【メガモリーヌ】

Last-modified: 2024-04-10 (水) 19:03:05

DQ11S

CV:長縄まりあ
本作の新キャラクターで、追加シナリオ【気高き戦姫マルティナ】に登場するボスモンスター。
英語版での名前はBoodica。
 
【妖魔の監獄】を仕切る長であり、【妖魔軍王ブギー】の恋人的存在。
モンスターリストの解説によると、恋愛面では純情派らしい。
グロッタの町を支配したブギーに楯突く人間達を収監しては「おしおき」と称して一方的に甚振るなど性格は身勝手で攻撃的。
最初は声のみの登場で、ブギーに命じられて用済みになった町人たちを監獄に吸い込もうとし、かばおうとしたマルティナをも吸い込んでしまった。
ブギーに気に入られた上に囚われの闘士たちを助けようとするマルティナを生意気と罵り、監獄名物の「地獄のお仕置きラッシュ」を味わわせる。
が、どんなに叩きのめされても立ち上がり続ける彼女を見て腹に据えかね、遂に自ら鉄槌を下しに来る。
 
ブギーのガールフレンドという設定やキャラの声から【メルトア】のような女性型モンスターを連想させるが、その正体はよりによって水色基調でピンクの装飾に身を包んだ【メガトンケイル】系統の魔物。左胸には射抜かれたハートのタトゥーがある。
ブギーは交換日記にて「キミの【キングスライム】級のプリプリボディはとっても魅力的」と言っているが、むしろギガンテス以上のゴリゴリマッチョである。
メガトンケイル系統らしく鍛えられた筋肉が自慢の模様で、また自らの肉体を美しいとも言っている。何気にブギーもマルティナの筋肉を褒めるという若干筋肉フェチっぽいところがあり、そのためかメガモリーヌも自身の肉体にはかなりのプライドがあるようだ。作中の言動を見るに、マルティナに対し強烈なライバル心を抱いているようにも見える。
声の可愛さとあざとさだけなら作中屈指と言っても過言ではないが、あの声でゴツい外見なのだから最早ミスマッチを通り越して非常にカオスである。
DQ9の【呪幻師シャルマナ】のように「仮初めの姿は美しいが実際はバケモノ」というのはよくあるが、こっちは別に変身しているわけではないので、「声だけ可愛くてビジュアルは普通にバケモノ」というのもなかなか斬新だ。
「メガトン級」という口癖を持ち、使用例としては「メガトン級に生意気」「美貌も筋肉も私の方がメガトン級」「私のほうがメガトン級なのに」等々、強調するための汎用性が高い様子。
 
戦闘中も今作のシステムの仕様上やたら喋るが、攻撃を食らった際に可愛らしい悲鳴を上げたり、【ばくれつけん】を行う際に「メッタメタよ!」と言ったり等、「ルンルン♪ルカナーン♪」とか言い出す【ビビアン】とある意味で良い勝負をしている。というか声だけは可愛いので余計目を背けたくなる。
他にも系統おなじみの【がんせきおとし】【みわくのマッスルポーズ】を使うほか、「キレッキレよ!」と言いながらメガトン級のパワフルポーズを行って自分を含む敵全体の攻撃力を一段階上げてくる。
【ハンフリー】ら闘士たちが味方してくれるとはいえ、マルティナでも2発は耐えられない高火力で攻め立てるが、バニースーツの呪いで何度でも復活できる為、こちらも最高火力を叩き込んでいこう。
 
ブギーとの交換日記が監獄部屋で読めるが、二人の交換日記を見ると、彼女は積極的にブギーにアプローチしているのに対し、ウブで純情なブギーの方はお互いをよく知り魔王に交際を認めてもらった上で10年後にはじめて手をつなぐなどゆっくり(過ぎる気もするが)愛を育むことを望んでいることが分かる。
前述の通り彼女はブギーに入れ込んでいたものの、彼女が倒されてもブギーは特に気に掛ける様子もなくマルティナに熱を上げている始末。
ちょっと哀れに思えるが、無関係な人たちまでボコボコに痛めつけたその所業は流石に許されるものではない。マルティナのキツいお仕置きでお灸を据えてやろう。
 

過ぎ去りし時を求めた後

実は過ぎ去りし時を求めた後にも会う機会がある。
新しく追加された【連武討魔行】の裏の試練の2戦目で「メガモリーヌ・超」として登場するのだ。
この時間軸ではブギーが登場しないためか、【ニマ】についたようだ。
「煉獄のお仕置き軍団」とつくが、最初に現れるのは彼女1体だけ。
仲間を呼んで【グール】【しにがみのきし】などを呼ぶほか、自身に似た「メガモリーヌ・極」も呼ぶ。
本体の攻撃はばくれつけんやがんせきおとしなどが中心で、メガトンポーズで攻撃力を上げるほか、極と一緒にゾーン状態になってダブルばくれつけんを繰り出す。
 
この戦いは1人でしか挑めない制約が付くので、単体攻撃と全体攻撃が共に可能なキャラが不可欠。
他との振り分けを考えて、ここは因縁のあるマルティナで挑むのが最適解。ピンクサイクロンやばくれつきゃくなどを使い分けよう。
特技によるMPの消耗とHPの消耗、特技の威力の増強を併せてカバーできる【妖魔のバニースーツ】もぜひとも持ち込みたいところ。
また第2戦の敵は全て光属性が弱点なので、【聖竜のえんげつとう】があればHPを回復しつつ弱点を突くことが可能であり、戦い方次第では妖魔のバニースーツなしでも耐えしのげるだろう。
 
余談だが公式設定資料集には「初期案ではギガモリーヌとテラモリーヌという兄弟がいるという裏設定があった」と書かれている。超と極にあたるポジションで登場させるつもりだったのだろうか?