんが)相変わらずフォンテーヌのファッションデザインは変態だなぁ!
実装前は各キャラクターの愛称にもあるように、エースコックだのエースコンバットだの好き放題言われてたなぁ。
伝説任務でキャラが判明したあとは「エスコ」「S子」とかになってきてるようだぜぇ。
また、刻晴、シトラリに続く貴重なツンデレキャラのようだなぁ。
高めの声に、普段から刺々しい口調、そして上手い料理!上手いコーヒー!を食ったあとのデレっぷりとトリップした様は、さながら某少年漫画に出てくる神の舌を持つ美少女みたいだなぁ。
人間関係
- ナヴィア:棘薔薇の会のボスで、場所を選ばず活躍する者同士、交流も結構深いようだ。ボイスを聞くと、クロリンデやリネットなどを交えたお茶会にエスコフィエも混じっている様子。
- フリーナ:直接関わりがあるわけではない(PVでは食事を提供した)が、エスコフィエは彼女の大ファンとのこと。
常にそうするわけではないが、フリーナと会話する際は猫をかぶるようにお上品な高い声で話す。強気で勝ち気ないつものエスコフィエからは想像もし難いが、さもありなん。 - ヴァレサ:ナタの部族、豊穣の邦に暮らす少女。彼女の実家が生産している果物をエスコフィエは高く買っており、ヴァレサは配達員を兼ねてフォンテーヌを訪れるようになった。
- サヴァナ:ホテル・ドゥボールのシェフで、エスコフィエの信頼する後輩。現在、彼女の様子がちょっとおかしいようだが…?
伝説任務で出番の多いNPCだが、エスコフィエのエピソードにも登場して彼女から叱責と賞賛の両方を受けている。 - モニカ:ホテル・ドゥボールのコックで、ドジばかりしてる。そんなモニカを見て、サヴァナも厳しい態度を取らざるを得ないご様子。
出番
伝説任務
キャラ実装と同時に自身の伝説任務が公開され、料理人の厳しい世界と科学調理の妙を知らしめた。
しょっぱなからホテル厨房でのパワハラが描写され、ハラスメント被害者が覗かせる後遺症やレストランの妨害工作、果ては薬物を示唆する展開とこれ以上なくフォンテーヌ成分が詰め込まれている。
だが暗いのは序盤だけで、一度沈んだ後に前向きなエスコフィエが登場してからはポジティブな空気で話が進んでいく。
「よーし、こうなったら料理対決で勝った方の言うことを聞け!」というバトル漫画展開も挟まり、その露骨さにはパイモンが「よっぽど暇なんだな…」と突っ込んでいる。
別に暇なわけではないのだが、他ならぬエスコフィエが料理対決ルールを推した張本人なので彼女は何も言い返さずに黙っていた。
終盤ではもう一回だけ陰鬱な展開も挟まるものの必要な暗さであり、最後には問題が気持ちよく解決するストーリーであった。
……が、最後の最後。とあるキャラクターを巡る描写に関しては「う、嘘だろぉ?こ、こんなことが…こんなことが許されていいのかぁ!?」と一部ボイラが首をひねるような場面も。
NPCたち迫真のボイスや、旅人たちが忘れかけていた水中探索、世界任務のフレーバーもあり。重ねて言うが、フォンテーヌらしさがたっぷり詰まった伝説任務となっていた。
イベント
- ハーモニック・ワルツ
キャラ実装と同じくver5.6で行われたイベント。
ワケあってフリーに近い身であったエスコフィエは、レピーヌ・ポーリーンのオファーに応じてシュヴァルマラン映影ランドのレストランへやってくる。
イベントでの初登場シーンでいきなり従業員に説教をかましており、開始からフルスロットル。しかしレストランのロケーションなどを評価し、テーマパークにおける料理の価値を十全に理解した上で惜しみなく腕を振るうという。
映影ランドの経営者となる旅人の手に触れ、そこから得たインスピレーションを元に様々なテーマ料理を考案・提供してくれる。
彼女の提供する料理は映影ランドを経営する上でのパラメータ変化に大きなバフを与えてくれるもの。多くのプレイヤーが10回も20回も彼女に料理を求めたことであろう。
ランド経営が盛り上がってくると、敬愛するフリーナも様子を見に来てくれて……。最後は旅人やナヴィアも交え、今後の展望を意気揚々と語るのであった。
ちなみに、彼女がレストランに設定した料理のコンセプトは『力』である。比類なき力…!
セリフ
外観
- 初期衣装—ハニー・ソルベ
『エスコフィエの衣装。制服に縫い付けられた繊細な肩フリルは、「カーネル・デセール」である彼女が作ったケーキのように精巧で、透き通った繊細な甘い風味を想起させる。』
裸エプロン(2回目)
露出が多いどころか寸法がゆるゆるであり、胸元やパンツの周りに目をやると微妙な隙間が空いているのが見て分かってしまう。
タイツもパンツもラメのようにキラキラと光るエフェクトが施されておりもはや見ない方が無作法というもの。尻尾はマシナリーを改造したものであって手足のように動くが、本人も衣装もえっちなのでサキュバスの尻尾などと言われることもある。
一部の例外を除くフォンテーヌ女子は、低い露出度を保ったままで魅力を放つ衣装を着ていたり、ゲーム内の様々な角度、様々な動きを観察することで強いパンチ力を認識されるようなキャラクターたちが多かった。そんな中、久方ぶりにフォンテーヌへ実装されたエスコフィエ衣装のインパクトたるや……。
おお、天理よ!寝ているのですかぜぇ!

画像
性能
通常攻撃
元素スキル
元素爆発
固有天賦
命ノ星座
装備
武器
聖遺物
編成
キャラ
チーム
公式動画
キャラクタートレーラー
エピソード
エスコフィエのキッチン - 「グルメ行進曲」
アルバム
その他
キャラの元ネタは、近代フランス料理の父であるオーギュスト・エスコフィエと推測される。
彼は19世紀から20世紀にかけて名を馳せた料理人である。一介のシェフとしてだけではなく、料理の手引書を出版したり、船内用のメニューを考案するなど、幅広い活躍をした。特に『料理の手引き』という代表作は900ページ以上にもわたって5000種類のレシピを収録した金字塔である。この手引きは教科書のような注釈が盛んに付されており、レシピひとつとっても他のレシピとの関わりや派生した項目が分かりやすくなっているのだとか。ゲーム内のエスコフィエは「料理は手順さえ踏めば凡人でも美味しく作れる努力の結晶」と語るが、現実のエスコフィエは努力の設計図を作成することでフランス料理の普及に貢献した教育者とも言える。様々な国の指導者と料理によって縁を結んだという逸話もあるので、ゲーム内のエスコフィエもフォンテーヌに留まらない活躍が期待されるところである。
彼はその功績で名誉ある勲章「レジオンドヌール勲章」(勲爵士、将校の2つ)を授与されている。
フランス料理のレジェンドであるため、2025年5月現在でも画像検索に限ればサジェスト汚染はまだおとなしい方。いつまで保つことやら…
コメント
- 残念ながらうまみ派 -- 2025-05-13 (火) 21:49:00
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