魔法/【リフレク】

Last-modified: 2024-04-24 (水) 19:16:57

一部を除いて魔法を反射するバリアを張る。
ドラクエシリーズのマホカンタと違い、反射された魔法は必ず「反射したキャラにとっての敵」へ向かっていく。
つまり敵が反射すれば味方へ、味方が反射すれば敵に魔法が向かう。
欠点は黒魔法だけでなく白魔法も反射してしまう点で、うっかりケアルとかを味方にかけて
リフレクによって反射されて敵が回復~というおちゃめな事をしてしまう人も中にはいる。(この辺も初期のマホカンタと同じ仕様。)
しかし、使いようによっては役立つ事もたまにある。


実はこのリフレク、『一度リフレクで反射した魔法は跳ね返せない』という特性がある(FF7除く)。
これを利用して味方にリフレクをかけ、その味方に魔法を反射させる事で
相手のリフレクを貫通して魔法を撃つ事が可能である(通称デルタアタック:FF3除く)。
なお、このデルタアタックで反射された魔法はどの敵に当たるか分からない。
したがって特定の敵を狙うことはできない。


敵の放った魔法を無効化しつつ、敵に反射して攻撃できるという攻防一体のバリア。
反射しさえすればその攻撃を無効化できるという強力な防御性能を持っている。
他の防御魔法には無いその特性は、制御こそ難しいものの時として猛威を振るう。


海外版ではReflect。読みも同じく「リフレク」又は「リフレクト」となる。


バトル/【リフレク】


FF3

クラス7の白魔法
魔法効果は上記の通り、単体に魔法を反射するバリアをはる。
ただ1回反射すると消えてしまう。
ァイア系リザド系ンダー系ポイズンバイオブレイクフレア
エアロ系ホーリーほのおふぶきかみなりメガフレアのみ反射可能。
消滅させるのもやや面倒な上に使用してくる敵はウネウネクローンの2体だけなのでそこまで意識する必要はない。


使用可能なジョブは、「白魔道師」「導師」「賢者
ドーガの村インビンシブルで20000ギルで購入できる。


本作ではリフレク状態の味方に味方が魔法をかけても反射されない。
その一方で、1回の反射で効果が切れる代わりに重ね掛け可能という妙な特徴も併せ持つ。

  • 誤解を招かないよう追記しておくが、重ねがけは不可。確かに味方のリフレクは反射されず何度も掛けられるが、敵の魔法を1回反射したら無防備状態に戻る。これを重ね掛けとは言わない。
  • この場合は「掛け直し」というのが適切。また、一度張った状態で続けてのリフレクは無効になっている。

ケアルガと同じレベル7のため、使うのが少々もったいない。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版ではFF4以降に準拠して、味方の魔法も反射する。

  • 但し、敵のいかずち等の特技は跳ね返せなくなった。
    ライブラ等の一部の魔法も跳ね返せないが、FC版の頃の特技以外のものは引き続き反射可能。
    また、サイレスデスといったステータス異常及び即死にするだけの魔法も反射可能に(キルは不可)。

イレースで解除されるようになった。
また、リフレク状態のキャラにさらにリフレクを掛けようとするとミスになる。


重量(詠唱時間)は7。


セイブザクィーンを使用しても発動可能。

FF3(ピクセルリマスター版)

ほぼDS版と同じ効果と考えて良い。
メガフレアを反射できないのも痛い。
ただし、ルーンの杖の効果がブリザガ(黒魔法のそれよりは少し弱い)となり
導師ではイレースを使えない…
(正確にはレアな消耗品の亀の甲羅割りを使用すれば使えない事も無い)
という訳で「敵に」かけてプロテスや回復魔法をこちら側に反射してしまうと良い。
物理系ジョブ×3+導師の編成等では意外に便利なテクニック。
魔法攻撃をメイン火力とする魔人と導師が同居していたりする編成だと使いにくいのがネック。

FF4

白魔法。消費MP30、命中率75%、待ち時間0。
ローザはレベル36、ポロムはレベル44で修得し
テラ試練の山イベント後に使用可能になり
フースーヤは初期修得している。
単体をリフレク状態にする。
フェイズが使ったり、ベイガンが使ったり、制御システムが使ったり、ドグが使ったり。
味方からはアスラに使ったり、バハムート戦で使ったり。
さりげなく出番の多い魔法だったりもする。


魔法だけでなく、結構いろんな特殊攻撃を跳ね返せる。

  • 9ディメンジョンがその一例。リフレクをターゲッティングされたキャラに使えば、アサルトドアーも楽勝。
    • 普通にプレイしてるレベルだと、リフレクなんかとても間に合わないが。

あまり知られていないがリフレクの効果持続時間は、魔法で掛ける場合よりも光のカーテン月のカーテンで掛ける場合の方が長めに設定されている


特に見た目の変化もないので漠然と使ってるとデルタアタックしようとして効果の切れたキャラに魔法を直撃させてしまったり、バハムートなんて楽勝とか思ってたらうっかりメガフレア直撃で死んでしまったなんてことになるので、ステータスはこまめにチェックしながら戦おう。

FF4イージータイプ

イージータイプでは、カーテン類が無い為、これで跳ね返すしかない。


ローザの修得Lvが密かに36→34に引き下げられている。

FF4(GBA版)

ニルヴァーナをアイテム使用しても発動する。

FF4(DS版)

命中率100%、待ち時間2になった。
また、ローザは修得レベルが40とやや遅くなった。
魔法全体化」をつければ全体掛けできる。


リフレク貫通」をつければ無視することが可能。
メガフレア等一部の特技は跳ね返せなくなった。

FF4TA

白魔法。単体をリフレク状態にする。詠唱時間0。


1回しか反射されないならと思ってディスペルをデルタアタックしてみたが…
やっぱりリフレクは消せない…


補助アイテムの魔法効果はリフレクでは跳ね返せない。
しかしアイテムとして使うと魔法が発動する武器をアイテムとして使った場合は、
魔法扱いとなるためリフレクで跳ね返される。


体が緑に発光する。どっちかというと深緑っぽい。比較するとスリップの発光は黄緑。

FF5

Lv5の白魔法。魔法を反射するバリアを単体に張る。消費MP15。
デルタアタック」「アトミックレイ」といった敵の技や、レベル系魔法等の一部の青魔法ですら反射可能。


ムーアの村で6000ギルで購入可能。
魔法と反射のエフェクトは、まるで斬撃のように大きな三日月型の壁になっている。
SEはセーブポイントに入ったときと同じ。


カーバンクルリフレクトリングが登場。
リフレク状態自体はよく用いられるのだが、これらの存在によってリフレクの魔法は使われる事が少ない。

  • 前者は対象が全体、後者は装備者のみだが永続且つ解除不可と、どちらも非常に強力なのが大きな差を生んでしまっている。

命中率は128=必中。


敵の中には稀にリフレクに耐性を持つ者がおり、GBA版までならそれらには調合「ドラゴンアーマー」で耐性無視のリフレクを付与できる。
旧スマホ版とピクセルリマスター版では修正された。
また、最初からリフレク状態のモンスターもいる。リフレクドメイジカーバンクルオメガなどが該当。

FF6

単体を魔法を反射する緑色のバリアを張っているリフレク状態にする間接魔法。消費MP22。
カーバンクルの魔石で習得できる(×5)。


機種によってはリフレクで反射した魔法の威力は半減するため、前作までと違って、デルタアタック戦法の有用性は落ちている。

  • PS版・ピクセルリマスター版では反射しても威力は半減しなくなっている。
  • GBA版・旧スマホ版では半減する。

またFF6にはリフレクを貫通する魔法が多く存在するため、リフレク自体の価値も微妙になっている。
が、マジックマスターなど、リフレク無しではやってられない敵も存在するため、扱いはそれほど悪くない。


ジハードを召喚した後、その戦闘中はずっとリフレク反射時のエフェクトの色がおかしくなる(ゲームに支障はない)。これはカラーパレット関係の問題らしい。


普通に魔法でかけたリフレク(及びカーバンクルのルビーの光のリフレク)は3ターンほどで消えてしまう…。短すぎる!!


関連項目????:青魔法・敵の技/【リフレク????】

FF7

バリア』のマテリア(レベル3~@要AP15000)を装備することで使用可能。消費MP30。
4回しか魔法を跳ね返せない。
しかも、相手がリフレク状態の場合、リフレクが切れるまで延々と反射し続ける。

  • 何故7に限りそんな仕様にしたのかが謎。
    ついでにプロテス・シェルでなくバリア・マバリアにしたのも謎。

反射ミラーにも同様の効果がある(向こうは素で全体化で効果を発揮する)。
リフレクの魔法は前述通り使用可能になるまで結構手間がかかるので、単純な代替用としても活用できる。

FF8

サポート魔法として登場。
全体攻撃魔法やリフレク反射魔法、『ドレイン』やデスペルを除く魔法を跳ね返す。
精神J』にジャンクションすると精神が大幅に向上(72up/100個-3位/49種)し、
ST防御J』にジャンクションした場合は、石化石化中暗闇沈黙バーサクスロウストップ混乱
に対するステータス防御率が所持数の1/4分上がる。


魔法としての使い勝手は微妙。ジャンクションした方がいいだろう。


竜の皮からは20個、光のカーテンからは100個精製可能だが、両方共希少価値や他の用途による需要が高いので、サポート魔法精製からはあまりお勧めできない。
モンスターからはアダマンタイマイプリヌラSAM08Gワイルドフック(Lv30~)、ルブルムドラゴン(Lv45~)、ウェッジ(2回目)コマンドリーダー鉄巨人ガルガンチュアアルティミシア(1回目)よりドロー可能。
時期限定だったり比較的後期に出現する面々が軒を連ねており、比較的前半に出現しても高レベルにならないとドローできないのもいたりする。
早めに欲しい+低レベル維持したいならば、Disc2の初期のガルバディアD地区収容所で戦うウェッジからたっぷり頂いておくのが吉。

FF9

ガーネットのアクションアビリティ『白魔法』とエーコのアクションアビリティ『白魔法』『W白魔法』、
およびベアトリクスのアクションアビリティ『聖白魔法』で使える魔法。
消費MPは6で、対象単体をリフレク状態(白魔法と黒魔法を跳ね返す)にする。
ガーネットが使用・修得するには「ミスリルラケット」「星くずのロッド」「リフレクトリング」「ルビー」とAP20、
エーコが使用・修得する場合は「ミスリルラケット」「リフレクトリング」「ルビー」とAP25が必要。
ベアトリクスは修得済み。

FF10

ユウナ「守護の鏡、魔法攻撃反射!」

白魔法の一種。リフレクの永続効果。消費MPは14。
飛沫とともに発生する魔力が、透明な反射の鏡を描きだすエフェクト。
多用出来るほどではないが、一部の敵との戦闘では上手く使うとかなり有利になれる。
ただ、意図的に稼がない限り修得可能時期がかなり遅くなってしまうのが難点。

  • キマリのルートを工夫すればスフィアマナージュを倒した直後にも習得できる。『盗む』のすぐそばだし

星のカーテン使っても同じ効果が得られる。MPを消費せず短めの待機時間で可能だからか、こちらはアイテムの入手時期が遅くなっている。
防具のオートアビリティも星のカーテンがないと付けられないため、改造で付与出来るのはやはり終盤になる。

FF10-2

ドレスフィア「白魔導士」のコマンドアビリティ「白魔法」で使用できる魔法の一つ。
今作では味方全員をリフレク状態にし、魔法をかけられると別の者に反射する。
回復魔法や補助魔法まで反射してしまうのがきつい。
この魔法を覚えることで派生するアビリティはない。
リザルトプレート「きらめく鏡」の装備特典でもある。


10では単体だったが本作では一発で味方全体に掛かるので、デルタアタックするには便利。デフォルトで対象が味方全体なのは非常に珍しい。

FF12

時空魔法。相手1体をリフレク状態にする。
消費MP12、持続時間「60+(活力×0.6)」秒。
『時空魔法2』のライセンス習得で使用可能。


魔法を受けると、最も近くにいる敵に跳ね返す。
ただしリフレク貫通特性の魔法やリフレク貫通オプションを持つ相手の魔法は跳ね返せない。


上位魔法に「リフレガ」がある。
範囲内にいる相手をリフレク状態にする。

FF14

特殊フィールドコンテンツ専用の魔法として「ロゴス・リフレク」「ロスト・リフレク」が登場。
どちらも対象に魔法を跳ね返すバリアを付与する。威力は魔法を放った対象に依存。

FFT

静寂に消えた無尽の言葉の骸達
闇を返す光となれ! リフレク!

 
時魔道士時魔法として登場。
魔法の反射先は、対象(リフレク状態のキャラ)を軸として術者から点対称の位置になる。
反射された先に誰もいなくても発動する。
当然ながら魔法を反射するという点では役に立つであろうが、
魔法を意図してだれかに当てるのはとても難しいだろう。

  • 反射というより、魔法を受け流すイメージ?に近いような気がする。

Spが短いので、敵が魔法を唱えはじめてから割り込んでかけることも可能。


意外にもオートバトルにすると、味方はそれを考慮した行動をとる。
そのためリフレクトメイルを装着した味方に、後衛からブリザガやらスロウやら放ち超遠距離の奴らも塵に変えることだって可能。こういう事はホントに上手い。


それにしても、詠唱文にさえ時の「と」の字もないこの魔法がなぜ「時魔法」なのだろうか。

FFTA

時魔道士時魔法雷鳴のロッドから覚える。
反射した魔法は詠唱者に返ってくるようになったので、それなりに使える。
リフレクトメイルでも同様の事ができるので良い。

  • 自分に使った魔法も自分に返ってくる。ケアルヘイストは自分にセットしておけば問題無い。
    逆にデルタアタックをしようとすると、巻き込んだ人数分が全部自分に返ってきて大変な事になる。攻撃の補助としては使えない。
  • プレイヤーが使える魔法のうち、反射できるのは白魔法黒魔法時魔法及びその同名魔法とスリプルのみ。

FFTA2

時魔道士時魔法雷鳴のロッドから覚える。
リフレク貫通」も登場したが、味方がリフレクになるのは余りないので微妙なところ。
サンクルール戦などにあれば便利かもしれないが、人によっては物理攻撃だったりする。


お約束どおりヘイスト等の支援魔法も跳ね返されてしまうため、
NPCが勝手に味方にかけると微妙に殺意が沸く。

DFF・DDFF

魔法としては存在しないが、ガードや強判定の攻撃で反射できる魔法が存在する。
ただこれらはこの魔法で反射するわけではないので、厳密な意味ではリフレク効果ではない。
なお、ティーダのみリフレクダッシュで自然反射できるので、こちらが他作品のリフレクに近いか。

FFL

レベル7の白魔法
敵では序盤から使う奴もいたが、味方が使えるのは黄昏の章になってからである。


メテオとアルテマはともかく、コメット・ホーリーまでリフレクを貫通してしまう。
最終盤では防御魔法としては使いづらい。
そしてリフレクを使ってくる敵も、確かフリーシナリオのトロサウルス・ギガントス、
そして終章・後編のリフレクトメイジしかいなかったはず。
今作ではあまりリフレクを意識することはないだろう。

  • ちなみに全体魔法のクエイクも一応リフレクで跳ね返せる。
    ただし跳ね返した人数と同数のモンスターにしたダメージを与えられない。

FF零式

歴代リフレク史上初となる敵専用魔法、それもラスボス専用という高い地位に。
魔法を跳ね返す障壁を張り、魔法を無効化する。障壁は数十秒で消えるが、すぐに張り直してくる。
2戦目では4人目以降使用しなくなるので、シンクなど魔法でないと攻撃を当てにくいキャラはその後にまわしたい。

  • ちなみにアルテマだけは跳ね返せない。無効化はできるが…

零式の世界観が軍記物、ということを考えるとリフレクが無い理由も頷ける。
魔法を使う敵といえば零式の世界観においては裏切り者(あるいは裏切り者から見たかつての味方)しかいない。
普通の皇国兵や蒼龍のモンスターの飛び道具はウォールでしのげれば十分で、
こっちは強力な魔法で応戦できるところを、
敵の飛び道具をわざわざ跳ね返して攻撃するなぞ非効率の極みである、というわけだろう。

  • 衝撃緩和などのための「反発」の魔法としてはありかもしれないが、用途が難しいか。

PFF

敵専用魔法。
単体または全体にリフレクを付与する。
召喚獣カーバンクルもあるが、今作ではリフレクをしない。

FFRK

レア3の白魔法アビリティ。対象単体をリフレク状態にする。
本作のリフレクは単体魔法を跳ね返す仕様であるため、全体化された魔法は跳ね返せない。
生成に必要なオーブ(中)は白5個、聖8個。

FFEX

時空魔法の1つ。
術者周辺の範囲内の味方を一定時間魔法反射の状態にする。

チョコボの不思議なダンジョン2

チョコボはこの魔法が使えず、不思議なハネで召喚したカーバンクルがこの魔法を使える。

チョコボレーシング

魔法攻撃を撃った相手に跳ね返す魔法(一部の魔法は跳ね返せない)。魔石レベルアップはしない。
アビリティ「バリア」を使わない場合は一つは持っていた方がいい。持っているだけでも攻撃を受けたら自動で発動し、任意使用の場合は数秒間キャラを覆う半円形の魔法のドームが出現する。

  • 実はエフェクトが消えたあともちょっとだけ持続している。
    • バリアと違って「これ」は防げない

回避不可能なブリザガアルテガミニマガ死の宣告辺りの対策として有用。

  • だが本家と違い跳ね返せるのはファイア、サンダー、サンダラ、死の宣告程度で他は防ぐのみ(本家は基本的にファイガなど上級魔法も術者へ跳ね返す)。

KHシリーズ

IIから登場。あらゆる敵の攻撃をガードするバリアを張り、
攻撃を受けた際に衝撃波のようなもので反撃する。
BbSではアクア専用アクションコマンドで、
他二人の主人公(テラ、ヴェントゥス)のリフレクトガードとは違い全方位からの攻撃をガードする。

  • 裏ボス系などには驚異的な効果を発揮してくれる魔法。
    恐らくケアルガより使用頻度は多いのではないだろうか?
  • 威力も高く、仕様中は完全無敵でありながらMPコストは非常に軽い。

上位に本家FFにはまだ無いラ系魔法の「リフレラ」、FF12に登場したガ系魔法の「リフレガ」もある。


詳細はこちら→kh_series:技・魔法/【リフレク系】