原作 | アナと雪の女王 |
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仲間キャラ | マシュマロウ(KHIII) |
通常BGM | Frozen Wonderland、Frozen Wonderland -Eternal Winter-(氷の迷宮) |
戦闘BGM | Miracle on Ice、Miracle on Ice -Eternal Winter-(氷の迷宮) |
登場作品 | KHIII、MoM |
ディズニー作品「アナと雪の女王」の世界。
劇中の季節は夏だが、エルサの能力が暴走した結果、永遠の冬に閉ざされてしまった後の銀世界が広がっている。
ソラのデフォルトの服装(半袖・足首が出たまま)を考えるといかにも秩序の魔法(むしろ防寒具)が必要そうな気がするワールドだが、実際には発動しない為、非常に寒々しい格好で冒険することになる。
- 実際、ここに降り立った直後のソラは「寒っ!!」と悲鳴を上げている。そりゃそうだ。
- 本来の季節は夏だからかもしれないが、それでもせめて長袖にしてやるくらいはやってもよかったのでは…。
実は原作映画には、ほんの少しだがラプンツェルとフリンが映っているシーンがある。
- アレンデールとコロナ王国が存在しているワールド自体が異なるKHシリーズでは流石にそういうのは無理だろうが、気づくとちょっと面白いかもしれない。
登場キャラクター→キャラクター/アレンデール
場所
今回ゲーム中で探索できるマップは雪山と本作オリジナルの氷の迷宮のみであり、城下町に降りることは出来ない。
作品の象徴であるエルサが作った氷の城も、外から眺められるだけで中には入れない。氷の迷宮よりこっちを造り込んでくれと多くの人が思ったであろう。
また、城下町はマップの背景としてかすかに視認できる程度で、はっきりと確認できるマップはワールドに降り立ってすぐとボス撃破後のイベントシーン専用となっている。こちらも凍っていてもいいから行かせてくれと思った人は多そうだ。
- 城下町を有したワールドがアレンデール攻略の前にあったこともゲームデザイン上で関係あるかもしれない。
山の中だからか全体的に高低差が激しく、正規ルートのほとんどがフリーランやアスレチックフローに対応。これらを駆使して山を登るステージになっている。
マップの各所には大きな雪玉が設置されており、これは玉乗りの要領で上に乗って転がすことが出来る。
- BbSヴェントゥス編での毛糸玉や3Dリク編の雪玉のような感じである。
この雪玉は転がしていくうちに段々大きくなっていく。残念ながら某スローライフゲームのような雪だるまは作れない。
- 雪玉を壊すと合成素材が手に入るが、雪玉の大きさによって入手できるものが変わる。
- 雪玉を転がしながら敵にぶつかると攻撃できるのだが、これが結構バカにできない攻撃力で、かつ乗っている最中は当たり判定が高くなって敵の攻撃も当たりにくい。素材が出てくることも合わせれば一石三鳥と言えなくもない。
周り中真っ白けなのでリアルに考えるとホワイトアウトが怖いマップだが、ソラ達は取り敢えずは大丈夫だったようだ。
北の山
今回の冒険の主な舞台。雪に覆われた銀世界とも相まってどこも同じような景色であり迷いやすい。シナリオ中ではソラたちがしょっちゅう吹っ飛ばされるため、マップのつながりも分かりにくくなっている。
尾根
ここでソラたちはエルサが氷の城を創り上げるところを目撃する。
前述の通り、ソラは氷の城には入れない(階段は昇れる)。ちょっと残念。
非正規の方法で入れなくはなかったりする。
ストーリークリア後にここでエルサ(もしくはグーフィー)に話しかけるとフローズンスライダーに挑戦出来る。
また、ここの崖を飛び降りた先にグレーププリンがいる。
氷の迷宮
ストーリー中、エルサを追おうとしたソラ達を足止めするためにラクシーヌが作り上げた氷のダンジョン。
雷属性の彼女が氷を使って見事なまでの迷宮を作り上げたことに驚いたプレイヤーもいるのではなかろうか。
- ラクシーヌの属性的な事情抜きにしても、かなり凝ったデザインの迷宮であるため、芸術センスも抜群。百歩譲って設計図があったとしても(これなら即興で作ったはずの迷宮にナビマップが存在するのも納得がいく)、結局その通りに作るには繊細な部分も必要になるだろうから技術力の高さは疑い様はない。
- 氷の塊を積み上げてただけじゃとか突っ込んではいけない。
- あくまで時間稼ぎのためだからか、一応迷宮を攻略した先には謎のゲートが存在して出られるようになっている(出られなければ困るが)。
- 使用した氷の量と迷宮の大きさが明らかに釣り合っていない上に出入りは謎のゲートからのワープである。どういうことなんだ…。
迷宮というだけあって内部の構造はかなりわかりづらい。
- その上ナビマップの入った宝箱のある場所もわかりづらい(ドナルド曰く「秘密の小部屋?」)ため、見つけられずに結局マップなしで迷宮を突破したプレイヤーもいる模様。
このワールドのバトルポータルはこの中に出現するのだが、こちらも場所がかなりわかり辛い。
- その上バトルポータルをクリアすると部屋の状態がリセットされるので帰り道は別の道を通る必要がある。
KHIII
このワールドでは「アナと雪の女王」の話に沿ってストーリーが展開するが、ソラたちは主に映画本編の裏側を走っているような形になる。
原作再現型ワールドの宿命だが原作のストーリーをかいつまんでダイジェストにしたような形になる上に、ソラたちは基本的にエルサを追って話が進んでいくために映画のストーリーのメイン部分の進行を務めるアナとの絡みがほとんどなく、KHIIIだけでは話の全貌の理解がかなり困難。
原作映画を鑑賞していることが前提の作りになっていると言っていいかもしれない。
一面の雪景色であるため、ハートレスは雪や氷のものが非常に多い。セブンイレブン購入特典もしくは有料DLCで入手可能なドーンティルダスクがあればとても頼りになるだろう。
この世界で出会う真XIII機関はラクシーヌ。
エルサをニューセブンハートとして目星をつけて様子を窺っていたが、エルサだけでなくアナまでもがニューセブンハートであったことは想定外だった模様。
- そもそも無数にある世界の中にたった7人しか存在しないはずの純粋な光の心の持ち主が一つの世界に2人いる時点で既に異例であろう。
ここのストーリー中、ソラ達はよく落とされる。最後に至っては若干遠い目で「雪ってふかふかだから落ちても痛くないよなー」などと言っているソラだが、条件にもよるが普通は十分痛いか死にかけるはずであるし、雪崩に呑まれようものならほぼ確実に死を覚悟しろ案件である。
そこらへんはもうダッシュで氷の壁や凍った滝を駆け上がれるソラ達だからこそ平気なだけなので、雪山で滑落しても平気なんて思わないように。
- 柔らかい雪に落ちたところで柔らかいために逆に出られず窒息あるいは凍死というのもよくある。
- ちなみに当人はオリンポスの大理石やサンフランソウキョウのアスファルトに激突したところで平気なので、アレンデールのパウダースノー如きでは何の参考にもならない。というか最初から比較対象にしてはいけない…。
無論、ドナルドとグーフィーもディズニーアニメ中で丸焦げになったりしても無事なほど頑強な方達なので同様である。 - このワールドに限った話では無いが、実際に常人が彼らの出演作品を再現しようとすれば良くて大怪我、最悪即死レベルなので絶対に真似をしてはならない。
エルサが「真実の愛」によって氷の魔法を解けることに気付き、国中全ての魔法を解いてアレンデールは元の姿を取り戻す…という流れは原作映画と同じだが、ワールドのクリア後に再訪しても一面の雪景色は変わっていない。さすがにこれはゲーム的な都合と割り切ろう。
- しかしエンディングでは変わらず雪原で遊ぶアナ達が描かれている。まだ雪に覆われた場所が残っているのか、本編から時間が経って季節が夏から冬になった後なのか…。