概要
DQ8で初登場したモンスター。
【わかめ王子】の上位種であるが、こいつは【ゾンビ系】。赤い体色をしている。
さらなる上位種に【ヘドロイド】、【こんぶ大将】、亜種に【タタリ御前】が存在する。
DQ8
【トロデーン城】にのみ出現する。城内の方が出現率が高い。
通常攻撃に加え、【のろいの歌】や【天使のうたごえ】で味方をサポートする芸達者。ただ、自分の歌に酔いしれて終わることもある。
手に持った骨のような物体をマイクにして歌ってくる。
ステータスは並だが、呪いの歌で行動を邪魔してくるのが嫌らしい。
【ゾンビ系】ではあるが【ダメージ軽減能力】を持っていない。
密かに【テンション下げ攻撃】も持っているが、お目にかかることはほとんどないだろう。
通常ドロップは【あかいカビ】(1/8)、レアドロップは【サンゴのかみかざり】(1/256)。わかめ王子と似通った内容。
サンゴのかみかざりはこいつの被った王冠の破片っぽいが、下記通りおよそ海とは無関係な出自のはずなのになぜ珊瑚…?
【モンスター・バトルロード】ではランクF3回戦の相手チーム【もうかり真っ赤隊】の一員として登場する。
余談だが、【討伐モンスターリスト】には「イバラになった人々の悲しみを吸って咲いた赤いバラ。決して散らない赤いバラ。」という、一見シリアスな説明に見えるがよく見るとダジャレっぽい解説がついている。
そしてこの解説文通りだとすると、こいつは誕生したてのモンスターということになる。
DQ10オフライン
バージョン2より偽りの【魔女の森】および【ジャイラ密林】、【ねじれたる異形の大地】に出現。
のろいの歌はそのままだが、天使のうたごえが【ザオラル】に変更された。【なかま呼び】も使う。
ドロップアイテムは【あやかしそう】。
DQ10オンライン
レアドロップは「お花の外灯の作り方」というハウジング用の庭具レシピ。
詳しくはこちらを参照。
ジョーカー1
ゾンビ系のAランクモンスターとして登場。
一般配合のほか、わかめおうじ×【ソードファントム】or【しりょうのきし】でも作れる。
【モルボンバ島】で夜にラフレシアのような巨大な花に近づくと突然花の上に現れ、
高速でガサガサと這いよってくるので、それなりに恐怖である。
こちら側のレベルが上がると他のモンスターと同じようにいったん逃げるものの、
なぜかこいつは少し遠ざかってから振り返り、またガサガサと高速で這い寄ってくる。何気にこのパターンのモンスターも結構多い。
また、Gピット横の梯子を上り、つり橋を渡った先でくちぶえを吹くとこいつか【メタルスライム】しか出ない。
【ノビス島】の【ギガンテス】よりも数倍効率がいい。
野生で生息する数少ないAランクモンスターで、こいつを乱獲すれば簡単に高位モンスターが作れるため、
フラワーゾンビを利用した【ゾーマ】の簡単レシピまで作られている。
ランクだけではなく、位階が野生のモンスターで最高(141)なので、こいつを配合するだけで各系統の一般配合で作れる最高位のモンスターがあっというまに生み出せる。
自分で使う場合は、魔封じに耐性を持つがゾンビ系らしくメラ系が弱点となっている。
基本スキルは【バラエティ】。
成長限界はいずれのステータスも500オーバーと、そこそこバランスが良い。
MPとかしこさは共に800オーバーで、守備力もそこそこ高くなる。
が、配合に便利すぎるので、あまり使う人はいないかもしれない(仲間にしているとスカウトが難しくなる)。
ジョーカー2・2プロ
野生では出現しない。
前作の組み合わせで作れる。
【おうえん】の特性が追加された。
【ナイトリッチ】との配合で【なげきのぼうれい】が作れる。
プロフェッショナル版では【ぼやき】、【わるぐち】とテンションにかかわる特性が増えた。
最強化で【てんしのきまぐれ】を習得。
レベルが低いうちから最大MP、賢さの伸びが良い。
呪文を覚えるスキルを引き継がせておくといい。
テリワン3D
Bランクに降格。
野生の個体は【とこやみの扉】に出現。
特性は【スタンダードボディ】、【おうえん】、【ぼやき】、+25で【わるぐち】、+50で【てんしのきまぐれ】。
イルルカ
位階505、ゾンビ系のBランク。
ゾンビ系としては【マミー】の一つ上、【デスゴーゴン】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は鞭と杖。所持スキルは【バラエティ】。
特性は【スタンダードボディ】【おうえん】【ぼやき】。
+25で【パラメータブレイク】、+50で【てんしのきまぐれ】、【新生配合】で【根に持つタイプ】。
さらに【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化で【しっぺがえし】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは丁度0。コストはものすごく重い。
おうえんとぼやきでテンションを上げ下げし、パラメータブレイクで弱体化を狙い、
倒されても根に持つタイプで嫌がらせと、補助・妨害に特化している。
パーティにいれば何かしら役立つだろう。
てんしのきまぐれは【天使のうたごえ】の再現だろうか。
- ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:596 MP:261 攻撃力:256 守備力:360 素早さ:366 賢さ:436
- ステータス上限の基準値(新生配合済み・スタンダードボディ)
HP:1792 MP:694 攻撃力:692 守備力:960 素早さ:932 賢さ:1119
ステータスは攻撃力以外は総じて高め。
攻め手は威力優先の呪文か、耐性に阻まれにくい体技などを使うかは悩みどころ。
耐性は半減が多く、ダメージ系やザキ、毒、呪いなどに強いが、
なぜか混乱と麻痺が弱点になっているのは気になるところ。
敵に素早い妨害役がいると何もさせてもらえないこともあり得る。
再び野生では出現しない種族になった。
今まで通りの特殊配合か、【バンパイア】×【マンイーター】などの位階配合で作れる。
夢見るタマゴから生まれることも。
SP版では【超ギガボディ】化で【ジャミングブレイク】を得る。
ライバルズ
1/1/1 ゾンビ系
召喚時:自分のデッキから2コスト以下の武器カードを1枚引く
「小さな希望のシンフォニー」で登場した共通のスーパーレア。
同じ弾で登場した味方リーダーの攻撃に反応して効果が発動する英雄カード【レックス】を軸としたデッキに採用され、【戦士】や【商人】などでレックスのレベルを上げるための低コストの武器のサーチカードとしてよく採用されていた。
ウォーク
2025年5月27日からのDQ8Rewalkイベントで登場。
クエスト1~4章受注時のフィールドでときどき見かけるモンスターとして登場。
呪いのうた、ザオラルを使用するほか、ゾンビンタで強力な一撃を浴びせることも。
こころは緑色でコストは92。回復魔力が100を超える高さだが、同色同コストの【イブール】には及ばない。
高グレードではスキルHP回復効果が5%上がり、混乱に耐性がつく。
タクト
2022年11月7日開催の「ドラゴンクエストモンスターズジョーカーイベント」にて「【ガルマッゾ】SPスカウト」のAランク枠として登場。
ゾンビ系Aランク、ぼうがいタイプ。
リーダー特性「敵のこうげき力-5%」
とくぎは【呪いのうた】「口封じのうた」「ハウリングボイス」
覚醒スキル10Pで「いどう力+1」30Pで「シンガーソウル」(自分のHPが50%以下になると自分のHPを体技で大回復し 呪文耐性・息耐性を上げる 効果3ターン 戦闘中1回まで発動) 50Pで「休み成功率+5%」
その他
【堀口レオ】の4コマ漫画では、【岩とびあくま】同様にタイトルに抜擢されどアップに描かれたことがある。