12.7cm高角砲+高射装置

Last-modified: 2015-04-19 (日) 10:16:57

14.4.26 円卓バナー.JPG
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No.130
weapon130.png12.7cm高角砲+高射装置副砲
装備ステータス
火力+1雷装
爆装対空+8
対潜索敵
命中+1回避+1
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可能
改修更新
91式高射装置94式高射装置(二番艦が秋月、吹雪改二)→10cm高角砲+高射装置
(二番艦が摩耶改二)→12.7cm高角砲+高射装置
巡洋艦以上の大型艦の標準的な対空兵装として搭載された12.7cm連装高角砲と
「94式高射装置」の組み合わせによる、艦隊防空システムです。発射速度や砲の旋回速度にやや難がありますが、
高角砲と高射装置の組み合わせは艦隊の傘として重要な兵装です。

ゲームにおいて

  • 2015/03/13実装。改修工廠において、94式高射装置★MAXの摩耶改二?を用いた更新で入手可能。
    • 94式高射装置★MAXの更新は、目的の装備に応じて2番艦を変えねばならないこと*1に注意しよう。
    • 因みに、 本装備を未改修の94式高射装置から作るには最低でも改修資材29本と10cm連装高角砲または12.7cm連装高角砲が合わせて6基必要となる。
  • 秋月?吹雪改二?により更新入手できる10cm高角砲+高射装置とは異なり、高角砲属性の副砲という扱いである。
    その為、種類を表すアイコンが対空装備を示す()になっている。
    • 但し高角砲属性の副砲であるが故に、戦艦専用対空カットイン装備(大口径主砲2+三式弾+高射装置)と異なり対陸上敵火力・夜戦火力が大幅に落ちる(後述の戦艦に係る項も参照)、秋月砲と異なり昼連撃ができない等の代償を支払う必要がある。
    • 基本的には対空電探を含めた対空砲火特化主体の運用時のみ用いるか、雷装カットイン担当の重巡・航巡に艦首魚雷、五連装酸素魚雷、FuMo25レーダー等と併用させるのが良いだろう。
    • 後者に用いる予定がない場合は、性急に・無理に更新する必要はない*2
    • 図鑑上での装備名称は12.7cm高角砲+高射装置だが、イラスト内では12.7cm連装高角砲+94式高射装置と表記されており、装備画面では12.7cm連装高角砲+高射装置である。

  • 比較表
    高角砲(副砲)火力対空命中回避
    12.7cm連装高角砲?+2+4+1+0
    8cm高角砲?+1+6+2+0
    10cm連装高角砲(砲架)?+1+7+1+0
    12.7cm高角砲+高射装置+1+8+1+1
12.7cm連装高角砲他との比較について
  • 通常の12.7cm副砲とでは火力が1低く、回避も1高いのみだが、対空は+4と躍進している。
    • 入手手段が限られるものの同カテゴリのライバルである 10cm連装高角砲(砲架)とは対空+1、回避+1と大差ない。
    • 8cm高角砲との比較においては、入手難易度を除き完全上位互換と言える。


本装備の意義まとめ
  • 改修・更新して入手するからには、高角砲属性の副砲であり、高射装置を内蔵しているからこその以下の意義をうまく活用したい。
    1.重巡、航巡も上位魚雷×2+本副砲+対空電探構成で夜戦雷装+渦潮対策要員を兼任可能になる。
    2.主砲+水上機+本副砲+対空電探で主電カットイン*3の発動条件を満たせる為、渦潮対策要員も自ずと兼任可に。
    3.対潜不要な状況の夕張改等の「中口径主砲+三連装副砲+高角高射+対空電探」(詳細は軽巡において を参照)
    • 弾着の発動率や期待値が向上する他、構成次第ではあるが本装備使用時の方が対空値・艦隊防空値を稼ぎやすい*4
    • 電探の索敵値やうずしお被害の軽減効果はMAP攻略に直接関わってくるので、装備自由度を確保しつつ電探を積むことが出来るのもなかなかに魅力的である。
    • 本装備に限ったことではない為にあくまでも余談だが、対空担当艦は火力が不足しがちなので、現状最高の性能を誇り火力上昇も図れるFuMO25 レーダーを、どうせなら集中配備したいところ。
軽巡において
  • 一般軽巡は3スロであり秋月砲も装備可能な為、本装備をあえて装備することはまずない。
    • それでも対潜不要な状況の夕張改、航空優勢不能な場合の大淀改等で特異点が生じる為に有用であり
      中口径主砲+三連装副砲+高角高射+対空電探、三連装副砲+上位魚雷+本副砲+対空電探も本副砲の主要な用途と考えられる。
    • 尚、昼連撃をしたい状況の大淀、秋月等に秋月砲を回したい場合は中口径主砲+10cm連装高角+水偵+高射装置でも良い。


戦艦について:火力の参考値

少なくとも対空値ではこちらの方が上回るため、対空カットイン発動率や撃墜率で秀でている可能性がある。
参考として、火力、対空値ともに高い長門型で考えてみる。(同航戦時。切り捨て)
A.試製51cm連装砲+本装備+水上機+FuMoレーダー
B.試製51cm連装砲+46cm三連装砲+三式弾+高射装置
C.Bの46cm三連装砲を試製41cm三連装砲に

ABC
昼戦時火力165153152
夜戦時火力165x2192x2187x2
総単純火力495537526

実戦では交戦形態や命中率、観測射撃の発動率が関わるのでこんなに単純ではないが・・。勿論大和型ならば更に高い昼戦時火力を出せるが、昼連撃を捨て夜戦火力も落ちる関係上、ただでさえ厳しいコスト比火力が悪化してしまう為考えものである。


  • 結論としては、改修更新して入手するからには、高射装置内蔵の高角砲属性の副砲という特性を、うまく活用したい。
    • 摩耶改二など対空値の高い重巡・航巡を用いた夜戦火力を維持した対空カットイン要員兼任の装備構成が主な用途となるだろう。
      また、夜戦カットイン要員として育てた重巡/航巡を、対空カットイン・うずしお対策兼任の装備構成にする際も必須 *5である。

  • 装備欄の並び順等について。
    • 改修直後は元の装備(=高射装置)の位置にあるが、リロード後は正しい位置(副砲の中)へ移動する。これによってなくしたと早速焦らないように。
    • 装備変更画面では「12.7cm連装高角砲」と名前の後半が見切れている為に、12.7cm連装高角砲?と紛らわしい。
    • 慢心せず、直ちに装備ロックをしておいたほうが良いだろう。

小ネタ

  • 12.7cm連装高角砲?94式高射装置を連動させた、10cm高角砲+高射装置と同系統の装備。
    • 元ネタはおそらく重巡摩耶の改修時に装備された「四〇口径八九式十二糎七高角砲」のA2型(大量生産型)に高射装置を組み合わせたものと思われる。*6
  • 妖精さんの服装が摩耶改二のものに似ている。
    • が、同じく摩耶改二風の25mm三連装機銃 集中配備?のとは若干恰好が異なる。上は長袖、下は赤ラインスカート。そしてヘソ見せ
  • 実際に戦ってる様子はこんな感じである。
    戦艦伊勢で複数の閃光が同時に光っているのが、高射装置に指揮された12.7cm高角砲による統制射撃である。

*1 秋月、吹雪改二の場合は10cm高角砲+高射装置へ、摩耶改二の場合は本装備に更新される。
*2 尚、摩耶改二では高射装置の代わりに集中機銃を積むことが出来るため、対空値に限っては殆ど差が出ない。
*3 主副カットインに限れば従来の主砲+水上機+高角+高射装置でも可能である。
また、重巡洋艦以上が対空カットインと昼戦連撃を並立できない件については、中口径以上の高角主砲がないことによる問題と同根であることも配慮されたし

*4 対空カットインの表示優先度や効果そのものについては要検証。
*5 因みに、連合艦隊ではうずしおの軽減判定が通常MAPと異なることがあるので注意。詳しくは連合艦隊>出撃・戦闘に関する注意を参照。
*6 イラスト右側のフード側面に手足掛けがついており(初期型であるA1型には無い)、左側の形状がB1型(12.7cm連装高角砲(後期型) )と異なっていることからA2型と考えられる。参考1,2