概要
第七紀竜。七頭十角の獣。魔竜。
引用
それは日と月と星を喰らうもの。
古き影たちが語り伝える超越種『蝕』。
豊穣を喰らう寒々しき呪い。
その名は魔竜レーレンターク。
詳細
- 外見
- 吸血鬼には『永遠なる蝙蝠』、三本足の民には『大いなるワタリガラス』、人狼種には『終焉の狼』と伝えられている。
第五階層には、大蛇の尾とコウモリの翼もつ7つ首のハツカネズミとして顕現した。
- 巫女
- レーレンタークの巫女の座は、常に不動のまま空位が生じた事がない。
人ではなくレゴンという種族が、巫女として扱われてきた。
- レゴン
- 番犬や荷運びの役をしている家畜。食用になる。カーティスの末路。
魔竜の巫女として竜神信教には聖獣として敬われている。なので、信徒にはレゴン料理を出してはならない。
- 権能
- よくわからないものを司っている。
豊穣と繁栄を喰らうとされ、穢れや瘴気に関係するらしいが、詳細は不明。
- 地下アイドル誘拐事件
- 地下アイドル誘拐事件の目的は、夜の民の霊媒を集め、魔竜レーレンターク召喚の儀式を行うことだった。
召喚の実行犯はリールエルバ。裏方・技術供与はミシャルヒ。謎のアドバイザーがルウテト。
ミシャルヒの目的はドラトリアを槍神教から竜神信教に、上方勢力から下方勢力へと変えること。
リールエルバの目的は生贄としてニアと心中し、ドラトリアの争いを治めること。
- 異邦の神
- こちら側のあらゆる文脈を無効化する。
異邦の神をより厳密に言い換えると、異邦に対する征服という現象の神となる。
加害者と被害者との関係性に見出される神である。
ゆえに魔竜に対する攻撃は、より魔竜を確かにするという結果をもたらす。
- 影占い
- 第五階層で暴れたのは魔竜本体ではなく、過去より伸ばされた影であった。
そういえば魔竜召喚時にブウテトが"あとは影占いで未来へ手を伸ばすだけ"って言ってましたね。
- 罪
- 魔竜の本質。それは、過去より投げかけられる影。
豊穣を喰らうもの。争いや穢れと結びつくもの。加害者と被害者との関係性の中にあるもの。
『人類』に由来する『自然現象』。
引用
コルセスカが魔竜にスリッパを投げつけたのは、この作品からの引用。魔竜が虚構の存在だと示した。
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