概要 
DQ3における通常戦闘曲。
構成=Intro:3小節、A:10小節、B:8小節、C:1小節
調=ヘ短調(Fm)
BPM=149(NHK交響楽団)
拍子=4/4
モンスターの不気味さ・恐ろしさをイメージしたような雰囲気だった前2作のBGMから打って変わり、激しい戦いをイメージした曲となっている。
最初のメロディの直後に入る高速アルペジオが印象的。とても印象的。
Cの部分はループに使われる。低音から高音へ上昇するフレーズでイントロに繋げられ、Cの1小節とIntroの3小節の計4小節となってループする。
高校野球の応援曲としてもよく知られており、その吹奏楽アレンジバージョンが、ユニバーサルミュージック合同会社より発売されているCD「ブラバン!甲子園2」に収録されている。2017年春のセンバツでも聞かれたように、今だに現役バリバリ。
また、TBS系列で放送中の『サンデージャポン』などのテレビ番組などでもジングルとして使われることがあり、特に日本テレビ系列で放送されていた『どれだけ食えスト』は番組名がドラクエを意識していることもあってか、頻繁にSFC版音源を流していた。
DQ3自体の大ヒットによる影響からか、シリーズ戦闘BGMの中では最も起用率や知名度が高い曲ではないかと思われ、DQ3をプレイしたことのない人でも、おそらくどこかで一度は聞いたことがあるだろう。
DQ3 
非常に直球ど真ん中なタイトルのこの曲は、通常戦闘で使われている。
FC版では【バラモス】戦や【オルテガ】VS【キングヒドラ】でも流れるが、リメイク版では【戦いのとき】、【回想】という新曲がそれぞれ作られた。
高音から低音へ下降するエンカウント音で始まり、FC版ではドラム音やトレモロを多用しつつ展開される。
SFC版では、優秀なDQ6音源の実力によりとても素晴らしい出来栄えになっている。
現実の演奏では再現しがたい高速アルペジオ部分を、古典的な曲が多い本作にどのように適合させるかが注目されたが、現代楽器との相性も抜群のサウンドドライバにより、高速アルペジオのシンセサイザー音も完璧にマッチしている。
FC版との違いとしてエンカウント時にSEが入ってからのBGMスタートとなるのでオリジナルを知っているユーザーには若干の違和感を覚える。
なお、オーケストラ版では「戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦」の3曲がメドレーになっており、
CDでもこれで1トラック分となっている。
NES版 
北米で発売されたNES版のみ、ゾーマの城でオルテガが敗北した場面で、この曲のアレンジ版が流れる。
前半部は原曲のスローテンポアレンジで、後半は独自の旋律となる。
リメイク版のこの場面では、【鎮魂歌】が使われるようになった。
DQ10 
【ピラミッドの秘宝】での戦闘曲として使用。
また、【バラモス】戦でもこちらの曲が使われている(すごろくでは「戦いのとき」)。
詳しくはこちらを参照。
DQ11 
【連武討魔行】で流れる。
連戦が終了するまでは画面が切り替わっても途切れることなく流れ続ける。
3DS版 
【時渡りの迷宮】最終層の戦闘および【バラモスの城】での戦闘で流れる。
DQMB2 
敵チームの登場シーンで流れる。
剣神 
ボス戦の曲として再登場。
中ボス全般及びステージ1,2,4,5のボスと対峙した際に流れる。
因みにステージ3,6,7のボス戦では【戦いのとき】が流れる。
DQH 
通常ステージの音楽としてランダムで流れる。
DQH2 
【よみがえりし守護者】、【闇の世界】の戦闘BGMとして流れる。
闇の世界は通常は【広野を行く】が流れているので、さながらDQ3の【アレフガルド】状態である。
シアトリズムDQ 
難易度 | ふつう | 難しい | 激ムズ |
総トリガー | 72 | 133 | 232 |
最初からプレイできるBMS。
背景は平原・砂漠・森・塔内部などがランダムで登場
DQウォーク 
ザコモンスターとの戦闘BGMとして流れる。
ダイの大冒険(アニメ)、アベル伝説 
戦闘シーンで使われている。
上記の解説のようにBGMを区切る際には独自のアレンジが使用されている。
いたストDS 
コロシアムでの戦闘で使われている。
8ビット音源風になっているが、あくまでも「風」に聴こえるところに芸の濃さを感じる。
DQR 
「やまたのおろち」「カンダタ」の登場時に流れる。
スマブラSP 
ステージ【天空の祭壇】で流れるBGMの1つとして収録。