【ネルセンの宿屋】

Last-modified: 2020-08-07 (金) 10:43:48

DQ11

【バンデルフォン地方】にある【宿屋】
名前の由来は勇者【ローシュ】の仲間であった英雄【ネルセン】からとられている。ただし英語版での地名はWarrior’s Rest Inn、ただの「戦士の宿」になっている。
近くには【バンデルフォン王国跡】【ヌルスケ】の墓が存在する。
 
木の柵に囲まれた大きめの宿が一軒あるだけで、当初はこれと言ったイベントもなく、旅の休憩地点として立ち寄る程度。
ただし入り口から近い場所に店、宿屋、教会が固まっているため冒険の拠点としてきわめて優秀。
【命の石】をキラキラから拾うこともできる。
 
PS4版等では他の町と違いエリア切り替えがない(前例にDQ10の【キャンプ地】がある)。
よって木の柵一つ隔てただけで外にはモンスターは闊歩している姿が普通に見られる。例えモンスターをこっちに誘導しても門をくぐるだけで追跡をやめてしまう。何か不思議な力があるのだろうか? しかし宿屋の女将はフィールド外で掃除をしている。襲われたりしないのだろうか。
ちなみに【フィールド攻撃】を使うことで柵の内側でもエンカウントが発生してしまう。
このように外のフィールドの一部扱いなのは、奥に【ボウガンアドベンチャー】の的があることとも関係しているのかもしれない。
 
PS4版等における命の石は宿屋に隣接した風車の建物のベランダに落ちており、取るには若干アクションゲームのようなテクニックが要求される。
宿屋の2階からベランダに出た後、まずは開けた扉が邪魔なので、出口からいったん離れて扉が閉まるのを待つ必要がある。
閉まったら、【ジャンプ】を使ってベランダの欄干に登り、そこからさらにジャンプで風車下のベランダに飛び移る必要がある。
もし失敗して落ちてしまうとまた1階から登り直しでかなり面倒なことになる。

世界に異変が起きた後

DQ4の【イムル】のように、この宿で寝ると不思議な夢を見ると話題になっており繁盛している。
実際に泊まると鎧を着た戦士が「くちおしい…」と呟き、謎の声が彼を助けて欲しいと呼びかけて来る。
夢を見た【ロウ】が心当たりがあると言い出し、【ユグノア城跡】へ向かうことになる。

過ぎ去りし時を求めた後

覚醒した【ケトス】の情報によって、バンデルフォン王国跡地下から【ネルセンの迷宮】へ行けるようになるので自然と立ち寄ることになる。
というのも、仲間達が「ネルセンの迷宮に行こう」「場所はネルセンの宿屋の近くだ」等と誘導してくるのも理由なのだが、ケトス覚醒には各地のフィールドを転々とし、その間の回想イベントや【神の民の里】でのスキルパネル解放、そして7人分のスキル調整も含めたら、ここまで30分~1時間くらいは掛かってしまう。
そのためパーティのHP・MPに余力はあってもプレイヤーの体力的な都合で、とりあえずセーブのために立ち寄りたくなるのは自然の流れであろう。
 
そしていざネルセンの宿屋に着いたら、異変後の世界で聞いたような話ばかりが出てくることに気付くはず。
この時系列では命の大樹崩壊前に戻っているため、泊まると再び例の夢を見られ、これが【バクーモス・邪】戦の前振りとなっている。
このため、過ぎ去りし時を求めた後の世界で初めて戦ったボスがコイツだった人も多いのではなかろうか。
 
また、周辺に【魔竜のたましい】を通常枠で落とす【おにこんぼう・邪】が現れるようになるので、魔竜のたましい集めの拠点にもなりうる。

3DS版

3D・2Dモードとも普通にエリア切り替えがある。
スタッフも心得たもので、ルーラの行き先が1ページ目最下段or2ページ目最上段とカーソルをあわせやすい位置に並ぶ。
さらに2Dモードでは建物内部でルーラをしても頭をぶつけないようになっている。
3DS版限定の【てんきよほウシ】はここにおり、話しかけると【てんきよほう】を習得出来る。
 
命の石は宿屋の裏のキラキラから簡単に拾える。

DQ11S

マップは各モード移植元の仕様に準ずる。
「勇者の実家」【冒険の書の合言葉】を持つヨッチ族がいる。居場所は3D/2Dどちらのモードでも宿屋の1階。