MHFシーズン4.0から登場した記念すべき最初の剛種ライトボウガン。
同時にMHFの象徴とも言える武器となった。
目次
概要・性能
バール=ダオラ
- 鋼龍の、極めて強力な個体の素材を用いて誕生、更に速射の新機能を実験的に搭載した軽銃。
スペックはオーソドックスなライトボウガンである。- 攻撃力348とスロット1、剛種ライトとしては平均的スペック。
- リロードは速いで反動は中、速射対応弾以外にも対応弾種は有用。
その性能を更に引き出しやすいリロード速いにスロット1。
とここまでの解説だと普通の優秀なライトボウガンである。
しかしこの銃がMHFの象徴とも言える武器になった理由、それは超速射である。
- この銃はLV2通常弾、氷結弾が超速射可能である。
しかしMHFの氷結弾は他のシリーズと比べてかなり弱かった(G8で改善)ため、
実質LV2通常弾超速射がメイン運用とされていた。
リロードとスロットからスキルを整えやすく、更に麻痺弾の扱い易さと需要が加わり、
簡単に相手を拘束し、そこから弱点部位への超速射で簡単に大ダメージを稼げる。
しかし全弾撃ち最強の巨龍ガンや、配分撃ちしても十分強力な真冥雷銃【金糸雀】の登場でそちらが優先され、
フォワード.2で登場した緋猛軽弩【雄飛】が、
スキルさえ整えれば麻痺弾の装填数からバール以上の活躍ができるため使用者は減ってしまっている。
- 作成には鋼龍の宝玉が5個、更に鋼龍討伐の証20枚に古龍種汎用素材を要求される。
現在では証さえ集めれば宝玉がやや面倒なだけだが、当時は特濃血5個がかなり入手しづらかった。
アヴァン=ダオラ
- MHFフォワード.4にて実装された、新技法により蘇った鋼龍の力を宿す天嵐武器。
バール=ダオラの強化版である。
攻撃力360に上昇し、スロットが2に増えた。
相変わらずLV2麻痺弾の装填数は1のままだが、
天嵐武器であるため他の超速射ライトボウガンと違った活躍が期待される。
通常の超速射ボウガンとして見ると威力重視の海猫と巨龍ガン、
麻痺弾の扱いにも特化している緋猛軽弩【雄飛】、
両方重視するならアヴァン=ダオラと棲み分けが可能だろう。
- 使用するHC素材は錆びた剛翼1枚と神々しいクチバシ2個。
神々しいクチバシ2個はイャンクック変種特異個体(通称:クック校長)からの入手になる。
ご存知のハンターはご存知のとおり、
全盛期のイャンクック伝説が垣間見える実力の持ち主であるため気が抜けない。
錆びた剛翼=錆びたクシャルダオラ剛種特異個体は7/11に解禁されたが、
伝説の職人の仕様の関係で、この銃の正式解禁日は7月13日となった。
モナーク=ダオラ
- 超速射機能を実験的に搭載された、初代超速射ライトボウガンであるこの銃。
ついに覇種素材を用いることで覚醒、覇種武器となった。
攻撃力372に上昇、スロットは驚異の3つに増え、スキル構成の自由度がさらに増した。
真浮岳獄銃【魂】、真冥雷獄銃【斑鳩】と比べ、会心率が低いため火力は劣り、
魂はLV2麻痺弾は3発装填なので麻痺特化としては負けているものの、
こちらはリロード速い、スロット3のスキル構成の自由度で勝っていると言える。
- G級覇種武器のルーラー=ダオラは武器倍率が+10した程度にとどまっている。
- 要求覇種素材はパリアプリアの呑竜の爛石50個。
覇種武器はアヴァン=ダオラと同じ錆びた剛翼が1枚、
G級覇種側は呑石、岩竜の毒殻がそれぞれ2個ずつとなっている。
フリゲート=ダオラ
- 黒穿竜メラギナスの烈種素材を用いることで更に強化された烈種武器。
攻撃力は480と爆裂的に上昇、スロットや弾種はモナーク=ダオラと同様で
使い勝手はかなり良い。
- 黒穿竜メラギナスの烈種素材を使用しているため、「弱点特効」が自動発動する。
ガンナーではかなり発動が難しいスキルであるため、強力。
- 通常弾超速射は烈種防具のクリティカルダメージ増加効果との相性が抜群であり、
また、弱点を狙い撃つことでダメージを増加させられる弱点特効との相性も非常に良い。
通常弾超速射故の弱点(ある程度拘束しないと危険である)をカバーできれば、
G級武器にも全く引けをとらない火力を発揮してくれるだろう。
ただし素の攻撃力は大幅に上がったとは言えそこまで高くないので、秘伝防具系列には向かないうえに、
烈種防具の補正を含めてもメインとなるG級モンスターの耐性から、状態異常を狙うのが難しいのが難点だろう。
- ちなみにボウガンという特性上か、またまたパリアプリアの呑竜の爛石50個が必要。
ヘネラール=ダオラ
- 攻撃力は756であり、
フリゲート=ダオラから見ると何と武器倍率+230という凄まじいにも程がある強化を受けている。
その他のポテンシャルはフリゲート=ダオラと同じ。
- 攻撃力だけならG8以前の始種武器やG級武器も軽く凌駕し、
それこそG級進化武器にすら手が届くほどの数値を持っているのだが、
バール=ダオラの時代から一切変わらない弾種が最大のネックとなっている。
- まず、メインとなるLv2通常弾超速射は、
G級のような状態異常耐性の厳しいモンスターが相手では非常に扱い辛い。
そうなるとジャストショットで活路を見出すことになる訳だが、
Lv3通常弾が9発装填できるのはまだいいとして、Lv1・Lv2貫通弾が4発、Lv2散弾が4発と、
どうにも中途半端感が漂うものとなっている。
しかもG9.1ではリロードこそ普通なもののLv2・Lv3貫通弾を6発装填できる
「凍王始軽弩【牡丹雪】」、貫通こそ同じ装填数で弾速が若干速いというネックがあるが、
散弾・通常弾撃ちに優れる「コーレバイダ」という強力なライバルが同期におり、
特徴の無いことが特徴のようなヘネラール=ダオラは個性を見出しにくい。
- ただしヘネラール=ダオラにも個性と言える点はある。
それは氷結弾の超速射である。
装填数UPこそ必要なものの、現状氷結弾超速射が出来る始種武器はヘネラール=ダオラのみである。
氷結弾超速射は元々選択肢には一切上げられない状態であったが、
G8で電撃弾と同等の性能まで引き上げられたため有効なモンスターには有効である。
従ってヘネラール=ダオラは現状最強の氷結弾超速射ライトボウガンであると言える。
もっとも、それに特化してしまうと自動発動スキルの弱点特効が無駄になるのだが…- ちなみに凍王始軽弩【牡丹雪】は氷結弾のジャストショットに優れている。
ただし属性弾ジャストショットは弾消費が超速射以上に激しいという難点がある。
- ちなみに凍王始軽弩【牡丹雪】は氷結弾のジャストショットに優れている。
- また、装填数はそこまで優れないが様々な弾丸を運用できるのもこの銃の持ち味と言える。
弱点特効の自動発動やスロット3などライトボウガン使いにとって嬉しい要素が揃っているので、
器用貧乏となるか汎用性の高い銃となるかはハンターの運用次第と言えるかもしれない。
余談
- バール=ダオラは超速射第一号ということもあり、
MHFでも極めて知名度の高いライトボウガンであると言える。
そういうこともあってか、オフラインイベントの感謝祭の射的コーナーにおいて、
同じく知名度の高いニゲル=フルグルと共にバール=ダオラ型のコルク銃を使うことができた。
くれぐれも宮下ディレクターを狙い撃ったりしないように
- MH2にもデータ上にはこの武器が存在する。スペックは攻撃力264、会心率30%とFのものに比べやや控えめ。
また、こちらはヘビィボウガンである。他にも反動が「やや小」に留まっているなど相違点は多い。
しかし撃てる弾種や装填数にいくつかの共通点が見られる(偶然感も否めないが)ことから、
このデータを流用している可能性がある。
関連項目
モンスター/クシャルダオラ/派生作品
武器/クシャナ武器
武器/ホーネス=ダオラ - メインシリーズの鋼龍ライト