武器/オディバトラス武器

Last-modified: 2023-11-01 (水) 11:55:54

MHFフォワード.5にて実装された弩岩竜オディバトラスの武器群。
MHF-G9.1で実装されたG級武器についても扱う。

目次

概要

  • 2016年4月現在、剛種オディバトラス素材から成る剛種武器の系統と、
    G級オディバトラス素材から生産可能なG級武器の2系統が存在する。
  • オディバトラス自体属性を持っていないことからも分かるが、武器は全て無属性。
    大剣、片手剣、狩猟笛、ハンマー、ランス、ガンランス、へビィボウガンが実装されている。
    外見はいずれも濃い赤色の甲殻を使った重厚なデザインであり、進化武器に似ているとの声もある。
    剛種武器系統とG級武器系統でデザインの大きな違いはない。

剛種武器系統

  • MHF-G直前のアップデートであるフォワード.5で実装されたオディバトラスは、
    公式の位置付けとしてはMHF-G移行前のラスボス的存在であり、
    更にMHFの武器の常識を覆すきっかけになった覇種武器の実装もあって実装前から注目されていた。
  • オディバトラスはアカムトルムやウカムルバスに近い骨格であり、
    彼らの武器は悪い斬れ味で高い攻撃力、高すぎたり低すぎたりする会心率とかなり癖が強いものだったために、
    このオディバトラスの武器はどうなるのか心配する声も一部にはあった。
  • 剛種武器から生産して強化していくという仕組みであるが、
    オディバトラス自体の受注クエストがかなり特殊であり、
    生産は撃退クエスト、強化は討伐クエストで行うことができる。
    最近の剛種武器と違い、あくまでも一度は強化しないと剛種武器としての性能が出ないため、
    討伐クエストをクリアする前提で挑まなければ真価を発揮するのは難しい。
    更に、武器によっては討伐クエストで入手できる武器魂・天を利用して、
    天嵐武器まで強化してしまわないと実用に耐えないものもある。
    現在ではHR5昇級後にこれらの工程を纏めて行える上に、
    オディバトラスは撃退も討伐も強さ自体に大きな差はないため、この点自体はそこまで大きな問題とは言えない。
    • MHF-G9.1以前は、撃退クエストと討伐クエストの受注可能ランクに大きな差があった。
      撃退はHR100(現HR5)で受けられたのだが、討伐クエストはHR300で入手できる秘伝書を、
      SR100まで強化しないと受けられなかったのである。
      従ってHR100帯で作成できる事が長所である剛種武器としてはかなり微妙なものとなっていた。
      秘伝書が必要なことは現在でも変わらないが、現在ではHR5で秘伝書を無条件で入手し、
      即座に討伐クエストにも挑むことができるようになっている。
    • なお撃退の証は2枚、討伐の証は3枚必要となり、合計枚数は5枚と通常の剛種武器と同じである。
      この討伐の証の枚数は2016/3/17のアップデートでリファインされたもので、
      それ以前は撃退の証5枚、討伐の証20枚が必要だった、
      更に、天嵐武器への強化でも「弩岩竜討伐の証」を各20枚要求するため、
      トータルで討伐の証が40枚も必要になってしまうという仕様も存在しており、
      非常に作りづらいものがあった。
  • この武器は覇種武器に強化することでいずれも驚天動地の性能を有することになる。
    一言で言えば、高攻撃力・スロット付き・会心率付き
    という4拍子が見事に揃ってしまうのである。
    特に片手剣は常識外れの攻撃力を有していたため、覇種までの相手であれば物理だけで十分戦えてしまうほど。
    覇種武器自体が従来の武器に比べて圧倒的な性能を見せるのは間違いないが、
    一番最初に登場し、その凄まじいスペックに驚き、魅了されたハンターは非常に多かった。
    まさに、フォワード最強の名が偽りでないことを示す超高性能武器だったのである。
    その為、実装当時は上述した難点を抱えつつも強化に挑戦するプレイヤーは非常に多かった。
  • G級以降はG級覇種武器、烈種武器、始種武器へと強化可能。
    始種武器は非常に高いポテンシャルを有するが、
    G9.1以前のものであるためそれ以降のものと比較すると若干攻撃力が低め。
    またG級では属性が重要要素となっているモンスターが多く、
    その点でも対変種・剛種・覇種ほどは活躍できないケースもある。
    • なお烈種武器・始種武器はスキルが1つ自動発動する。
      オディバトラス武器の場合は「回避距離UP」であり、武器種によっては非常に便利。
  • なお覇種武器段階の性能は現在でも申し分ないものではあるのだが、
    MHF-G7ではG級覇種武器を直接生産できるようになったことに伴って、
    G級昇級までに剛種系統の武器を作る場合は
    G級昇級後も踏まえたコストパフォーマンスが妥当か」という観点で見られることが多くなった。
    現在では覇種武器は「G級までの道程」で必要なら作成すればよいという位置付けとなり、
    オディバトラスの覇種は撃退も討伐も覇種の中では最も楽なので、作りやすいのは間違いない。
    他方、絶対に必要かといわれるとそうとは言い切れない部分があるので、
    個々で判断して強化するかどうか決めればよいだろう。

武器名について

  • オディバトラスの剛種武器は、
    「弩岩(獄or烈)○○(武器種名)【○○】」という命名則になっている。
    例えば大剣の覇種武器の場合、「弩岩獄大剣【重何断】」という銘になる。
    最初の部分はそのまま「ドガンゴクタイケン」と読めばいいのだが、
    オディバトラス武器は【 】の中の読み方がぶっ飛んでいることで有名である。
  • 以下の武器は公式で読み方が発表された武器である。
    君はいくつ分かるかな?
    • [へビィボウガン]弩岩重弩【射】…ドガンジュウド【ウテ
    • [へビィボウガン]弩岩獄重弩【狙熱射】…ドガンゴクジュウド【ネライアツクウテ
    • [ハンマー]弩岩鎚【砕】…ドガンツイ【クダク
    • [狩猟笛]弩岩獄笛【激楽打】…ドガンゴクブエ【ハゲシクタノシクウテ
    • [ランス]弩岩獄槍【兎突】…ドガンゴクソウ【トニカクツケ
    • [片手剣]弩岩剣【可斬】…ドガンケン【スゴクキレル
    • [大剣]弩岩獄大剣【真何断】…ドガンゴクタイケン【シン ナンデモタツ
    予備知識なしでランスや大剣辺りを一発正解した人はかなりのツワモノであろう。
  • ちなみにこれらは武器の説明文に即したものになっているようである。
    その為まだ公開されていない烈種・始種武器の読み方も、
    なんとなく想像できてしまうのが恐ろしいところである。
    • ただし流石にネタが尽きてきたのか、始種武器の弩岩始槍【煉獄突】は、
      そのまま「れんごくとつ」と読むように、ぶっ飛んだ読みはやや抑え気味。
      弩岩始剣【閃滅斬】は「せんめつきれる」なのでやはりどこかおかしいが…

G級武器系統

  • MHF-G9.1で追加されたG級武器の系統。
    名前は「デゼルト・○○」というスマートな命名則になっている。
    ぶっとんだ読みを期待したハンターが涙で枕を濡らしたとか濡らさなかったとか…
    • ちなみに、デゼルト(deserto)とはフランス語で「砂漠」を意味する。
      やはりスマートと言うか、直球なネーミングである。
  • 生産段階ではゲージが貧弱で実用に耐えるとは言いがたいが、
    Lv2への強化で斬れ味レベル+1発動時に紫ゲージが出現する。
    以後この紫ゲージはどんどん伸び続け、最終的には斬れ味ゲージの半分を埋め尽くす量の紫ゲージが出る。
    現在では巧流などの存在により長い斬れ味ゲージはそこまで大きなメリットとはならないが、
    消費特効と組み合わせることでその長い斬れ味ゲージを存分に活かした立ち回りが可能。
  • また、通常生産型G級武器にしては会心率がかなり高く、Lv50で30%に達する。
    G級オディバトラスの防具は閃転スキルを備えるため、非常に相性が良い。
  • 難点としては、紫ゲージ止まりであるにもかかわらず攻撃力がかなり低い事が挙げられる。
    閃転との併用を前提に調整されている節があり、そのまま使うだけでは真価を発揮し辛い。
    また、登場時期からすると消費特効との併用も見据えられて実装されたのかもしれない。
    • 例えば片手剣のデゼルト・ルベルの攻撃力は729となっており、
      無属性片手強化シジルの存在を踏まえても(空色ゲージが無い分)かなり攻撃力が低い。
      見切り+5・一閃+3・SR会心率22%・閃転スキル発動時の会心率は162%となり、
      それによって発生する攻撃力上昇を加算すると806(空ゲージ換算で761)となるため、
      無属性強化シジルも含めると非常に高い火力を引き出すことが可能となる。
    • ヘビィボウガンに関しては弾種を踏まえると高い火力を有しており、
      閃転スキルなしでも十分強力ではある。
      ただし、弾速を踏まえると微妙な部分もあるが。

余談

  • オディバトラスの剛種武器は名前のみならずお財布に与えるダメージまでぶっ飛んでいたことでも有名。
    現在でこそ数十万ゼニーで強化可能であるが、リファイン前は恐るべき額のゼニーが必要だった。
    これは当時の覇種武器全般に言える話ではあるが、例えばランスの場合、
    MHFで一度に保有できる最高額のゼニーである9,999,999zがあっても覇種武器まで強化ができなかった
    その必要額は1000万ゼニーを超えていたのである。恐ろしい…
  • ちなみにオディバトラス剛種武器の強化システムには批判も少なくはなく、
    以降に実装された剛種武器は、剛種武器として生産し直接天嵐武器へと強化する
    (天嵐武器への強化の時点で討伐の証が20枚必要となるので、合計25枚と従来の剛種武器同様になる)
    システムが採用されている。

関連項目

モンスター/オディバトラス
武器/剛種武器 - 覇種武器と烈種・始種武器についても記載あり。
武器/弩岩獄大剣【重何断】 - 覇種大剣 ※G級武器も併せて解説。
武器/弩岩獄剣【極良斬】 - 覇種片手剣
武器/弩岩獄槍【闇雲突】 - 覇種ランス
武器/弩岩獄笛【激楽打】 - 覇種狩猟笛
武器/弩岩獄重弩【狙熱射】 - 覇種へビィボウガン