「兵士」を意味する英語。
大概は名前そのものでの出演が多いが、中には人ではなかったり、重要な設定としても登場する場合も。
関連項目:設定/【ソルジャー】、ジョブ/【ソルジャー】
FF1
後の作品では人なのだが、こちらは機械型モンスター。
浮遊城を徘徊し、下位種のガーディアンに比べると攻撃力と防御力がなかなかに高く手強い。
- HPはガーディアンの2倍になっているが、防御力はガーディアンと大差ない。
また、ガーディアンより攻撃力が大幅に高くなった代わりに、ガーディアンにあった麻痺の追加効果はなくなっている。 - ただし、手強くなっている代わりに、獲得経験値・ギルも大幅に上がっている(ガーディアン:Exp1224・ギル:400→ソルジャー:Exp4000・ギル:2000)。
ガーディアンは攻撃力25だが、こいつの攻撃力は102と4倍以上もある。
防具を固めたナイトでも一撃で結構なHPを削られるので、下位のガーディアンの攻撃がショボかったからと油断しないようにしよう。
GBA版以前のFF1において、こいつより攻撃力の高いモンスターはデスマシーン(攻撃力128)・デスビホルダー(攻撃力120)・チラノザウルス(攻撃力115)の僅か3体のみ。
デスマシーンとチラノザウルスは出会うのが非常に難しいレアモンスター、デスビホルダー(デスアイ)は特定の場所のみでしかエンカウントできない中ボス扱いの固定モンスターであることを考えると、普通にエンカウント可能な雑魚敵の中ではトップの攻撃力を誇ると言っても過言ではない。
FF1(GBA版以降)
鳥系モンスターでもないし即死攻撃も一切使わないのだが、なぜかフェニックスの尾を落とすようになった。
GBA版以降ではラスボスの攻撃力が100→170に大幅強化された他、より攻撃力の高い追加ボス達も何体か登場したものの、追加雑魚モンスターの中でこいつより攻撃力が高いものはセクレト(攻撃力110)ただ1体のみのため、普通にエンカウント可能な雑魚敵のなかでは第2位の攻撃力を持っていると言える。
FF2
黄色の甲冑に身を包んだ帝国兵系モンスター最下位種。
序盤のポフト・バフスク・サラマンド周辺の広範囲や、セミテの滝の洞窟に出現する。
最序盤では防御力が少々高く感じられ、弓には少々注意が必要かもしれないが、
何故か1体での遭遇が多いし、すぐに脅威ではなくなる。
ゴブリンガードを引き連れてくる事もあるが、それでも何故か1体。
フィン北部ではマジシャンとセットで出現する。
なぜか、にんにくを持っている。他のアイテムはポーションと毒消し。
帝国兵関係はキャプテンをはじめゲーム全体でのカモなのだが、こいつは群を抜いてショボい。
- にんにくはこいつだけしか落とさないために、秘紋の迷宮のないPSP版以前でにんにくを99個集めたいという場合にはこいつを狩り続けるしかない他、地味にこいつが登場しないSoRではにんにくを絶対に入手できなかったりするので意外と馬鹿にできない。
…わざわざ実用性の乏しいアイテムであるにんにくを99個も集めるアイテムコレクターがいるかどうかはともかくとして。
PSP阪だと甲冑を身に包んだ太ったオッサンになっている。
- 一番原画に近い。PSP版のこいつを知った後に原画を知った時は驚いたな…。
- FF2のモンスターグラは大きく分けてFC版、WSC・PS・GBA版、PSP・ios?版と変化を続けているのだが、
この系統の敵はまさに三者三様に変化している。原画に近い姿を得れたのもPSP版以降の話だったのだ。
弓が魔法扱いなので、魔法防御レベルを上げるのに最適な序盤のカモ。特に全体魔法が魔法防御レベル上昇にかかわらないFC版では重要。
こいつを始めとした帝国兵系モンスターの出現度合い=帝国の影響の度合いと設定されている節がある。
帝国が支配していない地域では出現率が低く単体出現が主。
ソルジャーは単体で戦えるほど強くないのでRPGのモンスターとして考えると不自然な出現パターンだが、偵察や伝令といったサポート任務の兵士をイメージしたものと考えれば納得がいく。
そうなると、大戦艦周辺でマジシャンを連れて集団行動しているのは戦闘部隊あるいは補給部隊のイメージかもしれない。
他にもカシュオーン城は一階のみ出現、戦争に関わっていないミシディア方面とすでに滅ぼして戦略的価値を失った離島のディストには全く出現しない等、出現地域を見ていくだけでもなんとなく勢力図がわかる。
そして竜巻出現後はそれが一変する。
FF2(PSP版以降)
PSP版以降の秘紋の迷宮では「のばら」のフロアで固定敵として出現する。
反乱軍が苦戦しているから倒すのだが、こんなヤツに苦戦してる反乱軍って…。
FF5
この名のモンスター自体は登場しないが、アイスソルジャー、バイオソルジャーといった名を冠したモンスターは登場する。
FF6
Lv12、HP100、MP10、種族:人間。
攻撃力11、防御力50、命中100、素早さ35。
回避率0、魔力10、魔法防御150、魔法回避0。
弱点・吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:全て有効。
行動:
通常
- 1ターン:たたかう(100%使用)
操る:たたかう/なぐる。スケッチ:なぐる/たたかう。あばれる:不可。
盗み:通常枠ポーション/レア枠なし。落とすアイテム:通常枠なし/レア枠ポーション。
変化:不可。
EXP:0。獲得ギル:48。
帝国軍陣地に配属されたガストラ帝国の帝国兵。
一般の帝国兵と形も色も名前の意味も一緒。
違う以上能力は異なるが、正直ほとんど差を感じられない。
海外SNES版では、「Grunt」という名前になっており、帝国兵が「Soldier」だった。
GBA版にて「Soldier」表記に戻り、帝国兵は「Imperial Soldier」に変更された。
種族は勿論人間だが、地味に毒属性が弱点になっていない。
設定的には帝国兵が勲章をもらったもの。*1
その中でも「実力的には帝国兵と大差ない。」と書かれている。しかも、帝国兵はカウンターを使うのに対してこいつは使わない。
持っているアイテムも帝国兵の方が僅かに上ハイポーションである。
- なんと状態変化に対する耐性を全く持っていない情けないモンスターの一体。
カイエンは「手強いでござるぞ」と叫んでいるが、ステータスも総合的に帝国兵より劣っている。 - 帝国兵よりも格下の兵なんじゃない?ガストラ帝国の直属の兵が帝国兵だとして、ソルジャーの方はガストラ帝国の傘下の何とか大隊とか中隊とかからの兵で、帝国兵よりもちょっと序列が下とか。
- 帝国兵は一般募集、ソルジャーは自衛隊で言うところの一般曹候補生とかなのかも知れない。
もらった勲章というのもその「候補生」であるのを示すもので実力とは関係ない、とか。 - もらった勲章が実は重装備が可能になる勲章なのかも。
FF6(GBA版)
魂の祠にも出現しない。もっとも上記の通りモンスター図鑑に登録されない&獣ヶ原に現れないため、もし出現してもほとんど意味がなかっただろう。
FF7
神羅カンパニーのエリート兵だが、単にそれだけではなく、
主人公のクラウド(こちらは自称だが)や、宿敵セフィロスの職業であったりと、
重要な設定を持っており、その意味は単なる兵士に留まらない。
モンスターとしてはソルジャー:1ST、ソルジャー:2ND、ソルジャー:3RDの3階位に分けられたソルジャーが登場する。
PFFNE
AREA2-7の2戦目に登場する。