【グール】

Last-modified: 2020-01-07 (火) 20:14:08

概要 Edit

DQ2で初登場したアンデッドのモンスター。
色違いには【くさったしたい】【どくどくゾンビ】などがいる。
【リビングデッド】とは本編で色の取り合いが発生しているせいか、DQ2以降長らく共存していなかった。しかし、DQ10で共演を果たしたのがきっかけとなり、以降の作品では共存している場合も多い。
なお本来の元ネタはアラブ地方の伝承に登場する死肉を食らう化け物(喰屍鬼)。女性の場合はグーラと呼ばれる。
元々は特にゾンビという設定は無く、悪魔や怪物といった扱いである(【スモールグール】のほうがこれに近い)。
だが、ゲームとしての元ネタはやはり、D&Dのグールの方だろう。
 
スーパーライトでは、亜種として【サマルトリアの王子】のコスプレをした「王子グールー」が味方限定で登場している。

DQ2 Edit

【満月の塔】【ロンダルキアへの洞窟】に出現。
集団で現れることが多く、狂ったように【ギラ】を連発してくるのだが、中盤から終盤にさしかかる頃なのでギラのダメージは全く脅威にならない。それでいて【マホトーン】が確実に効くので、簡単に黙らせることができる。
 
しかし、実はマホトーンが100%効くという特性が大きな罠になっており、軽い気持ちで下手に呪文を封じ込めてしまったが最後………とんでもないバカ力を発揮して殴りかかってくるのだ。
 
こいつの攻撃力はあまりにも理不尽、場違いな高さを誇る。なんとその値「120」。
数値的には一発ブン殴っただけで【メタルスライム】を粉砕する破壊力であり、周りの敵の攻撃力は高くてもせいぜい【ガーゴイル】の85や【くびかりぞく】の82程度なので、初登場の時点ではダントツのパワーなのはもちろんのこと、【ロンダルキア】の大地にひしめく猛者たちにも引けを取らない(参考:【キラーマシン】が攻撃力115、【サイクロプス】が攻撃力121)。
 
行動パターンは通常攻撃とギラのみで、かつギラを使う確率が極端に高く設定されている。
しかしゾンビにもかかわらず【判断力】が高く、マホトーンを食らうと「呪文が封じられた」と即座に判断する。よって、ギラが使えなくなると100%通常攻撃へとシフトし、前述の地獄を見せてくるのだ。
稀にギラに混じって1/8の確率で普通に攻撃してくることもあるので、明らかに打撃の方が強いという見立てはつくが、それだけでは判断力という隠れた仕様まで推測するのは容易ではなく「ギラは封じない方がよい」とその場で察知できるとは限らない。大抵の場合は「とりあえず封じておくか…」とためらいなくマホトーンを唱えてしまうだろう。
やはり一度恐怖のメガトンパンチラッシュを経験しなければ、この巧妙な罠を見抜けないことが多い。
 
ギラ使用の際の画面の点滅を鬱陶しく感じ、しつこさに嫌気がさしたプレイヤーに「マホトーンを使わせよう」とこっそり誘導している意図が見え隠れしており、当時のスタッフのセンスや意地の悪さを感じる(似たような例にDQ6の【しれんその1】がいる)。敵の個性の引き立たせに一役買った存在と言えるだろう。
 
ちなみに、色違いのリビングデッドとくさったしたいは【ザラキ】に完全耐性を持つのに、何故かこいつは2回に1回程度の確率で食らってしまう。元ネタのようにアンデッドではなく食人鬼系の設定なのだろうか?サマルがザラキを覚えているなら狙ってみるのもよい。
 
落とすアイテムは【くさりがま】。ドロップ率は1/8と非常に高いので、売却が面倒でなければ金策に役立てよう。
 
本作の三大攻略本【ファミコン神拳 奥義大全書】【完全攻略本】【公式ガイドブック】でそれぞれの記述は下記のとおりである。

  • ファミコン神拳 奥義大全書
    ※巻の四「ドラゴンクエストⅡ」ではなく特別編「キム皇のファミコン神拳110番」(ドラゴンクエストⅡファンブック)の方

    グールはギラをしゃべる。でもマホトーンで呪文を封じ込めるとスゴい力で攻撃してくる。ギラの方が安全かもしれないぜ。

  • 完全攻略本

    攻撃力が高いうえ、ギラの呪文も使える手強いヤツ。

  • 公式ガイドブック

    墓を掘り返しモンスターを蘇らせるゾンビ。しつこくギラを使う。

上記の三冊の中で、本来なら最も情報量が少なく攻略的要素に乏しい「ファミコン神拳 奥義大全書」が唯一「マホトーンで封じると逆効果」ということを的確に解説している。これはなかなか珍しいケースと言えるだろう。

リメイク版 Edit

攻撃力が103までダウンしたうえ、ギラと攻撃が半々の割合になった。
つまり普段から攻撃もしてくる。また、判断力が0になり、マホトーン状態でもギラを使う。
さらに【ラリホー】耐性が低下しており、高確率で効くためかなり有効。
攻撃呪文の耐性が無くなったため【ベギラマ】+【バギ】で効率良く狩れる。
相変わらずザラキも効きやすい。
ただ、攻撃力が下げられたとはいえ、【シルバーデビル】と同等の攻撃力はあるので甘く見ないほうがいい。と言うより、いくらかパワーダウンしたと言っても魔法を封じられずとも普通に殴ってくる分、明らかにコイツから食らうダメージはリメイクに伴い増している為、魔法を封じなければほぼ殴られる事の無いFC版よりも危険な存在になったと言える。
 
FC版ではコイツの他にも、超性能の【ふしぎなおどり】【スクルト】しかしない【パペットマン】、中位の【ほのお】【仲間呼び】しかしない【フレイム】、ザラキと【ルカナン】しかしないロンダルキアの恐怖【ブリザード】などなど、個性的というかキワモノな行動パターンを持つモンスターが多いが、ほとんどがリメイクに当たってよく言えば無難、悪く言えば凡庸な行動パターンに変えられている。
 
ガラケー版以降ではギラがグループ対象に変わり、半分の確率で唱えるギラも少し厄介になった。
つまり、GB版以前に比べると常にそこそこ以上のダメージを与えてくるようになった。

小説版 Edit

満月の塔で出現するが、下位の2種と違って腐臭の描写はなく、あっさり退治される。

DQ3 Edit

【アレフガルド】【マイラ】【メルキド】周辺など、広い範囲に登場。
4匹組が多く、【マヌーサ】を使ってきたり、(普通逆ではあるだろうが)【ゾンビマスター】を呼んだりする。
前作の場違いな攻撃力はその影もなく95と終盤の割にはかなり低い。
更に周りが猛者揃いのため弱い。攻撃系の呪文はなんでも効くので、幻惑されたら活用したい。
HPは高めなので【ベギラゴン】を使っても良いがコイツらだけで出てきたときはただのMPの無駄だったりもする。
【おうじゃのけん】【いなずまのけん】をそれぞれ道具使用しての併用が効果的。

小説版 Edit

アレフガルドでパーティに襲いかかった。

DQ7(リメイク版) Edit

【トクベツなモンスター】No.019。
公式配信石版【ドキドキのパーティ】で登場。
【リビングデッド】よりは弱いが、【もうどくのきり】をパーティ全体にかましてくる。
これに引っかかると被害が大きいので、優先して片づけたい相手。
攻撃系の耐性はなく、倒すのは難しくない。

DQ8 Edit

久々の登場。【サザンビーク国領】(東部と北部の平原)に出現。そこでは夜間にしか現れない。
最後尾を集中攻撃する他、仲間も呼ぶ。
【ゾンビ系】の特徴である【ダメージ軽減能力】も持つので、テンションを溜めてから倒そう。
なお、【ワイトキング】に呼ばれたコイツはかなりステータスが上がっている上、【痛恨の一撃】を繰り出すことがある。しかし、偶にどうしたらよいかわからず無駄行動することも。
また、ゾンビの癖に何故か【ザキ】が効く(これは前作でも言える事だが)。
 
落とすアイテムは通常枠が【どくけし草】(1/8)、レア枠が【金の指輪】(1/128)。
こいつ自身は毒攻撃をしないので、どくけし草を落とすのにも違和感がある。
金の指輪を落とすのは、DQ2で腐った死体が【いのりのゆびわ】を落とす事のセミオマージュか?

DQ9 Edit

【グビアナ地下水道】【ジャーホジ地方】などに出現する。
たまに仲間を呼ぶ以外は様子を見るくらい。ゾンビ系なのでやはり炎と光が弱点。
落とすアイテムは通常枠が【どくどくヘドロ】、レア枠が【いかりのタトゥー】
本作含めて、多くの作品で毒攻撃をしない理由がみやぶるで見られる2ページ目で判明する。
腐りかけのときは息もツメにもおそろしい毒がしみこんでいたのだが腐りすぎて抜けた、とのこと。
イマイチよくわからないが……。

DQ10 Edit

久々に共演したリビングデッドに最上位を譲っている。息は【あまいいき】に変わったため、経験値稼ぎの対象とされた。
詳しくは こちらを参照。

DQ11 Edit

世界に異変が起きた後のデルカダール地方などに出現する。3DS版では【名もなき地】【古代図書館】東)にも出現する。
ゾンビ系らしく、フィールドでは基本的に夜に出る。
通常攻撃の他、【どくのねんえき】を使ってくる。ドロップアイテムは【ユグノア銀貨】【怒りのタトゥー】

強ver Edit

【賢者の試練】に登場。目が赤くなりよりゾンビらしく見える。
【あまいいき】を吐いたり呪いを使ったりするようになったうえやたらHPが高く、厄介な妨害役と化した。
ドロップアイテムは通常版と一緒。

DQMJ3 Edit

ゾンビ系のランクC。くさった死体とリビングデッドの上位種で、【マッドスミス】の下位種。
位階配合の他、リビングデッド×べビルの特殊配合で生まれる。
HPと守備力がくさった死体系トップなので耐久力は問題ないが、他の能力値が中途半端。
 
特性は【ノーマルボディ】【ねむりブレイク】【ジャミングブレイク】
+25で【でろでろボディ】、+50で【やみのはどう(特性)】、+100で【いきなりバイキルト】
メガボディ化で【AI1~2回行動】、ギガボディ化で【HPギャンブル】、超ギガボディ化で【ときどきリバース】を習得。
スキルは【よどんだ息吹】

トルネコ2 Edit

【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】などに出現する。
攻撃せずに腐った液を吐いてくる。武器・盾両方錆びさせることができる。
ゾンビ系の例にもれず、倒されると【お墓】を落とすことがある。
また、落ちているお墓からモンスターを復活させる。
 
もっと不思議のダンジョンB18F付近には通常攻撃をしてくるグールが登場するが、そいつは確実に【マネマネ】が化けたものである。
B51Fあたりから再登場するが、この頃には一撃で倒せるので空気。
 
ステータスや出現フロアが【くさったしたい】【リビングデッド】と大差ないし、下位種と同じく装備にメッキさえあれば無害。
一応それぞれ錆びさせる武具が違うが、せっかく3種類も用意されているのに似たり寄ったりである。

トルネコ3 Edit

最大HP50、攻撃21、防御23、経験値55。
くさったしたい、リビングデッドの上位種であり、どくどくゾンビの下位種。
【密林島の発掘場】【いけにえのほら穴】【魔物の巣】【封印の洞くつ】に出現する。
腐った液による攻撃やお墓を落とすのははもちろん、通常攻撃をしたりアイテムを投げたりと多芸化。
ポポロで仲間にしたときの成長タイプは【普通・早熟】で、デフォルトネームは「グルカ」。
元ネタに習ってか、話しかけるととにかく肉を食べたがっている。
ポポロでいけにえのほら穴に挑んだ時に仲間になると心強いが、最大レベルが9なのでここ以外の活躍の場はない。

少年ヤンガス Edit

【魔導の宝物庫】の100F以降にランダムで出現。
基本は変わらないが、仲間を呼んだり封印を無効化したりする。やっぱり毒攻撃はできない。
 
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「ヘンリー」、♀が「ルーシー」。
配合方法は【マクロベータ】×【しにがみ】or【ゆうれい】
【コロファイター】との配合で【しりょうのきし】【シャドー】系統相手で【かげのきし】が生まれる。
ちなみに少年ヤンガスでは、どくどくゾンビとどちらが上位なのかが微妙なことになっている。
詳細は【どくどくゾンビ】の項参照。
 
♂はゴミ拾いが趣味らしい。
♀は信頼度を最高にするとヤンガスにもっと肉をつけるように勧めてくる。
もしかしたら成長したヤンガスが太っていたのは彼女の助言があったからかもしれない。

DQH2 Edit

系統最上位種として登場。前作ではなかったリビングデッドとの同時出演が実現することになった。
【闇の浮遊城】及びクリア後の【ローザス森林地帯】に出現する。
系統特有のタフさは相も変わらず健在である。

DQB Edit

第2章のキーキャラクター、【ウルス】の成れの果てとして『なぞのモンスター』として登場。
敵としては中ボス扱いだけあってHPは他の死体より多いが、特筆点はそれだけ。
むしろグール本人よりも同時に襲い掛かってくる???の群れによる集団リンチのほうが脅威。
狭い部屋の中で大量のくさったしたいに囲まれると危険なので一旦部屋から脱出して各個撃破で数を減らして対処すると良い。
ちょっとセコいが、取り巻きともども予め床に穴をあけて落としておくのも効果的。
戦闘前、または開始直後に【ブイヤベース】【海鮮鍋】で守備力を上げておけば敵の攻撃はほぼシャットアウトできるようになるので、あとは【てつのおの】で滅多切りにすれば楽勝である。
倒した後は昇天する。
 
その後、旅のとびら・緑の先の荒野にデカい個体がいる。
一度倒すと二度と出現しないが、倒すと【ちからのゆびわ】を必ず落とす。
相当なHPと攻撃力で襲ってくる他、毒弾に加え、HPが減ってくると通常サイズのグールを呼び出すことがある。
しかしコイツ自身よりもあちこちから寄ってきて戦闘の妨害をしてくる【リビングデッド】【しりょうのきし】の対応の方がよっぽどキツい。夜間に戦うと【メトロゴースト】まで邪魔をしてくるので、昼間に戦うこと。【せいなるナイフ】のマヒ攻撃もうまく使いたい。

DQMBS Edit

冥動の天魔王編より登場。Mサイズのギガレア。
最高相性の性格は【ずのうめいせき】
基本ステータスはHP:531、ちから:420、すばやさ:137、かしこさ:136、みのまもり:296。
技はなぐりつける→のろいのいちげき→レインボースプラッシュの順で変化していく。