【ネジまきどり】

Last-modified: 2025-03-01 (土) 01:57:01

モンスターズシリーズに登場するラッパみたいな鳥のモンスター。というかラッパのような渦巻きに目と羽がついているといった方があってるとても奇妙なビジュアル。
からくり仕掛けなのかネジを巻かないと動かないとのことで、鳥系ではなく物質系である。
名前の由来は村上春樹の小説「ねじまき鳥クロニクル」だろうか。
 
"とり"あえず組み合わせは覚えやすく、見た目通り「物質系×鳥系」の配合で生まれる。
【キアリク】【キアラル】の両方を覚えるのが特徴的。
【はなまどう】と配合すると、【キアリー】【シャナク】も子供に受け継がれるため、【ひかりのはどう】を思いつく。
こいつを血統にして【コハクそう】にすれば補助系の特技がさらに充実する。
また、鳥系と配合するだけで【ベホマラー】【グランドクロス】持ちの【ヘルコンドル】を作れるのもポイントが高い。
DQM1では【やすらぎのとびら】の低階層に野生個体が出現するため容易に入手できるのもありがたいところ。
 
配合素材としては優秀なモンスターなのだが、ステータスの伸びに難を抱えがちな序盤の物質系モンスターの例に漏れず……というかその中でも最底辺クラスの成長率なので子世代への悪影響はまず免れない。
具体的に言うとLv1-35の間は全てのステータスが低調な伸び方をする。Lv36を超えるといきなり全体的に伸び率が跳ね上がるが、そこからゆるやかに下がっていき、最終的に元通りの低調な伸び率に戻る。そして攻撃力だけは最初から最後まで一切まともに伸びることがない。最終的なステータスも下から数えた方がはるかに早い水準。
先に配合先の例として挙げたコハクそうとヘルコンドルも晩成傾向が強めな種族であるため、ステータスの低さが重く響きがち。その後は【はなカワセミ】【ロックちょう】などの低レベルからよく育つ種族に繋げてあげるのがいいだろう。
 
DQM2の図鑑には「ぜんまい式のからくり時計におじいさんの魂がやどった」とある。元ネタはほぼ間違いなく童謡の「大きな古時計」だろう。
見た目的には前述の通り楽器の要素が強く、全然ぜんまい仕掛けっぽくはないのだが……

物質系のFランク。
野生のものは【格闘場左のとびら】【メダルのとびら】に登場する。
特性は【スモールボディ】【みかわしアップ】【れんぞく】を持ち、+25で【ときどきテンション】、+50で【スカウト%アップS】を習得する。
スカウト%アップSの特性はこのモンスターと【キラーピッケル】しか持たない貴重な特性。
なお、れんぞくの攻撃回数は3回だが、攻略本(集英社 スクウェア・エニックス共に)では5回となっている。
もしかしたら最初は攻撃回数は5回だったのかも知れない。

スキルは【フェザーウインド】

余談だが、【星降りの大会】で正体が判明するまではマルタの国代表に色々と恐ろしい噂が立てられていたが、
その中のひとつに「ネジまきどりみたいな口をしている」というものがある。
想像するとかなり怖い。なお、原作では「目が三つあって毛むくじゃら」という内容で、こっちはこっちで【ファーラット】を思わせるものだった。

【天空の世界】の風の塔に多数生息している。
ネジまきどり同士が出会うとじゃれ合う様子も見られる。

特性は前作と同じで、【新生配合】【クスリのちしき】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【マインドブレイク】を習得。

なお、今作の攻略本(集英社 スクウェア・エニックス共に)でも攻撃回数は5回と紹介されているが、実際は3回である。攻略本はメーカーから送られて来たデータを基に作る場合が多いので、このデータに間違いがあった可能性が高い。

スキルは同じく「フェザーウインド」。