【手投げばくだん】

Last-modified: 2024-02-12 (月) 01:22:35

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】編で登場する道具。
名前の通り、手で投げやすい小ぶりなサイズの【まほうのたま】と言った見た目をしている。
材料は【ばくだんいし】【鉄のインゴット】【ひも】
 
道具として使用する事で投げる事ができ、山なりの軌道を描いて飛んでいく。
地面や敵に接触すると起爆し、小範囲の敵にダメージを与える。
まほうのたまとの大きな違いとして、家畜以外の住人や仲間にはダメージを与えず、
ブロック攻撃力もまったくないので、純粋な攻撃用途として使用できる。
 
制作可能になるタイミングは同島で【獣魔兵団】を撃退した後、【飛行兵団】が襲来し、それに対する防備を固めるという段階。
ビルダーであって兵士や戦士のように戦いが本業ではない【主人公】が自分流で戦う手段を考えてはどうか、という
【ホッホ】からの提案で製作可能になる。
 
ホッホの口ぶりなどから、空中に居る飛行兵団に対して有効なのかと思いきや、独特の軌道により投げたこれを飛んでいる敵に直接当てるのは至難の業。
実際の使い道としては【バギバキューム】で墜落させたり、【デインバリア】などで敵が足止めされている所に
城壁の上やデインバリアの反対側などから投げ込んで敵全体にまとめてダメージを与えていく…というのが効率的である。
主人公の通常攻撃よりも広範囲&ダメージもそこそこにあるので、ダメージ効率としては悪くないものの、
やはりネックになるのは消耗品なことで、材料も無限資源化できないばくだんいしを消費する点。
人力で【ばくだんいわ】を狩って集めようとすると中々に時間がかかるし、
生息地帯に大規模な【ギラタイル】を用いた罠を仕掛ける事で自動狩りを行うにしてもその労力や放置時間は決して小さくはなく、ばくだんいしはクリア後も整地に使える【まほうのたま】の材料でもあるため腐ることも少ない。
そしてそういった準備が整えられるようになる頃には戦闘の機会がほとんど無くなっている点も影の薄さに拍車をかける。
 
更に言えば、遠距離から攻撃するなら連発こそできないものの【ほのおのつるぎ】【回転ぎり】で飛ばす炎の方が射程も威力も数段上でしかも無制限に撃てる。
また、設置場所を確保できるならやはり無制限に撃てる【大弓】もある。複数並べれば威力も十分。
 
そのような事情から、「ホッホから貰ったぶんを投げ尽くした後は存在を忘れていた」というプレイヤーも少なくない。
実際、これでないとダメージを与えられない敵というのも特に存在しない事や、ムーンブルク島以降は一切言及されない事もあり
(一応、後の【からっぽ島】【ウゾーン】率いる大軍団が襲来するイベント戦闘では地形的にそこそこ有効に使う事ができるが)
せっかく登場したにも関わらずなんとなく影が薄く、不遇な道具である。