武器/進化武器

Last-modified: 2024-06-19 (水) 17:20:37

MHFに登場する、特殊武器の1つ。
ラヴィエンテの素材で作られた武器と、
ハリセンネコくじで入手できる生産券で入手できる、一部武器が属する。
大討伐の際に手に入る、
自然が生み出した結晶「撃玉」から抽出したエネルギーである「ゲキ」を注ぎこむことで、
性能が、文字通り少しずつ「進化していく」武器。
 
MHXRにも「進化武器」と呼ばれるカテゴリの武器が存在するが、本項ではMHFの進化武器をメインに扱う。

目次

概要

  • ラヴィエンテが初登場した2009年冬のシーズン7.0にて登場した武器カテゴリで、
    MHFの特殊武器群としてはSP武器剛種武器に続く第3の特殊武器群である。
    当時のMHFにおける「エンドコンテンツ」として長年*1君臨した事で、
    比較的有名な武器群でもある。
    • ちなみにエンドコンテンツは、
      「レベリング(モンハンで言うなら、装備を作成、構築し尽くした)後の遊び」、
      「反復可能性(繰り返し遊び続けることが出来るか)」、
      「高難易度(攻略難易度が高い、得られる装備が性能に対して凄まじく時間が掛かる等)」、
      の3点が主な定義要素として挙げられるが、進化武器はこの3点を全て満たしている。
  • 主となるのはラヴィエンテの素材を使って生産することができる武器群。
    ラヴィエンテはHR2から挑めるのだが、
    生産直後の性能はHR2というランクを加味しても非常に低い。
    だが、ラヴィエンテの討伐褒賞などで入手できる「撃玉」を変換したエネルギーである
    「ゲキ」を用いることで少しずつ性能が上がっていく。
    そしてG級進化武器へと強化し、更に鍛えこんでいくことで想像を絶する性能を発揮することになる。
  • 進化武器は、初実装のシーズン7.0で派生後までの段階が実装され、
    G級ラヴィエンテ(猛狂期)が目玉となったMHF-G9で、G級対応した「G級進化武器」が実装された。
    一方、武器種はシーズン7.0から順に徐々に追加されていき、
    穿龍棍、スラッシュアックスF、マグネットスパイクのMHFオリジナルを含む14武器種全てに存在する。
    2018年4月アップデートでは、
    G級進化武器の更なる強化先として辿異スキルを備える「辿異進化武器」が登場。
    同アップデートではラヴィエンテ武器とフォワード時代までに登場した(古参の)BP進化武器、
    同時に実装、解禁された雷属性・【煌然】のBP進化武器が対応し、
    それ以外の、MHF-G以降の(新参の)BP進化武器は同年7月の中間アップデートにて対応された。
  • 進化武器には、ラヴィエンテの素材で作られる武器とは別に、
    通称「BP進化武器」と呼ばれる課金版が存在する。
    現在では「ハリセンネコのきんぴか小判G」(いわゆるガチャ)などで生産券を入手可能。
    ただしこれは手軽に作れる進化武器ではない。詳しくは後述。

強化システム

  • 全ての進化武器は、Lv1~Lv100までのレベルアップ強化制となっている。
    強化は全て上述した「ゲキ」及び「Gゲキ」を用いて行われるため、
    生産と後述の派生時を除き、ラヴィエンテそのものの素材やゼニー、Gzは使用しない。
    公式的にはこの強化を「進化」と定義していることがG級進化武器Lv100入手時の称号からうかがえる。
  • 「ゲキ」は、上でも触れたようにラヴィエンテ及びラヴィエンテ狂暴期、
    ラヴィエンテ猛狂期の討伐などで入手できる「○撃玉」というアイテムを、
    武具工房の親方に頼んで「g抽出」を行うことで一定数値入手することができる。
    「Gゲキ」は入手元がラヴィエンテ猛狂期から入手できる撃玉に限定されている。
  • Lv100になることで、素材を用いて「派生強化」が可能となる。
    進化武器の派生強化は他武器と違い、
    各々が個性を持つ「3つのタイプ」の中から1つ選んで派生すると言ったものである。
    選べるのは派生時のみで、途中で別の派生に変更することは出来ない。
    また、素材とつぎ込まれたゲキのエネルギーを持って派生するからなのか、
    派生させると光を失い性能がダウン、進化も再びLv1からのスタートとなる。
  • 再びLv100になることで、いよいよ「G級進化武器」への派生が可能となる。
    G級進化武器は、新たに1つを加えた4タイプの中から派生先を選ぶことが可能で、
    それまで注ぎ込まれたゲキ、光を保持したまま派生したためか、性能ダウンが発生しないのも特徴。
    一方、派生後は従来のゲキは使えず、新たにGゲキを用いて進化させていくことになる。
    そして、再びLv1からの強化となり、Lv100でMHF-G9時点で「史上最強」と謳われた性能へ昇華する。
    • 性能ダウンしないと言ったが、流石にG級武器LV50等と比べれば性能差は否定できない。
      Lv1から強化しながら使っていける、という意味ではないので勘違い無きようにしたい。
    そしてG級進化武器Lv100からは「辿異進化武器」への派生が可能となる。
    辿異進化武器はラヴィエンテ猛狂期【極】でのみ入手できる素材と、
    GR800から挑める★4辿異種の発達部位素材5個を用いることで派生が可能で、
    G級進化武器同様、もう一度4タイプの中から派生先を選ぶことができる。*2
    派生後は再びLv100まで強化していくことになるが、
    こちらは派生による性能ダウンが発生せず、レア度も最初から12となっており、
    事実上のG級進化武器LV101への進化と言って良いものとなっている。
    よって、こちらは文字通りの意味でLv1から強化しながら使っていけるようになっている。
    • なお、必要素材については一定の法則があり、
      ラヴィエンテ猛狂期【極】からのみ入手できる「暗紅玉」「明蒼玉」の内、
      火、雷属性のBP進化武器は明蒼玉、
      水、氷属性のBP進化武器は暗紅玉を、ラヴィエンテ武器は両方を20個使用する。
      なお、MHF-G以降に追加されたBP進化武器は逆の宝玉を用いるので注意が必要である。
      ★4辿異種の発達部位素材については、武器種と派生タイプで決まっている。
      • なお、★4発達部位素材については、実装時期が異なるマグネットスパイクを除けば、
        2018年4月アップデートまでの辿異種からラインアップされている。
        この関係上、同アップデートの新規辿異種である、
        ガスラバズラの極絶腕を用いる武器種、派生タイプがあり、
        該当するものは、5/30の解禁まで派生が出来ないという状態になっていた。
    • 派生タイプは、既に選択したタイプに関係なく4つから好きなのを1つ選び直すことが出来る、
      言ってしまえば辿異進化武器で派生タイプが最終確定するとも言える。
      よって、派生後は見てみたい派生タイプを選択し、
      G級/辿異進化武器にて本命である派生タイプを選ぶ、といった遊び方も可能である。
    辿異進化武器も含めると、派生強化を含めた総強化回数は実に400回に及ぶ
  • 4種類の派生タイプはそれぞれ、
    • 燦然】(さんぜん)
    • 絢爛】(けんらん)
    • 煌然】(こうぜん)
    • 玲瓏】(れいろう、G級/辿異進化武器限定)
    と名付けられている。
    何れも「どのように光り輝いているか?」という意味を持つ語となっており、
    【燦然】は「きらきらと光り輝く様」、【絢爛】は「目が眩むほどきらびやかで美しい様」、
    【煌然】は「光り輝く様」、【玲瓏】は「美しく照り輝く様」という意味である。
    進化武器の輝きにピッタリな語だろう。
  • なお、G級進化武器は当然G級ハンターにしか所持できないものであるが、
    通常の進化武器についても、強化Lvごとにハンターランクが制限されている。
    派生後Lv100を作成するためにはHR7になっている必要がある。
    G級進化武器については強化のGR制限はないものの、
    順当に強化させていくには相応の装備が必要であり、それを作成する間にGRは上がっているため、
    低GRでLv100となるのは、サブキャラクターでも無い限り困難であろう。
    辿異進化武器については、派生素材の一つがGR800から挑める★4辿異種の素材であるが故に、
    実質GR800というランク制限が課された形となっている。
  • BP進化武器は、一番最初の派生前時点のみ必要なゲキの量が1/3となっている。
    ただし詳しくは後述するが、G級進化武器まで見据えた場合これはほんの極僅かの緩和に過ぎない。
    またBP進化武器もG級進化武器まで強化可能だが、
    G級進化武器自体が最強という位置づけであるため、難易度はラヴィエンテG級進化武器と全く同じ。
    課金だからと言って作成難易度に期待すると確実に泣きを見ることになるため、
    BP進化武器は「属性、見た目で選べる進化武器」と捉えるのが無難である。
    BP進化武器は2016/12/27現在通常タイプとデフォルトでリーチ長になっているタイプの2種類が存在し、
    通常タイプは【燦然】と【絢爛】を派生先として選べ、リーチ長タイプは【煌然】のみの派生となる。
    【玲瓏】は選択できないので注意が必要である。

特徴

  • 進化武器は、進化(強化)を進めていくことでレア度がUPして行く。
    また、独自の特徴として近接武器には「強撃剣晶」、
    ライトボウガンには「酸弾」、ヘビィボウガンには「爆撃弾」、
    弓は「打撃ビン」と呼ばれる、独自のアイテムを使用することが可能である。
  • 強撃剣晶は装填するとモーション値を1.2倍にし、
    打撃ビンは装填すると矢に打撃属性を付加させる。
    酸弾は命中部位の肉質を一定時間軟化させ、爆撃弾は一定時間hit判定が持続する弾を発射できる。
    これら進化武器専用アイテムは、キャラバン調合屋のCP調合にて、
    ラヴィエンテ素材(G級素材でも良い)と特定の素材を調合することで入手可能。
    他にも各種ポイント交換でも入手できるが、基本的に調合で入手したほうがレートは良い。
  • また、進化武器の弓には「特殊ビンの威力強化」が存在する。
    これは剛種武器やG級武器のそれと全く同じである。
  • 剛種武器の系譜ではないため、特定条件下における弾かれ無効効果、
    ライトボウガンの先天性超速射、ヘビィボウガンの先天性排熱噴射機構・ヘビィバレルは存在しない。
    またボウガンはいわゆる通常の5段階レベルアップ強化はできない(弾速については後述)が、
    オプションパーツの取り付けは通常通り可能。
  • 外見上の特徴として、強化していくと武器に刻まれた紋章部分の光が増すギミックが存在する。
    Lv20になると光が灯り、Lv50になると光が強まる。
    Lv90になると稲妻が発生。かつてLvが外からでは不可視だった時期、
    この稲妻を「バチバチ」と呼んで、進化武器の進化具合の指標として使われていた時期もあった。
    G級進化武器は派生直後でも性能が維持されていることの証なのかLv1の時点で稲妻が存在し、
    Lv50になると放射状の光が発生し、Lv80になると光が更に強さを増し、閃光を発するようになる。
    そしてLv100になると球状のスパークが発生するようになり、至高の輝きと化す。
    その輝きは、かの改G級ネカフェ武器以上に派手な輝きである。
    この時、初めてその派生タイプのG級進化武器Lv100達成となった場合、
    強化完了と同時に、この光とG級進化武器Lv100強化達成を称えた称号「至高の輝き【○○】」が獲得できる。
    この称号は、ラヴィエンテ猛狂期【極】の参加制限機能の有効化の可否、
    及び同機能を有効化した、同モンスターの大討伐の参加条件として参照される。
    • G級進化武器は4種の派生タイプが存在するため、
      至高の輝き【○○】」の称号も4種類存在する形となる。
      なお、ラヴィエンテ猛狂期【極】の参加制限機能による条件を満たすには、
      これら称号のうち1つでも有していれば良い。*3
    • その更に上を行く辿異進化武器についても、
      至高の輝きであるG級進化武器Lv100の延長線上に留まる光変化がLv1と100の2つに存在する。
      派生直後のLv1では、光の色が蒼白色に変化する形で光が更に強まり、
      Lv100では閃光が強化、紋章から強い紫色の光が常時放たれ、閃光に紫色の放射光が付随し、
      更に球状スパークを包み込むように蒼白色のオーラが駆け巡るという変化が起こる。
      このオーラは、球状スパークを土星本体に見立てるとわかりやすいか。
      この、至高を超えたとも言えるこの輝きを称える称号ももちろん存在しており、
      辿異進化武器Lv100に至ると同時に、称号「永劫の輝き【○○】」が獲得できる。*4
    • また、このギミックは非常に細かく出来ており、紋章が2つある武器の場合、
      それぞれ主紋章、副紋章が決められており光自体はどちらの紋章からも発するが、
      球状スパークと放射状の光は武器のコアに当たる部分から発せられる。
      閃光は、2つの紋章とコアの位置より、それぞれ主紋章から発せられるか、
      コアから発せられるか、あるいは紋章2つから発せられるかが武器毎に決まっている。
      紋章が1つだけの武器の場合、すべての光はそこから発せられる。
    • 一見、ライトボウガンの【煌然】は紋章が1つだけに見えるが、
      紋章が大きすぎるためか、内部的には左右で2分割されて扱われているようである。
      閃光を放つ箇所を注目してみると判りやすい。
  • 進化武器専用の特性以外の要素は、HR段階では武器スロット含め存在しない。
    G級進化に派生させることで、3つ分のシジルスロットが解禁され、
    辿異進化武器は派生直後からシジルスロットが、
    遷悠辿異武器と同じく装飾品とシジルの両方に対応したユニバーサル仕様に変化、
    更に全派生タイプ共通で辿異スキルスキル枠拡張+1》が発現、辿異シジルにも対応する。
    ただし、普通の辿異武器が持つ「辿異種の発達部位を破壊しやすくする効果」は発現しない

性能、強化難度

  • 派生前の性能はラヴィエンテ素材のものとBP進化武器とで若干異なっており、
    ラヴィエンテ素材の方が性能がやや高めになっている。
    これは上述した、派生前のコスト1/3を見越してのものと思われる。
    派生後以降の性能はBP進化武器もラヴィエンテ素材の武器も変わらないが、
    当然必要なゲキ・Gゲキの量はBP進化武器もラヴィエンテ素材の武器も全く変わらない。
    派生前はラヴィエンテ素材の武器が古い剛種武器に相当するぐらいであり、
    作成可能なHR(HR300)を考慮すると決して高くはない。
    派生後Lv100は単純性能で言えば遷悠武器・覇種武器と同等の性能を有している。
    • 元々はこの派生後Lv100が「MHF最強」と謳われる*5立ち位置だったのだが、
      ボウガン以外は全て既に天嵐、覇種武具、遷悠武具が猛追しており、
      進化武器の追加要素を駆使しないと差別化が困難という状況になっている。
      また、ボウガンは素の数値で上回るものの弾速が跳ね上がる
      (ただし加工レベル1扱いのため、実質的な弾速はHR帯の「速い」と同じぐらい)点が残っている。
      HR進化武器が実装された当時とG級進化武器が実装されたG9時点では大きく環境が異なり、
      HR(と、当時のSR)もメインコンテンツではなく、
      進化武器派生後Lv100もG級進化武器への通過点となったため、
      そもそも当時と環境、HR、SRのポジションが変わった中で最強比較するのが間違い
      と結論づけたほうが良いだろう。
  • G級進化武器Lv100の純粋な性能(特に攻撃力)は、
    MHFに存在する全武器群カテゴリ中最強となっている
    公式曰く「史上最強の性能」。
    これは運営インタビューによるとあえて「最高峰」ではなく「最強」と謳ったとのことで、
    実装時点のG9に限らず「当面の間は最強」とのこと。
    後述するが、攻撃力だけなら2019年春時点でも最強の座をキープし続けている。
    • その性能だが、実装時点で従来のMHFにおける最高峰の武器群である、
      G級武器、始種武器、天廊武器、G級遷悠武器と比較した場合、
      いずれも武器倍率+80~150という驚天動地の強化を遂げている。
      しかもこれにシジルを焼き付けて更に強化できるのだから驚きである。
  • 各派生の性能についても触れると、
    「特殊リーチ」が存在する武器は、【燦然】が物理特化、【絢爛】が属性特化
    【煌然】がリーチ長・バランスタイプ
    【玲瓏】が無属性&会心特化(実質物理極限特化)・リーチ極長と定義されている。
    特殊リーチ武器が存在しない武器種は、【玲瓏】は全て無属性・会心特化で共通なものの、
    それ以外の3派生については武器種によって個性付けが成されている。
    • 例えばガンランスは「砲撃タイプ」のみが異なる。
      穿龍棍は特殊リーチが存在する武器種と似た傾向を持つが、
      【煌然】は毒との双属性となっている。
    • ちなみにHR進化武器は【燦然】の火力が上述した武器群とほぼ同レベルのものだったため、
      多くの武器種が「燦然一択」という状態だった。
      G級進化武器は【燦然】・【絢爛】・【煌然】の武器倍率差は極端に大きくないが、
      これは従来の進化武器が一部を除き「燦然一択」だったことへの対策のようで、
      MHF-G9で斬れ味に応じた属性値補正が大幅に強化されたこともあり、
      どの派生にするか非常に悩ましいものとなっている。
  • 近接武器の斬れ味ゲージは全武器種共通であり、HRの時点では短い紫ゲージが限界となってる。
    派生と同時に斬れ味も一新され、斬れ味レベル+1で空色ゲージが発現する。
    ゲージの構成は、赤270白30紫50空50
    ボウガンの弾速はHRとG級で異なり、HRでは強化によって少しずつ速くなっていく。
    G級ではLvを問わず、昨今の人気である「遅い」で固定である。
  • 進化武器もG級進化武器も辿異進化武器も「エンドコンテンツ」として実装された経緯、
    及び上記の性能から察すこともできるかもしれないが、
    その強化難度は既存の武器群を根本的に凌駕するほど高い。
    その全貌を、以下に順を追って説明する。
    • まず、エネルギーとなるgとGgは撃玉を抽出することで得られるが、
      この撃玉は各ランク3種類(HRは撃玉、上撃玉、秘撃玉。G級は重撃玉、真撃玉、天撃玉)存在し、
      抽出レートはそれぞれ5、20、100gで、G級でのみ入手できる撃玉は同レートでGgにも対応している。
      そして、大討伐の褒賞で得られる撃玉は最高ランク帯で、
      それぞれ通常期は2,300~2,400、狂暴期と猛狂期は8,000~9,000となっている。
    • そして、これを以て進化武器にg、Ggを注ぐという形で強化を行うのであるが、
      これをLv1から100に到るまでに必要な量は各段階によって異なる。
      まず、派生前の、いわば原型と言える段階はラヴィエンテ武器が256,540、
      BP進化武器はその1/3にあたる85,480が必要である。
      ここまでならさほど苦労しないように見えるが、この後からが問題であり、
      これ以降はラヴィエンテ、BP進化武器両者とも同じ量のg、Ggが必要となり、
      派生後は1,496,510g、G級進化武器は2,795,000Ggと、
      それぞれ派生前の数倍以上の量のg、Ggが必要になるのである。
      また、これによって事実上、BP進化武器の派生前限定の1/3緩和は全く緩和になっていない
    • そして一番注意しないといけないのが、
      入手の大本が通常のクエストではなく大討伐、つまりラヴィエンテであるという点。
      ラヴィエンテは1体討伐するのに大体の目安として1時間程度はかかるモンスターであり、
      それを何百体も討伐しなければLv100まで強化できないのである。
      実際、ラヴィエンテ狂暴期実装前は、HR派生後Lv100を1本強化するまでに、
      年単位の時間がかかるとまで言われ、
      狂暴期実装後、及びG級進化武器も、ペースによっては本当に年単位掛かってもおかしくないのである。
    • そして強化(進化)に要求されるg、Ggの量も一定ではない。
      進化武器の要求g、Ggは前半は軽く、後半になると一気に増えていくという特徴があり、
      上述した総量に対する折り返し地点も、派生後はLv83、G級進化はLv88とかなり後半である。
      要求量が軽い前半の感覚で取り組むと、間違いなく泣きを見ることになる。
    • トドメとして、後述する辿異進化武器を除き
      進化武器がそのランク帯における一般的な武器の水準を超えるのは終盤Lvになってからである。
      これは「簡単に今まで作った武器が無駄にならない」ようにするバランス調整も兼ねており、
      派生前はLv100、派生後はLv90前後でそれに到達し、
      G級進化武器の場合、武器種にもよるがLv85ぐらいでようやくG級武器LV50と同等以上になる。
      従って、「鍛えながら使えば他の武器は要らない」という考えは一切通用しない
    と、エンドコンテンツにふさわしく、
    史上最強以前に実用化に到るまでにも莫大な労力を有する武器となっている。
    とりあえず持っておく形で生産だけしてみるなら兎も角、
    実用に値する段階以上の進化武器を手にしたいのであれば、本気で大討伐に取り組む必要がある。
  • 一方、辿異進化武器は若干事情が異なる。
    辿異進化武器の強化には、G級進化武器と同様Ggを用いるのではあるが、G級進化武器Lv100で「最強」、
    つまり辿異進化武器は「エンドコンテンツの更なるやりこみ、おまけ要素」となっているためか、
    Lv1の時点でかつて史上最強であった、G級進化武器Lv100に辿異スキルが発現した状態となっている。
    多くのハンターが望んだであろう、進化武器の「強化しながらの運用」が可能となっていると言える。
    更にラヴィエンテ猛狂期【極】の大討伐の褒賞で得られる天撃玉の量は、
    猛狂期の5倍に達しており、1回の大討伐でより多くのGgが入手可能となっている。
    が、その一方で派生時にLv100に派生の段階でG級進化武器Lv1~100までの要求Ggの約1/3にあたる、
    1,000,000Ggを、素材とは別に要求されるという挨拶が待っており、
    それ以降の強化についても数十万Gg単位で次々と要求される。
    派生~Lv100までに必要なGgの総量は47,925,000Gg
    これはG級進化武器のGg総量から見て約18倍に相当し、
    5倍に増加した、ラヴィエンテ猛狂期【極】1回の撃玉入手量が霞んで見える程の量となっている。
    進化武器、ひいてはそれに連動する大討伐のポジションである、
    「エンドコンテンツ」の意味を再び示さんとする、超絶的な代物となっており、
    公式側が実装に当たり、運営レポート動画版内で発言した、
    「(辿異進化武器は)強化しながら使っていく武器」が事実であることを裏付けんが如くの難易度となっている。
    • 派生直後の性能に関しては上述の通りであるが、
      一方の、宮下P曰く「ムチャクチャ強いと豪語するLv100の性能は、
      何れの武器種もレア12辿異武器を基準に、1.3倍以上の基礎攻撃力を有する武器に仕上がっている。
      あくまで、全武器種、全派生タイプの性能から推測できる基準であり、
      公式がこれを明確に意識して調整したことを認めた、という事ではないが、
      Lv100の性能からこの点がうかがえるのは事実である。
      G級進化武器Lv100の時点で未だ「最高峰」の性能を有している事を踏まえると、
      辿異進化武器の強化は「更なる高みを目指す事」と言い換える事ができるだろう。
      • この1.3倍という数値であるが、
        これは発達部位特効効果の、発達部位への怯み値強化補正値と同じ数値である。
        ただし、実際にはスキルや秘伝書などの補正によってともに攻撃力が上昇することや、
        辿異武器側は相手の弱点属性に合わせて武器を持ち換えられる*6こともあり、
        それを考慮した場合は大体の武器種で1.15~1.2倍程度となる。
        つまり、辿異進化武器は発達部位特効効果を有してはいないが、
        最終的にはレア12辿異武器程で発達部位を攻撃した際の怯み値程では無いが、
        それに迫る値が実ダメージとして出せるようになる。
        ただし、これはあくまで実ダメージであるため、
        辿異武器のように「余計なダメージを極力抑えつつ発達部位が壊しやすくなる」、
        という訳ではないので注意したい。
      • この、基準と推測できる特徴の関係上、何れの武器種もG級進化武器Lv100と比較して、
        最低でも武器倍率が100以上上昇という、凄まじい変化を再び遂げている。
        と言っても、実際に100台前半の、最低とも言える武器倍率上昇で済んでいるのは、
        G級進化武器時代から高い性能を有していたボウガンのみで、
        実際の所、武器倍率200前後の上昇を遂げている武器種が多いぐらいである。
        更に、ここにボウガンも含めた、全ての派生タイプに会心率の発現、及び強化があり、
        近接武器種と弓は、加えて属性値や斬れ味、砲撃Lv等も強化
        レア12辿異武器と比較して、G級進化武器の弱点と言えた部分についても大きな改善が起こっている。
      • しかしその一方で、各派生タイプの性能が従来の属性値、会心率、リーチだけでなく、
        2018年段階のMHF-Zの武器種事情も鑑みた細かい調整が施され、
        ライトボウガンは加えて各種酸弾も踏まえた、かなり細かい調整が施されている。
        この結果、狩猟笛やガンランスと言った、
        元から強い個性となりうる要素を持つ武器種以外についても、各派生毎に強い個性が現れており、
        辿異進化武器の派生タイプは、所有者の個性が強く現れうる要素となっている。
  • ちなみにG級進化武器の登場後も、通常の進化武器の強化難度は直接は緩和されていない
    これはかつて進化武器を一生懸命作成してきた人に対して「フェアではない」からだとのこと。
    一応間接的には緩和されているものの「簡単に派生後Lv100まで用意できる」とはとても言いがたい。
    • ラヴィエンテ猛狂期から入手できる、G級進化武器強化用の撃玉は、
      HR進化武器の「ゲキ」に変換することもできる。
      だがそのレートは通常のラヴィエンテから入手できる撃玉と全く同じである。
      HRラヴィエンテが4人集まった時点で大討伐に取り組める事も考慮すると、
      これを使ってHR進化武器を強化するのはかなり勿体無い。
    • お金による救済では、プレミアムコースが有効な間に限り、
      入手できる撃玉の量が2倍となる*7
      また、ハリセンネコくじのFPで秘撃玉を1P2個のレートで交換可能である。
      どちらにせよ、進化武器自体の労力よりリアルマネーに凄まじい負荷が掛かるのは避けられない。
      基本時間のない人への救済として捉え、リアルマネーと相談して利用していくといいだろう。
    • HRが完全に通過点となって暫く経った2018年4月アップデート以降の狩人祭より、
      祭Pでも秘撃玉が交換可能となった。
      1個50Pのレートとなっており、一見多く交換できるように見えるが、
      カンストラインである120,000P全てを用いて交換し、抽出しても240,000gにしかならない。
      0から派生後LV100までに必要なゲキの量と狩人祭の開催頻度や祭Pの他素材交換との兼ね合いを考えると、
      これだけで進化武器を強化するのはかなり厳しいと言える。
      あくまで祭Pが許す時に、補助として用いた方が良いと言える。
    • G級進化武器に関しては、ラヴィエンテ猛狂期【極】で多くのGゲキを得られるようになるため、
      こちらに注力すれば作成難度(というより時間)は緩和される可能性がある。
      ただ、同時に実装される旧来のラヴィエンテ(猛狂期)素材のポイント交換の中にGゲキは含まれていないため、
      防具と違い、ラヴィエンテ猛狂期に取り組まなければG級進化武器Lv100は絶対に入手できない。
      また、現在ではラヴィエンテ猛狂期【極】に限り、主催者の判断で上述した
      「G級進化武器Lv100所持経験者限定」の大討伐を開催できるようになっているため、
      G級進化武器Lv100を全く持たない状態でラヴィエンテ猛狂期【極】に注力するというのは、
      誰もが出来る選択肢とは言い難くなっている。
  • G級進化武器Lv100は少なくとも攻撃力の面では2018年現在でも「最強」だが、
    属性や斬れ味の長さはG9当時の水準から見ても他武器群を逸脱するほどのものはなく、
    特にMHF-Zの主要武器群となった辿異武器と比較すると、
    辿異スキルや汎用性の高いスロットの存在によって、
    G級進化武器の方がスキル構築難度が高くなってしまうという問題もあり、
    そのポジションに陰りが見える武器種もいくつか見受けられる。
    G級進化武器の時点でもスキル等で工夫すれば十分欠点を補えなくもなく、
    辿異進化武器はこの弱点を大幅に解消する変化が起こるのではあるが、
    上述した難易度、辿異進化武器の実装を契機に辿異武器の生産・強化難度が大幅緩和、
    そしてG級、辿異進化武器に無くて辿異武器にある発達部位特効の効果、
    そして辿異進化武器の辿異スキルは汎用的な物である《スキル枠拡張+1》で統一されている事によって、
    辿異武器と進化武器は作成難度の面で両者は明確な差別化が成されている。
    • なお、発達部位特効効果について少し掘り下げて解説すると、
      これは発達部位の部位耐久値(怯み値)へのダメージが約1.3倍になる効果であり、
      メインシリーズの重撃スキルの、発達部位限定版と言える効果である。
      先述の通り辿異進化武器Lv100は実際に与える怯み値蓄積量としては、
      流石に辿異武器には及ばないものの、それに近い水準が期待できる。
      無論実際にモンスターに与えるダメージはそれよりも多くなる可能性が高いが、
      総体力の50~60%ほどの耐久値を持つ発達部位についてはこの点が場合によっては厄介な事になり、
      実際のダメージを小さくしつつ、部位破壊に必要なダメージのみを大きくできる辿異武器の方が、
      発達部位破壊、及び発達部位+αの部位破壊面では大きく軍配が上がると言える。*8
      また、辿異スキルについても、辿異武器は武器によって様々な辿異スキルが付随しており、
      汎用的な物からニッチな運用ができる物等、幅広く揃っているのに対して、
      辿異進化武器は上述の通り、汎用的な運用ができる《スキル枠拡張+1》のみであり、
      《○○強化》等を用いた、ニッチな運用が武器選択の段階で出来ないという差別点もある。
    2018年10月24日アップデートで天廊武器に新武器が追加されたが、GR200以後の入手になる事もあり、
    いずれもコストを最大までつぎ込むことでG級進化武器Lv100に匹敵もしくは凌駕するスペックが発揮される。
    こちらは従来の天廊武器同様、発達部位の特効や武器スロットだけでなくシジルスロットすら有していないため、
    強撃剣晶などの存在もあり、大剣を始めとした一撃型の武器種ではG級進化武器Lv100に分がある。
    実装後もこの天廊武器の一強状態であるという風潮も特段起こってはいないのだが、
    裏を返せば、単純スペックでG級進化武器に匹敵するものが出てもゲームバランスに影響を与えない
    という事が証明されてしまったという事でもあるため、辿異進化武器はともかく、
    G級進化武器Lv100と他カテゴリーの武器との差はかつてほどは無いといえる。
    G級進化武器Lv100から辿異進化武器Lv1へは派生の時点で既に高い労力を要するが、
    辿異進化武器Lv1への派生を行った時点で、スロット変化(辿異シジルを焼き付け可能にもなる)
    と辿異スキルによる汎用性の面で大きく勝るようになるため、
    強い個性付けを図りたいなら辿異進化への派生も検討してみるとよいだろう。
  • このような状況であることから、実装から現在まで一貫して
    「G級進化武器(Lv100)」がPTプレイでの必須要件であるという認識はゲーム内、ネット上共に皆無である。
    G級進化武器Lv100所有者(複数含む)でも、
    先述の事情から辿異武器と使い分け、あるいはそちらを主体としているユーザーは多い。
    辿異進化武器についても、G級進化武器Lv100ですら多くは普及していない状況が見られ、
    上述の通り辿異種攻略で有利になる可能性がある「発達部位破壊促進効果」が無い他、
    Lv100で見た場合、G級進化武器Lv100までの総Ggの約18倍という途方も無い数値が立ちはだかるため、
    辿異進化武器Lv100がPTプレイでの必須要件であるという認識は一切持たれていない。
    従ってG級進化武器にせよ辿異進化武器にせよ、
    MHFにおける武具製作の究極の目標の一つである、と考えておけばよいと言える。
    • ちなみに初期の「進化武器」についても、
      剛種・天嵐(当時はHC剛種と呼ばれていた)武器との差が決定的ではなかったこともあり、
      必須と見做されることはほぼ無かった。
    • なお、実際は細分化してみると総合性能ではG級進化武器Lv77の時点で最初期のG級武器LV50と同等の性能になる。
      武器種、派生タイプによるがLv80~84で昨今のG級武器LV50と同等の性能になり、
      完全に同等、あるいはそれ以上と言えるラインは上記の通りである。
      野良で、G級進化武器でG級武器LV50相当の募集に乗るのであれば、
      上記の通りLv85まで進化させてから運用したほうが、混乱を避けられるだろう。
      無論辿異進化Lv1についてはG級武器LV50どころではない高性能であるため、
      辿異レア12相当の募集でも問題はないと思われるが、
      対辿異種戦においては発達部位特効効果込と同等の攻撃力を有しているものの、
      実ダメージ故に余計なダメージも大きくなることを踏まえると、
      発達部位の破壊が難しいモンスターに関しては辿異武器指定に入れるか微妙なところではある。
    • 先述したラヴィエンテ猛狂期【極】は、
      G級進化武器や不退スキルを主力にするプレイヤーが全力で挑めるバランスになっているため、
      文字通り超絶的な耐久力を有している。
      そうなるといずれは辿異進化武器Lv100(の攻撃力を持つ武器)が必須になるのでは……
      と思われるかもしれないが、実際は物理肉質の大幅硬化も合わさり、
      G級進化武器Lv100(辿異進化武器Lv1)と辿異進化武器Lv100では殆ど物理ダメージに変化が無い
      という事が判明している。
      この点は「防具のスキル構成をより洗練し、
      使用する武器種に併せた、対ラヴィエンテ用として極限まで煮詰めた構成」にすることで、
      微弱な変化とは言え、強化の影響を確かに受けられるようになる。
      従って、進化武器を用いる、という観点でラヴィエンテ猛狂期【極】に挑むには、
      武器の継続的な強化、LV100への到達よりは、
      非常に強力なスキル構成という名の土台の構築」が急務かつ効果も非常に大きく、
      辿異進化武器の進化を行う際に得られる性能向上の恩恵も、
      強力なスキル構成という土台の元で大きな影響を受けられるため、
      結論としては辿異進化武器LV100が必須化することはなく、
      逆に対ラヴィエンテ戦に特化したスキル構成を構築するために、
      メインコンテンツの1つである辿異種の攻略が重視される事になった。
  • なお辿異進化武器、特にその限界まで強化したLv100辿異進化武器は、
    長年に渡りアップデートを繰り返し、各種ステータスがインフレしていった、
    「モンスターハンターフロンティア」というゲームにおける最強の武器となった。
    同作が2019年末を持ってサービス終了が決定し、
    その間新規実装アップデートが実施されないことが明言されたが、
    これは今後本武器群を超える武器の実装もない事が明言されたに等しい事である。
    また、本武器がサービス終了前までの「MHFにおけるやり込みの象徴」であると同時に、
    「MHFの中でも最も特別な武器」という認識が公式サイドにあったためか、
    撃玉の入手こそ間接的に(各種課金コースの無料開放などで)緩和されたものの、
    進化武器自体を配布する等の対応は最後まで行われなかった(防具スキルは配布に等しい対応が行われている)。
    よって、進化武器は文字通り「MHF史上最強の武器」として語り継がれていく事が予想される。

各進化武器の性能

大剣

  • ラヴィエンテの鱗を大量に用いた無骨な刀身が、他を圧倒する存在感を示す。
    たとえ振るわずとも獲物を威圧するその姿から、王者たる大巌竜の息吹を感じ取れる。
     
    武器名攻撃力属性値会心率スロットリーチ斬れ味(匠)
    大蛇ノ大鉈Lv10012484700%0白&紫
    BP進化武器Lv10012004700%0白&紫
    【燦然】Lv10014882600%0白&紫
    【絢爛】Lv10012488900%0白&紫
    【煌然】Lv10013444600%0白&紫
    G級【燦然】Lv10030728000%3紫&空
    G級【絢爛】Lv100292820000%3紫&空
    G級【煌然】Lv100283212000%3紫&空
    G級【玲瓏】Lv1002880050%3極長紫&空
    辿異【燦然】Lv1003840150030%3
    辿異【絢爛】Lv1003720350030%3
    辿異【煌然】Lv1003648160030%3
    辿異【玲瓏】Lv10034560100%3極長
     
  • どの派生タイプも非常に高い物理性能を有し、
    立ち回りにもよるが強撃剣晶との相性が他武器種よりも良好なのが最大の特徴。
    G級実装前は物理特化の【燦然】に進化させるのが良いとされていたが、
    今となってはリーチ長、極長の派生や、最終的に3000を超える属性値を輝烈剣で叩き込める【絢爛】も強力。
    G級進化武器Lv100時点で見ても、すべての派生タイプに高い有用性がある。
    • ちなみにHRの【燦然】については、MHF-G1時代でもギリギリではあるがG級武器と互角、
      という恐るべきスペックを有していた。
      これはMHF-G1時代はG級武器の性能が限定されていたことと、手数重視技が使える極ノ型がなく、
      単発の一撃を浴びせる運用が主流だった(=強撃剣晶が長持ちした)のが大きな理由である。
    • G級進化・辿異進化の段階では【玲瓏】が一番人気であり、
      辿異進化Lv100の性能から【燦然】もある程度の人気がある。
      一方で大剣は物理偏重の武器種であるため、【絢爛】と【煌然】の人気はあまり高くない。
  • なお、G級【玲瓏】については、MHF-Zにて意外なライバルが登場した
    会心率50%を活かして閃転スキル、辿異スキル《閃転強化》を搭載する、強撃剣晶を活用する、
    そもそも辿異進化させてしまうなどすれば史上最強には変わりないが、
    G級進化で止めている場合、それらを活かさない場合そこまで極端な差が見出せず、
    作成難度で遥かに劣るという状態になってしまう。
    また、【玲瓏】は高会心率を別にしても無属性の分攻撃力が高くなる傾向にあるのだが、
    大剣は属性が片手剣などと比較し強くは影響しないことと、
    大剣にとってリーチ極長は使いやすいリーチに属するためか、辿異進化の最終攻撃力が派生タイプ中最も低い。
    これをカバーするべく、辿異スキル《閃転強化》なども活用したいものである。

太刀

  • 獲物を斬り裂くほどに刀身が引き締まり、使い手の技術と共に進化を果たす太刀。
    巨大な飛竜種を震え上がらせる闘気を放ち、その斬撃は全ての生命をも断ち斬る。
     
    武器名攻撃力属性値会心率スロットリーチ斬れ味(匠)
    大蛇ノ太刀Lv10012484700%0白&紫
    BP進化武器Lv10012004700%0白&紫
    【燦然】Lv10014883800%0白&紫
    【絢爛】Lv10012488900%0白&紫
    【煌然】Lv10013445000%0白&紫
    G級【燦然】Lv10030726000%3紫&空
    G級【絢爛】Lv100288014000%3紫&空
    G級【煌然】Lv100297610000%3紫&空
    G級【玲瓏】Lv1002952050%3極長紫&空
    辿異【燦然】Lv1003840120030%3
    辿異【絢爛】Lv1003696280020%3
    辿異【煌然】Lv1003754180030%3
    辿異【玲瓏】Lv10039360100%3極長
     
  • G級進化は全体的に似通ったパラメーターに調整されており、
    辿異進化で比較的ハッキリとした差別化が見えるようになっている。
    G級【絢爛】については属性値の近しい辿異武器が存在するため、物理のアドバンテージを活かしたい。
    また、辿異【絢爛】は他派生より若干会心率が低い。実際の構成ではあまり気にならないと思われるが一応注意。
    • HR時代は燦然以外は攻撃力の低さに悩まされており、
      リーチ長太刀が当時味方を妨害しやすく嫌がられていたこともあり、燦然一択と言われる状況が存在していた。
      その燦然も、フォワード.5での太刀のテコ入れなどもあって一気にインフレに飲み込まれており、
      進化武器の中でも全体的にみて不憫な立場にあったといえる。
  • 太刀のリーチ極長はMHF-Z現在でも取り扱いが難しいリーチとして認識されており、
    なおかつそれなりの手数もあるためか、大剣の辿異【玲瓏】に比べ攻撃力が極めて高い。
    物理だけなら物理重視の辿異【燦然】をも上回るが、その分扱いが難しいということは頭に入れておきたい。
    ちなみにG級【玲瓏】についてはデスサイン・ザヴァエというライバルが登場しているが、
    大剣の【玲瓏】に比べこちらの玲瓏は攻撃力がやや高いため、そこまで極端に脅かされているわけではない。

片手剣

  • 大巌竜の素材から削り出した片手剣。
    無限の可能性を秘め、工房の最先端技術によって別の進化を遂げる。
    刀身に浮かぶ紋様は、大巌竜の凶暴な力を思わせる。
     
    武器名攻撃力属性値会心率スロットリーチ斬れ味(匠)
    大蛇ノ剣Lv1003925100%0白&紫
    BP進化武器Lv1003785100%0白&紫
    【燦然】Lv1004622000%0白&紫
    【絢爛】Lv10039210000%0白&紫
    【煌然】Lv1004205300%0白&紫
    G級【燦然】Lv1008966000%3紫&空
    G級【絢爛】Lv10082616000%3紫&空
    G級【煌然】Lv10086811000%3紫&空
    G級【玲瓏】Lv100826050%3極長紫&空
    辿異【燦然】Lv1001064180025%3
    辿異【絢爛】Lv10098030000%3
    辿異【煌然】Lv100102224000%3
    辿異【玲瓏】Lv10011760100%3極長
     
  • どのLv100段階を見ても、派生毎の特性が非常にはっきりしている武器種。
    強いて言えば辿異【燦然】はそれまでの"物理特化"からバランス型に変化していると言えなくもない。
    【絢爛】はG級進化までは属性値が同世代の武器と比較して決して高いとは言えず、
    その代わり物理がかなり高いという、バランス型と言えなくもない設定にあった。
    辿異【絢爛】では3000という文字通り現行水準においても最高峰の属性値を得ることになるが、
    その分攻撃力は他派生よりも二回りほど低くなっている。
    辿異【煌然】は高い属性値と攻撃力とリーチ長を両立するものの、会心率がないため、
    【燦然】との差別化は明確といえる。
    • HR時代は属性値重視の風潮だったが、【燦然】の攻撃力は明らかに頭二つほど抜けており、
      攻撃力1.3倍補正の秘伝防具とセットで「物理で殴る」運用も視野に入れられてはいた。
      ただし【燦然】は覇種武器の弩岩獄剣【極良斬】と比較すると劣る部分も多く、
      それを別にしても、かなりイレギュラーな運用だったことは否めない。
      また、派生前Lv100が剛種武器と比較して割と高いレベルでまとまっていたため、
      派生後に比べれば比較的手軽なこの段階を使うプレイヤーも見受けられた。
  • 【玲瓏】についてはG級と辿異でコンセプトが明らかに異なっている。
    G級【玲瓏】は実装当時(MHF-G9)片手剣でも強く根付いていた「物理最優先」の風潮上、
    無属性の片手剣のダメージを1.1倍に引き上げる「無属性片手強化シジル」を搭載されることを想定してか、
    非常に扱いづらいリーチであるにもかかわらず攻撃力が低めになっている。
    辿異【玲瓏】はMHF-Z現在片手剣が再び属性も大事という考えに立ち戻っており、
    特に不退スキル搭載時に「属性がない」という点は致命的な欠点になりうる*9ことや、
    シジルを装着しない(できない)という選択肢もあり得るためか、攻撃力が全派生中TOPになっている。
    • このため、G級【玲瓏】についてはかなりの強敵が存在する。
      極長リーチの辿異武器「デスサイン・リジョ」がそれである。
      会心率こそ圧倒的な差があるものの、武器倍率差がなんとたったの10しかない。
      つまり、会心率を活かさないと作成難度・辿異スキル・辿異武器効果で完敗しかねないのである。
      閃転強化で差を付けることはできるが、こちらにも少しだけ会心率があるため、
      閃転強化+2でも武器倍率差が49しか空かず、
      そもそも上述した通り、閃転強化の辿異スキル分、装備が縛られる問題がある。
  • 片手剣や双剣など、手数重視武器種の進化武器の弱点として、
    強撃剣晶を長時間活かすことができず斬れ味の消費も激しいことが挙げられる。
    幸い武器本体のスペックは十二分に高いため、特に気を付けるべきは後者であろう。
    G級進化武器は空色ゲージが短いので、巧流などで補填したい。
    また、BP進化を除くと龍属性しか属性を選べないこともある意味欠点といえる。
    不退ノ構である程度はカバーできるものの、
    属性が少しでも通るモンスターであればそれに合わせた方がいいのは当然であり、
    属性を網羅するハードルが恐ろしく高いのも悩ましいところ。
    辿異進化武器を越える高い属性値と便利で優秀な麻痺属性を併せ持ちながら、発達部位特効もある極神剣ガラティーンや、
    任意の通常属性・状態異常属性を高い水準で両立でき、作成も極めて容易なセイクリッドワールズなど、
    物理攻撃力以外では辿異進化武器を上回る強力なライバルの存在や、
    片手剣自体がG級大討伐での活躍が難しい武器種であることもあり、
    高レベルの辿異進化片手剣を所持しているプレイヤーは極めて少ない。

双剣

  • 鉱石の強度を遥かに上回る大巌竜の牙を研ぎ澄ますことで生まれた。
    果てなき進化の先には天を駆け昇る力を得るとも、
    全てを巻き込む嵐を呼ぶとも伝えられる。
     
    武器名攻撃力属性値会心率スロットリーチ斬れ味(匠)
    大蛇ノ双剣Lv1003503600%0白&紫
    BP進化武器Lv1003363600%0白&紫
    【燦然】Lv1004061700%0白&紫
    【絢爛】Lv1003367100%0白&紫
    【煌然】Lv1003643500%0白&紫
    G級【燦然】Lv1008544000%3紫&空
    G級【絢爛】Lv10079810000%3紫&空
    G級【煌然】Lv1008267000%3紫&空
    G級【玲瓏】Lv100840050%3極長紫&空
    辿異【燦然】Lv1001050100020%3
    辿異【絢爛】Lv10096620000%3
    辿異【煌然】Lv100100815000%3
    辿異【玲瓏】Lv10011480100%3極長
     
  • 基本的には片手剣同様、どのLv100段階でも各派生タイプごとの特徴がハッキリしている武器種。
    双剣には無属性武器強化シジルがないため、【玲瓏】派生の攻撃力はG級・辿異共に高い。
    片手剣と同じように、双剣も辿異【燦然】がバランス型といえる状態になってはいる
    (双剣の属性値1000は全体で見れば高い方である)。
    • HR期、というより大蛇ノ双剣実装当時は双剣の一強とも揶揄される状況があったためか、
      HR進化武器の攻撃力はかなり抑えられているようである。
      といっても、上記状況より進化双剣の人気は非常に高く、
      緋猛双剣【神速】が登場する前は、【燦然】or【絢爛】LV100が秘伝防具のご用達であった。
      【神速】登場後も高い攻撃力による瞬間火力で短期決戦においてはトップクラスの武器だった。
      その一方で属性特化の絢爛は攻撃力が低すぎるという理由で、
      リーチ長の【煌然】はリーチ長自体に優位性を見出されていなかったという事情で、
      趣味レベルのものと言われていた。
  • 辿異進化の最終強化はどの派生タイプも問答無用で最強と断じれるほどの性能であるが、
    G級進化及び低レベル帯における辿異進化はかなり厳しい立場にあるのが現状である。
    まず、極ノ型の登場やMHF-G9以降の環境変化により、
    双剣は基本属性を活かす武器という見識で完全に定着しているのだが、
    G級【絢爛】は属性値が高くはあれど他を突き放すほどではなく、それどころかこれより高い武器もいくつかある。
    辿異武器には邪剣ダーインスレイヴや煉舞ノ双剣【鷲山】のように相手次第では、
    低レベルの辿異進化すら上回る火力を出すことのできる双剣もある。
    片手剣に比べ属性値自体や不退ノ構の属性肉質軟化補正がやや低いため、
    あくまで龍属性が多少なりとも効かないとダメージを出しづらいのもネックである。
    また、他の派生タイプは属性値の関係上物理メインで行くしかないのだが、
    エスピナスの辿異双剣に対し、総合的なダメージ効率で凌駕するのが厳しくなっている
    (一応勝てないわけではないのだが作成難度が雲泥の差である)。
    G級進化が他武器群より弱いというわけではないのだが、最終的な武器の活かし方を考えると、
    辿異進化派生を念頭に置いて強化していった方がよいかもしれない。
  • なお双剣にとってG級進化の空色ゲージは決して長いとは言えないため、
    斬れ味関係のスキルはしっかり充実させたいところ。
    強撃剣晶との相性は最悪に近く、基本無いものとして考えた方がいい。

ハンマー

  • 大巌竜の鱗を何枚も重ね合わせることで塊となした戦槌。
    大巌竜が誇る無限の生命力を体現した一撃は、
    山が鳴動し、大地は割れ、天空すらも揺らすと伝えられている。
     
    武器名攻撃力属性値会心率スロットリーチ斬れ味(匠)
    大蛇ノ鎚Lv10013004000%0白&紫
    BP進化武器Lv10012484000%0白&紫
    【燦然】Lv10015082500%0白&紫
    【絢爛】Lv10013008800%0白&紫
    【煌然】Lv10013784200%0白&紫
    G級【燦然】Lv10032768000%3紫&空
    G級【絢爛】Lv100312018000%3紫&空
    G級【煌然】Lv100319810000%3紫&空
    G級【玲瓏】Lv1003120050%3極長紫&空
    辿異【燦然】Lv1004056150020%3
    辿異【絢爛】Lv100405630000%3
    辿異【煌然】Lv1004056150020%3
    辿異【玲瓏】Lv10039520100%3極長
     
  • ハンマーは立ち回りによってリーチ、物理、属性の比重が変わるためか、
    G級・辿異進化武器の攻撃力差はほぼないに等しく、それ以外の性能で差別化が図られているのが特徴。
    特に辿異進化武器に至っては玲瓏以外は攻撃力差が一切なく、
    リーチ中の【燦然】とリーチ長の【煌然】はリーチ以外の全スペックが同じである。
    【絢爛】は属性値が高い代わりに会心率がなく、
    乱打や振り回し溜めなど、手数に優れる手段を多用する場合に活きるといえるか。
    いずれにせよ、派生タイプによって用途が大きく変わるため、派生が極めて悩ましい。
    • HR進化武器は割とハッキリした差別化が成されているが、やはりというべきか【燦然】が人気で、
      乱打を活用できるモンスター(主にラヴィエンテ)で【煌然】を使うハンターも見られた、という感じであった。
    • 強撃剣晶との相性は攻撃手段によって大きく変わるので注意。
  • G級進化武器も基本的な方向性は同じであり、
    派生タイプによる攻撃力差が小さい関係で辿異武器との差別化もそれなりに図られていることから、
    G級進化武器Lv100時でも縦横無尽の活躍が期待できる。
    辿異進化でのハンマーは、主にリーチと属性値で使用者の個性を選ぶ形となっているため、
    辿異進化へ派生させるつもりなら、多くのリーチ違い、及び物理重視、属性値高めの武器を比較して、
    自分にピッタリな派生タイプを見極められるようにしておきたい所。

狩猟笛

  • 大巌竜の巨大な頭部を模した狩猟笛。
    ラヴィエンテの素材に繊細極まる加工が施され、奇跡の旋律を奏でる。
    その音色はハンターに無限の勇気と活力を与える。
     
    武器名攻撃力属性値会心率音色スロット斬れ味(匠)
    大蛇ノ笛Lv10012484000%0白&紫
    BP進化武器Lv10011964000%0白&紫
    【燦然】Lv10014045700%0白&紫
    【絢爛】Lv10014045700%0白&紫
    【煌然】Lv10014045700%0白&紫
    G級【燦然】Lv100322412000%3紫&空
    G級【絢爛】Lv100322412000%3紫&空
    G級【煌然】Lv100322412000%3紫&空
    G級【玲瓏】Lv1003120050%3紫&空
    辿異【燦然】Lv1004056200020%3
    辿異【絢爛】Lv1004056200020%3
    辿異【煌然】Lv1004056200020%3
    辿異【玲瓏】Lv10042640100%3
     
  • 音色という差別化要素があるため、【燦然】【絢爛】【煌然】は全段階を通じて性能が全く同じであり、
    属性のない【玲瓏】のみスペックが異なる。
    また、赤音符のない狩猟笛では攻撃力UP【大】が吹けなかった時代に実装された関係で、
    辿異進化も含む全派生に赤音符が存在する。
    音色を変更するシジルはあるが、出にくい上に他の強化要素と重複させづらいため、
    【玲瓏】以外は基本的に音色で差別化されていると考えて間違いない。
    好みの音符を持つものを最優先するとよいだろう。
    もし音色を変更できるシジルがあるというであれば見た目で選んでしまっても問題はない。
    • 原型&【絢爛】&【玲瓏】と【燦然】、【煌然】でデザインが異なる通り、
      "音としての音色"もこれら3つでそれぞれ異なる。
      このあたりはちゃんと作りこんであると言えよう。
    • G級以降は攻撃力が極めて高い水準となるが、HR段階では飛びぬけて高いとは言いづらいものがあり、
      しかも当時のラヴィエンテは狩猟笛枠が必須とされていた割に、
      その役割の大半はアイテムをフル活用した支援であったため、他のもので代用しやすく、
      結果活躍の機会に恵まれているとは言い難いものがあった。
      フォワード.5で進化武器の攻撃力が上方修正(後述)されたのだが、
      それでもなお覇種武器に完全に倍率負けしたのは実は狩猟笛だけである。
  • 属性特化の派生が存在しない関係上、G級進化の最終的な属性値は辿異武器に劣る。
    といっても見劣りするのはそこだけであり、
    ハンマー同様G級進化の時点で全派生で最強と呼ぶに相応しいものはある。
    G級進化ではシジルしか付けられないので、逆に音色変換を枠に回しやすいという利点もなくはない。

ランス

  • 巨大な牙を連想させる穂先は、遥か天空に浮かぶ雲すら貫き通す風格を持つ。
    槍を構えた姿は、大巌竜と正面から対峙したときと同じ戦慄を獲物に与えるという。
     
    武器名攻撃力属性値会心率スロットリーチ斬れ味(匠)
    大蛇ノ鉾Lv1005984500%0白&紫
    BP進化武器Lv1005754500%0白&紫
    【燦然】Lv1006902300%0白&紫
    【絢爛】Lv1005988900%0白&紫
    【煌然】Lv1006444800%0白&紫
    G級【燦然】Lv10014496000%3紫&空
    G級【絢爛】Lv100135714000%3紫&空
    G級【煌然】Lv10013579000%3紫&空
    G級【玲瓏】Lv1001368050%3極長紫&空
    辿異【燦然】Lv1001794120025%3
    辿異【絢爛】Lv1001725250010%3
    辿異【煌然】Lv100179415000%3
    辿異【玲瓏】Lv10017940100%3極長
     
  • 各派生段階によって性能の個性付けの仕方が変わるという面白い武器種。
    G級では【燦然】のみ物理が突出しており、他タイプはリーチと属性値に差が出るという感じであるが、
    辿異では攻撃力がほぼ横並びとなり、特に【燦然】と【煌然】の差は(リーチ以外では)会心率で現れるようになる。
    また、一貫してリーチ極長に高い使い勝手を見出されているが、
    リーチ長以下を駆逐するほどではないということもあり、G級・辿異共に【玲瓏】の攻撃力は他タイプと大差なく、
    会心率で差別化がされている。
    • HR段階では攻撃力、属性、リーチの3つで差別化されているが、
      【燦然】は属性値が低すぎ、【絢爛】は攻撃力が低すぎとかなり使い勝手が悪い。
      総合的にバランスの取れた【煌然】を作る人が多かったのだが、
      リーチ長龍属性ランスはライバルが多すぎるのが難点だった。

ガンランス

  • 大巌竜の皮を大量に重ね合わせて、山さえも崩す砲撃機能を備えた。
    狩猟をするたびに進化する銃槍で、飛竜の咆哮すら遮る砲撃の爆音はあらゆる獲物を怯ませる。
     
    武器名攻撃力属性値会心率砲撃スロット斬れ味(匠)
    大蛇ノ銃槍Lv1005754500%通常型LV60白&紫
    BP進化武器Lv1005524500%通常型LV60白&紫
    【燦然】Lv1006675700%通常型LV60白&紫
    【絢爛】Lv1006675700%拡散型LV60白&紫
    【煌然】Lv1006675900%放射型LV60白&紫
    G級【燦然】Lv100144910000%通常型LV60紫&空
    G級【絢爛】Lv100144910000%拡散型LV60紫&空
    G級【煌然】Lv100144910000%放射型LV60紫&空
    G級【玲瓏】Lv1001380050%放射型LV60紫&空
    辿異【燦然】Lv1001725150020%通常型LV90
    辿異【絢爛】Lv1001725150020%拡散型LV90
    辿異【煌然】Lv1001725150020%放射型LV90
    辿異【玲瓏】Lv10018400100%放射型LV90
     
  • MHFの歴史上初めて砲撃LV6が解放された武器群である。
    その後に剛猫武器が続きはしたものの、覇種武器の実装まで砲撃Lv6は特権的な存在であり、
    砲撃の浪漫を求めるガンサーであれば、最終目標となり得た代物であった。
    ちなみに派生前Lv76より解放されるが、HR、G級進化への派生直後は砲撃レベルが下がってしまう。
    辿異進化の派生では砲撃レベルは下がらない。
  • ガンランスは砲撃タイプによって派生が差別化されており、
    例によって【玲瓏】以外は性能が横並びである。
    G級【玲瓏】は他より攻撃力が低い設定であったが、
    属性ブレードが実装されて会心率による差別化がややしにくくなったこともあってか、
    辿異進化の【玲瓏】では逆に全派生中TOPの攻撃力をマークしている。
    砲撃の威力にも影響する要素であるため、ある程度気にはしておきたい。
    • 砲撃タイプはシジルでも変更できるが、狩猟笛同様の問題がある。
      また、G級進化の場合は砲撃強化にも回さなければならず余裕があまりない(後述)。
  • G級進化武器は「G級武器」カテゴリーの延長線上にあるためか、砲撃レベルは6止まりとなる。
    辿異進化では他の辿異武器同様強化でLv7を超え、最終的にはLv9になる。
    G級進化武器でも攻撃力という差別化要素はあるが、砲撃強化シジルを焼かないとLv9に達しないため、
    デフォルトでLv9になる辿異武器との差は正直小さいと言わざるを得ない。
    砲撃の威力は武器倍率も作用する仕様となっているため、
    それも考慮してシジルを焼き付ければ史上最強に揺るぎないのは事実だが、
    逆にそれをしない場合大きく差を突き詰められ、最悪逆転してしまう可能性もあり得る。
    G級進化で止める(又は辿異進化の強化中)場合は、是非シジルの吟味は行いたいところである。
    • なお当時は最終的にデフォルトで砲撃LV9に達するという噂が広がっていた。
      その後ガンランスの強化を進めていった人の報告、
      及び公式サイトのBPG級進化武器LV100の性能記述より誤りであることが判明した。
      辿異進化では、上述の通り最終的にはデフォルトで砲撃LV9に到達する。
      ちなみに砲撃LV9になるのは辿異進化Lv53からである模様。

穿龍棍

  • 所持者の熟練度と共に進化し続け、いずれはハンターをこの世の覇者とせんとする大巌竜の穿龍棍。
    己の限界を超え、進化をし続けたその姿は天を征し、大空の覇者となりしものの証と言われる。
     
    武器名攻撃力属性値状態異常値会心率スロット斬れ味(匠)
    【燦然】Lv100109840000%3紫&空
    【絢爛】Lv1001026100000%3紫&空
    【煌然】Lv1001026600毒6000%3紫&空
    【玲瓏】Lv10010710050%3紫&空
    辿異【燦然】Lv10013501000020%3
    辿異【絢爛】Lv1001260200000%3
    辿異【煌然】Lv10013501000毒7000%3
    辿異【玲瓏】Lv100153000100%3
     
  • G級進化武器の実装と同時に追加された穿龍棍の進化武器。
    穿龍棍はG級専用武器種なので「G級武器生産」から生産することになるのだが、
    いきなりG級進化武器というわけではなく、あくまで他武器種同様の強化ツリーを採る。
    従ってそれまでに進化武器を作成・強化しておけた他武器種と比べ、
    強化難度は高いものとなっていた。
    • G級進化武器へ派生させる前、つまりHR帯にも【燦然】・【絢爛】・【煌然】の3タイプが存在するが、
      何れも性能としては試作型穿龍棍以下のスペックとなっている。
  • 特殊リーチ設定が無いことを除くと、
    派生毎の特性としては片手剣や双剣など特殊リーチがある進化武器に近い。
    G級進化武器の時点では斬れ味にやや難を抱えている点も同様であるが、
    これについては当時実装の武器に多い、
    (当時圧倒的な性能を有していた)地ノ型が突出しすぎないための方策とも言われている。
    なお【煌然】は「毒との双属性」として他派生との差別化を図っている。
    また片手剣などと同様、【燦然】はG級進化では攻撃力、辿異進化では会心率で差別化されている。
    • 強撃剣晶との相性は基本的に悪い。
      双剣ほどではないが手数特化のため、あっという間に消費してしまう。
  • 武器バランスが大きく変わったMHF-Z現在では、G級進化は双剣同様中々厳しい立場に置かれている。
    幸いこちらには双属性の派生があり、上手く使えば非常に強力な毒属性であるため、
    【煌然】に関しては差別化が難しくない(ただしライバルとなる辿異武器はある)。
    【絢爛】についてはやはりというべきか辿異武器に属性値で劣り、
    イベント・祭典武器には複属性の辿異穿龍棍も存在する。
    片手剣や双剣同様、属性を重視することが避けられなくなった穿龍棍において、
    他武器群との差を見出すためにはかなりの工夫が必要になってきているといえる。
    無論、辿異進化についてはこの心配はないが。

スラッシュアックスF

  • 狩猟に励み頂点を目指す狩人に相応しく、強化すればするほど己の力量も上がるという剣斧。
    自己と剣斧と真摯に向き合い、秘められた強大な力を引き出せるハンターにのみ扱えるという。
     
    武器名攻撃力属性値状態異常値会心率スロットビン
    【燦然】Lv100340270000%3強撃ビン
    【絢爛】Lv1003402150000%3強属性ビン
    【煌然】Lv1003294700麻痺4000%3強異常ビン
    【玲瓏】Lv10035100050%3スタンビン
    辿異【燦然】Lv10041581000030%3強撃ビン
    辿異【絢爛】Lv10041582800030%3強属性ビン
    辿異【煌然】Lv10041581500麻痺50030%3強異常ビン
    辿異【玲瓏】Lv100464400100%3スタンビン
     
  • スラッシュアックスFが実装されたMHF-G10にて、武器種自体の実装より若干遅れ2016年5月25日に実装。
    穿龍棍同様、G級昇級後に生産が解禁され、HR帯準拠の派生後Lv100を経てG級進化武器に強化できる。
  • スラッシュアックスFは派生タイプ毎に内蔵されているビンが異なる。
    また、【煌然】は龍と麻痺の双属性となっている。
    基本的にビンによる性能格差が存在しないスラッシュアックスFにおいては、
    用途を考えて派生を行っていく必要があると言える。
    ガンランスや狩猟笛と違い、ビンの種類を変更するシジルなどは存在しないため注意。

マグネットスパイク

  • 大巌竜ラヴィエンテの素材が持つ、無限の可能性を具現化した武器。
    自然の力を得、秘められし力を開花していくその在り方は、力を求める狩人にこそ相応しいとされる。
    所持するに相応しい狩人によって振るわれる磁斬鎚は、全ての生命を内部から抉り、侵食していき、
    属性に特化した磁斬鎚は、宿した属性を苦手とする生物を駆逐するために存在するとさえ言われている。
     
    武器名攻撃力属性値状態異常値会心率スロット
    【燦然】Lv100345680000%3
    【絢爛】Lv1003240150000%3
    【煌然】Lv10033481000毒7000%3
    【玲瓏】Lv10036720050%3
    辿異【燦然】Lv10042121000030%3
    辿異【絢爛】Lv10038882800020%3
    辿異【煌然】Lv10039961500毒80020%3
    辿異【玲瓏】Lv100421200100%3
     
  • MHF-ZZにて追加された新武器種・マグネットスパイクは実装と同時に進化武器が追加されている。
    他武器種と同様、かつ穿龍棍とスラッシュアックスFと同じく、
    HRの原型を生産し、そこから派生後→G級進化に至り、更なる領域として辿異進化武器が用意されている。
  • 当然ながら【燦然】、【絢爛】、【煌然】、【玲瓏】の4つの派生全てが存在しているが、
    BP進化武器は実装日時点では追加されておらず2019年1月30日のアップデートで追加されている。
  • 基本的に一撃型の武器種ということもあり、対ラヴィエンテでも強力な【燦然】と【玲瓏】が人気。
    極みモンスターなどに有効である毒属性を内包した【煌然】にも一定の需要がある。
    【絢爛】はこれら3つに比べると人気が劣るものの、
    一部多段ヒットのエフェクト(モーション値は低いが属性が有効)が発生する攻撃もあることから、
    決して他に比べて弱い訳ではない。

ライトボウガン

  • 希少な大巌竜の素材を用いて蘇った、幻のライトボウガン。
    その素材は銃本体の作成、形成の他に、作成された銃身の保護にも用いられている。
    その結果、これまでのライトボウガンと比べて圧倒的な強度を得ることに成功し、
    これまで装填すら難しいとされていた、モンスターの体を溶かす程の強力な酸を搭載した弾丸や、
    属性への耐性を弱める特殊な弾丸の発射が可能となった。
  • 進化武器のライトボウガンは、着弾した部位の肉質を30秒間+10させる「強酸弾」、
    持続時間、数値は同じで対象が各々の属性肉質になった「属性酸弾」が装填可能。
    属性酸弾はラヴィエンテ銃の龍から始まり、BP進化銃の実装と共に順に氷、雷、火が解禁、
    MHF-Zアップデートで最後の水が解禁され、全属性が揃った。
    肉質+10は、数値的には狙い撃ちや弱点特効を上回る効果であるのだが、
    後述の理由で、実用性は殆ど検証されないままであった。
    現在でも弾数の少なさや反動の重さなどもあって多用はされておらず、
    ここぞというときに用いる弾となっている。
    • 肉質軟化効果は、元の肉質が硬ければ硬い程大きく、軟らかければ軟らかい程小さくなる特徴がある。*10
      大きな効果と認められる最低ラインを1.1倍と仮定した場合、
      酸弾の+10に対して1.1倍となる、最高元肉質値は100となる。
      実際問題、メイン対象と成り得る大型以上のモンスターにて、
      全部位が肉質101以上(=どの部位に撃っても効果が薄くなる)のモンスターは一切存在しないため、
      全ての大型以上のモンスターに対して大きな効果が期待できる弾丸と言って良いだろう。
      しかし一方で、進化武器の素で高い性能「リロード:速い、反動:小」を以ってしても、
      スキルの補強無しではリロード速度:遅い、発射反動:大であり、扱いづらい。
    • 酸弾の肉質軟化効果は、着弾箇所の酸エフェクトが発生している部分限定ではなく、
      内部で設定された部位単位で発生する。
      例えば、ワイバーン骨格飛竜種の翼の片翼に当てたケースで言うと、
      左右一括で翼部位として扱われている場合、
      つまり、左右で別に肉質が設定されている等で独立していない場合、
      両方の翼、つまり酸弾が当たってない方の翼もしっかり肉質軟化される
      そのため、部位単位で狙いを定めれば、それだけで大きな恩恵を享受出来るものとなっている。
      ただ弱点へのダメージを増やすだけでなく、有効攻撃範囲の拡大を狙う上で強力な選択肢となっている。
    • 余談だが、酸弾はMHF-G8で実施されたライトボウガンバランス調整時に、
      睡眠中のモンスターに当てても、モンスターを起こさないという特性が付与された。
      そのため、睡眠後に酸弾を当て、その部位に強烈な一撃を御見舞する、
      という使い方がやりやすくなった。
  • 進化ライトボウガンはHR派生とG級進化以後の派生で弾種などの基本ポテンシャルが大きく変化する。
    そのため、HR、G級と表を分けて解説する。
    また、MHFのボウガンで重視される弾速については、HRはLv強化を重ねるごとに高速化され、
    G級・辿異では一律「遅い」で固定される。
    加工レベル強化は存在しないが、オプションパーツは装着可能。
    • このため、HR段階Lv100の実質的な弾速は加工レベル5の他武器とそこまで違いはない。
  • 【HR段階】
     
    武器名攻撃力会心率リロード反動速射対応弾特殊弾スロット
    大蛇ノ軽弩Lv1003960%速いLV2通常弾強酸弾0
    BP進化武器Lv1003840%速いLV2通常弾強酸弾0
    【燦然】Lv1004200%速いLV2通常弾
    LV1貫通弾
    強酸弾0
    【絢爛】Lv1004200%速いLV2通常弾
    LV1貫通弾or属性弾
    (各)属性酸弾0
    【煌然】Lv1003960%速いLV2通常弾強酸弾
    龍酸弾
    0
     
    装填可能弾LV1LV2LV3
    通常弾9912
    貫通弾666
    散弾666
    徹甲榴弾222
    拡散弾222
    ※青字は燦然、絢爛、煌然に派生させることで初期対応となる弾。対応する弾追加スキルでも開放される
    ※赤字は対応する弾追加スキルでのみ開放される弾
    ※LV1毒弾・LV1麻痺弾は3発、LV2毒弾・LV2麻痺弾は1発装填(デフォルト)
    ※属性弾として、対応する属性弾1種が6発(滅龍弾のみ1発)で装填可能
    ※各種酸弾の装填数は1発
     
  • 【G級・辿異】
     
    武器名攻撃力会心率リロード反動速射対応弾特殊弾スロット
    【燦然】Lv1008100%速いLV2通常弾:9発
    LV1貫通弾
    強酸弾3
    【絢爛】Lv1008100%速いLV2通常弾:9発
    LV1貫通弾or属性弾
    (各)属性酸弾3
    【煌然】Lv1008100%速いLV2通常弾強酸弾
    龍酸弾
    3
    【玲瓏】Lv10079850%速いなしなし3
    辿異【燦然】Lv1009420%速いLV2通常弾
    LV1貫通弾
    強酸弾3
    辿異【絢爛】Lv10096020%速いLV2通常弾
    LV1貫通弾or属性弾
    (各)属性酸弾3
    辿異【煌然】Lv1009300%速いLV2通常弾強酸弾
    龍酸弾
    3
    辿異【玲瓏】Lv100910100%速いなしなし3
     
    装填可能弾LV1LV2LV3
    通常弾9912
    貫通弾666
    散弾666
    徹甲榴弾222
    拡散弾222
    ※赤字は玲瓏のみ初期対応となっている弾。燦然、絢爛、煌然は対応する弾追加スキルで同装填数で開放される
    ※LV1毒弾・LV1麻痺弾は3発、LV2毒弾・LV2麻痺弾は1発装填(デフォルト)
    ※属性弾として、対応する属性弾1種が6発(滅龍弾のみ1発)で装填可能。玲瓏は属性弾非対応
    ※各種酸弾の装填数は1発。玲瓏は非対応
     
  • 「速射」が一応の選択肢にあった時代の武器群であるため、
    派生毎の違いは大きく言えば使用できる「酸弾」と、速射の有無である。
    【燦然】は、強酸弾に加えてLV2通常弾とLV1貫通弾が速射対応、
    【絢爛】は、対応している属性弾の属性に対応した属性酸弾
    (例えば大蛇ノ軽弩であれば、滅龍弾に対応している=龍酸弾)と、LV2通常弾と属性弾の速射に対応する。
    ただし、MHFには滅龍弾の速射システムが無いため、大蛇【絢爛】の属性弾速射枠はLV1貫通弾で代用されており、
    【絢爛】の個性が強く出ているのは速射システムの存在する属性弾が使用可能なBP進化武器のみである。
    【煌然】は、大蛇からのみの派生であるため、実質的に煌然=強酸弾&龍酸弾であり、
    2種類の特殊弾を扱える代わりに、速射はLV2通常弾のみ対応となっている。
    【玲瓏】は酸弾非対応、速射がデフォルトで使えなくなってしまっている。
    代わりに散弾全LVがデフォルトで6発装填で対応しており、この部分が【玲瓏】のもう1つの個性といえるだろう。
    • その他細かい点として、
      デザインは派生前&【絢爛】&【玲瓏】と【燦然】、【煌然】の3タイプに分けることができ、
      銃の機構音、及び銃声もこの3タイプで異なる点が挙げられる。
  • G級進化では【玲瓏】を除くとスペック差が3タイプともなく、
    主力の貫通弾速射と酸弾を運用できる【燦然】、
    貫通弾又は属性弾の速射と属性酸弾に対応する【絢爛】、
    貫通系弾ジャストショットと酸弾をフル活用可能と、汎用性に長ける【煌然】、
    実質、ジャストショットに完全特化した【玲瓏】と言った具合で使い分け可能にはなっているが、
    これらは、速射、非速射シジルである程度の柔軟な対応が出来るため、
    ヘビィボウガンにも言えるが、他の武器種と異なり「各種酸弾が扱える【燦然】・【絢爛】・【煌然】」と、
    「酸弾が扱えないが散弾にデフォルトで対応し、おまけで会心率50%を持つ【玲瓏】」の、
    2グループに大分することができる。
    速射が事実上主力ではなくなってしまったMHF-Z現在では、【煌然】か【玲瓏】が主要な選択肢になるといえるか。
    辿異進化では、上述の通り各種酸弾も含めた調整がなされた結果、
    再び派生タイプ毎に性能にやや差が現れるようになった。
    具体的には、属性肉質軟化の属性酸弾しかない【絢爛】が数値上では最も攻撃力の高い派生となり、
    物理肉質軟化の強酸弾に対応している【燦然】と【煌然】では、
    Lv1貫通弾もジャストショットで扱える点と属性酸弾も扱える汎用性を踏まえてか、
    【煌然】の方が攻撃力が若干低くなっている。
    • ただし、ライトボウガンの立ち回りを大きく強化するシジル「Jゲージ」の存在を考えると、
      事実上、装飾品用スロットとして使える武器スロットは1~2個のみである。
      また、同効果が最も発現しやすいレシピは非速射効果と攻撃力UP効果も発現しやすいため、
      結論から言うと、燦然と煌然に極端な取り回しの差はなく、
      玲瓏は辿異スキル「閃転強化」によって価値観が大きく変わる存在になっている。
  • HR進化武器は「超速射」ではなく「速射」を備えるのだが、
    当時は超速射以外のライトボウガンは火力枠としては役に立たないという状況があり、
    しかも実装されたフォワード.3当時は、ジャストショットという手段自体が存在しなかったため、
    進化武器の中でも、ライトボウガンの人気はかなり低めで、
    G級進化武器の実装前に派生後ライトボウガンを所持している人は、
    余程のマニア以外にいないという状況であった。
    G級進化武器では一転して人気の高い武器となったが、
    当時はまだジャストショットを完全な主軸に据えていないハンターも少なくはなく、
    速射とジャストショットで派生タイプを使い分ける向きもあった。
    • なお、超速射シジルを焼き付けてしまうと、
      火力が始種武器を大きく(貫通弾の場合武器倍率換算で100以上)下回ってしまう
      辿異進化Lv100でようやく始種武器と同レベルという程度で、
      労力を考えると割に合っていないというレベルではない。
      そのため、超速射は運用しないか、もしくは威力低下具合が小さい通常弾に絞って考えた方がいい。
    • 弾速についてはMHF-G以降強く意識されるようになり、
      G級進化武器で弾速が一律「遅い」になったのもその影響が大きいといえる。
  • G級進化武器は加工レベル強化がないため、
    加工レベルが存在する始種武器、及び全パラメーターを限界まで攻撃力につぎ込んだ天廊武器と比較し、
    攻撃力差が非常に小さくなってしまっている。
    ただ、加工レベルがない分弾速面で(特に貫通弾運用時)有利になるほか、
    両者はシジルが焼けず、リロードや反動もこちらが優れる差別化は難しい話ではない。
    と言っても作成労力差などを考えるとやはり無視はできない部分であるため、
    辿異進化をしない場合はしっかり考えて構築・運用したほうが良いだろう。
  • BP進化武器では、上述の通りMHF-Zアップデートにて、全属性が揃うことになった。
    【絢爛】での性能は上記の通りである。
    龍属性以外の属性弾は実用性があり、しっかり弱点属性を突いていけば強力な運用が可能であるため、
    属性酸弾を、自己強化としても使えるという個性にして強みを持つ一方、
    BP進化の属性弾は、【絢爛】にすると「速射」になるため、
    属性酸弾と属性弾ジャストショットを併用したい場合は、別途対応する速射無効シジルが必要になる。
    また、強酸弾は相手を選ばず強力であるものの、追加課金不要の大蛇【燦然】・【煌然】でも使用できるため、
    【燦然】と【絢爛】の2種のみとは言え、派生先の選択に悩まされることとなる他、
    (酸弾のみで見て)良いとこ取りの【煌然】、上述した【玲瓏】は選択できない。
    上述の通り、各派生の性能がより細かくなった辿異進化では、
    この点は悩みどころになりやすいとだろう。
    • なお、上述の通り強酸弾は使うが属性酸弾は使わないジャストショットメインで行くのであれば、
      【煌然】が最も適していると言える。
      しかし、ライトボウガン進化武器を所持するユーザーの間では、
      見た目がスマートなBP【燦然】にも強い人気があり、
      BP進化武器の「見た目で選べる」点が受け入れられている事がうかがえる。
  • ハンティングアクションのジャンルにおいて、
    その「起用万能性」が非常に際立つ武器の1つでもある。
    というのも、派生後の本銃(及び、後述の進化ヘビィボウガン)は属性弾こそ1種類のみのものの、
    基本タイプの弾丸は豊富な装填数で全LV標準対応、更にリロード速いと反動小*11であり、
    通常弾、貫通弾、散弾の運用に絞るなら補助スキルが一切不要という点は見逃せないものがある。
    こういった性能が公式に認められるのは、エンドコンテンツに属する武器だからなのだろう。
  • 変わった使い方となるが、
    【玲瓏】の高い会心率と全Lvの散弾をデフォルトで6発装填で撃てる点に着目し、
    大討伐の支援クエストに用いるユーザーも見られる。
    通常クエストであれば、進化武器の高い強化難易度というハードルが立ちはだかるのではあるが、
    こちらについては、そもそもが進化武器自体に関わる大討伐クエストの1つという、
    このハードルを軽視できる要素が存在することから、
    討伐、支援両方をこなせるユーザーが、
    討伐で用いる武器から流用する形で支援クエストに【玲瓏】を持ち込むことは決して珍しいことではない。

ヘビィボウガン

  • ラヴィエンテの重厚な体躯を想起させる、狙ったものを逃すことはないと言われるヘビィボウガン。
    大巌竜の潜在能力を秘めた銃身は、進化と共に形状も変化する。
    月を削り、天空の星々をも貫いたという伝説を残すその重弩は、
    海を抉り、山々を粉々にし、果てには月に風穴を開けると言った大破壊の末、星を作ったと言われている。
  • 進化武器のヘビィボウガンは、着弾後しばらくダメージ判定を残し続ける爆撃弾が撃てる。
    派生させると属性ダメージを与え続ける属性爆撃弾が撃てるものもある。
    しっかり当てた場合、それぞれ最大15ヒットする。
    • ちなみに爆撃弾は名前の割に固定ダメージではなく、LV強化/派生強化によって威力が上がっていく。
      当然ながら、派生前LV1で最大威力を叩き出すなどということは不可能である。
      G級進化武器、辿異進化武器用のパラメータも存在しており、
      全貌は明らかになっていないものの、HR派生後より更に大きなダメージが出るようになっている。
      属性爆撃弾の威力も変わるのかは不明であるが、爆撃弾を鑑みると強化されている可能性は高いと見られるが、
      使用者が少なすぎる事実と、着弾時点に留まり続ける特性故の扱いにくさから、
      具体的な研究がなされずにサービス終了を迎えてしまった2020年以降、
      そのポテンシャルの高さを知る者は存在しないと言っても良い。
    • 属性爆撃弾は属性酸弾同様、ラヴィエンテの武器では龍爆撃弾しか使えない。
      BP進化武器では他の属性をフォローしてはいるのだが、
      HR時代に一番最後に実装された進化武器ということもあり、
      非常に長い間BP進化武器自体が全く存在しない状況であった。
      2017年7月26日に、遂にBP進化ヘビィボウガンが解禁され、
      氷・雷・水・火の4属性が一斉にラインナップされたことで他の属性爆撃弾も使用できるようになったのだが、
      これは進化ヘビィ実装から実に5年目の事である。
  • 進化ヘビィはライトと違い、HRとG級で弾種・基本スペックは大きくは変化しない。
    弾速についてはライトボウガンと同様である。
     
    武器名攻撃力会心率リロード反動特殊弾スロット
    大蛇ノ重弩Lv1005400%速い爆撃弾0
    BP進化武器Lv1005280%速い爆撃弾0
    【燦然】Lv1005640%速い爆撃弾0
    【絢爛】Lv1005640%速い(各)属性爆撃弾0
    【煌然】Lv1005400%速い爆撃弾&龍爆撃弾0
    G級【燦然】Lv1009120%速い爆撃弾3
    G級【絢爛】Lv1009120%速い(各)属性爆撃弾3
    G級【煌然】Lv1009000%速い爆撃弾&龍爆撃弾3
    G級【玲瓏】Lv10089450%速いなし3
    辿異【燦然】Lv100115220%速い爆撃弾3
    辿異【絢爛】Lv100115220%速い(各)属性爆撃弾3
    辿異【煌然】Lv100114020%速い爆撃弾&龍爆撃弾3
    辿異【玲瓏】Lv1001128100%速いなし3
     
    装填可能弾LV1LV2LV3
    通常弾669
    貫通弾666
    散弾666
    徹甲榴弾222
    拡散弾222
    ※(回復弾・毒弾・麻痺弾・睡眠弾は装填不可)
    ※玲瓏は属性弾非対応
     
  • ライトボウガン同様、基本的には爆撃弾をどう撃てるかで差別化されているのだが、
    あちらと違い速射がなく弾種が全系統共通、
    更に爆撃弾は大きな影響をもたらさない、ただの攻撃手段の1つでしかないため、
    本当に爆撃弾しか明確な差別化要素がない。
    攻撃力差は一応あるにはあるがどの派生系統でも大差はなく、多少のシジルでカバー可能。
    辿異【玲瓏】の会心率は他派生を大きく上回るが、本武器を運用する環境を考えると決定打にはなりにくい。
    ラヴィエンテ武器に関しては爆撃弾を使わないなら、正直見た目や好みで選んでよいだろう。
    BP進化武器は有効な属性弾が使えるため話が変わるが、これについても派生タイプ云々ではなく、
    BP進化武器の属性で決めるだけ(属性弾は全派生で使用可能)なので、好みの問題である。
    • その他細かい点としてライトボウガンと同様、
      ヘビィボウガンも派生前&【絢爛】&【玲瓏】と【燦然】、【煌然】の3タイプに分けることができ、
      それぞれ銃声が異なる。
    • HR進化武器は実装(フォワード.4)当時ヘビィボウガンのテコ入れとして登場したため、
      派生前Lv100の時点で覇種武器に匹敵する超高スペックを誇る武器として知られていた。
      逆に派生後Lv100では攻撃力がわずかにしか増えないのだが、
      当時低迷していたヘビィボウガン復権の大きな手助けになったことは間違いない。
    • G級進化武器解禁当初はライトボウガンと同様、G級【燦然】・【絢爛】・【煌然】の攻撃力が同一で、
      【玲瓏】は現在より攻撃力が12、武器倍率換算で10低かった。
      結果、両爆撃弾に対応している【煌然】に役割を喰われてしまっているためか、
      【燦然】・【絢爛】・【玲瓏】の3種はG10アップデートにて攻撃力が少し強化された。
      しかし伸び代が大きいといえるのは会心率との相乗効果が大きい【玲瓏】のみで、
      【燦然】・【絢爛】は武器倍率差はたったの10で、また爆撃弾のG級進化武器での性能もまだよくわかっていない。
      辿異進化でもこの点は特にテコ入れされていない。
    • また進化ヘビィボウガンは上述したように長い間BP進化が無かったため、
      属性弾をメインにする運用が長い間不可能であった。
      これによって、MHF-G8までヘビィボウガンの装備革新の(ある意味)足かせとなっていた、
      「ヘビィボウガンの最大火力は属性弾にて発揮される*12」という図式が崩れることになり、
      ヘビィボウガンも実弾を主力とした装備革新が進むようになった。
  • ヘビィボウガンもライトボウガン同様、始種武器の存在はG級進化の時点では差別化を考える上で重要となる。
    弾種・弾速やシジル等での差別化は容易だが、属性弾は基本的に一種類にしか対応しないためである。
    また、通常弾圧縮リロードがテコ入れされる前の実装武器であるため、
    Lv2通常弾は9発装填止まりとなっている点も一応注意。
  • ちなみにヘビィボウガンはライトボウガンと違い、散弾をどの派生タイプでも撃てる。
    そのため、「打撃弾」シジルで打撃弾を撃てるようにするという差別化もできるだろう。

  • 大巌竜の尾を素材に用いることで、鋼鉄を遥かに凌ぐ強度と柔軟性を手に入れた。
    そこから放たれる矢は、絶島に轟くラヴィエンテの咆哮のように虚空を射抜く。
     
    武器名攻撃力属性値会心率スロット溜め3(4)
    大蛇ノ弓Lv1003123000%0連射LV4(拡散LV4)
    BP進化武器Lv1003003000%0連射LV4(拡散LV4)
    【燦然】Lv1003603800%0連射LV4(拡散LV4)
    【絢爛】Lv1003603000%0貫通LV4(連射LV4)
    【煌然】Lv1003603900%0拡散LV4(貫通LV4)
    G級【燦然】Lv1007808000%3連射LV4(拡散LV4)
    G級【絢爛】Lv1007808000%3貫通LV4(連射LV4)
    G級【煌然】Lv1007808000%3拡散LV4(貫通LV4)
    G級【玲瓏】Lv100780050%3連射LV2(拡散LV4)
    辿異【燦然】Lv1001020150020%3連射LV4(拡散LV4)
    辿異【絢爛】Lv100102080020%3貫通LV4(連射LV4)
    辿異【煌然】Lv100102080020%3拡散LV4(貫通LV4)
    辿異【玲瓏】Lv10010200100%3連射LV2(拡散LV4)
     
  • 弓の派生後は【燦然】は連射、【絢爛】は貫通、【煌然】は拡散寄りの弓になる。
    【玲瓏】はG級では最早お馴染みになった色物系派生である。
    辿異進化でもこの方向性は変わっていないため、
    派生によって戦術や必要となるスキルが大きく変わるので慎重に派生させたいところ。
    なお弓にも無属性武器強化シジルが存在するが、
    片手剣と異なりG級進化実装時点で無属性一強という風潮はある程度脱していたことや、
    そもそも玲瓏がキワモノ派生ということもあって攻撃力の差は見られない。
    • MHF-G2まではビン補正強化が武器自体に備わっておらず、
      剛種・天嵐武器との差は見た目の数値ほど大きいものではなかった。
      剛種や天嵐より弱いというほどではないにせよ、労力に見合わないという声は当時からあったようである。
  • また、弓の進化武器のみ打撃ビンが装填可能。
    物理属性が弾属性から打撃属性に直接変化し、矢がスタン値を伴うようになる。
    スタン値についてはおまけ程度のものしかないが、打属性に変わるのは数値以上に大きな変化となる。
    強撃ビンと比べると威力補正に僅かな差があるが、それでも打撃肉質でダメージを通す選択が選べる
    (現在は見られないが、弾弱点が狙いづらい場所にあったり、そもそも硬すぎるというケースがあった)のは、
    戦略上大きなメリットとして機能するだろう。
    ただし、打撃ビンを用いない場合は他武器種と相違ない立ち位置になる他、
    打撃ビン自体、戦闘中の調合ができず30個しか所持できないという難点がある。
    弾丸節約術スキルなどと併用して用いるとよいか。
    • ちなみに剣士系のダメージ系統に変化するのが原因なのか、
      実装からしばらくの間はこの打撃ビンを装填することで、
      遠距離武器にもかかわらずゴゴモアのカウンターを取れてしまっていた。
      打撃ビン自体の補正も、MHF-G8までは存在していなかったため、強撃ビンとの差別化もしづらかった。

余談

  • 新歌舞伎」と誤変換される事が少なくない武器群である。
    実際、単語登録機能等を使用していない限り、
    「しんかぶき」と入力して一気に変換しようとするとまず間違いなくこちらが先に出てくる。
    MHF関連の話題でこの単語が出てきたら進化武器を指すと見て間違いない。
  • 覇種武器実装前はこの進化武器こそがMHFの頂点となる武器であり、
    強化に関する労力の問題もあってエンドコンテンツとして長く長く機能していた。
    (それに関する様々な問題が発生していたのも事実ではある。詳しくは大討伐へ)
  • フォワード.5で登場した覇種武器はいずれも進化武器を凌駕するスペックであり
    「遂に進化武器の時代は終わった」と嘆くハンターも多かったようである。
    そのため、「他の武器が強くなりすぎているので進化武器をもっと強くしてほしい」という要望が多く、
    フォワード.5にてボウガン以外の武器種の進化武器が上方修正が行われることとなった。
    ところが、上記の上方修正、実際に確認してみると武器倍率+10されただけであった。
    更に武器種にもよるが、総合的な性能で見ると覇種武器に完敗
    ついに最強の座を明け渡すことになった。
    • ちなみに進化武器の強化に関してはフォワード.4終盤に言及はされていたのだが、
      具体的な強化内容や数値に関してはインタビュー等でもかなり濁されており、
      殆ど強化されないのではないかと予想していたハンターは少なくなかった。
    • その影響か、フォワード.5アップデート後、ラヴィエンテの募集が一気に減ってしまった。
      ただしネカフェ大会では杉浦氏が、「弱いようなら更なる強化も検討」と発言している。
  • MHF-G8の先行体験会で、進化武器の作成環境を見直す(見直してからG級ラヴィエンテを実装する)
    という趣旨の発言があり、その後MHF-G9でG級ラヴィエンテの解禁、及びG級進化武器の実装が行われた。
    性能と強化難度は上記「G級進化武器」の項で述べているとおりであり、
    性能がどれも似通っており「明確にエンドコンテンツと呼べるものが存在しない」*13MHF-G時代において、
    明確なエンドコンテンツとしてG級進化武器が再君臨することとなった。
    MHF-Z以降も「純粋な武器性能で最強の武器」として、
    2017年に於いてもエンドコンテンツの立場を維持しており、
    2018年以降は更なるエンドコンテンツとして、派生先の「辿異進化武器」が登場した。
    そして前述の通り辿異進化武器がMHFというゲームにおける、
    プレイヤーが入手・使用できる最強の武器カテゴリーとなった。
  • BP進化武器はフォワード時代を最後に長らく追加されてこなかったが、
    MHF-G10下の2016年5月25日に少し追加され、穿龍棍、スラッシュアックスFのBP進化武器も初登場した。
    その後もリーチ長進化武器等が実装されていき、
    長らく存在していなかったヘビィボウガンも10周年記念アップデート後に生産が解禁され、
    サービス終了のその時まで「見た目や属性で選べる進化武器」として徐々にバリエーションを増やしていった。
  • 当記事冒頭でも少し触れたが、MHXRでも同名カテゴリの武器が存在する。
    ただしMHFのものとは全く異なり、
    基礎となる武器に指定の素材を投じることで他シリーズのような派生強化が可能となるシステムである
    (MHXRには進化武器システムの実装まで派生強化という概念が存在しなかった)。
    また、同様のシステムの防具版である進化防具も実装されている。

関連項目

モンスター/ラヴィエンテ
システム/大討伐クエスト


*1 シーズン7.0から2012年のフォワード.5までと、G級進化武器が実装されたMHF-G9以降から現在に至るまで
*2 BP進化武器は、加えて対応する生産券を再び10枚用いる
*3 言い換えると、「G級進化武器をLv100まで強化したことがある」が、同制限機能による参加条件となる。
*4 至高の輝きと同様に、○○内にはLv100に至った辿異進化武器の派生タイプ名が入る。
*5 実装当時、公式では明確な立ち位置を明かしていない
*6 作成難易度が尋常ではなく高いLv100辿異進化武器で複数の属性をそろえることは非現実的である。
*7 期間限定で3倍になるイベントも行われる。
*8 付記という形で更に掘り下げるが、辿異武器は他部位に当たっても辿異進化武器と比べると小さいダメージで済むため、発達部位破壊時に、他の部位に当たるリスクは小さいのに対し、辿異進化武器は元々の性能の高さから、発達部位以外の部位へのダメージも高くなる事による、「発達部位破壊前討伐」というリスクが高まる。これを防ぐには、発達部位のみを狙い、他部位は一切狙わない(余計なダメージは稼がない)心構えで立ち回る必要がある。一方、辿異武器でこの立ち回りを行うと、発達部位破壊後も体力が十分残っているため、他部位全て(フルフル等、通常部位耐久値も高いモンスターを除く)を破壊して討伐する事も不可能ではない。
*9 片手剣で不退ノ構を搭載した場合、他の3タイプであれば最低でも龍属性肉質15相当の追加ダメージは見込める。玲瓏は属性値がないため、その恩恵が一切得られない。
*10 ダメージ計算式由来の現象。なお、全体防御率の高低には直接の影響はない。
*11 ライトボウガンの散弾は玲瓏のみ標準対応
*12 そのため、属性弾の威力が大きく強化できない始種防具より、秘伝防具一式(大秘伝)の方が強力である、というもの
*13 MHF-G5で行われたアンケートでも指摘されている