大鯨

Last-modified: 2015-01-13 (火) 10:57:44

14.1.9 円卓バーナー.JPG
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No.184
こんにちわあ。潜水母艦大鯨です。不束者ですが、よろしくお願い致します。大鯨(たいげい)大鯨型 1番艦 潜水母艦
艦船ステータス
耐久39火力5
装甲15雷装0
回避24対空16
搭載8対潜0
速力低速索敵24
射程20
最大消費量
燃料35弾薬10
艦載装備
212.7cm連装高角砲?
3毘式40mm連装機銃?
3未装備
装備不可
改造チャート
大鯨龍鳳(Lv25+改装設計図) → 龍鳳改(Lv50)
図鑑説明
潜水母艦、大鯨です。
潜水艦隊旗艦機能と補給物資や水上偵察機を装備して、潜水艦作戦を支援します。*1
いざという時は空母に改装できる空母予備艦として設計されました。頑張ります!
CV:小倉唯、イラストレーター:玖条イチソ (クリックするとセリフ一覧が開きます)
セリフCV:小倉唯、イラストレーター:玖条イチソ
入手/ログインこんにちわあ。潜水母艦大鯨です。
不束者ですが、よろしくお願い致します。
母港/詳細閲覧なんでしょうかあ?
潜水艦と編成ですか? お任せください!
えっと、この中ですか? 玉ねぎや馬鈴薯…あと…補給用の魚雷とか…です…はい…
ケッコンカッコカリ(反転)提督…こんな私を、生まれたままの姿で育ててくれて、本当にありがとうございます…いつも、はい、いつも、感謝しています。いつまでも、提督といっしょに…
ケッコン後母港(反転)提督、お疲れではないですか?私、潜水母艦なので、居住性はちょっと自信あります。
編成潜水艦隊旗艦、大鯨、出撃します!
出撃潜水艦隊旗艦、大鯨、出撃します!
潜水母艦、大鯨、抜錨しますね!
遠征選択時嬉しいかも。
アイテム発見嬉しいかも。
開戦敵艦発見! …ど…どうしましょう……!
航空戦開始時---
夜戦開始この武装で艦隊戦は…無理かもー!
攻撃敵艦発見! …ど…どうしましょう……!
えっ!? えーっと…こ、攻撃!?
連撃/弾着観測射撃/夜戦攻撃当たって…当たってぇー!
小破きゃーっ!
やっ…やめてください!
中破/大破ちょ…直撃!? もっ…もうやだぁ……排水を急いで!沈んじゃう…!
勝利MVPえっ…嘘…わ、わたし!? …あっ、ありがとうございます…が、頑張ります!
帰投無事帰ってきました。よかったあ。
補給はい、ありがとうございます。
改装/改修/改造まあ~! ありがとうございます!
ほんとに? ちょっと嬉しいかも。
嬉しいかも。
入渠(小破以下)ごめんなさい、ちょっとお風呂に…。
入渠(中破以上)すみません、また少しお風呂に…うぅ、電気溶接だとダメなのかしら……。
建造完了まあ!新しいお仲間が来たみたいです。
戦績表示提督?状況把握ですね、大切ですね。
轟沈(反転)え…私、沈むの…? …これが…みずの…なか……
時報
放置時て・い・と・く、提督! あ、あの…潜水艦作戦は……
あっ、しばらくお休み…そ、そうですか…いえ、なんでもないんです…はい……

ゲームにおいて

  • 2014年6月6日のアップデート時に実装された、艦これ初の潜水母艦
    • 元々戦闘艦ではないので戦闘時の特殊能力はない。ただし遠征「遠洋潜水艦作戦」及びそれに関わる任務の報酬(潜水艦53cm艦首魚雷(8門)?2個)獲得に必須となっている。
    • 改造によって艦種が変わるので要注意。実装時点で同じ艦種は存在しないので、任務・遠征の状況を確認した上で改装すること。可能であれば2隻以上確保してから改造すると安心。
      • 2014/9/26の更新にて実装された6-1において潜水艦隊に潜水母艦を入れることで、一部ルート固定できる可能性が示唆されている(特段に攻略が楽になるわけではない模様)。
      • なお、ケッコンカッコカリ時のボイスとケッコン後の母港ボイスはとは別に用意されている。無論聞くためには潜水母艦のままでLvを99まで上げなければならない為、かなりの労力が必要。
    • れっきとした水上艦である伊401?伊19改などの潜水空母と間違える提督も多いので注意。潜水艦隊に大鯨を入れて出撃すると敵水上艦の雷撃と重巡以上の艦からの砲撃を纏めて受けてしまいあっという間に大破する。
      潜水艦の支援用艦種であり戦闘できるようなステータスではない為、育成はあきつ丸や明石等と同様に演習か3-2-1の旗艦ボーナス等がメインになるだろう。
      しかし支援無しでドイツまで遠征できる艦これ世界で潜水母艦は必要なのだろうか。
  • 現状ではドロップ海域が限定される貴重な艦娘とされている。
    • ドロップする海域として2-42-53-44-45-2が確認されている。今のところボスマスS勝利限定
      • レア掘りの定番海域である5-4で報告がない為、特設海域以外は同日の更新でBGMが変わった海域とドロップ海域が一致している可能性がある。
      • EO海域でも、序盤にある1-5は出現報告が無く出現しないものと推察される。1-5は潜水艦ドロップの中心地なのに、どうしてその母艦が出ないのか。
      • 7月末にアップされたあるプレイ動画にて、5-5ボスS勝利でのドロップが確認された。が、周回を狙うのはあまりに非現実的。
  • 2014夏イベント海域のE-3、E-5、E-6のボスマスでもドロップした。
  • この大鯨入手のため海域を巡る行為、誰が付けたか「捕鯨?」と呼ばれる。嗚呼、今日もまた捕鯨船団が出航する。
    • 出現海域のコストが重い為、あまり活動すると資材消費が激しい。資材の収支バランスを考えて。捜索は計画的に。
      某反捕鯨団体?と同じように深海棲艦が過激な妨害をしてきますし
  • 相当に厳しいドロップ確率になっているらしい。
    • 編成でボス到達を(ほぼ)固定でき、周回しやすい2-5と5-2に多数の捕鯨船団が送り込まれているが、結果として今まで激レアとされていた三隈夕雲浜風?浦風?などを大量に釣って帰ってくる事態になっている。
      全体の漁獲量が増えた結果レア艦が出るだけで、レア艦が出やすくなっているわけではない。「従来のレアが出るほど漁に出ても鯨が釣れない」のだ。
  • ?Верный?に続き、改装で艦名が変わる艦娘である。
    • 「改造に伴い艦種・艦名共に変わる」という意味であれば、艦これでは初となる艦娘と言えるかもしれない。
      • 大鯨実装時点の既存艦で、艦種と艦名が同時に変わった艦は、小ネタに詳しいが、祥鳳?だけが該当する。*2
        ただし、同時点では、改装・改名前の姿(潜水母艦「剣埼」)が実装されていないため、ゲーム内では大鯨が初となる。
      • 同じく実装時点の既存艦で艦名が変わるのは前述の響の例のみだが、艦種は、→航戦、??→航巡、→雷巡、?→軽母、→潜水空母など、既存艦にも複数存在する。
      • また同じく実装時点において、部分的な変更ではなく完全な新規グラフィックという意味では当時の龍驤?に続き一人で3種の立ち絵を持つ艦娘である。*3
        驚異の五段階変身を遂げるちとちよ?といい、軽空母組はオシャレに敏感なのかも知れない。
  • なぜか艦船図鑑での音声では説明から欠落している文章がある。
  • 艦種比較*4
    艦種主砲副砲艦載機甲標的大発ドラム缶電探爆雷バルジ弾着観測射撃備考
    潜水母艦小口径水偵
    カ号
    不可不可不可小型不可中型対潜攻撃は不可
    水上機母艦小口径水偵
    水爆
    小型
    大型
    中型改造?は雷撃可。甲標的搭載により先制雷撃可*5
    揚陸艦小口径艦戦
    哨戒機
    不可小型不可不可不可改造前は搭載0なので艦載機と対潜攻撃は実質改造後のみ
  • 潜水艦や水上機母艦とは違い甲標的 甲?は搭載できない。史実でそういった改装を受けていないからだろうか。雷巡は…
  • カ号観測機?を搭載することができる。ただし対潜攻撃ができる艦種では無いため、実際に攻撃をすることはできない点に注意。
    • 軽空母もカ号観測機単体では対潜攻撃はできない。別の攻撃機とセット運用が必要。詳しくは同装備のページにて。
  • ちなみに小型主砲と偵察機は搭載できるので主主偵と装備すると昼連撃が可能になる。ただし威力はお察し。
    副砲も装備できるので、同様に主副偵と装備すると弾着観測カットインが可能になる。やはり威力はお察し。
    15.5cm三連装副砲?をガン積みすれば無印軽巡ぐらいなら一撃で倒せるようにはなる。が射程が中になるので演習等では使いにくいときもある。
  • 開発においては空母系と同等の扱いになるらしく、艦載機レシピを利用するとSホロ艦載機が出現することが確認されている。

小ネタ

  • ロンドン海軍軍縮条約での制限を潜り抜けるために、のちに航空母艦への改造を行うことを前提とした「空母予備艦」として建造された、「潜水母艦」である。
    • 潜水母艦とは、洋上に展開する潜水艦への補給・乗員の休憩などの施設を持つ補給艦のことである。潜水艦専用間宮さん。*6
      潜水艦は居住性や食料搭載能力が低かったため、このような支援のための母艦が必要だった。
    • 食料や備品の補充、燃料や魚雷の補給のほか、各種部品の修理製作などの軽度整備、乗員の入浴や食事、宴会会場提供、
      また更に各潜水艦長が集合しての作戦会議、潜水戦隊旗艦として通信能力を生かしての指揮などもこの種の艦で行われた。
      • あくまで泊地での補給が主任務のため要求される能力はさほど高くなく、旧型艦や商船を転用することも多かった。
        たとえば開戦時の潜水戦隊旗艦は、専門の迅鯨や長鯨を除くと平安丸、靖国丸、りおでじゃねいろ丸などの商船転用の特設潜水母艦や、由良?鬼怒?といった旧式巡洋艦などが務めている。
      • 交戦時の台詞が大分あわてているが、それも当然の話で、本来なら、自ら砲火を交えるのは論外で、搭載している偵察機で索敵し、指揮下の潜水艦を派遣するところである。
        この手の「母艦」は、基本、自衛用の武装以外は持っていないに等しい。(初期の航空母艦等での平射砲による重武装化はむしろ例外)
    • 名前のよく似ている潜水空母があるが、潜水空母は大型潜水艦に水上機運用能力を付加したものをあらわす、一種の便宜的な艦種である。
      正式な艦種としては存在しないため、余所でドヤ顔で「潜母=潜水空母でしょ?」とか言うと恥ずかしい目に合うので注意。実際やらかした人もいるようで
      「ゲームにおいて」にもある通り潜水母艦は普通の水上艦で、潜水艦ではない。潜水空母のワッペン「潜空」にすりゃよかったんじゃ……?
      • 世界屈指の潜水艦運用国となった現代日本においても、上記潜水母艦機能に加えて、遭難潜水艦救援機能を兼ね備えた「ちよだ」を運用している*7
        また原子力潜水艦を戦力の中核とする現代のアメリカ海軍も、原潜修理能力を有したエモリー・S・ランド級潜水母艦を運用している。
        たまに横須賀に2番艦のAS-40フランク・ケーブルが寄港しているため、横須賀軍港めぐりで見た方もいると思う。
      • 尚余談ながらアメリカ海軍には似たような艦種で「駆逐艦母艦」というものもあった。
        こちらは居住性や水・食料の搭載量で劣ったWW2までの駆逐艦に補給と乗員休息を行う艦種であり、現在も維持されている潜水母艦と異なり、駆逐艦の大型化により消滅した。
    • 「空母予備艦」としての巨体を活かした、潜水母艦としては破格の大型艦*8であり、充実した母艦機能を持っていた。そのため、潜水艦部隊からは大歓迎を受けた。
      空母用格納庫も艦上機用エレベータも空母改装の先取りで既に一部設置されていたが、イラストで、補給用魚雷を入れている袋が、それにちなんだデザインになっている。
      • なお、中破姿の彼女は煙突が印象的だが、実艦も艦中央部に立派な一本煙突を備えていた。
        ところが、彼女はディーゼルエンジンであるため、本来こんな大きな煙突は必要ない。
        実のところ、その下に格納庫などの空母改装用設備が整っていることを隠すためのダミー煙突なのであった。
    • 同様の「空母予備艦」整備目的で同時期に建造されたのは、「剣埼(のち祥鳳?)」(高速給油艦、潜水母艦に計画変更し就役。後に空母改装)、「瑞鳳?(旧称高崎)」(高速給油艦、潜水母艦、空母に計画変更、最初から空母として就役)の剣埼型姉妹。*9
      • このような事情もあってか、この子とその改装後あるいは彼女の義理の姉?と違い、瑞鳳?だけ何故か胸部装甲が薄い。龍驤、瑞鶴、慰めてあげて……
      • なお、同じように水上機母艦(兼高速給油艦)から航空母艦に改造された「千歳」「千代田?」はミッドウェー海戦での空母喪失が改造のきっかけ。書類上では親戚のような存在だが、由来は少々異なる。*10
  • 「大鯨」という艦名の艦としては初の就役艦であった。
    が、実は巡洋戦艦赤城を空母に改装する際に、艦名を「大鯨」に改める計画もあった。(実際には巡洋戦艦時代の艦名で就役したのはご承知の通り。)
    後に大鯨自身が空母に改装されることもあり、何かと空母と縁の深い艦名である。
  • 1933年04月12日に起工、なんと7か月後の1933年11月16日15時15分に進水という超突貫工事で建造されている。
    • 当初は電気溶接導入とブロック建造による大規模な工期短縮を見込んでいたが、後述の通りトラブル続出。
      にもかかわらず進水は強行された。昭和天皇に事前に進水式の日程をお伝えしていたため、延期する訳にはいかなかったからである。
  • 建造に際しては、当時最先端技術であった「大型ディーゼルエンジン」「電気溶接」を採用した。が・・・
    • 電気溶接は先端技術ゆえの経験不足が祟り、歪みが発生して船体が反ってしまった。
      このため、進水後に再入渠して船体を切断して歪みを直す羽目に。
      実は、上記進水時には、通常付いているスクリューシャフトすら未取付だったが、その理由は、船体の歪みで、設置のための「軸心見通し」が出来なかったためである。
      船体を再接合する際は、今度は電気溶接は使用せず、従来通りリベットを使用した。
      • 本艦や、建造中の最上?で主砲が回らないトラブル等、電気溶接の拙速ともいえる全面導入失敗の反動は長期に及んだ。*11
        そのため、電気溶接は、大戦末期の戦時急造艦艇に全面採用されるまで、構造に影響しない部分への採用にとどまった。
        結果、大型艦の戦時急造に致命的な遅れをとることとなる。*12
      • 他に電気溶接については、あの大鳳?のガソリンタンクの継ぎ目の溶接に使われていたと言われており、それがタンクの強度不足を招き、後の爆沈の原因になったという説がある。
      • とは言え、電気溶接による不具合は日本だけの問題ではなく、アメリカでも戦中に溶接とブロック工法を多用したリバティ型戦時標準船の自壊事件を幾つも起こしている。*13
        結局この自壊事件とその後の調査・対応が造船界のブレイクスルーとなり、戦後の電気溶接の主流化がなされたわけである。
      • ちなみにドイツでは、ほぼ同時期の建造であるドイッチュラント級装甲艦*14が溶接艦として有名である。
        「ポケット戦艦」とも呼ばれるこの級は、ヴェルサイユ条約の制限を満たしつつ重武装*15を施すため、代償として船体、機関部の重量を軽減する必要があり、全溶接と全ディーゼル駆動を導入していた。
    • 大型ディーゼルエンジンは、今後の主力艦への採用を見込んだ、先行採用であった。
      しかし、よほど自信があったのか、大鯨の実績も待たず、直後の???群にも、見切り発車で一挙に導入したのである。
      …結果、全艦見事に機関トラブルを抱えることに。出力は当初予定の半分、しかも発煙・故障に悩まされることに。文字通り実物大実験をやってしまったのである。最終的に安定して全力発揮が可能となるまで数年を要した。*16*17
      • そのため、設計中の新戦艦(後の大和型)では、改良された機関の搭載は間に合わないと判断され(装甲で囲んでしまった後では簡単に修理も交換も出来ない)、起工準備工事開始直前ギリギリ(1937年3月)に、ディーゼル+蒸気タービン駆動予定から全蒸気タービン駆動に設計変更して採用を断念したのである。*18
      • この時期に、主力艦にディーゼル主機を採用しようとしたのは日本に限った話ではない。
        新しいもの大好きドイツ海軍も、上述のドイッチュラント級で、重量減の他、速力と航続距離両立のためにディーゼル主機を導入している。*19
        また、大規模建艦計画「Z計画」では、多種多様な艦艇にディーゼル機関の採用をもくろんでおり、とりわけ、ビスマルク?級の次の戦艦「H」級(1939年起工)では、大和に近い巨体を、全ディーゼル、かつ大和型以上の出力(3軸12基165,000馬力!!)で駆動しようとしていたのである。そんな装備で大丈夫か?
    • その結果、1934年3月31日に形式上は竣工ということにして横須賀鎮守府籍となったものの、実際には完工しておらず、そのまま予備艦として工事が続行された。7月、ようやく呉鎮守府籍となり、当初は練習艦となった。
  • 竣工翌年の1935年9月、第四艦隊事件で防水扉が破損して海水が流入したことにより舵が故障、人力操作で何とか横須賀まで戻ったものの、船体溶接部に亀裂が見つかり再度のドック入り。その後も、機関換装(要は総取替え)などで工事を繰り返し、潜水母艦としての実質のデビューは1938年まで待つこととなる。
  • 1938年9月に第6艦隊第1潜水戦隊に配属、第2潜水戦隊の軽巡「五十鈴?」と共に南方で潜水艦部隊の支援に従事した。
    • なお、後に第1潜水戦隊第2潜水隊に伊19が在籍しているが、大鯨が第1潜水戦隊にいた時期とは重なっていない。
  • 開戦直前に日本に帰還し、1941年9月、いよいよ航空母艦への改造を迎えることとなる。
    • 大鯨、剣埼の「予定通りの」空母改装実施で、潜水艦部隊は、せっかくの最新鋭母艦を短期間で取り上げられることに。
      この新鋭大型2艦は、潜水艦部隊からすれば、大好評で迎えただけに、なおのこと。「大鯨と剣埼を返してほしいでち!」(あれ、?はまだ建造前のはずだが…!?)
      以降、古くて小さい「迅鯨」型(艦これ未登場)以前の母艦と、徴用船舶改造の特設潜水母艦*20が、戦時中の潜水艦部隊を支えることとなる。
  • ちなみに母港台詞にある馬鈴薯(ばれいしょ)とは元々は中国福建省産の蔓性植物の事だが現在においてはジャガイモを指す*21
  • 胸部にある鯨の形が、尾部以外は実際の大鯨進水記念絵葉書に描かれた鯨の形と同一。もしかしたら影響があるかもしれない*22

  • 公式4コマ63話で初登場。同話は大鯨回だった。
    • 潜水艦達のおかんとして慕われている模様。
      飴ちゃん常備していることから大阪おかんと思われる。横須賀生まれなのに…
    • 公式4コマ的には潜水艦娘達からの懇願により、龍鳳になった際の所属となる空母寮生活とはならず、潜水艦寮生活となった模様。

*1 「潜水艦隊旗艦機能と補給物資や水上偵察機を装備して」の部分は、ボイスでは再生されずテキストのみ
*2 混同されがちだが、瑞鳳?隼鷹?飛鷹?は、旧名では就役していない。大鯨、剣埼は、改装中も艦長が乗っていて、軍艦旗を掲げていたのである。
*3 アイテム屋や任務画面を含めるなら明石大淀も3種類、また期間限定を含めると龍驤など3種類以上持つ艦娘も増えつつある。
*4 速度は艦種ではなく艦型依存なので記述対象外
*5 未改?でも先制雷撃はできるが通常の雷撃はできない。
*6 特務艦籍にあった給糧艦(運送艦)とは異なり、正規の潜水母艦は艦首に菊花紋章を戴く軍艦であった。
*7 潜水艦救難艦は他に「ちはや」が運用されているが、これは潜水母艦の機能を排除し救難機能に特化している。
*8 前級迅鯨型の2倍以上もの排水量である
*9 剣埼、高崎の当初艦名が、給油艦としての出自を物語っている。
*10 当初から空母改造(艦これでは「航」)を念頭に置いていた説と、あくまで甲標的母艦まで(艦これでは「甲」)までの説とあるが。
*11 友鶴事件、第四艦隊事件等の結果も巻き込み、元々仲の険悪だった平賀譲と藤本喜久雄の両海軍造船官同士での派閥争いの具にされた面もあった。結果的に藤本は失脚、その後暫くして心労がもとで脳溢血により他界している。
*12 開戦後に起工して竣工した巡洋艦以上の大型艦が、雲龍型航空母艦3隻(雲龍以外は艦これ未登場)と酒匂だけで、しかも1944年の決戦(あ号作戦、捷一号作戦)に間に合わなかった時点で、目的を達せられなかったといわれても仕方ない。
*13 その数なんと200隻以上! 欠陥船であることは就役直後からささやかれていたのだが戦時中を理由に封殺され、戦後大問題になった。要するにやってることはどこでもいっしょである。但しこれだけの数でも建造隻数の「14%未満の不具合」という…
*14 同型艦に、アドミラル・シェーア、アドミラル・グラーフ・シュペー。ドイッチュラントも後年リュッツオウと改名。
*15 艦のサイズは重巡洋艦並だったが、主砲に28cm三連装砲塔を2基、副砲に15cm単装砲を8基搭載していた。
*16 千歳千代田?は蒸気タービン機関も持っていたため、こちらをメインに使うことで影響を最低限としたが、純ディーゼルの大鯨と??型、水上機母艦瑞穂(未実装、千歳型の準同型艦)は、長らく機関の最大出力発揮に支障をきたし、最高速力を著しく規制された。
*17 とりわけ瑞穂は悲惨で、問題の完全解決が開戦後の昭和17(1942)年までかかり、そして文字通り完了直後の航海で米潜水艦ドラム(USS Drum/SS-228)の雷撃で戦没した(菊の御紋章を持つ「軍艦」籍の、大戦中初の戦没艦となった)。なお、同潜水艦は、後に空母改装後の龍鳳も雷撃している。
*18 余剰となった新戦艦用ディーゼル主機(艦本式13号内火機械)は、最終的に水上機母艦日進(未実装)に流用された。なお、大鯨や剣埼型、千歳型、瑞穂に積まれた主機の型式は、艦本式11号内火機械。
*19 ただし、振動や騒音等には不満だったらしい。また、燃料関係の重要機器が防御区画外にあり、実戦(1939年12月のラプラタ沖海戦)でグラフ・シュペー自沈の原因を作った。
*20 それでも潜水艦乗組員のことを考えてか、特設母艦に選ばれた船は日枝丸、平安丸、さんとす丸、りおでじゃねいろ丸などの大型優秀客船が多かった。
*21 出典:牧野富太郎編『植物一日一題 馬鈴薯とジャガイモ』
*22 出典:戸高一成編『復刻版 日本海軍進水絵はがき 3巻』(光人社、2004年)