DQ5 
DQ5における、仲間になった【パペットマン】。
仲間になる確率 
仲間になったときの名前 
覚える呪文・特技 
ステータス 
耐性 
解説 
仲間にするのなら【ルラムーンそう】を取りに行くついでに狙うといいだろう。
また、【アルカパ】西海岸の一部に【ルラフェン】周辺の敵が出現するポイントがあるため、早ければ【馬車】入手直後に仲間にできる(主人公のレベルが12以上必要)。
当然その時点では強敵だが、そこで狙うのも良い。
見かけによらず耐性は高く、炎・吹雪ブレスは半減(リメイク版なら3分の1)、バギ、デイン系以外の攻撃呪文を3分の1に軽減する。
【まほうのよろい】や【ドラゴンシールド】も装備可能なので、数値以上にしぶとい要塞キャラが誕生する。
特技はマホカンタ、マホトーン、マホキテと呪文対策のものを主に習得。バギ系も上位まで使える。
しかし、この耐性を考慮しても、通常プレイでの実用性となると、まぁ普通かな、というところに収まってしまう。
高耐性のおかげで比較的耐久に優れ、そこそこの攻撃力があるので、ピンチ時のバックアップ要員としてはそこそこ役立つ。
しかし、攻撃能力が平凡で、有用な呪文も特に覚えないパペットマンの場合、地味になりがち。
さらに、レベルアップが遅い上に、ステータスの伸びも悪く、特に賢さの成長が途中で伸び悩むため、下手をすると言うことを聞くようになったのが青年時代後半ということもありうるのも辛い。
具体的にはLv9で賢さ19に達した後しばらく停滞し、Lv13でようやく20に届く。この4回のレベルアップに要する経験値は約3万である。
賢さの問題は、【おどるほうせき】と違って、【かしこさのたね】を1個使えば解決するが、レベルの上がりにくさは如何ともしがたい。
すでに仲間になっているであろう万能戦士の【スライムナイト】や、ほぼ同時期に仲間になるおどるほうせき、【キメラ】といった強豪たちを押しのけてまで使うほどか、と言われると微妙。
それらのメンバーに比べると加入率が1/32とやや低めなのも痛い。
馬車の中でじっくり育てているうちに旬をすぎていました、というのはよくある話。
特に、Lv20以降のレベルアップの遅さに対するステータスの上がりにくさは、もはや設定ミスなんじゃないかと疑いたくなるレベル。
そのため、バギ系呪文も習得時期を考えるとほぼ出番はない。
また、補助系への耐性も低めなのでそこも注意が必要。
上記の通り【ニセたいこう】戦前のフライング加入も可能なので、少しでも活躍させてあげたいなら早めに勧誘しておくといい。
レベルアップが遅いこと・賢さが低いことがパペックの最大の欠点なのだが、【サンタローズの洞窟】や【魔物のすみか】でメタル狩り・【サラボナ】周辺で別なメタルを狩って賢さの種を狙う、と補強手段はそれなりに用意されているのでプレイヤーの愛さえあれば何とかなる。
(本作には愛を注いでもどうしようもできない連中もいるので……)
また【死の火山】及び【ようがんげんじん】戦を考えると炎に強い仲間モンスターは1匹でも多く欲しいところではあるので、その時期にピンポイントで馬車に入れておくのもいいだろう。
ダンジョンやボスモンスターの傾向からすると勧誘できるようになった直後こそが旬と言えるモンスター。
加入率の関係から狙ってまで勧誘するほどではないが、運良くひょっこり仲間になったならちょっと育ててみてもいいかな、くらいのつもりでいよう。
【低レベルプレイ】ではかなりの優良モンスター。
その高い耐性により、初期レベル×3匹での【ミルドラース】撃破も可能。
【栗本和博】の4コマ漫画では【ダンスニードル】・踊る宝石と共に「不思議部隊」を結成。
【デビルダンサー】の誘う踊りをむしろ自分から不思議な踊りを踊りまくることで有耶無耶にする、名付けて「すでに踊ってますよ作戦」でデビルダンサーの心をポッキリへし折った。なんだそれ。
この不思議部隊をゲームで再現しようとすると、パペックは唯一の重戦士タイプなので重宝する。そんな奇特なプレイヤーがいればの話だが。
ちなみに、SFC版では【テルパドール】の兵士の訓練所の訓練用の人形のグラフィックに流用されている。
なお、残念ながら前作の【かかし】とは違って話しかけることはできない。
小説版 
仲間モンスターの一体として登場。
モンスターの体当たりを食らうと身体を構成する部品が外れてバラバラになってしまうほど脆いが、すぐにくっつけてやれば何事もなかったかのように復活するというタフなのか脆弱なのかわからない謎の身体を持つ。
ちなみに身体を組み立てる役目は【スミス】が担っていた。
ジャミによるビアンカ誘拐事件の際にはグランバニアから撤退する飛行モンスターに掴まってぶら下がりながら、目印として身体の部品をひとつひとつ落としていった。
このおかげでリュカ一行は、パペックの落とした部品を追っていくことで無事に【デモンズタワー】までたどり着くことができた(【そらとぶくつ】などという都合のいいアイテムなぞなかった)ため、地味ながら非常に重要な役割を果たした。
しかし身体の部品はある程度は回収されたものの全てを集められたわけではなく、また時間が経ち過ぎていたために復活させることができず、【コドラン】の炎で荼毘に付される。
その煙を見送った【スラリン】は「あの世でも楽しく踊っててくれよ」と冥福を祈った。
……もしかしたらこの時点で、スラリンは覚悟を決めていたのかも知れない。
DQM1(GB版) 
【物質系】の♂の名前を付ける際に何も入力せず決定すると出て来る候補の1つ。