モンスター/【ベールダンス】

Last-modified: 2022-08-14 (日) 04:44:26

FF6

Lv15、HP392、MP120、種族:人間。
攻撃力13、防御力115、命中100、素早さ35。
回避率0、魔力10、魔法防御145、魔法回避0。
弱点属性:毒。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:毒、カッパ、バーサク、混乱以外有効。
行動:

  • 通常時:
    1ターン:たたかう/たたかう/何もしない
    2ターン:たたかう/たたかう/ふしぎなおどり
  • 自分以外のモンスターがいない
    1ターン:ファイラ/ブリザラ/サンダラ

操る:たたかう/ファイラ/ブリザラ/サンダラ。スケッチ:ファイラ/ブリザラ。あばれる:ブリザラ。
盗み:通常枠ハイポーション/レア枠盗賊のナイフ。落とすアイテム:なし。
変化:成功率12.5%。ポーション/ポーション/ポーション/ミラクルシューズ
EXP:224。獲得ギル:296。


スラム・ゾゾの町の屋内に出現する踊り子。
桃色のローブを羽織った青い肌で、亜種にアムドゥスキアスネイショリズム魔法レベル30がいる。

  • ヒルギガースが屋外でしか出現しないのに対し、こいつは屋内でしか出現しない。
  • 種族は人間。亜種は全て魔法生物だが、ベールダンスだけ魔法生物ではない。

魔法に長け、単体になるとファイラブリザラサンダラといった中レベルの魔法を使う。
特に単体で出現することがあり、先に手を打たないと確実にラ系の魔法を受けてしまう。
レベルや魔法攻撃力はナルシェのケフカとほぼ同等であり
こいつの単体魔法は味方を確実に即死させる威力が、全体魔法でもこちらを一気にピンチに追い込んでくる。

  • 単体ラ系で400以上のダメージを当たり前のように叩き込んでくる。よっぽど稼いでいない限りこの時点では耐えきれるものではない。
  • 前作でもラメイジという似たタイプのモブ敵がいた。
    しかし爺さんだったラメイジに比べ、華やかさでも危険度でも段違いである。
    • ラメイジは常に全体化で削ってくるのに対し、こちらは単体ならほぼ即死。
    • むしろデザインと性能・危険度からしてクムクムの後継者。

倒す前に一度は魔法攻撃を受ける可能性が高く、味方が動く前に魔法が飛んでくることさえ珍しくないので、
フェニックスの尾をいくつか常備するのはもちろん、HPが低い状態で屋内を移動するのも極力避けたい。
弱点は毒属性なのでバイオブラストなどが有効。


通常枠でハイポーション、レア枠で盗賊のナイフを盗めるほか、
ラグナロックを使うと成功率12.5%のうち1/4の確率でミラクルシューズに変えられる。
盗賊のナイフ二刀流するために欠かせない敵。

  • こいつから盗賊のナイフを奪うのにどれだけ時間がかかったか…。
    その後のコロシアムガリュプデスからスリースターズ盗むのが
    どんなに大変だったことか…。
    • ゾゾ初来訪時に盗賊のナイフを集めようとするとラ系一回で死にかけるのである程度ゲームを進めてから戻って集めた方が楽。
    • 盗賊のナイフのぶんどるはダメージで敵を倒してしまう事も多い事と、FF6はレア枠のみの敵が約半数もいる(=そもそも盗みにくい)ので、あまりこだわらなくても良いと思う。
      崩壊後のスリースターズはゴゴを仲間にしてから準備を整えた方がぐっと効率的に集まる。

魔法レベル30以外のベールダンス系モンスターはいずれも同じ確率でミラクルシューズに変化させられる。


ナルシェリフレクトリングが手に入るのはこいつ対策だろうか。
屋内を歩く時は必ず一人装備するように心がけていれば事故全滅はかなり減る。
特に低レベル攻略時は忘れないようにしたい。


カッパバーサク混乱に耐性あり。ピンポイントで混乱耐性があるので、間違ってもブラストボイスなどで足止めはしようとしないように。毒属性は弱点だが毒状態にはならない。


他にモンスターがいる限り魔法は使ってこないので、こいつを真っ先に倒せば基本的には安全。
とはいえ、最初からこいつ一人で出現する場合もあるので油断は禁物。

  • こういう時こそ、『魔封剣』という戦い方もある。
    • だが単体の場合、大概は先に魔法を使われる…
  • 他に仲間が居る場合は魔法を使わないが、たまに不思議な踊りを踊って眠らせてくる。

仲間がいない=誰にも知られない状況だと魔法を使い始める、という風に考えるとなかなか意味深な敵。


せっかくゾゾの敵の物理攻撃シャットアウトのためにガブルデガックを混乱させてバニシュをかけさせても、
こいつの魔法で解かれることもある。
場合によっては必中の全体魔法で即全滅も十分にあり得る。


魔法が失われた世界」という設定をぶち壊すモンスター。

  • 出現する場所からしても、ゾゾの住民だろうし……
  • 一番の理由はRPGとしての面白さだろうが、物語上の理由を考えるのも面白い。
    魔石はジドールで普通に貴重品として流通しているので、装飾品としてゾゾまで行き着いても不思議はない。
    もしくは、ラムウたち4人に先んじてゾゾで息絶えた幻獣もいたかもしれない。
    そして何より、一般人と違って、ゾゾのならず者は日々戦闘をするので魔法修得値が貯まる。
  • ダダルマーが帝国のガーディアンの戦闘プログラムに組み込まれている事から、帝国との繋がり(魔導注入の実験台?)を指摘する意見もある。その観点からいくと、ダダルマーだけでなく多くのゾゾの住民が帝国の魔導注入の実験に使われていたという可能性もある。

低レベル攻略時だと、いきなり全体魔法を撃たれて終了する事もある。
ヒルギガースと並んで厄介な敵。
しかも共通して単体で出てくると魔法習得値が1しかもらえない。

  • 全体魔法で軽く200以上食らう。低レベル攻略で運悪く出会ったら即逃げよう。ゾゾには道中セーブも無いため、やられたらまた入口から…。
  • 単体出現のこいつは、前作のどくろイーターを彷彿させる。

恐らく名前の由来はベールをまとってダンスを踊っているから…ではなく、服飾メーカーのヴェール・ダンス(Vert Dense)から。
ナラ・カミーチェに先行して登場するアパレル業界からの刺客である。

  • 装備の方はヴェールなのに何でこいつだけベールなのかと思っていたらそういう事か。

暴れる」でブリザラ、「スケッチ」で更にファイラ、「操る」で更にたたかうとサンダラが使える。

FF6(GBA版以降)

魂の祠の第1グループの11戦目ではガブルデガック×3とセットで出現。