ラフディ

Last-modified: 2015-12-07 (月) 20:26:58

ラフディ王国、またはテフィド=ラームとも。
ディルトーワを始祖とする大地の民?の王を頂く多民族国家。
亜竜王アルトが地竜王ディルトーワに領地と権威を下賜することによって、ラフディ王国は成立。
丸まった大地の時代において最盛期を迎える。
しかし煌く星々の時代においては辺境の小国に衰退し、霊王フィフウィブレスの襲来をきっかけに滅亡していく。
建国から崩壊まで竜王国?とは友好的であり続けた。

民族

多数派は大地の民、少数派は夜の民。
この二つの民族は長い歴史の中で混じりあい、人狼種族は両者の中間としての特質をもつ。

人狼種族がラフディ王国に多く住むのは、
初代王妃バーガンディア竜王国?の多種族共生の理念に従い、大規模移民受け入れ政策を実行したため。
しかし、バーガンディアの理想とは裏腹にこの二つの民族の軋轢は根深く続くこととなった。

信仰

球神ドルネスタンルフを信仰する。
太陽と月と大地の丸さを尊んだ(大地が丸まっていたのは一時期のこと)。
丸いもの、丸い体型を美しいとする。

歴史

建国神話

竜の王国に棲んでいたハリモグラのディルトーワが、
手先の器用さを生かして王様のアルトの呪いを解き、
その功績によってラフディ王国を手にしたというもの。

丸まった大地の時代

球形大地説とともに球神ドルネスタンネフが最も力を発揮した時代。
かつてドルネスタンネフは第九位の天使であり、棘の民は第九位の眷族種であったという。
霊長類が不動の九位だというならば、いつか大地の民は霊長類だったのだろうか。

マラード王の時代

美髪王マラードの時代にラフディ王国は滅亡する。
霊王フィフウィブレスの襲来はきっかけにすぎない。
死霊の扱いに長けた人狼たちが霊王との戦いにより発言力を増し、
かねてより存在した両種族の溝が顕わになったことにより、ラフディ王国は混乱を深める。
マラードによる人狼の虐殺は事態を収拾することはなく、ついにラフディ王国は引き裂かれた。

国旗

盾の紋章エスカッシャン。
四分割され、左上が赤眼の亜竜、右上が真球、右下が九本の針、左下が黒い狼となっている。
左上が赤眼の亜竜は魔眼竜バーガンディアを象徴する。
右上はドルネスタンルフ、右下はディルトーワ、左下はシェボリズを象徴しているのだろう。
紋章学的には四分割されている場合、重要であるものからZ字――左上・右上・左下・右下――の順に並べるのが普通。
左上の赤眼の亜竜は、ラフディ王国における竜王国?の影響の大きさを物語っている。

文化

人形

人形作りは建国神話にも登場する伝統的産業。
髪の毛の呪力を用いる糸繰り人形とドルネスタンルフの呪力を用いる球体関節人形が主なもの。
人形繰りの業は現代にも残り、旧世界技術系と双璧をなす。

大地の民は髪の毛を自らの魂として尊び、
貧困に苛まれたとしても髪の毛の手入れだけは怠らなかった。
ラフディの乾いた気候は髪を痛めやすく、それが美しい髪の価値を高めたのである。

猫背

上位者の前では背を丸めて歩くのが礼儀。
丸まってくるくる転がるのが正式だが、球体に変形できるものが少なくなり廃れた。

食文化

根菜料理と昆虫料理が伝統的に食されているようだ。

杖の技術

大地の民は杖を得意とし、ラフディは優れた建築技術を誇った。

参照元

ゆらぎの神話 ポータル>虎すぐるの日記>円
ゆらぎの神話百科事典>ラフディ

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