システム/弾切れ

Last-modified: 2024-03-30 (土) 19:42:03

「た、弾が切れた!? ヒィ、う、うわぁあーッ!!」

  • 古今東西、近代及びSF戦争モノなどで致命的なミスとなる事象の一つ。
    銃器を扱う上でその残弾の確認は基本中の基本であり、それを怠ったために
    危機へと陥り敵にやられたとあっては「マヌケ」の烙印を押される事は免れない。

概要

  • モンハンで「弾切れ」と言うと、主に以下の2つの状況を指す。

弾倉内に弾が残っていない状態での「弾切れ」

  • モンハンに於いてはボウガンやガンランスに弾が装填されていない状態のことであり、
    この状態で射撃を行っても当然ながら弾は出ない。カチャカチャと虚しい音が鳴るだけである。
    それどころか、大きなスキを晒したまま硬直してしまうので非常に危険。
    射撃だけではなく、常に弾倉内の弾の数を意識できて初めて『にわか』を抜け出す一歩となるのである。
    • ガンランスはカチャカチャと音が鳴るだけであるが、
      ボウガンは音が鳴った後に弾倉を覗き込むアクションが入るため硬直が長い。
      せっかくのチャンスを無駄にした挙句、命の危険を自ら作り出してしまう。
      自動装填に頼っていたりすると、
      このスキルが付いていない装備になった途端に起こしやすい。
    • MHXでは納刀状態かつ空中でR+X+Aを入力すると即座に抜刀して空中射撃ができるが、
      これを弾倉が空の状態で行った場合に空中射撃の弾切れモーションが発動し、即座に着地でキャンセルされるため、
      ヘビィボウガンを最も早く抜刀する手段として主にブレイヴリロードがあるブレイヴスタイルで利用されることがある。
      レンキンスタイルでは行えない点には注意。
  • MHWorld以降はボウガンの弾丸が装填されてない状態で発射ボタンを押すと、
    自動でリロードアクションを取るようになっている。
    弾丸そのものが尽きると自動で一つ下の弾丸に切り替わり、
    手持ちの弾を全て使い切れば、最終的に弾数無限のLV1通常弾に行き着く。
    このため通常の弾丸での弾切れアクションは廃止されているが、
    ヘビィボウガンの狙撃竜弾のリキャスト完了までに発射を行おうとした場合は、
    従来通りの弾切れモーションを見ることができる。
    • ガンランスの弾切れは続投。致命的な隙ではないが、
      コンボが途切れるのとカチャカチャ音で虚しい気持ちになるのが手痛い砲撃、フルバースト前にはチラッと残弾を確認して、
      弾が無ければクイックリロードや他近接攻撃、竜杭砲などの選択肢を取ろう。
      勿論、竜杭砲も弾切れだと、硬直の長い突きを放つだけで終わる。
      さしものガンサーも、流石に弾切れにロマンは見出せないだろう。カッコ悪いし

手持ちの弾全てを撃ち尽くしてしまった「弾切れ」

  • こちらはガンナーとしては最悪の事態である。こうなったらもう戦場では役立たず。
    PTでは仲間の攻撃もあるので弾切れになる頃には狩りも終わるかもしれないが、
    ソロではもうクエストの成功は諦めざるを得ない。え?銃で殴れ?聞こえんな
    もちろんどんな状況であったにしても、この状態に陥ったら深く反省し、
    次回以降はこんな事が起こらないように心掛けなければならない。
    • MH3ではLV1通常弾が標準装備になったため、この心配は無くなった
      ……と思いきや、一部パーツは非対応。
      そのため、そのパーツだけで運用する場合は弾切れに注意されたし。
      (パーツの概念が消滅したP3、3G以降では関係ないが)
      • 銃殴りより遥かにマシとはいえ、LV1通常弾は貧弱なため戦力ガタ落ちは免れない。
        それに伴い、今度はLV1通常弾以外の弾を撃ち尽くしてしまったケースを
        弾切れと呼ぶようになった。
      • MHXでは「ラピッドヘブン」や「スーパーノヴァ」などの狩技を装備しているならば、
        LV1通常弾で狩技ゲージを溜めてそれらの狩技を叩き込む…という事も。
      • MHXXではレンキン狩技弾の登場により、
        レンキンスタイル時に限っては弾切れでのジリ貧の度合いが(誤差の範囲で)マシになった。
        さらに、ライトボウガンは新狩技「チャージショット」の登場により
        ボウガン本体の攻撃力や会心率によっては「レンキン狩技弾+チャージショット」と言う展開が
        ネタでは無く、実戦レベルでの予備戦術にまで派生した。
    • また、MHFでは、G1からLV1通常弾常備化に伴いすべてのボウガンでLV1通常弾装填可能に変更。
      さらにクエスト開始時にLV1通常弾が装填済みの状態から始まるように変更されている。
      • なお、このLV1通常弾はオプションからON/OFFの切り替えが可能であり、
        OFFにした場合はLV1通常弾が表示されなくなる。
        クエスト中でもオプションからONに切り替えればLV1通常弾が即時使用可能となるので、
        万が一OFFの状態で弾切れを起こしても安心(?)である。
  • MHWorld以降はクエスト中にBCでアイテムの補充ができるようになった。
    これにより、本当の意味で「弾切れ」からはほぼ解放されることとなった。
    まさかボックス内の弾をも撃ちきることはないと思うが…無心になって連戦していると有り得なくもない。
    場所にもよるが、ボックスの弾が無くてもフィールドのアイテムを採取し、
    それを調合で弾薬に変えることも可能なのでまず弾切れは起きないだろう。
    いざどうしようもないときには剣士に装備を変えて戦闘続行する手もある。
    • 当作から登場した特殊弾によって弾薬を消費せず攻撃を加える手段も追い風となっている。
      一応他の武器に於ける大技の立ち位置になるが、スキルを揃えればクールタイムを短くして
      特殊弾の威力を上げれば弾薬を節約しながらそれなりの立ち回りは可能である。
    • なお同作ではボウガン殴り謎の超強化を遂げたため、
      弾切れを起こしたら殴りに移行と言う戦法が一応は実践可能。
      ただしこの殴りは威力やスタン蓄積は強力ではあってもリーチは短く隙も大きいのでリスクが高く、
      モンスターのダウン時でもなければ積極的に仕掛けるのはネタ行為でしかない。
      また補給自体も速やかに行えるので、
      本当にトドメ寸前でもなければBC帰還が妥当だろう。
    • このような事情のため、MHWorld以降では
      持ち込み分の弾丸で倒しきれずBCに補給に戻る状況を弾切れと呼ぶ人も増えた。
      主に属性弾徹甲榴弾斬裂弾拡散弾で起こりうる現象で、
      物理弾に関してはLV1弾と火薬粉の調合素材まで持ち込めば弾切れを気にする必要がないほど調合できるため
      あまり意識されてないが物理弾の優位点となっている。
    • 闘技場でのクエスト、及び闘技大会では従来のようにアイテム補充が不可であるため、
      MHWorld以降であろうとも従来の意味での弾切れを意識しなくてはならない。
      特殊闘技場に関しては、基本的にBCに担ぎ込まれた際にアイテム補充が可能。
  • MHR:SBでは素材周回の狩猟対象のトレンドなど環境の変遷により
    その時々で 貫通氷結弾や貫通火炎弾の需要が極端に上昇し、
    周回頻度によってはその調合素材の供給速度が全く追いつかない、という現象も見られた。
  • 弾切れ対策の基本は調合素材を持ち込み、現地調合で弾を作ることである。
    また、装填可能な弾丸を予備弾として一通り持っておくのも手軽で有効な手段。
    ポーチに余裕のある剣士が味方のガンナーの為に弾丸を持ち込むというのも一つの配慮である*1
    • 乱入への警戒はもちろん、味方が不慮の通信エラーで落ちたりすれば、
      倒せるはずのモンスターが倒しきれなくなる事態も起こり得るので油断は大敵である。

余談

  • 弾切れを起こしたりLV1通常弾に頼らざるをえない戦い方をする時点で
    装備の選定を間違っているか、プレイヤーの立ち回りに難がある(か、準備不足か)可能性が高い。
    弾切れを起こさないことはガンナーの必須技能の一つと言えるだろう。
    一方、砥石が切れることはガンランスだろうが双剣であろうが全くと言っていいほど無いので
    こういった面でも「初心者は近接がおすすめ」と言われる所以である。
  • MHRiseの百竜夜行において里守バリスタや里守大砲を降ろす時、里守が弾切れを言い出すが
    ハンターが使うバリスタや大砲は弾切れするやいなや自動装填を始めるし、
    そもそも里守を降ろすのは大抵設備設置ミッション目的での出し入れくらいなので
    ぶっちゃけ突っ込み所満載である。
    単なる雰囲気出しのセリフと言ったところだろう。

*1 調合や素材調達が著しく不便だった無印の頃は基本テクニックでもあった