MHFに登場する黒穿竜メラギナスの素材を用いたライトボウガン。
目次
概要
- MHF-G3.2で実装された剛種武器の一つで、
メラギナスの尻尾を彷彿とさせるような外見が特徴的。
- MHF-G9現在、剛種・天嵐・覇種・G級覇種・烈種武器の段階が存在し、
G9.1では始種武器段階の実装も告知されている。
MHFのライトボウガンは基本的に一発生産であるため、この武器も強化ではなくそれぞれの段階を生産する。
- 剛種武器は超速射という機構を有しているが、
コーレバミットの超速射はLv1散弾。
Lv1散弾は超速射の中でもかなり使いづらいものとして知られる。
性能
- ボウガン自体のポテンシャルは全ての段階で共通しており、
- リロード「速い」
- 反動「中」
- 弾速:やや遅い
- 主な装填弾は以下の通り。
赤色は弾追加スキルなしでは撃てない事を示す。- 通常弾:9/9/12
- 貫通弾:4/4/4
- 散弾:6(超速射)/6/6
- 徹甲榴弾:3/3/3
- 拡散弾:3/3/3
- 毒・麻痺・睡眠弾:0/1
ボウガンの属性弾にはそれが反映されていない(これはヘビィボウガンも同じ)。
- 実弾は一応様々なものを撃てるが、貫通弾の装填数は4と少々心もとない。
そのため、基本的には通常弾または散弾をメインに使っていくことになる。
- 上述したように散弾超速射が極めて限定されたシチュエーションでしか実用的ではなかったため、
実装時の評としてはイマイチなものであった。
ただし今ならジャストショットという強力な攻撃手段があるため、
それを軸にした運用ができるようになっている。
- 散弾を使う場合は当然ながらPTの巻き込みを注意する必要がある。
幸いMHFにはいくつかそれを抑止できる要素があるので、必要ならそれらの活用も検討したい。
コーレバミット
- 黒穿竜討伐の証などを用いて作成する剛種武器。
- 攻撃力は360(加工レベル5時)となっているが、
これはテオ=バレッタとニゲル=フルグルに並び、剛種武器ではTOPの値である。
両者は通常弾の装填数こそ同じなものの散弾は使用できないため、
散弾ジャストショットではこちらに分がある。
ちなみに武器スロットは1。
- メラギナスは剛種モンスターの中ではゼルレウスに次いで狩りやすいと評されており、
散弾との相性が良い剛種キリンやジンオウガ用として作成するという選択肢はあるかもしれない。
ただし古龍種の牙という、剛種クシャルダオラからしか入手できない素材が3個必要となる点には注意。
- また、同時期に作成できる武器の中で散弾Lv2とLv3を6発装填できる武器は存外少なく、
遷悠武器を除けば攻撃力でコーレバミットに迫れるのは怒髪軽弩【新緑】SPぐらいとなっている。
ただ問題はその怒髪軽弩【新緑】SP。
攻撃力こそ336(会心率10%)と一見低めだが、
HR100以上のクエストではSP補正により攻撃力348・会心率30%になる。
武器スロットもなく麻痺弾が一切撃てないなどの違いはあるが、
散弾撃ちに特化するとこれとの差が見出しにくい。
通常弾ジャストショットも絡める、場合によってはLv1散弾超速射を使うなどの工夫が求められ、
正直この段階では明確な利点は見出しにくいのが実情ではある。
- ちなみに天嵐防具の武器強化効果の内、武器倍率増加はこの武器でも受けられる。
後述のコーレブルグを手に入れる際には役に立つかもしれない。
コーレブルグ
- 剛種キリン特異個体のHC素材「キリンの銀角」などを用いた天嵐武器。
- 攻撃力は384と、他の天嵐ライトに比べると上昇率が高くなっている。
天嵐防具の武器強化能力を得れば、HC武器や遷悠武器との差別化はできるだろう。
ただし天嵐防具の強化効果の一つ「クリティカル距離威力補正」は散弾では受けられないので注意。
- 上述した剛種キリン特異個体は散弾との相性が良いが、
剥ぎ取り回数が少ない分入手は苦労するかもしれない。
コーレバザルマ
- 覇種パリアプリアの素材を用いた覇種武器。
- 攻撃力は408と更に上昇し、非G級では最高峰の散弾・通常弾撃ちライトボウガンとなった。
例によって通常弾撃ちでは似たような性能の武器もあるが、散弾では対抗馬は多くない。
- ただしここまで来ると散弾自体の使いどころに乏しいという問題が出てくる。
貴重な素材を用いて生産するべきかどうかはよく検討しないといけないだろう。
G級クエストではゲリョス(亜種)などに効果のある散弾だが、
最序盤であればコーレブルグ+覇種防具などで乗り切る手もある。
- G級覇種武器のコーレバグレスは攻撃力が432となったが、
★7モンスターのHC素材を使うため正直ここまで来ると微妙。
コーレバトルディ
- 烈種メラギナスの素材を用いて作成する烈種武器。
- 装填弾種や反動などのスペックに変化は無いが、
烈種武器独自効果として、スキル「弱点特効」を自動発動する効果がある。
また攻撃力も528と大きく向上している。
- ただしこの頃になるとG級武器が厚い壁として立ちふさがる。
超速射という点だけを取るとコーレバドルディは並みのG級武器Lv50を超える火力になるのだが、
これはG級武器に超速射機能を付与することによる後天性のペナルティによるものなので、
Lv2・Lv3散弾ジャストショットなどではG級武器Lv50との火力差が大きい。
G級武器ホワイトムームーやジルバ・ヴァッフェなど、
使い勝手の良い散弾ジャストショットを使えるライトボウガンがあるため、
どうにも選択肢に挙げにくいものとなっている。
- なお実装当初は、一部のハンターにニッチな需要があった。
当初はジャストショットがそこまで強力ではなかったのだが、
ライトボウガン秘伝スキルのパーフェクトショットであれば少しは*1マシということで、
当時ライトボウガン秘伝防具での発動がほぼ不可能だった弱点特効スキルを補いつつ、
多少は装填できる貫通弾をパーフェクトショットで扱うというものである。
ただしこれはすぐに廃れている。
コーレバイダ
- MHF-G9.1にて実装が告知されている始種武器。
始種トア・テスカトラの素材を用いて生産できるものと見られる。
- 先に実装されていた始種武器ライトボウガンはG級武器Lv50を大幅に上回る攻撃力を持っていたため、
当然この武器もそれぐらいのポテンシャルはあるだろうという予想はできたのだが、
事前に公開された性能はそれすらも上回るものであった。- 並みのG級武器Lv50より武器倍率+100ほど高い攻撃力762
- 武器スロットがここで3に強化
- 「弱点特効」の自動発動
- 超速射など、その他の性能は従来通り
会心率こそないものの恐るべき火力を秘めることが分かる。- なおこの武器の最終攻撃力については実装されるまでちょっとした議論となっていた。
MHF公式サイトで公開されるライトボウガンは基本的に加工レベル1の性能であることが殆どであること、
メインになる散弾が始種防具のクリティカル距離補正強化を得られないことから、
実際の最終攻撃力は822であるという説である。
一方、その攻撃力だと最早G級進化武器Lv100すら素で超えてしまうため、
加工レベル5であるはずだという意見もある。
実際には公式サイトはLv5強化済みの性能が記載されていたわけであるが、
どちらにしてもそれまでの始種武器を二回りほど上回るという事実に変わりはない。
- 弱点特効自動発動はスキル枠など諸々の条件が厳しいライトボウガンにとってはかなりありがたいもので、
武器スロット3も強力なスキルを構築する際の手助けになるのは間違いない。
- G9.1の始種武器はG級進化武器と共に、同アップデートで登場するMHF最高クラスのモンスター
「極み吼えるジンオウガ」に対抗するための鍵として位置づけられている。
ジンオウガには一般的には散弾や氷結弾が有効となっているのは良く知られており、
MHFのジンオウガも通常個体であれば散弾がかなり効果的となっている。
極み吼えるジンオウガの詳細は未だ不明なものの、ベースが同じであれば同様であると思われ、
こちらは散弾撃ちという点では文字通りG級進化武器に匹敵するほどの火力を持つため、
散弾のPTプレイでの難点さえクリアできれば、極み吼えるジンオウガ対策としても機能すると思われる。
ただし貫通弾の装填数が今一つであったり、超速射の性能もイマイチであることを考えると、
どんな相手にも扱える汎用性は無く、一点特化に近いものであると認識しておいた方がよいか。
- またG9.1ではシジルに「散弾に打撃属性を付与した【打撃弾】にする」ものが追加されている。
しかしこれは弾自体を変えてしまう効果であり、元の弾の運用が通用しなくなる。
そのため、散弾の運用という点で非常に強力という点に揺ぎはないと言える。