概要 
リメイク版DQ4などで流れる、中ボス戦専用の戦闘曲。
FC版では終盤に戦う「地獄の帝王」と呼ばれる大ボスたちの曲として【邪悪なるもの】があったが、
それ以外の中ボス戦の曲がなかったために、PSでのリメイクに際してこの曲が新しく作られた。
DQ4(リメイク版) 
初めて流れるのは【ピサロのてさき】。ただし【武術大会】では使われない。
KeyはDmを使用。FC版では通常戦闘曲がDmだったが、リメイクに際してCmに変更され、その代わりこちらが今回Dmになっている。
通常戦闘曲【戦闘~生か死か~】(PS版音源での曲名は【栄光への戦い】)の一部も織り交ぜて、リズムはトルネコシリーズのモンスターハウスを彷彿させる。
曲自体は緊迫感に溢れ、プレイヤーからの評価も悪くない良曲であるが、闇の世界の四天王を全て倒すと、ゲーム内で聞く機会がなくなってしまう。
【エッグラ】&【チキーラ】もシステム上は裏ダンジョンのボス扱いなのだが、この曲は使われていない。
(使われているのは【楽しいカジノ】。)
テンポを通常戦闘曲より落として、行進曲風になった。
【戦闘~生か死か~】Cパートのメロディを色々とアレンジして曲が作られている。
一筋縄ではいかない強敵と戦っている雰囲気を見事に出している。
曲の出だしにPS版とそれ以外の音源で一部違う音が存在する。
PS版ではティンパニが主旋律を奏でる部分において、通常のオーケストラではティンパニは4つまでしか使えないので、オーケストラ版ではティンパニがカバーし切れない音域をトロンボーンが補う形で引き継ぐという編曲が成されている。
PS版DQ4以外の作品ではオーケストラ版が標準になっているので、PS版DQ4の曲調に慣れていると違和感を覚えること請け合い。
DQ10オンライン 
Ver.4.2のイベントで用いられ、Ver.4.3のラスボス戦で流れた。
詳しくはこちらを参照。
DQMB2 
前座の魔王にあたる【魔剣士ピサロ】戦で使用。
こちらはテンポが随分と速くなっている。
DQH 
DQH2 
【カマン隊長】&【ドドス隊長】、【大峡谷】(南の戦い)、【ミュシャド】戦で流れる。クリア後に聴く機会がなくなるのはある意味原作再現。
DQR 
主にDQ4のボス召喚時に流れる。
原作でこの曲が流れたピサロのてさきやうらぎりこぞう等では、レジェンドではないので流れない。「エッグラ&チキーラ」も実装当初はこの曲が使われていたが、後に原作と同じ楽しいカジノに変更された。
余談だが、BGM「立ちはだかる難敵」が流れるカードは長らくキングレオ(とその復刻版)だけで、キングレオの主な役割は隙を見せた相手に速攻によるトドメ(=出番が来たとき試合が終わる)だったためこの曲はろくに聞かれず、しばしば「リーサル(=勝ち確定)のテーマ」などと呼ばれたり呼ばれなかったり。
現在はエビルプリーストなどでも流れるが、チェックメイト状態になることが多いのは変わらず。
ドラけし! 
DQ4イベントのボス戦で流れる。
DQウォーク 
大半の強敵モンスターとの戦闘やメガモンスターのキングレオとの戦闘で流れる。
また、メインストーリー7章以降は10話以外のボスについても一部を除きこちらが流れるようになった。同時に6章のボスも2話と10話を除きこちらに変更されている。
現時点でこの曲を最も頻繁に聴くことになるのは間違いなくこのDQウォークであろう。