【ロックちょう】

Last-modified: 2024-02-27 (火) 22:34:43

概要

モンスターズシリーズに登場するモンスター。
赤い肌の怪鳥で、巨鳥ロックというよりはどことなく【キメラ】を彷彿とさせる体型をしている。
ドット絵では分かりにくいが、尻尾が巨大な3本爪の手になっており、ここで獲物などを掴むことができるようだ。
色違いには【スノーグリフォン】がいる。
 
元ネタはアラビアンナイトに登場するとんでもなくでかい鳥。象を丸飲みにするくらいの大きさらしいので、さぞかしでかいのだろう。
アラビアンナイトの巨鳥ロックとはスペルが異なるが、英語で「岩」という意味の「ロック」ともかけているらしく、実際にDQM2の攻略本に「岩石でできた皮膚」と書かれている。
別名は「ルフ」で、その名を冠した【ルフの盾】がDQ10から登場している。

DQM1・DQM2

【鳥系】として登場。攻撃力は低いがその他のステータスは中々高く、特にHPは素晴らしい伸びを見せる。有り体に言えばHP版の【グリズリー】であろう。
低い攻撃力は他の能力の伸びが落ち着いた頃からゆっくりと伸び始める。
反面MPの伸びは一気に悪くなり、成長初期の貯金があるとはいえ最終的にはやや低めの値に落ち着く。そのため、育成するときは【ぶとうかのリング】よりも【まどうしのリング】(PS版では【ませんしのリング】も)を装備させる方が良いだろう。
習得する特技も【くろいきり】【アストロン】【タッツウしょうかん】と珍しく、かつ有用なものを覚えるので積極的に配合に組み込もう。成長も早めで能力の優秀さからシナリオ攻略に使用した人も多いはずだ。特技も他の魔物と配合して補えば極めて優秀なモンスターになる。
逆に敵として戦うとアストロンを使われて戦闘が無駄に長引いたり、HPの高さ故にすぐには倒れてくれなかったりと、厄介なモンスターでもある。
 
1では【マチコ】【ライバーン】との【お見合い】を利用すると比較的簡単に作れる。マチコ曰く鳥系が好みとのことで、ヒントになっている。
【あやつりのとびら】の21F以降にも出現。【他国マスター】も連れている。
なお、攻略サイトなどでは「とり系×ライバーン」の配合とされており、間違いではないのだが、キメラ・【ヘルコンドル】【モーザ】【ひくいどり】とライバーンの組み合わせは【キラーグース】の特殊配合が優先される事には注意が必要。
1のRTAではこれを最終メンバーの1体とするのが確定で、ロックちょうの代用モンスターは存在しないとまで言われる。
2では【へびこうもり】でお手軽に生産可能。作っておけばかなり頼りになるだろう。やはり上記の四種+へびこうもりではキラーグースになるので注意しよう。
 
【グレイトドラゴン】(GB版のみ)、【コアトル】(PS版のみ)か【ジャミラス】を相手にすると【シャンタク】が作れる。【しにがみきぞく】を血統にすれば【ワイトキング】も生まれる(GB版のみ)。
 
前述の通り、ロックとは岩という意味でもあり、それに関連してか、【ゴーレム】【うごくせきぞう】【ストーンスライム】など、体が岩石で出来ているモンスターを使った配合パターンが存在する。
 
ふしぎなカギで行ける鳥系が出現する異世界ではボスのお供として登場することがある。この場合、くろいきりで呪文を封じ込めてくることもあるため、できれば道具を持ち込む、【いてつくはどう】を使うなどの対策をしておくことを推奨。
 
なお、公式絵とPS版のグラフィックでは尻尾を下に降ろしているが、GB版のグラフィックでは尻尾を頭の上に上げている。

テリワン3D

久しぶりに登場。表記は「ロック鳥」。
元ネタが元ネタなためGサイズになる……と思いきやSサイズ。
配合以外ではタマゴから生まれるか【メダルおじさん】から譲り受けることでしか入手できないレアモンスターである。
位階の方も自然系のAランクとかなり優遇された扱いを受けている。
配合では【レティス】【カプリゴン】【ギガントドラゴン】【ブラックドラゴン】を使わないと入手できないので普通にメダルおじさんからもらった方が入手は楽。
【メカバーン】との配合で【ダーククリスタル】が、【カプリゴン】【タウラス】との配合で【フォロボス】が生み出せる。
 
所持スキルは【神聖】

イルルカ

ランクはBに低下。
【天空の世界】のフィールドでは鳥の巣が多数見られるが、ロック鳥の巣らしく、雛ロック鳥がエサを待っている。
フントの町付近の個体は時々【キラーシックル】を連れ去っている。
夜になると雛の世話をしている個体がいる。この個体は口笛を吹いても反応しない。
巣にはエサらしきキラーシックルや【トンブレロ】がいる場合も。
【宿り木の塔】の天空の世界を模したエリアにも出現する。こちらにも雛がおり、口笛を吹くと反応するが触れることは出来ない。
 
天空の世界のフィールドにうじゃうじゃいる為、簡単に入手可能。
また、ランク低下に伴い位階配合でも簡単に生み出せるようになっているが、テリワン3Dでの特殊配合手段はなくなった。
配合先は変わっていないが、新たに【グレイトドラゴン】との配合でシャンタクが作れるようになっている。懐かしの配合パターンの復活だ。その他にもヘルゴラゴと配合してマンモデウスができるので地味に有用。
 
今作では【新生配合】により、元ネタよろしくGサイズに変更する事も可能。
Mサイズにする事で【AI1~3回行動】、Gサイズにする事で【ギラ系のコツ】を得る。
それ以外では【スタンダードボディ】【みかわしアップ】【ギラブレイク】を持ち、
+25で【ギガキラー】、+50で【くじけぬ心】、新生配合で【受け流し】を得る。
巨大化させればギラ系の火力が大幅に増すが、行動回数が不安定になるので注意。

イルルカSP

キラーシックルのシンボルが【アラウネ】に差し替えられたが、こちらもキラーシックル同様に連れ去る。
SP版では3DS版で他のモンスターに襲われていたモンスターが別のモンスターに差し替えられている例が他にもあるが、差し替え後のモンスターも襲う設定になっているのはこいつだけである。
【ホイミスライム】を連れ去る【キャットフライ】といい、回復役のスライムを必要としているのだろうか?

DQM3

自然系のBランク。
自然系と物質系の系統配合、【スノーグリフォン】【メガザルロック】の特殊配合で生まれる。
 
特性は【ラージキラー】【光のコツ】(Lv20)・【光ブレイク大】(Lv40)・【1~3回行動】(Lサイズ)・【超みかわしアップ】(Lサイズ)・【超自然キラー】(Lサイズ・Lv60)。
所有スキルは【暴風】
攻撃と素早さが高めという速効型アタッカー、ちなみに他の能力値は軒並み壊滅的で合計値も下から数えたほうが速い。
一方で特性自体は恵まれておりラージキラーに光のコツ・ブレイクを兼ね備えるとSサイズでもアタッカーとしてコンスタントに使いやすい特性が揃う。
体力もMPも低いので長期戦は難しく開き直って初手で全力を出し切るようなスタイルを取るべきだろう。
 
【ひくいどり】【ホークブリザード】【ほうおう】との四体配合で【にじくじゃく】ができる。