【空裂斬】

Last-modified: 2024-06-05 (水) 23:26:55

概要

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場した剣技。
【大地斬】【海波斬】(海破斬)とともに、後にモンスターズシリーズにも登場した。
 
【裂空斬】とは異なる。
また、たまに「空烈斬」という誤記が見られるが、ご覧のとおり「撃」で「空裂斬」である。
他の奥義が「大地」「海波」と現象のみを冠しているのに対し、この技だけが裂くと言う動作を冠している。

DQ11

【主人公(DQ11)】が使用できる特技。
消費MP16。敵全体に風属性のダメージ。
過ぎ去りし時を求めた後、【神の民の里】の長老【イゴルタプ】から眠れるチカラを呼びさましてもらった時に他の属性剣技と一緒に習得する。
3DS版では【勇者のつるぎ】系をどちらかの手に装備していなければ使用できない
(PS4版も習得時は3DS版同様だが下記のクエストクリアによる強化と同時に片手剣であればどの剣でも使用可能となる)。
PS4版では片手剣のドラゴン系特効、【ゾンビキラー】【ドラゴンキラー】の特効も乗る。
 
クエスト【ふたりのバングル】をクリアすることで、消費MPが32に増加するが、ダメージも強化される。
強化前は【ギガスラッシュ】、強化後は【ギガブレイク】と同等の威力であり、各々の風属性版と言える。
 
特筆すべきはその攻撃モーション。
原作ダイの大冒険の空裂斬は剣の切っ先から光の闘気を閃光として一直線に打ち出す技であるが、DQ11では逆手に持った剣に力を溜め、前方へと薙ぎ払う攻撃モーションとなっている。
これはまさしくダイの大冒険に登場する【アバンストラッシュ】そのものである。
ナンバリングタイトルにアバン流刀殺法の三剣技が登場しただけでなく、奥義アバンストラッシュがモーションのみとはいえ再現されたことで、感動の声を上げたダイの大冒険ファンの数は計り知れない。
なんともニクいファンサービスである。

DQM2

【連携特技】の一つとして登場。表記は「くうれつざん」。
【ギガスラッシュ】【しんくうは】を同時に使うと発動する。
敵1体に550前後ものダメージを与え、相手が【鳥系】の場合は更に威力が増える。
比較的発動しやすいのだが、真空波自体が弱いのであまり使われることはない。

ジョーカー2プロ

通常の特技として登場。
敵全体に通常攻撃の1.2倍の斬撃ダメージを与える。
消費MPは24で、属性は【イオ系】【バギ系】の複合属性。
【プリンス】【ピピット】【じげんりゅう】のスキルで習得することができる。
 
○○ブレイクやメガボディと組み合わせると更にダメージが上がる上、
「プリンス」で習得可能なため、【海波斬】【大地斬】と比べると圧倒的に覚えやすいので対戦でも非常に高い使用率を誇った。

野生では【ピピッ島】に生息している【カプリゴン】が使用してくる。

テリワン3D

特技としての仕様はジョーカー2と同様だが、別の部分でバランス調整が施された。
消費MPが140という膨大なものになった他、
習得前に必ず【ウトウト】【ヘロヘロ】のデメリット特性が付くようになり、
総合的に見れば大幅な弱体化を余儀なくされた。
【強者のよゆう】と違い、これらは両方いきなりバイキルトやいきなりテンションを打ち消す可能性があるのが非常に痛い。
まして事実上ノーリスクに近い【ちょうはつ】で済む大地斬、デメリットの軽すぎる【ダメージ増ボディ】で済む海破斬との差は非常に大きい。
究極配合による+値のカンストによってバギを無効に、素でイオを半減にしてしまう自然系の魔物には通りにくいが、
彼らはマインド耐性が低い為に開幕で相手にマインドを与える【黒竜丸】の流行によって使用を渋るモンスターマスターもいる。
結果としてこの特技の属性が通る場面自体は多い。

イルルカ

基本的にはテリワン3D同様だが、デメリット特性が排除されて非常に使いやすくなった。
バギ、イオ属性ということで対応するご当地スキルでも覚えられる他、バギとイオ、二つのコツを新生配合で付け、消費MP半減もつけるとたったMP17で使用可能に。
ここまでやると通常攻略でも気軽に使用できるだろう。
しかし、この系統の技は全て「ギガボディや超ギガボディの補正が一切乗らない」という仕様変更を受けており、これらのモンスターが使用する際は普通にふうじん斬りやばくれん斬りを使う方が威力も高いし会心が出るし消費MPも非常に少ないというあんまりな仕様に。
ブレイク系を一つに絞るのであれば「AI○回行動中は同じ特技を二回連続では使わない」という仕様上、上記の剣技と交互に使わせてラッシュをかけたい場合に使うぐらいか。

ジョーカー3

イルルカと同じ…と思わせておいて、実は属性が風と電撃に変更されている。
これにより、電撃(=デイン)系の全体斬撃が登場したことになり、これまで不遇だった電撃のコツ、ブレイク持ちが物理アタッカーとして活躍しやすくなった。
さすがに【ギガクロスブレイク】【シャイニングボウ】で物理の全体攻撃アタッカーをやるのは無理があった為、上記のコツ、ブレイク持ちには嬉しい変更である。
ちなみに【トルネード】と属性が全く同じ。

DQMSL

アバンの使徒ダイが習得する。
先制で、敵1体に身かわしを無視してデイン系の攻撃力依存斬撃ダメージを与える。

ダイの大冒険

勇者【アバン】が開発・完成させたアバン流殺法のひとつ。
刀剣を使う「アバン流刀殺法」のうち、心の眼で敵の弱点や本体を捉え、光の【闘気】を込めてこれを切り裂く「空の技」。
同じアバン流の「海の技」は剣圧で刀身よりも遠くを斬る事ができるが、空裂斬も闘気を飛ばすことで遠距離攻撃が可能。
 
発動の際には一度剣を鞘に納めて、居合斬りのような抜き打ちで光の闘気を放つ。ただ、ダイが【パプニカのナイフ】で放った時(パプニカで【闘魔滅砕陣】(及び【闘魔傀儡掌】)を破った時と、サババでヒムを狙った時)は、鞘は関係無く、ナイフに闘気を溜めて振るうことで放っていた。(パプニカのナイフにも鞘は存在するため、それを使わなかったということは、必ずしも必要ではないか、あるいは使わずとも容易に放てるくらいにダイが熟達していたか、どちらかだろう)
原作漫画フレイザード戦中のアバンの講義の回想では口頭による説明のみで終わっていたが、新アニメ第19話「アバン流最後の奥義」の同一シーンでは、アバンが実際に剣に闘気を込めて居合のような動きを実演して見せていた。
 
闘気による攻撃は不定形の生命体にも打撃を与え、光のエネルギーをぶつけるため、闇のエネルギーや魔力によって生みだされた邪悪な生命をも滅する。
正義の心で光の闘気を扱う技であり、悪の剣士では絶対に使うことができない。
大地斬や海波斬には劣るがそれなりの物理的破壊力も併せ持ち、ダイがヒムに対して用いた際には、回避された闘気が離れた場所にあった岩塊を粉々に吹き飛ばす威力があり、槍殺法の同等技【虚空閃】も、オリハルコンを砕く破壊力を見せている。後述の、アバンがミストに取り憑かれたマァムに対して虚空閃を使用した時も、彼女を吹っ飛ばして背後の壁に叩きつけ(結果として気絶)、さらによく見ると魔甲拳の左胸の淵部分を少し破損させているくらいの威力を見せている。 
作中では魔法・呪法生物の類いが他の手段で撃破されたシーンもあり、空の技が唯一の対抗手段という訳ではないが、空裂斬は「弱点を見抜いて的確に突く」のがセットの技なので、コアなどを隠して身を守っているタイプの敵にも有効で、力押しに頼らない戦いができる。
また、視覚を塞がれても敵の弱点を撃ち抜ける。この特性が狙って活用されたシーンは無かったが、身に付ける過程で心眼を会得できるのも剣士には大きな資産となる。
 
力の【大地斬】、技の【海波斬】、心眼と闘気の空裂斬を極めた者は、アバン流の奥義【アバンストラッシュ】が放てるとされるが、大地斬と海波斬に比較して、空裂斬の習得難度は極めて高い。
「勇者の家庭教師」として現れたアバンが【ダイ】に施したスペシャルハードコースが予定通り行われた場合でも、最終日となる7日目の習得が目標とされていた。
【ハドラー】の出現でコース未完のままアバンと離れる事になったダイは未習得に終わってしまったが、後に【フレイザード】との戦いの中で自力で会得している。
この時、「一度も成功したことがない」と言っているため、試し撃ちでも空裂斬を出せたことは無かったようだが、直前に【マトリフ】から課せられた目隠ししての修行が功を奏し、実戦の最中に「心眼で弱点を見抜く」事に成功。フレイザードの核にかすり、僅かながらダメージを与えた。
 
最終的には、【ヒュンケル】が「自身の血糊でダイの目を塞ぐ」という荒療治を行い、視覚を封じられたダイは感覚で周囲のエネルギーを感じ取る技の極意に辿り着き、フレイザードの核を捉えて切り裂いた。
同時にダイはアバン流刀殺法を極めた事となり、【ミストバーン】に強化され再来した鎧武装フレイザードも、完成したアバンストラッシュで粉砕した。
 
一方で、アバンに師事していた時間こそ長い兄弟子ヒュンケルは、復讐心に囚われたまま修行していたことで心の技である空裂斬に行き着けていなかった。
後にわだかまりを乗り越え、【鎧の魔槍】を手にした後は槍の空の技である【虚空閃】を習得しているため、空裂斬習得の条件もクリアしているはずだが、槍使いになってからはほとんど剣を取ったことが無く、ヒュンケルが空裂斬を使う場面は見られなかった。
「空の技」まで会得できたことでヒュンケルも完成版アバンストラッシュを使えるレベルには達したわけだが、かつて魔王軍に与した自分は使うべきでないと戒めているため、本編でストラッシュを使うことはなかった。
映画版「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」では自粛を破って使用しているが、映画の時系列はフレイザード戦後、マァムが武闘家修行に出る前なので、当時のヒュンケルは完全版アバンストラッシュが撃てない。また、「空の技まで会得して完全版も使えるが自粛している」という設定が明らかになるのはもっと後なので、この一撃は外伝での例外扱いされることが多い。
 
【禁呪法】で作られた生命体への対策として使われたシーンが多いが、アバンの説明によれば空の技はエネルギー生命体や岩石生命体、ガス生命体、暗黒闘気を打ち破るのにも有効らしい。
実際にダイが暗黒闘気技の【闘魔滅砕陣】を斬って対抗している他、【マァム】にミストバーンが憑依した際にも、取り憑いたミストだけを倒す唯一の手段として、虚空閃が使用されている。
【ハドラー親衛騎団】にも有効とされているが、この技で倒された団員は一人もいない。彼らの場合は核の位置が明確にされていて心眼で探り出す必要が無く、対峙したダイ達も他の技でオリハルコンのボディを突破するだけの力量を持って決戦に臨んでいるため、それぞれの奥義や得意技で戦っての決着となっている。ただし前述のように、最初にヒムと戦った時のダイはこの技で核を狙うもかわされているほか、少し後でヒュンケルがヒムを狙ったのも、同じ「空」の技、虚空閃だった。

勇者アバンと獄炎の魔王

大地斬と海波斬の習得によって体術・技術が磨かれても、未だ「光る剣」は再現できていないアバンであったが、【サババ】でのハドラー襲撃で【ロカ】が傷つけられた際の怒りで再び「光る剣」を発動し、アバンストラッシュの完成には精神の力が必要であると考えるに至る。
【ギュータ】での修行により【闘気】の扱いに慣れ、「光の闘気を放つ技」としての空裂斬は扱えるようになったが、技の威力や精度が精神状態に大きく左右されて安定せず、実戦で使うには至らない状態が続いていた。
やがて【凍れる時間の秘法】に必要な皆既日食の日が迫ったため、秘法で決着を付けることとしてハドラーに決闘を挑み、力量不足から自身も秘法の影響を受けて凍りついてしまう。しかしこの際、ロカたちの子のために世界を守らん、と闘志を漲らせた状態で1年間固定されたことで、秘法が解除された後も空裂斬に適した精神状態を自然に維持できるようになり、空裂斬の完成に至った。
 
初めて放った時は、自身の剣が折られていたため、咄嗟に【バルゴート】の仕込み杖を手にして居合のように使用している。闘気を溜めるためにこの動作がしっくり来たのか、以後も空裂斬を放つ際には剣を鞘にしまう居合スタイルになった。

ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~

なんとこの作品でも登場。古の勇者「アルト」が大地の精霊シガンから授かった空を裂く剣技。異空間から襲来した【シドー】を一撃で撃退した。

星ドラ

ダイ大コラボ前編で登場したBランクの攻撃特技。最速CTは20秒。
敵一体に最大威力400%のバギ属性のダメージを与え、鳥系なら威力が500%まで上がる。原作の習得状況を反映してか、他二種と違い剣専用の特技となっている。

ウォーク

2020年3月末開始のDQ3コラボイベントから登場したふくびきで登場する【王者の剣】をLv20以上に強化すると使える。
消費MPは20で、敵全体に威力190%のバギ系の斬撃ダメージを与える。DQ11と同じくアバンストラッシュと同じモーションで放つ。
 
後に2020年11月末からダイ大とのコラボが開始するが、この中でアバン流刀殺法として登場した大地斬や海波斬とは違い、
この技は覚える時期が違うためかアバン流刀殺法のうちには含まれていない。
アバン流刀殺法が「アバン流殺法」に改められた後も、この技は含まれなかった。

ギガ空裂斬

2024年5月27日実装の「闇はらう光の大剣」レベル20以上で修得。消費MPは41。
敵全体にデイン系又はバギ系のいずれか強いほうの威力370%の斬撃ダメージ、メタル系には+48の固定ダメージを与える。
両手剣で放つため、アバンストラッシュとは異なるモーションを取る。アバン流殺法にはやはり含まれない。

タクト

Aランクとくぎとして登場。射程1~3・消費MP60
「敵1体に威力300%のバギ属性物理ダメージを与える」
【ダイ】が使用可能。