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【牢獄の町】

Last-modified: 2019-07-18 (木) 16:17:06

DQ6 Edit

【はざまの世界】における地名の一つで、【アクバー】の治める町。
町という名前ではあるが、実際には強固な壁に覆われた監獄であり、そのため外見は完全に城である。流れるBGMも【木洩れ日の中で】ではなく、【暗闇にひびく足音】
SFC版の【公式ガイドブック】ではFortress Prison、DS版の公式ガイドブックではJAILVILLEと訳されている。
前者は英語で「要塞監獄」という意味だが、後者は日本語の固有名詞を基に『jail(英語で【牢獄】)+ville(フランス語で【都市】)』の造語表現となっている。
DS版以降の英語版での地名はGallows Moor。
 
湖の穴の地下洞窟を抜けた西側にある【牢獄の町南のほこら】の近くを通り北側へ向かった場所にある。
元々ここにいた者以外に、【絶望の町】【欲望の町】で問題行動を起こした者が連れ去られることもある。
最深部には大賢者【マサール】の弟、【クリムト】が監禁されている。
 
ボス戦が何度かあるので、この町に入る前に上記の井戸へ必ず寄ってセーブ・全快しておこう。
名前の通り町そのものが牢獄のようになっており、生活スペースの中央にあるギロチンが怖い。
ここでは多くの人間が碌に食べ物も与えられず、住人たちは身を寄せ合って暮らしている。
しかし住人の末路は、碌な判決もない死刑・餓死・病死・自殺…と悲惨なものばかり。
また、彼らを見張る兵士たちも、お互いが監視するような体制になっており、気に食わない部下はアクバーによって簡単に処刑される。
主人公一行は入り口にいる巨人族の兄弟【ソルディ】兵士長の助けを得て、内部に進入する。
だが、男の処刑を止めようとして、【ろうごくへい】あるいは【ゾゾゲル】&【ドグマ】に負けてしまう。
その後【牢屋】にぶち込まれるが、主人公に勇気付けられた反乱軍によって解放され皆で魔物達と戦うことに。
元々住人たちの間で反乱の計画は立てられており秘かに準備も進められていたのだが、
肝心のアクバーを倒せるような人物が居なかったために実行が先送りになっていたのだ。
 
反乱計画のために、睡眠薬入りのぶどう酒が用意されていたが、リメイク版ではそれとは別に、「ぶどうジュース」なるものも登場する。主人公達に飲ませてくれるため、おそらくパーティーメンバーに未成年がいるゆえの配慮と思われる。
  
アクバーに一行が勝った後は勝利の美酒に酔いしれた住人たちであったが、
一晩後は主人公一行が間近に迫ってきていたのを悟った【デスタムーア】によって、石にされたり動物に変えられてしまった。
大魔王の強さを引き立たせる役割にされる、あまりにも悲惨な結末を迎えさせられてしまう。
助ける手段は一切なく、後ろ髪を引かれる思いでこの町を後にした主人公らは大魔王の居地へと乗り込んでいく。
デスタムーアを倒すとこの世界は消滅するので住人のあの後が気になるところだが、
ゼニス王が「大賢者兄弟によって狭間の世界の住人は助けられた」と明言しているので、元に戻ったのだろう。
ソルディなど、戻ったことが確認できる人物がちゃんといる。
 
ちなみにデスタムーアが住人達を石や動物に変えた後、この場所はBGMが流れなくなる。
階段の昇降等のSEのみが響く中、物言わぬ石像が立ち並ぶ様は不気味そのもの。
獄長が倒れ看守が居なくなっても、大魔王を倒すまでこの町は「牢獄」のままなのだ。
 
余談だが、ギロチンの刑に処されそうになる男には仲の良い弟がおり、【あらくれ】(兄)と赤い服の若者(弟)という組合せは【トルッカの誘拐イベント】【ビッグ】【スモック】コンビと同じである。
弟の方だけ、アクバーを倒したあとの会話でなぜか台詞の名前欄に「弟」と表示される。
 
モデルは漫画、北斗の拳に登場する監獄の町カサンドラだと思われる。
門を守る巨大な体躯の兄弟、その後協力してくれる展開など共通点は多い。

CDシアター Edit

ナレーションだけであっさり片付けられるはざまの世界の町の中で、(一応)イベントが描かれている場所。
それでもごく断片しか扱われておらず、反逆迄のやりとりは主人公ウィルとハッサン、ソルディの3名の会話だけであり、町そのものの雰囲気などの描写が全くされていない。(喧騒などの環境音も無し)
そしてナレーションだけでアクバーもあっさり倒された事にされ、その後宴会のやり取りなどが少し長めに挟まれる…程度の扱いである。
一応申し分程度にだが宴会の中でテリーやミレーユの変化が描かれ、メンバー達の楽しげな会話が味わえるのが救いか。
 
町の住民達に至っては喧騒でしか扱われておらず、もしウィルがドグマ&ゾゾゲル、嘆きの巨人、【シスターアンナ】について尋ねられたらこう答えるだろう。
 
「そんな人たち、居たっけ?」
 
…と。