モンスター/オディバトラス

Last-modified: 2024-08-30 (金) 01:15:18
種族
飛竜種
別名
弩岩竜(どがんりゅう)
登場作品
MHF
狩猟地
砂漠

目次

生態

セクメーア砂漠にて確認された新種のモンスター。
アカムトルムとウカムルバスと同じく翼は存在しないが、骨格の構造上、飛竜種に分類されている。
身動きするだけで地響きを轟かせるほどの巨躯を誇る超大型モンスターであり、
ある地方では「砂漠の地には"紅の砂山"が存在する」と言い伝えが語られていたが、
ハンターズギルドではその言い伝えにある"紅の砂山"の正体こそが、このオディバトラスであると推測している。
また、普段は地中に身を潜めており、その巨躯に反して目撃情報は極めて少ないため「砂上の楼閣」と比喩される。
甲羅のように背面全体を覆う巨大な背甲と、その背甲から無数に生えた白色の角が特徴。
この角で周囲や砂上から発せられる音を捉え、周辺の状況を把握する。
また、背甲の上部や前面には大きな穴が開いているが、これについては後述する。
張り出す顎には格子状の特殊な吸引器官が存在し、周囲の砂塵を取り入れる姿が確認されている。
この吸引器官と強靭な爪で、砂を吸い込みつつ掻き分けつつ地中を移動する。
その体躯からも容易に想像できるように、非常に貪食かつ獰猛。
獲物を周辺の岩や建造物もろとも捕食するという驚くべき捕食方法を取るため、
オディバトラスが生息する地域の生態系は乱れ、場合によっては深刻な事態も招く。
また、その巨体と生態故に一挙手一投足の度に大量の砂を巻き上げる。
これによって大規模な砂嵐を発生させる事もあり、
ただその場に出現しただけで近隣の町村に甚大な被害を及ぼす危険性が高い。
興奮したり、攻撃態勢に入った場合、背甲が迫り上がり隠れていた無数の穴が現れる。
これらの穴は全て、取り込んだ砂を排出するための器官である。
この排出口から圧縮した砂や岩の塊を発射し、外敵に対しての攻撃手段とする。
「弩岩竜」という別名はこの特徴から付けられたものである。
特に背甲の前面に見える一際大きい排出口は砲口と呼称され、
ここからはオディバトラスの頭部ほどもある巨大な砂弾を発射する。
何より恐るべきはその威力で、頑強無比に鍛え上げられたハンターの防具もまるで意味を成さない。
因みにこの砲口を使用する場合、あまりの威力にオディバトラス自身も吹き飛びかねず、
多くの場合は半身を地下に埋めた上、他の排出口から砂を逆噴射し、
発射の反動を抑制している(が、それでも数メートルは後退する)。
大量に取り込んだ砂を直接口から吐き出し、砂嵐のようなブレスとして周囲を吹き飛ばしてしまう事もある。
特異個体
オディバトラスの発見から後、特異的な変化を有する個体の存在が確認された。
全身の棘が金色に染まり、背中の棘が肥大化している他、角が長大になっている。
また、巨体に反して素早く地団駄を踏み、周囲の外敵を押し潰す行動を取ることも確認されている。
この個体は従来確認されているものと比較しても極めて高い戦闘能力を有するため、
ギルドでは秘伝書を持つG級ハンターにのみ、その狩猟を許可している。

概要

  • MHFフォワード.5から登場した超大型モンスター。
    アカムトルムと同じ骨格をしているモンスターで、
    分類もアカムトルムやウカムルバスと同様、飛竜種である。
  • 見た目は赤い巨大な亀のような姿となっており、甲羅には複数の排出口(砲口)が存在している。
    取り込んだ砂を圧縮した砂弾を、この排出口からまるで岩石の砲弾のように発射する。
    これが“弩”“竜という別名の元となっているようだ。
    正確に言えば岩というよりは砂なので、弩岩竜と言うより弩砂竜と言った方が正しくはなる。
    まあ「どさりゅう」ではあまりに格好が付かないだろうが。
    もしかしたら、「ドガン」という砲弾の発射音と掛けているのかもしれない。
    もちろん土砂竜(どしゃりゅう)は関係ない。
  • フォワード.5はMHF-G移行前の最後のアップデートナンバーであり、
    オディバトラスは後述する「覇種」の一体でもあることから、
    公式からはフォワード、ひいてはモンスターハンターフロンティアオンラインの、
    ラスボス的な存在として宣伝している事が明かされている。
  • MHF-Z現在、全ランク通して寒冷期の夜の砂漠にのみ登場する。
    BC横のエリア2にて砂中に潜っており、戦闘開始後もエリア2から移動することはない。
    もっともその巨体ゆえ、仮に移動したとしてもまともに戦闘できそうなエリアはエリア5ぐらいだろう。
    またハンターがエリア2に入った直後は、エリア2の中心で砂が大規模に隆起している。
    更に近づくとオディバトラスが地面から勢いよく出現。
    砂漠に渦巻く砂嵐のドームに囲まれたオディバトラスが咆哮でそれを打ち破り、
    戦闘開始の合図の如く、オディバトラス専用の狩猟BGMが流れ始めるという演出になっている
    (このため、発覚BGMからオディバトラス戦BGMが流れるまでは一定の間がある)。
  • MHFフォワード.5のPVでは、アクラ・ヴァシムを捕食したことを示唆する描写がある。
    アカムトルムの生態ムービーを思い出したハンターも多いのでは無いだろうか。
    • アクラ・ヴァシムは大発生期と大衰退期を繰り返してきたモンスターであり、
      近年、大発生期に差し掛かったことで目撃例が増加していた。
      一方、オディバトラスの元ネタとなったと思われる“砂岳竜”も、
      長い冬眠期のため滅多に姿を現さないという設定があり、
      この設定がオディバトラスにも受け継がれているとしたら、
      アクラ・ヴァシムの大発生に合わせ活動期に突入したと考えることもできる。
  • なお、鉱物や生物を分け隔てなく食するということから、雑食に当てはまると思われる。
    生態系を危機に陥れるほどの暴食ぶりは、イビルジョーを彷彿とさせる。
    周りの物を手当たり次第食べ尽くし、結果周辺の環境を激変させてしまったという点では
    ラヴィエンテに近いかもしれない。
    • インタビューに併記されていたオディバトラスの詳細には、
      「(セクメーア)砂漠が今のような環境になってしまったのは
      このモンスターが現われたせいだ、というくらいの設定」という説明文が載せられている。
      実装前は眉唾ものではあったが、「破壊をもたらすもの」とギルドに呼称されるように、
      常識外の攻撃範囲で暴れ回るその姿を目の当たりにすれば、この話を信じる人も増えそうである。
  • オディバトラスはMHF-Z現在、HR5(剛種)、HR6(覇種)、G級の3ランクで登場する。
    HRでは各ランク共、撃退クエストと討伐クエストで分かれているため、
    実質のクエスト種類は5種類となっている。
    後述するが、オディバトラスはMHF史上初の「最低狩猟可能ランクがHR5(剛種)」なモンスターである。
    ハードコアモードへの任意切り替えG級クエストのみ可能で、これまたMHF史上初。
    HRのクエストでは任意切り替えはできず、ノーマルモード限定か強制ハードコアモードのどちらかしかない。
    HC素材はHRとG級両方に存在する。

戦闘概要

  • その巨体から容易に連想できるとは思うが、典型的なパワータイプのモンスターとなっている。
    ベースとなっているアカムトルムの突進・尻尾振り攻撃や、ソニックブラストに似たモーションの技も用いる。
    また、まるでウカムルバスのようなジャンプも用いてくる(見た目がそれっぽいだけで実質は全くの別物)。
    咆哮はそのまま彼らのモーションを使っているが、判定は持続しない。
  • アカムトルム・ウカムルバスとの攻撃面での最大の相違点は、
    砂漠に適応したことで「砂」を駆使した多彩な攻撃を持つこと。
    雪氷を掻き分けるためにスコップ状の顎を持つウカムに対し、
    こちらは砂を吸い込む格子状の器官が存在している。
    先述の砲口から発射する他、甲羅上部にも小規模ながら穴が確認できる。
    砲口からの砂弾発射時にはなんと甲羅が上部に迫り上がり、隠されていた無数の排出口が剥き出しになる。
    これら排出口や数々の攻撃に伴う砂の隆起によって鈍重な動きをカバーしており、狩猟は一筋縄ではいかない。
    • 怒り時は興奮によるものか甲殻の隙間の排出口が開き、
      全身が通常時より黒ずんで見えるようになる。
      砂を大量に排出するため周囲の街では砂嵐による被害が出ているようだ。
      まるでどこぞの古龍種のようである。
    • 甲羅だけを砂上に出し、矢狭間のように空いた排出口が並ぶ様は正に楼閣そのもの。
      攻撃範囲だけで言えば全シリーズ通じてでも上位に位置するほど広範囲を誇り、
      それらを普通の攻撃として使ってくるため、遠距離の安全地帯があまりない。
      おまけに副次効果として舞う砂がプレイヤーの視界を阻害する。
      距離が離れるとオディバトラスの姿が見えず、不意打ちを受ける危険性が高まる。
  • 砂によって攻撃範囲と鈍重さをカバーしているため、突進の使用頻度はかなり低い。
    その代わり、左右や背後のハンターをもまとめて攻撃する技を多数有しており、
    後述するが肉質面でも、左右・背後からの攻撃はあまり適切ではない。
    このため、近接武器でもガンナーでも立ち回りの基本は同じで、
    ズバリ正々堂々真正面からの殴り合いが、各種技にも対応しやすく安全であると言える。
    MHFのモンスターとしては比較的位置取りで回避できる技を多く持つものの、
    中には極めて分かりやすく、かつ一瞬しか判定のない攻撃もあるため、
    技に応じて位置取り・フレーム回避(又はノックバック無効ガード)で凌いでいく事になるだろう。
  • 基本的なアクションはHR5の剛種の時点で完成しており、
    HR6の覇種、G級はそれに新モーションがいくつか追加されるに留まっている。
    そのため、攻略にはまずは剛種から慣れていくことが重要と言える。
  • 剛種とG級は(難易度調整の結果)当該ランクの装備であれば防御力が相応に機能するようにはなっているが、
    2017年2月まで、HR6の覇種については覇種カテゴリの性質上超高火力となっており、
    当該ランクの装備で被弾すれば大抵の技で即死又は致命傷となる。
    下手をすると元気のみなもとを用いたり、G級中盤レベルの装備を用いたりしても即死することも。
    剛種とG級についても、大技を直撃すれば命の保証はなく、
    根性スキルが全般的に機能しやすい相手であるため、根性スキルの投入が推奨される事が多い。
    かつては剛種・覇種ともに根性スキルが絶対必須と言われていた。
    • ちなみにガードの削りダメージもかつては半端ではなく、
      ガードしても削りダメージで力尽きるという事態も往々にして起こっていた。
      MHF-Zでガード時の削りダメージに限界値が設定されたため、ガードによる対処はやりやすくなったが、
      できればノックバック無効のガード手段で対処したほうがよい。
    • 覇種については後述するが、MHF-Z・2017年2月アップデートにて難易度調整されている。
  • 物理弱点は斬と打が頭、次いで首・腹・前脚となっている。
    弾は首が最大弱点で、次点が尻尾だがこちらには弱点特効は機能しない。
    当時のバランス設定の風潮からか、近接の方が全体的にダメージが通しやすくなってはいる。
    (G級では是正されている)
    属性は一応雷と龍が効くことは効くが、最大でも10と期待できるほどではない。
    基本的には物理最優先で挑むとよいだろう。
    全ランク共通で麻痺には強い抵抗力があり、閃光玉は一切効かない
  • 尻尾切断可能な超大型モンスターの中では珍しく、尻尾素材が存在しない。
    切断した尻尾は、アカムトルムとウカムルバスの尻尾と同様の巨大さと太さを持っているが、
    そこから剥ぎ取れるのは、甲殻・重鱗・真棘である。
    専用素材がないのは尻尾切断可能な超大型モンスターにしては少し残念だが、
    オディバトラスは行動パターン上背面に回りこむとプレイヤーが不利になることが多いため、
    尻尾専用素材があると色々問題になったかもしれない。
    これはG級でも同様であるが、G級希少素材を尻尾から剥ぎ取れる場合もあるので、
    余裕があれば切断してみてもよいだろう。

砂を利用した攻撃

威力面の記述については、MHF-G9.1以前の剛種、
及びMHF-Z 2017年2月アップデート以前の覇種(に、当該ランク装備で挑んだ場合)のものに基づいている。

直立咆哮
怒り状態突入時のアカムトルムやウカムルバスと同じモーション、
その場で立ち上がり咆哮を行い、オディバトラスを中心として
ハンターに小ダメージ+尻餅をつかせる津波を波紋状に3回発生させる。
フレーム回避は可能、判定は見た目より遅くタイミングを掴めば容易。
さらに周囲の地面のいたるところから無数の砂玉が飛び出し、放物線を描いて降ってくる。
咆哮や津波に当たらないからと油断していると思わぬタイミングで攻撃を食らうことも。
開幕時のみ、咆哮にダメージ+吹っ飛びが付与されており、その代わりに砂玉は出ない。
これも開幕時のみだが、咆哮終了後オディバトラスの頭に謎の攻撃判定がある。
オディバトラスは何もしていないのに吹っ飛んでいるラスタやパートナーを見たことがあるだろう。
なかなかシュールな光景であるが、この仕様?はG級でも変わっていない。
雄たけび
アカムトルム特異個体の薙ぎ払いソニックブラストと同モーション。
前脚でしっかりと大地を踏みしめ、咆哮を上げる。
咆哮と同時に地面の砂が沸騰した湯の如くボコボコと湧き出し、
数秒後に広範囲を巻き込む強烈な大爆発を起こす。
さらに直立咆哮と同じく、地面から大量の砂玉も噴出。
咆哮直後の大爆発は食らうと一撃即死、みなもと使用ですら半分以上の大ダメージ
全ての攻撃の中で最も威力が高い危険な攻撃である。
みなもと仕事しろ
もちろん、咆哮であるため高級耳栓(ハードコア剛種と覇種は超高級耳栓)がないと
咆哮で硬直、動けないところを喰らうしかないという大変危険な状態になりかねない。
これを回避するためにも、怒り移行時に行う後ずさりモーションを見逃さないようにしたい。
爆発の判定は短いため、フレーム回避が可能。だが、失敗したら大変なことになるのはお約束である。
G級では非常に頻度が高い。
怯み耐性上昇の兼ね合いで中断させにくく、爆発が頻発することになる。
顎振り上げ
頭を少し引いてから顎を使って地面ごとめくり上げる。
めくり上げた方向に津波が発生するため、側面に回避する必要がある。
地面抉り
数歩引いてから前脚に力を溜め、ダイナミックなちゃぶ台返しをするかのように地面をめくり上げる。
顎振り上げよりも大規模な津波が発生し、少し進んでから津波が中規模の爆発を2発引き起こす。
G級では開幕時咆哮の次の確定行動としてこの攻撃が追加されている。
腕振り回し
前脚を引いてから、地面を抉りつつ振り回す。
振り回した先に津波が発生するため、攻撃範囲がかなり広く、
範囲内で緊急回避が不可能な場合はまず直撃する。
また、反動で尻尾も振り回されるが、こちらも大量の砂飛沫を上げるため、
前方、後方ともに注意すべき広範囲攻撃となっている。
尻尾なぎ払い
アカムトルム特異個体と同モーション。
つまり、左側面をなぎ払うパターンと、右側面をなぎ払うパターンがある。
尻尾を振るうと同時に砂飛沫が発生し、広範囲を攻撃する。
頭部突き刺し
頭を振り上げてから勢いよく地面に振り下ろし、周囲の地面から砂の塔を無数に出現させる。
これは本当に「建物」扱いで、回避したハンターにとっては障害物のような壁となる。
地面から突き出てきた塔を回避できなかったハンターはその頂上に閉じ込められ、拘束されてしまう。
拘束中はふっとばされないため、一部攻撃が多段ヒットすることもある。
基本的な部分はイャンクック亜種特異個体の落とし穴と同様だが、
この状態ではオディバトラスの攻撃を受けても吹っ飛ばないため、根性殺しの技。
砂の塔はその見た目から砂プリン(まずそうだが)とも揶揄される。
ジャンププレス
その場で飛び上がり、地面に向かって強烈なプレス攻撃を繰り出す
(ウカムルバスのような前方に飛びかかるタイプではない)。
プレスと同時にオディバトラスの体高に匹敵する巨大な楼閣が、所狭しと無数に出現する。
ジャンプした時点で攻撃判定があり、当たると大ダメージと共に吹き飛ばされる。
また、プレスをまともに受けると即死ダメージとなりうるので注意。
砂弾打ち上げ
顎の吸引器官で砂を吸い上げ、背中の排出口から複数の砂弾を打ち上げる。
打ち上げられた砂弾は周囲&エリア内の全ハンターに確定で落ちてくるため、
予備動作を見たら攻撃を一旦止めて回避に転じたい。
落ちてくる場所が正確なだけで攻撃範囲は広くないため、回避する場合は歩くだけでよい。
プレス攻撃、突進
アカムトルムの攻撃と同モーション。
無論、それで終わるはずもなく、攻撃による衝撃で砂玉が無数に飛び出してくる。
回避方法は直立咆哮時と同じで、影を見ながら動き回って避ける。
ソロ火事場の場合は、急に繰り出す突進が最大の脅威となる。
潜行突進
おもむろに右前脚で地面を掘り下げて身体の半分を沈めた後、
その状態でハンターに超ホーミングの突進をしかける。
たとえ横に避けたとしても、中途半端な位置では"つ"の字を描いて戻ってくるほどの執念ぶり。
突進中は直立咆哮と同じく砂玉が大量に地面から飛び出し、途切れなく落ちてくるため、
オディバトラスに狙われていない周囲のハンターも回避に徹する必要がある。
ハードコア専用・覇種になると追加攻撃として、
突進しながら飲み込んだ砂をそのまま砂弾として背中の穴から雨の如く、
というか文字通り雨の規模で降らしながら突進を行うため、非常に危険。
突進に狙われたハンターは超誘導の潜行攻撃から逃げつつ、
オディバトラスが上空に打ち上げて落としてくる砂弾を避けつつ、
地面から絶え間なく飛び出してくる砂玉に気を配りつつ…と、
攻撃範囲が広いというか、攻撃自体が大規模すぎて、避ける方も忙しい。
こちらも参照。
二連サンドブラスト
前方180度、続けて後方90度とほぼ全方位超広範囲をブラストでなぎ払う技。
基本的に直撃すれば即死する
詳細はリンク先を参照。
地面潜行
ほとんどのモンスターであれば、ただの「潜り」に過ぎないはずのこの行動も、
オディバトラスは直立咆哮と同じく、砂玉を無数に出現させ、大規模な攻撃としてくる。
また、潜りきった後も大量の砂玉が弾けた影響でしばらく視界が悪くなってしまう。
大砂弾発射
地面潜行後に背中の甲殻のみを地表に突き出し、排出口から大砲の如く巨大なジャガイm…もとい砂弾を発射。
砂弾は凄まじい勢いで飛んでいき、着弾すると超広範囲を吹き飛ばす大爆発を起こす。
着弾地点周囲から無数の砂玉が飛び出すため、爆発後も危険。
遠くを狙っているため、側面にいれば当たることはまずないが、
発射後に身体を起こした瞬間はダメージ判定があるため注意。
無論、当たると即死
別記の通り、覇種はこの大砂弾を上空に6連射する「連続巨岩弾」という技を持つ。
ハンター諸氏からのあだ名は大概ポテトガン『がんせきほう』。元ネタはポケ○ンの岩タイプ最強技である。
潜行尻尾攻撃
地面潜行後に尻尾のみを地表に突き出し、勢いよく薙ぎ払う。
この時、尻尾振り回しに大規模な砂飛沫が付属するため、範囲内にいた場合は緊急回避推奨。
尻尾を突きだした際に振動が発生するが、尻尾が振り回される直前に解除される。
その後、一度地面に潜ってから再び狙ったハンターの目の前で尻尾を出し、
そのままビターン!と押しつぶしてくる。
二回目の押しつぶしは攻撃までが早いため、振動を食らうとよろめきから自由になる前に潰されてしまう。
超級サンドブラスト
ハードコア専用剛種オディバトラスから使用。
ただでさえ桁違いの驚異的規模を誇るオディバトラスの全ての攻撃の中で最大級の威力、攻撃範囲を誇る攻撃。
詳細はリンク先を参照。
大砂弾連続発射
覇種個体とG級個体が使用。
身体を持ち上げるようにして砲口を上に向けたあと、巨大な砂弾を上空に6発射出する迫力のある技。
着弾地点はオディバトラス周囲で爆発範囲も凶悪、威力は言わずもがな。
密着していると当たらないが、終了後の倒れ込みに吹っ飛び+ダメージがあるので要注意。
またこの攻撃の後、2連なぎ払いブレスが確定している。
そしてなんと、この砂弾連続発射を繰り出してきたら次の2連なぎ払いブレス終了まで討伐ができず体力が1残る
技そのものよりもこちらの特性の方が厄介。
バックジャンプ大砂弾→津波
G級で使用。
バックジャンプと共に背中の砲口から大砂弾を放ち、更に砂山を複数設置。
着地したオディバトラスは砂山ごと吹き飛ばすように前方に津波を発生させる。
予備動作が短く見極めるには慣れが必要だが、大砂弾部分はフレーム回避が可能。
この津波には隙間があるので落ち着いて対処しよう。
地団駄
G級で使用。
地団駄を踏むように前足を数回交互に地面に叩きつけ、砂弾を噴出。
降ってくる砂弾の範囲は狭く、少し距離を取れば問題ないのでガンナーは攻撃チャンス。
4連広範囲砂噴射
G級で使用する大技。
既存の2種類とは異なる動作で潜り、極めて広範囲を4連続の砂噴射で一掃する。
1,2回目と3,4回目の間隔は短く、2,3回目はやや長くなる。
当然威力は甚大なので最初の方で被弾すると非常に危険。
覇種テオの3連爆破炎上に似ており、もちろんフレーム回避も可能。
終了後は甲羅上部のみを砂上に出し、大きな隙を晒す。

剛種

  • 剛種クエストは2種類存在しており、
    ノーマルモード固定の撃退クエストと、ハードコアモード固定の討伐クエストがある。
    基本的には同じ個体が出現し、用いる技も大きくは変わらないが、
    撃退クエストは体力半分でクエストクリアとなり、
    討伐クエストはハードコア補正で若干戦闘能力が強化される。
  • 現在でこそ多数存在するが、上述したようにオディバトラスこそが、
    MHF史上初の「最低狩猟ランクが剛種から」というモンスターであった。
    これは、今後のG級ランク追加(MHF-G)を見越したこと、
    既に下位から狩れるMHFオリジナルモンスターが20種以上存在するため、
    思い切ってそのような展開にした事が運営インタビュー等で語られている。
  • また、当時はHR1~999までという設定で、HR100から剛種に挑めたのだが、
    HR帯にもスキルランクシステムが存在しており(MHF-G10でHRに統合される形で撤廃)、
    強制ハードコアの討伐クエストは、秘伝書を装備した上でSR100以上という条件になっていた。
    秘伝書の入手条件はHR500以上であったため、剛種に挑めるHR100の時点では、
    撃退クエストしか挑めない、という設定になっていた。
    現在は剛種に挑めるHR5の時点で秘伝書を貰えるため、撃退と討伐は同一タイミングで挑める。
  • 能力的には体力が22000、攻撃倍率が5.2倍、怒り時の攻撃倍率が7.28倍
    討伐時の場合は5.72、怒り時の攻撃倍率は8.008倍になる。
    攻撃倍率は剛種モンスターの中ではクアルセプスに引き続き二位となる。
    通常時の攻撃倍率5.0以上というのは昔の剛種の平均ステータスであったため、
    G9.1で弱体化されたとはいえ低防御装備で挑むのは命取りである。
    また、討伐クエストではハードコア補正によって震動と咆哮が強化されるため、
    特に超高級耳栓スキルによる咆哮対策をしておかないと、雄たけびで致命傷を受けかねない。
    • G9.1以前は体力27000、攻撃倍率6.50倍、怒り時の攻撃倍率は9.1倍
      討伐クエストの場合は攻撃倍率7.15倍、怒り時の攻撃倍率は10.01倍だった。
      ちなみにこの数値は覇種より若干低い程度であり、
      HR剛種の時点で根性スキルがないとやってられないと言われたほどである。
  • 撃退クエストと討伐クエストでは、モンスター本体の素材は変化は無い。
    強いて言えば、HC素材があるかないかぐらいである。
    ただ、剛種武具の生産に必要な「証」は、撃退と討伐で異なる
  • 撃退クエストでは「弩岩竜撃退の証」、討伐クエストでは「弩岩竜討伐の証」が入手できる。
    撃退の証は剛種武具の生産に使用し、討伐の証は剛種武器の強化にのみ使用する。
    そのため、かつては剛種武器の強化が秘伝書取得まで行えなかった。
    この時代の剛種武器は生産した後に一段階強化することで「剛種武器」としてのステータスが確立するもので、
    つまり旧HR方式ではHR500まで、秘伝書取得HRの緩和後でも
    HR300まではオディバトラスの剛種武器の特性を活かすことができなかったのである。
    この傾向はMHF-G2以降の新モンスターにも見られるが、
    強化段階が省略されて「剛種武器生産→即天嵐武器へ強化」となった他の新モンスターとは異なり、
    従来の剛種武器同様「剛種武器生産→剛種武器強化→天嵐武器強化」という強化ツリーである。
    • 余談だがフォワード時代はこういった複数の証が存在する傾向にあり、
      必要量も、現在の5倍以上であったため、煩わしさなどから敬遠される事が多かった。
      オディバトラスの場合は、武器自体が当時基準で非常に高性能であったため敬遠する向きは少なかったのだが、
      必要な証の量は現在の10倍以上である40枚であり、かなり作業性の強い仕様になっていた。
  • ちなみにHC素材「弩岩竜の大頑甲」は当初は存在しておらず、
    後述のG級特異個体実装と同時に、HRの個体から入手可能になった。
    G級の装備にしか使わない(正確にはHR防具で1個だけ用途があるが、G級専用武器種用の秘伝防具である)ため、
    無理に回収を粘る必要は、HR帯では無い。

覇種

  • フォワード.5最大の目玉とされた覇種だが、先行でお披露目されたUNKNOWNを除き、
    そのトップバッターとして「覇種オディバトラス」が登場することになった。
    配信日は剛種と同じ、フォワード.5アップデート当日である。
  • また、現在のMHF-ZのHRシステムにおいては、HR6の緊急クエストにてハンターを待ち構える、
    文字通りの意味で最初の覇種モンスターとなる。
    この覇種を退けることで他の覇種モンスターにも挑む事が可能になる、まさに登竜門である。
  • 現在では覇種も撃退と討伐のクエストが用意されており、
    HR6の緊急クエストで挑むのは、その内撃退の方である。
    入手できる素材は撃退と討伐で全く同じであり、覇種素材「弩岩竜の崩鱗」はどちらでも入手可能。
    一応討伐では確定入手できるが、撃退の方には2個枠があるため、
    討伐の方は現在のMHF-Z下においては、少なくともHR帯では挑戦するメリットはあまりない。
    G級昇級後、覇種素材とHC素材を同時に集めたい場合に討伐を選択していく事はあるだろう。
  • 詳しくは覇種の記事を参照してほしいが、覇種は実装時の立ち位置やコンテンツの特殊性から、
    MHF-Z1.1まで個体の難易度調整は一切行われていなかった。
    Z1.1にて調整され、体力は剛種とほぼ同じ(若干硬い)、攻撃力も剛種同様の値になったため、
    現在ではHC剛種の純粋な延長線上のモンスターとなっているが、
    調整前の覇種オディバトラスの攻撃力は、倍率7.92倍、怒り時は11倍であった。
    技の威力も相まって「当たれば死ぬ」と言っても過言ではない破壊力を有していた。
    また、体力も当時は30000であった(昔は剛種も同程度の体力があったが)。
  • 覇種オディバトラスは新モンスターの覇種ランクということもあってか、
    他の覇種と異なり外見の変化は無い。
    また、追加技も連続巨岩弾のみである。
    そのため、剛種を討伐できる装備であれば覇種の撃退は決して不可能ではなく、
    十分な装備と腕があれば、HRでもシングルPTで覇種討伐が十分現実的に狙えるようになっている。
    HR帯で覇種討伐に挑戦したければ、まずはオディバトラスから挑んでみるとよいだろう。
    • ちなみにこの設定は意図的なもので、
      公式インタビューによると、一番初めに登場する覇種なので最も弱く設定されているとのこと。
      覇種入門と言っても概ね過言ではないと言える。
  • ただ、調整されたとは言え、当該ランクの装備では根性スキルなしで大技を耐えることは不可能であり、
    小技ですら、当たり方によっては危険な場合がある。
    また、津波を引き起こす、砂岩を周囲の地面から無数に噴出させる、砂山でハンターを拘束するなど、
    砂をうまく利用している分、攻撃は極めて広範囲に及ぶ。
    一発屋的なアクションではないため、スキルだけでなく、
    位置取りやフレーム回避など、様々な方法で攻撃対処を試みたい。
  • ちなみにHC素材は剛種と全く同じ。
    例によって撃退では入手できず、討伐クエストで剥ぎ取るしかない。
    素材が必要なら、難易度を勘案して剛種・覇種のどちらで狙っていくか決めるとよいだろう。
    • なお、ネット上では「HC素材は覇種クエスト限定」のような記述も見られるが、
      実際はどちらも同じ「凄腕ランク」であるため、
      先述通り討伐クエストのオディバトラスからも入手可能である。
      ただし、用途があるG級ハンターにとって討伐クエストのオディバトラスはメリットがかなり薄いため、
      勘違いされても仕方がないものではあるが。

G級

  • MHF-G9.1下の2016年3月30日より狩猟解禁。難易度は★7。
    後述の特異個体の存在も相まって、大きな話題になった。
  • 覇種をベースに順当にG級強化されたステータスになっており、
    通常狩猟可能なG級モンスターとしてはアカムトルムをやや上回る耐久力を有している。
    G級システムに適合した関係で通常技の威力そのもののはやや抑えられているが、
    かつての覇種と大差ない(つまり高い)攻撃力を持っており、
    加えてオディバトラスの個性とも言える、大技の恐るべき火力は健在。
    辿異防具、辿異狩護防具で固めていた、★1に難易度を落としたとしても大技のダメージは凄まじいため、
    真根性スキルは保険として機能しやすい。
    攻撃後の隙は相変わらずであるが、
    怒り時の俊敏性が覇種より強化されており、意外と素早く攻めてくるようになった点には注意したい。
  • 肉質は剛種(覇種)から見て、弱点だった部位の大幅硬化が目立つ。
    一方で弾肉質は殆ど変更されておらず、剛種(覇種)で目立った、近接と弾の肉質差を縮めた恰好になっている。
    属性は剛種と一緒、つまりほぼ効かない。
  • 剛種同様、背中と爪に部位破壊専用素材がある。
    入手率は最近の傾向どおり、剛種よりも高い確率が設定されている。

G級特異個体

  • 見た目の変化
    • 棘が金色に
    • 背中の棘が肥大化している
    • 角が長くなっている
  • G9.1で特異個体としてまさかの登場。G級にのみ登場する
    オディバトラスはSR帯で討伐可能なHC個体がすでに登場していたので
    それがユーザーの間で特異個体扱いされており新たな特異個体候補としてあがることは皆無だった。
    そんな中オディバトラスの特異個体化が発表されたため、ユーザーの間では相当な衝撃として迎えられた。
    • なお、HR帯の討伐クエストの個体は従来のまま据え置かれている。
      これによって、G級におけるオディバトラスは史上初にしてMHF-Z現在唯一の、
      「G級でのみ外見が変わる特異個体があるモンスター*1」ということになる。
    • ちなみにゲーム関連誌のプレスリリースでは「G級専用特異個体」
      (つまりG級クエストでのみ特異個体が上記の個体に変わる)とされているが、
      公式サイトや公式Twitterでは現状「G級/特異個体」という、どちらとも取れる表現になっていた。
      討伐・覇種クエストの個体が特異個体に入れ替わるのかとの予想もあったものの、
      それらでは既存個体のままHC素材が追加され、G級のみ当個体に切り替わることが判明した。

武具

  • 同種であるアカムトルム・ウカムルバスの武器は、
    悪い斬れ味で高い攻撃力、高すぎたり低すぎたりする会心率とかなり癖が強いものだったために、
    このオディバトラスの武器はどうなるのか、性能が注目された。
    心配する声もあったがふたを開けてみれば、高攻撃力・スロット付き・会心率付き
    という4拍子そろった超高性能武器だったのである。
    それを存分に活かせる大剣、赤黄の音符を持ち合わせる狩猟笛など、
    武器としての扱いは優遇されていると言えよう。
    剛種・G級共に属性はなく、完全無属性武器となっている。
    また、剛種系統武器はいろんな意味でぶっ飛んだネーミングも特徴の一つとなっている。
    詳しくは武器/オディバトラス武器を参照のこと。
  • 防具は赤を基調とした装甲に、ところどころ白い棘があしらってある。
    剛種防具系統のオディバシリーズと、G級防具系統の「弩岩G/紅岩G」シリーズがある。
    フォワード.5では、フォワード最強の防具群として「覇種防具」が追加されたが、
    オディバシリーズは実質覇種防具の第一号ということもあってか、非常に高い性能で注目を集めた。
    詳しくは上記リンクを参照のこと。

余談

  • 公式で正式発表される前にVSクエストの大会で限定的に先行公開されており、
    参加したユーザーによって「新モンスターは“砂岳竜”」という情報がもたらされていた。
    その見た目や生息地が、ハンター大全Gに掲載された
    ウカムルバスの没モンスターに酷似していたというのが理由だろう。
    この酷似ぶりから、恐らく砂岳竜がオディバトラスの元ネタだと思われる。
    ウカムルバス登場から長い時を経て、没案であった砂岳竜がMHFで採用され、
    遂にこの没モンスターと戦えるようになったことに喜びを感じたハンターは多いようだ。
    • ただし、元ネタになった砂岳竜はアカムトルムやウカムルバスよりも小型であったが、
      オディバトラスは両者と同等か、それ以上の体格を誇る。
    • また、超大型飛竜種としては初めて通常の狩猟地となるフィールドに登場する。
  • 生態の項目でも書かれている通り、このモンスターは“砂上の楼閣”と呼ばれる。
    ただ、もともと「砂上の楼閣」とは、
    見かけは立派であるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事や、
    実現不可能なこと」の例え(『デジタル大辞泉』より)であり、
    決して砂漠の真ん中に佇む荘厳な建造物のことを指しているわけではない。
    オディバトラスの場合、「いつの間にか現れては消える幻のような存在」という生態に対して、
    この言葉を当てていると思われる。
    もしくは慣用句としての「砂上の楼閣」ではなく、砂上-の-楼閣という、別々の単語の組み合わせ
    (=“砂の上に聳え立つ高殿”というそのままな意味)であるだけかもしれないが。
  • 実装される前に公開された画像やムービーの背景は全て昼の砂漠だったが、
    実装されたクエストはどのランクでも夜の砂漠になっている。
    • MHF-G9.1にてG級進出したものの、相変わらず夜の砂漠がクエストの舞台となる。
      同じ砂漠系フィールドである白湖のクエストも現状では存在しない。
  • 上で散々述べた通り、オディバトラスは当時のMHFでは異例のクエストランク配分だったわけだが、
    彼の配信スケジュールも異例そのものであった。
    当時の通例では、下位・上位個体の配信を経た後で次週以降に剛種が配信されていたが、
    オディバトラスは剛種、ハードコア専用剛種、
    そして覇種が纏めてフォワード.5アップデート初日に配信されている。
    これは当時配信されていた「覇種連続迎撃戦」というイベントに、
    オディバトラスの覇種武具生産が絡んでいるため、参加できる期間を増やすための措置と言われる。
    その後のモンスターは剛種/G級が同週に配信されたり、週を空けて配信されたりと安定しなかったが、
    MHF-GG以降は、クエストランクが異なっていても同じモンスターなら同じ週にお目見えするようになった。
  • 当モンスターは「覇種」として十分に足る実力を見せることにはなったが、
    当時MHFで問題になった「根性スキルへの依存」「防御力の無意味さ」の最たるものとして扱われる事にもなった。
    また、対策さえすれば危険度は決して高くはないことから、
    「根性と粉塵があれば(砂だけに)サンドバッグ」と揶揄する声も一部では見られた。
    ただし、MHF-G時代の超大型モンスターに比べれば、
    動きや戦いやすさの点でそこまで不評があったとまでは言えない。
    根性スキルが無いと危険というのは現在でも大きくは変わっておらず、
    火事場スキルを発動させるプレイヤーが増えたMHF-G9.1のG級個体では、上記のような声は見られなかった。
  • 公式の呼び名は「オディバ」であるが、呼びやすさからかユーザーからは「オディ」とも呼ばれている。
    ゲーム内でも半々(オディの方が若干多いか)であるが、この呼び名の違いで一時論争になりかけた経緯を持つ。
    もっともメールアドレスをメルアド、メアドと略すかのような些細な違いであり、さして気にする必要もないだろう。
    • ちなみに名前の由来については「お台場」であるとする説が存在する。
      お台場とは砲台を設置している場所を意味し、それがオディバトラスの「オディバ」なのではないかということである。
      また、ギリシャ神話の巨人「アトラス」と陸亀を意味する「トーラス」という言葉もあり、
      これらを全て合わせると『砲台の巨人亀』という意味になる。
  • 上でも少し触れたが、特定の行動中にはどれだけ攻撃しても体力が1残ってしまい、
    オディバトラスを討伐することができない。
    覇種の全盛期であったフォワード.5あたりでは特に問題にはなっていなかったが、
    ハンター側の火力インフレが進みに進んだ現在では厄介視されることもある。
  • ちなみにオディバトラスがメインを張ったフォワード5の広告や、
    プレビューサイトのTOPに使われたキャッチコピーは
    覇種登場!狩りたい奴はFに来い!!というものであった。
    勢いを感じさせるフレーズだが、オディバトラスの顔面のどアップも相まって非常に暑苦しい印象を受ける。
  • 第102回狩人祭では、週末限定での配信となる「砂塵に舞う小さき紅」というクエストにて、
    極小サイズのオディバトラスが登場。
    オディバトラスはサイズが記録されない(一応)超大型モンスターであるため詳細なサイズは不明だが、
    ドスランポスなどの中型鳥竜種ほどのサイズしかない
    (体高の半分程度を占める背甲の関係でそれらよりは威圧感がある)。
    小さいが故の特殊な仕様もあり、まず開幕時の盛り上がった砂の内部に入ることができる。
    本来は少し近づいたところで盛大に砂が巻き上がるが、
    このクエストでは中心部のオディバトラスにかなり接近しなければ戦闘開始とはならない。
    また、サンドブラストが相応のサイズとなっていること以外はエフェクトに一切変わりがないため、
    どう見てもオディバトラスを遥かに上回る大きさの砂弾を連射することさえある
    まあ、この手のクエストではいつも通りのことかもしれないが。
    • ちなみに、前回の第101回狩人祭では特大サイズのミドガロンが登場しており、
      このクエストもあちらと同様にボーナス試練
      (オディバトラスの10魂+ボーナス30魂で40魂)扱いとなっている。
      ただし、追加で魂が入手できるのは負け組限定、もしくは時間限定である。
  • ちなみに、現在はサービス終了しているが、
    オディバトラスはモンハン探検記 まぼろしの島にも登場している。
    こちらはMHFがモチーフのため剛種も登場するが、オディバトラスは原種での登場であった。
    なお「剛種」「覇種」はあくまでクエストランクを示すもので、
    生物分類的に言えばMHFのオディバトラスは、剛種・覇種・G級共に「オディバトラス原種」である。
  • 同様の体格・骨格を有するモンスターが複数存在する中、
    それらの中では何故かオディバトラスだけがマグネットスパイクによる磁縛が無効となっている。

素材

  • オディバトラスの素材は、全て独自名称を持つ専用素材となっている。
    あえてこう書いたのは、MHFのHR5クエストでは従来は固有素材が無かったためである。
    オディバトラスの登場を皮切りとし、金銀魚竜ゴウガルフといった、
    凄腕クエストでもモンスター固有素材が存在する新モンスターが実装されるようになった。
弩岩竜の甲殻
オディバトラスの身を覆う頑強な甲殻。
砂中での活動に適した形で、鮮やかな緋色をしている。
説明文通り、非常に頑強で、強い武器以外であればいともたやすく弾いてしまう。
見るものを圧倒させる覇気を纏う、より強力な個体の甲殻は「絶殻」と呼ばれ、
並の攻撃では傷一つつけられない。
弩岩竜の重鱗
甲殻の隙間を守る堅牢な鱗。
砂の圧力に耐えるため、重厚な鱗となっている。
より強力な個体のものは「絶鱗」と呼ばれる。
弩岩竜の巨顎
岩をも砕く強靭な顎。
邪魔な砂を排除するための吸引器官でもある。
ここから吸引された砂は、体内で岩の如く固められ、
背中から撃ち出す非常に強力な武器となる。
より強力な個体から入手できる、大地をも砕く頑強さを持つものは「剛顎」と呼ばれる。
弩岩竜の怒角
背中の白い角の中でも、特に太く成長した巨大な角。
弩岩竜の怒りの象徴であり、これを含めた複数の角で、相手の居場所を捉えている。
より強力な個体から入手できる、弩岩竜の激しい憤怒の象徴である角は「憤角」と呼ばれる。
弩岩竜の黒爪
砂の海を泳ぐために成長した漆黒の鉤爪。
頑強な岩盤をも容易く砕いてしまうそれは、砂の波を起こすことなど容易いことであり、
戦闘中でも、この砂の波も武器として扱い、自身の命を狙う者への対抗手段の1つとする。
より強大な個体からは、一撃で破滅をもたらすという「滅黒爪」が入手できる。
弩岩竜の真棘
弩岩竜の鱗が長い年月を経ることで削れていき、鋭利になった稀有な素材。
剥ぎ取りでしか入手ができず、その確率も低い。
売値も非常に高く(5万z)、HC素材の代わりというポジションであるとも言え、
それを感じさせるように、天嵐武器への強化、天嵐ヘビィボウガンの生産に必ず用いる。
非常に長い年月を経た強大な個体からは刃のように鋭く、そして硬い「剛棘」を入手できる。
極稀に入手できる「G級希少素材」と呼ばれる類の素材だが、
この剛棘は真棘同様に、例外的に尻尾からも剥ぎ取ることができるようになっている。
弩岩竜の大頑甲
オディバトラスの巨大な背甲。吸収、圧縮した砂塊を発射する機構を備える。
その用途故に非常に頑丈で切りだすのが困難であり、
素材としての価値が見出されたのは、オディバトラスが発見されてから長い年月が経った後のことである。
また、より強大な特異個体からはあまりに巨大で重厚な「巨厳甲」と呼ばれる素材が剥ぎ取れる。
弩岩竜の崩鱗
オディバトラスの覇種個体から取れる、至高の鱗。幾多の裂傷が残る。
本体剥ぎ取りや部位破壊では入手できず、覇種クエストのクエスト報酬でのみ入手可能。
乾いた紅重殻
砂漠に生息する、紅い飛竜種の殻。かなりの年数が経過している為、脆い。
「砂漠に生息する、紅い飛竜種」とはオディバトラス自体と思われる。
特定の限定クエストの報酬のみで入手可能であり、オディバレッタの製作に必要。

関連項目

BGM/オディバトラス戦闘BGM
武器/オディバトラス武器
防具/オディバシリーズ
モンスター/アカムトルム - モーションの基礎。
フィールド/砂 - オディバトラスの攻撃は、殆どが砂に依存したものになっている。
クエスト/砂塵に舞う小さき紅 - 極小個体が登場したクエスト。
モンスター/バサルモス - 別名「岩竜」で飛竜種。だが本種とは遠縁である。
環境生物/ホウヘイヒザミ - 生物的には全く別だが背中の穴から砂の塊を飛ばす後輩。MHRiseで登場。


*1 G級専用特異個体モンスターは他にも多数居るが、それらはいずれも外見が通常個体と変わらない。