FF10
薄くきらびやかな翼を持ち、聖べベル宮を守護する最強の聖竜。
名前の由来はフランス語の"effrayer"(恐怖)か。
- その華麗な外見と名前から、召喚獣として扱えないのを惜しんだプレイヤーは数知れず。
美しい見た目とは裏腹に、攻撃はどれも強力である。
通常攻撃もさることながら、全体にまんべんなくダメージを与えてくる「光弾」や、全体に毒と強烈なダメージを浴びせてくる「ポイズンブレス」など、使う攻撃はいずれも凶悪で、まさに最強の聖竜の名にふさわしい。
また、HPが低くなると自身に「ヘイスト」をかけるという極悪非道な手段を使い、距離が離れている場合は強力な全体物理攻撃「接近攻撃」を使用し、距離を縮めると共に大ダメージをお見舞いしてくる。
- 1回の攻撃によるダメージが1000を超えるので、最初は軽くビビった。
- 何よりもポイズンブレスが危険なのだが、飛空艇が離れていれば回避できる。
ポイズンブレスの直前に雄叫びを上げるような動作(=1ターン消費)をするため、この前触れを利用しトリガーコマンドの「はなれる」をシドに頼み(シドのターンが回った時に飛空艇が離れてくれる)回避するとよい。
その際、ポイズンブレスを放つが「ブレスがとどかない」と表記され失敗に終わる。- 雄叫び前に離れても、こちらの攻撃の勢いが弱まり、近いうちに接近攻撃されてしまうため、「はなれる」は前半戦のポイズンブレス回避用と思うのが妥当か。
- 一応、離れているとシドがミサイルで3回まで攻撃してくれる。ちなみに4回目は弾切れを嘆く。
- 攻略本では、ヘイスト+接近攻撃を多用する状態を「怒りモード」と呼んでいる。
「怒りモード」では、雄叫びの後に離れようとしてもブレス回避に間に合わない。
しかも直ちに接近攻撃し、その後に再び雄叫びを上げることもよくある。
「はなれる」なんかではやってられない。
私見だが、味方をヘイスト状態にして戦うのが安全かと思われる。- ↑は的確に立ち回れば、怒りモード前に行っていたブレス回避の流れに持ち込めるのだが、なにせ向こうがヘイスト状態なので、こちら全体がヘイスト状態とかでないと、「吠える」→「はなれる指示」→「ポイズンブレス(=回避が間に合わない)」→「実際に飛空艇がはなれる」→「接近攻撃」→「吠える」と向こうのペースにされかねない。
- 石化にらみによる石化とポイズンブレスによる毒はともに、アルベド回復薬で解除できる。
個人的には非常にこのアイテムに世話になった。 - 強力な技である「ポイズンブレス」に目が行きがちだが、「石化にらみ」も結構やっかい。
というのもこの「石化にらみ」には、防御不能のスロウ効果がついている。
技名から石化効果にばかり目が行ってしまうこと、スロウには状態異常のエフェクトがない(動きが遅くなるだけ)こと、耐性無視であること、おそらく一度は目にしたことがあるであろうバジリスクに効果の違う同名技が存在すること(こちらは石化効果のみ)など、スロウにかかったことに気付きにくい。
また、4属性半減のため遠距離からのダメージが与えにくいこと、接近攻撃で近接戦闘を強いられることが、石化にらみの回数を増やす原因となる。
味方がスロウ、エフレイエがヘイスト状態になると倒すことが非常に難しいが、石化にらみを受けたらヘイストで上書きをすることを徹底すれば、難易度は大幅に下がる。- 2人戦闘不能になった時の(残った1人に対する)石化にらみにも注意。
アーロンは、飛空艇でシドにエフレイエを倒すように言われた際、「高い船賃だな」と言う。
このセリフが、エフレイエの強さを物語っている。
あの伝説のガードであるアーロンですらエフレイエを恐れていた。
スフィア盤未使用プレイでは最大の壁となって立ちはだかる。
なお、エフレイエが落ちぶれたような姿になったエフレイエ=オルタナもボスとして登場し、石化効果の付いた攻撃等をしてくるものの、残念なことに戦闘開始からゾンビ状態のため、フェニックスの尾2回使用で御陀仏。
「スロウ」をかけるとカウンターで自分に「ヘイスト」を使用するため、基本的に「スロウ」は使用厳禁。
(「カウンター」+「スロウ攻撃」でスロウ状態にしても、次回のカウンターで「ヘイスト」を使用)
また、「ディレイアタック」などを4発当てたり「ディレイバスター」を当てたりするとカウンターで「ヘイスト」を使用し、たとえそれが戦闘開始直後であってもHP減少後のモードに移行するので注意。
ただし「デスペル」を使用しないので、「ヘイスト」を使われる前にエフレイエに「リフレク」を使用しておけば、以降の「ヘイスト」は全て反射されるため、安心してエフレイエをスロウ状態に出来る。
とは言え、この時点で「リフレク」を習得するためにはキマリやリュックをそれなりに鍛える必要があるが。
- カウンタースロウはHPが一定以下まで減った時限定。
強敵と認識される最大の原因として、エフレイエ戦ではユウナが居ないため、召喚獣で力押し出来ないことが挙げられる。
- 幸い、飛空艇内に出現するモンスター達はいずれも高いAPを持つものばかり。
どうしても勝てない場合は、ひたすらパーティーの強化に勤しむのもあり。 - 詰(積)むくらいならコレに頼ってしまっていい。
直前のアルベドのホームの出口近くでLv,4キースフィアを拾っているはずなので、材料には困らないだろう。
結婚式場に乗り込むムービーを「襲撃」付きで見たい、と思いデータを残しておきいざ見よう、と思ったらコイツに苦戦させられる。
せめて倒した後に飛空艇内でセーブさせて欲しかった…。
やっとの思いで倒しても安心できない。
こいつとの戦闘の後にベベルで5回の戦闘がある。
連戦ではないので必ず回復しておこう。
この戦いも含めて、全ては茶番であり、最終的には僧兵の人海戦術の前に投獄されることになる。
- エフレイエが破れて幻光虫が大量に散った際、ベベルの一同は動揺していたので、恐らくはエフレイエさえ居れば全て事足りると判断し、エフレイエが人間に負けるとは想像してはいなかった模様。
キノックは茶番と虚勢を張っていたが、保険が活きたと思われる。
ストーリー中盤の盛り上がる展開に現れる強敵、最強の聖竜という格好いい設定と壮麗な見た目、飛空艇上での戦闘と非常に盛り上がる場面。
だがワッカが戦闘に立つと、高速移動する飛空艇から高速移動するエフレイエにボールをぶつけ、戻ってきた所をキャッチするシュールな光景が繰り広げられる。
ある意味、ワッカの尋常ならざる投擲技術の最高峰とも言える見せ場。
やはりグアド族謹製なのだろうか?
10の魔物は『生』への未練・執着に引き寄せられた幻光虫の集合体だから、本来ベベルにも仇為すはずだが。
- ただの魔物を聖獣だなんて大層な呼び方をするはずがない。訓練所のおっさんみたいな奴が昔いて、エフレイエが創られた…とか。推測の域を出ないけど。
- ポジション的にはユウナレスカの用意したガーディアンに近いと思う。
ルールーが知っていたってことは、寺院が箔を付けようと積極的に喧伝していた可能性が高い。
何年前からいたのかは分からないが、ごく最近作られたものでないことは確かだろう。- グアド族にエボンの教えが広まったのは多分シーモアが誕生する少し前、30~40年前くらいか。微妙な線だな。
- なお、アルティマニアオメガでの掲載位置は、聖地のガーディアン系と魔天のガーディアン系の間。
このことから見るに、やはりガーディアンに近い魔物なのではないだろうか。 - 寺院を守護することに執着した狂信者が死後魔物と化したか、狂信者達の遺した幻光虫が寺院を守護するという目的のもと一つに集まり生まれた魔物かも知れない。
PFFNE
AREA29-6の2戦目に1体登場する。
FFRK
FF10からボスとして登場。ノーマルダンジョンでは「飛空艇」のボス。
魔石
FF10の「エフレイエ【X】」がレア4の聖属性の魔石となっている。
魔石効果は「エンライト」「パワーアップ」「ライズパワー」。
魔石スキルは「ヘイスト」「ホーリー」「たたかう」、超魔石スキルは「【契】光弾」。