41cm連装砲

Last-modified: 2015-09-05 (土) 17:22:54

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No.008
weapon008.png41cm連装砲大口径主砲
装備ステータス
火力+20雷装
爆装対空+4
対潜索敵
命中回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
呉海軍工廠砲熕部で開発された初の純国産戦艦主砲です。
16インチ(40.6cm)を僅かに上回る、この41cm砲は「大和」型の46cm砲が登場するまで世界最大の戦艦砲でした。
これを搭載した「長門」「陸奥」は、当時世界列強の「ビッグ7」として、多くのファンに称えられていました。

ゲームにおいて

  • 初期装備として所持している艦は以下の13隻
    長門型とその改型 : 長門/長門改陸奥/陸奥改?
    金剛型改と榛名以外の改二型 : 金剛改?/改二?比叡改?/改二?榛名改霧島改/改二
    扶桑改二型 : 扶桑改二?山城改二?
    長門型改のみ2つ、その他の艦は1つ持参してくる。
    • 装備開発では本装備狙いのレシピではなく、大和砲こと46cm三連装砲?の開発のついでに出来る事が多いだろう。
  • 2014年夏イベントにて三連装版?が先行実装されている。
  • 2014/12/01のアップデートで改修工廠?に加わった。この装備の強化では最初の改修から同名装備を消費する
    • 未改造で持参するのは長門型のみのため、いざ改修で必要(★maxまで最低14本)となった時に、短期間で数を揃えるのは意外と大変。
    • 長門型からは未改造で1、改造後2と合わせて3つ入手でき、改造Lvも30と高くないため牧場による増産も可能。
      難点は長門型の入手難度の高さだが、陸奥であれば3-3、4-2、5-4等の周回マップでもドロップするため比較的入手機会は多い。
      • 金剛型はLv25の改で1、Lv75の改二で1の計2つ、扶桑型にいたってはLv80+改装設計図で1つと、どちらも本装備入手を目的とした牧場には不向き。
        入手が容易な金剛型をLv25まで育てる(1つ/Exp30000)という手法も考えられるが、長門型牧場(2つ/Exp43500)と比べると、経験値効率・燃費効率的には劣った手法となる。*1
    • 2015/02/23のアップデートで改修可能になった38cm連装砲改?試製46cm連装砲の強化でも、初期から本装備を消費するため、ますます数が必要となった。
      • さらに2015/04/28アップデートで実装された381mm/50 三連装砲改の改修においても初期から本装備を消費。
    • なお、★maxにしても試製41cm三連装砲へは更新できない
  • なんだかんだで35.6cm連装砲?よりもグッと火力が伸びるため心強い。
    史実では長門型のみに搭載された砲だが、長門砲呼ばわりされることは特になかったりする。
  • 火力補正+20と尋常じゃない上昇値を誇り、フラ戦相手でも十分殴り合える。何はなくとも主力艦隊には必要数配備させておきたい。
  • 戦艦のレベリング中はレベルを上げたい戦艦に大和砲、随伴に41cm砲を乗せて射程を調整する事で、MVPを取らせやすくできる。大和砲が十分に揃っても、5-10個程度は所有しておきたい。
    • 滅多にないが、大和型を二隻同時にレベリングする場合は、41cm砲による射程の調整ができない。
    • 重武装による対潜と火力支援を行う航空戦艦を運用する際、41cm砲を搭載して攻撃順位を下げることで、主力戦艦の攻撃を優先的に通す、といった運用方法もできる。
      • 航空戦艦に大和砲を二基搭載しても、反航戦以下では火力が大和型の装甲を超えず、有効打を与えられない場合が多い。
        「沈められる前に沈める」の考え方から、多少の火力を犠牲にしてでも、火力特化の艦から優先的に攻撃できる戦線を組むことは、十分に有意義な戦術と言える。
    • 2014/7/28アップデートにより「艦型に対して大型で過重量の「主砲」系装備を多数積載した際は、命中率が低下し、フィットした主砲を積めば上昇する」というアップデートが行われた。
      まだ詳細な影響は判明していないが、命中を重視するなら35.6cm連装砲?や41cm連装砲も手元に残しておくと良いかもしれない。
      ちなみに金剛型は初期が35.6cm、改(改二)で41cm砲を持ってくるが、41cm砲で命中率が下がることが確認されている。
      • しかし命中低下より火力低下はすぐにわかるので、フィットか火力重視の判断は、各提督にゆだねられる。
  • 2014/07/18のアップデートでグラフィックが変更された。
    2014/07/18のアップデート以前の画像

    File not found: "past_weapon008.png" at page "41cm連装砲"[添付]

小ネタ

  • 正式名称「四五口径三年式四一糎砲」、長門型の主砲として大正4年に開発された。
    • 仮想敵国である米国が、将来16in砲(16inch【インチ】砲)を戦艦に採用するという予測から開発された(実際に米国はコロラド級戦艦に16in砲を採用している)。
  • 説明文にもある通り、国産実用型戦艦用主砲であると同時に、世界で初めて採用された16in(40.6cm)級艦砲でもある。
  • その後ワシントン条約で、戦艦の主砲上限が16inに決まったため「四五口径三年式四〇糎砲」と改称されている。
    • 別に造り直したとかそういうこともなく、改称されただけで実口径は変わっていない。じゃあ改称しなくていいジャン
    • 41cmという名称だと他国から何か言われる(16in=40.64cm)のではないかと考えて改称したらしい。
    • ちなみに艦これ以外の軍事モノから入ってきた提督のほとんどは「41センチ」とは呼ばない。「四〇サンチ砲」である。
      • という意見もあるが、当の海軍は昭和期以降「センチ」呼びになっていたという説が一般的である。
  • 砲身直径は67.4cm。大きさの割に軽量であり、優秀な砲であった。
  • 砲弾重量は徹甲弾で1,000kg。九一式徹甲弾?を装備した場合砲弾重量は1,020kgとなる。
    これは、ネルソン級、コロラド級の搭載する初期の16in砲弾の重量(それぞれ929kg、957kg)を超える物であり、艦砲として運用された中で、アメリカ海軍の特殊弾頭SHS(スーパーヘビーシェル)*2*3
    や後期の16in砲Mark7のMark5徹甲弾を除けば、当時最重量級の16in砲弾であった。
  • 破壊力も凄まじければ発射時の衝撃も凄まじい。実際に戦艦長門の艦橋射撃指揮所の露天で射撃時の衝撃を体験した黛少尉の証言によれば、
    発砲の瞬間、腹の中の空気が根こそぎ吸い出されるような圧迫を感じ、気が付いたら真新しい雨衣のボタンが全部千切れ飛び、軍帽も吹き飛ばされていたという。
    金剛型や扶桑型の36サンチ主砲も通称「濡れ雑巾」、濡れ雑巾で力一杯頭をひっぱたかれたような衝撃で有名だったが、やはり長門型と比べると見劣りがした。
    長門から山城?に移ったある若手士官は「長門に比べると豆鉄砲ですな」と余計なことを言って、山城の砲術士官に嫌な顔をされたという。
  • 改装後、その最大射程は38.4kmまで延伸され、最大射程に関しても16in砲として艦砲として運用されたものならば、当時世界最大級である*4
    • が、有効射程距離は25km程度である。それ以上先は着弾の観測が難しいからだそうだ。これに関しては、火器管制レーダーの実用化を待たなければならない。
      • 実際は火器管制レーダーを持ってしても有効射程はほぼ変わらない。というのも、レーダーだろうが目視だろうがまともに敵艦や着弾の水柱を捉えられるのが水平線のちょっと向こうまでが限界だからである。
        それ以上の着弾観測はどうしても観測機が必要となる。
    • まあ実戦でぶっ放したのがマリアナ沖海戦?レイテ沖海戦?くらいなので、実際の性能がどうだったかまでは推測の域を出ないのだけれど。
      少なくとも駄砲だったら天城型や加賀型などの後継艦に搭載が予定されなかった、ということは確か。
    • というわけで史実での41cm砲の活躍はほぼない。長門姉妹ふたりとも、戦闘よりも港にいる時間の方が長かったためである。
      • それどころか陸奥の41cm砲の弾薬庫が爆発して陸奥を沈めてしまっている。41cm砲の最大の戦果である
    • 発射速度は昭和14年の艦隊演習時で最速40秒/発程だったという。昭和19年に一度装填した砲弾を別弾種に変更する機構を追加した。
  • 地味に搭載艦に恵まれない砲で、金剛型の後継艦「天城型巡洋戦艦」は軍縮の煽りを受けて空母に改装、長門型の後継艦「加賀型戦艦」も同じく軍縮で建造中止。
    それ以降大和型まで帝国海軍は戦艦の更新を行わず、その大和型に搭載されたのはみんな大好き46cm砲?。不憫だ。
    • ちなみに赤城に搭載予定だったこれは壱岐島や対馬、韓国の釜山などで要塞の砲台として使われた。
    • また長門、陸奥の近代化改装時には加賀とその妹の土佐の主砲塔や砲身の設計が流用された。今江田島にある陸奥の第4砲塔はこの時取り外された旧砲塔。
  • この連装砲、一基の重さは約1000トン。38cm連装砲?も大体同じくらい(というか少し重い)のでビスマルク?は実際に問題なく搭載可能。
    35.6cm連装砲?搭載艦の場合、一基当たり650トンほどなのでどう考えても過重量。載せるのであれば、基数は間違いなく減ったであろう。
    特に金剛型の場合、数が減りすぎて悲惨なことになるのは想像に難くない。
    • 扶桑に10門搭載する、無茶な改造案?も存在するけどね。

*1 1戦辺りの燃料/弾薬消費は金剛型16/22、長門型20/26。1戦辺りExp1000とすると金剛型30戦(480/660)で1個、長門型は44戦(880/1144)で2個。1戦辺りExp300としても金剛型100戦(1600/2200)で1個、長門型は145戦(2700/3770)で2個。改造資材(弾薬/鋼材)は金剛型が600/400、長門型が900/800。
*2 大質量の徹甲弾のこと。例えばアイオワ級の艦砲である「16in砲Mark7」は従来は砲弾重量1,020kgの「Mark5徹甲弾」を運用していたが、新たに「Mark8徹甲弾」として砲弾重量1,225kgのスーパーヘビーシェルを運用することで長射程においても高い打撃力を維持した。
*3 質量が大きい砲弾は落下時のエネルギー損失が少ないため、落角の大きい遠距離砲戦では有利になる。代償として最大射程が二割ほど短くなるが、アメリカ海軍は通常徹甲弾の有効射程と同等だとして実用上問題無しとしていた。
*4 試製砲や沿岸砲などでは、米16in56口径Mark4やソ連の406mm50口径砲B-37 Pattern1937や、ドイツ40.6cm52口径砲SK C/34などは、いずれも46cm砲の最大射程42kmを超えている