概要
DQ4以降の本編シリーズの【ふしぎなおどり】は威力が3種類に分かれている。
最も高い威力を持つのがコレであり、【ふしぎなおどり1】、【ふしぎなおどり2】の上位種である。
ただし、どの不思議な踊りを使った場合も、画面上の表記は「○○は ふしぎなおどりを おどった!」であり、
違いは実際に減らされるMP量のみとなっている。
また、DQ6以降の作品でも敵側には3種類の不思議な踊りが用意されているが、
味方の不思議な踊りの威力はマホトラと同様のレベル依存となったため、
味方が「ふしぎなおどり3」を覚えることはなくなった。
これに伴い、「ふしぎなおどり3」という名称を確認できるのはDQ5だけとなっている。
DQ4
この作品ではじめて不思議な踊りに強弱がついたため、実質的な初登場。
敵専用で、敵1体のMPを5~10減らす。
最強のこれでやっとこ【マホトラ】と同程度。
【フェアリードラゴン】のみが使用する。
DQ5
「ふしぎなおどり3」という名称の初登場。敵味方ともに使用できる。
この作品で不思議な踊りを仲間モンスターが習得した場合、「ふしぎなおどり1」「2」「3」と明記される。
【ダンスニードル】、【パペットマン】、【ホークブリザード】、リメイク版ではさらに【エンプーサ】が習得する。
減らせるMPの量は7~11に強化された。
不思議な踊りの中で最上位でようやく上級呪文1回分に相当する程度で、はっきりいってほぼ使いどころはない。
また、今作からは【マホトラ系】に属する特技となっており、マホトラ耐性を持つ敵はマホトーン耐性を持つ敵より多めなので、敵の呪文を封じる目的としても微妙。
おまけに多くのプレイヤーが仲間にしているであろう【スライムナイト】が最初から【マホトラ】を覚えているため、なおさら出番がない。
マホトラで吸えるMPは5~11。
わずかに下限値では上回るものの、この特技にできる事は大抵マホトラでもできてしまう。
総じて、仲間モンスターのキャラ付けのために存在する特技の1つといえる。
パペットマンはこれを覚えるころになってもまだ賢さが20を超えず、無駄にこれを踊ることがある。
ちなみに、ダンスニードルは不思議な踊り系統3種を全て覚える。
上位の炎・吹雪ブレスを覚えるパターンと同じく、レベルが上がるごとに踊りが上達していっている演出なのだろう。
敵では【エビルマスター】と【マヌハーン】が使用する。
DQ6
「ふしぎなおどり1」と「ふしぎなおどり2」は使用者がいるのだが、
「ふしぎなおどり3」だけは使用者がいないため、今作では登場していない。
DQ7
この作品から「ふしぎなおどり3」は再び敵専用の特技となる。
MP減少量は7~11。
【ミミック】と、【バロックタワー】に登場する【エンタシスマン】が使用する。
DQ8
MP減少量は7~11。
【ミミック】のみが使用する。
DQ9
MP減少量は7~10。
【ウドラー】のみが使用する。