コルツ樹海

生意気な子供のようにみえるが、やはり、
協会のエリートだ。話はわかりやすい。
共感できるかは別として。
「キミはマインドウォールの力が弱いから、
メモリアを使いこなせないんだ」力をつける
には、協会の教え通り、メモリアを行使すれ
ばいい、と言われる。力…。守るための力。
そう、自分は力をつけなければならない。
英雄ラルドのように人を助けるための力を。
再び決意をあらたに、コルツ樹海を進む。

今回のロウロの護衛任務の目的地はこの
コルツ樹海。モンスターの発生・増加傾向が
他の地方と異なり、ロウロの研究に必要な
サンプルを採取するのだそうだ。
フィールドワークに勤しむロウロを護衛しな
がら奥へ進む。わざわざモンスターの潜んで
いそうな場所を探索しているような気もして
注意を促すが「それをなんとかするのが今回
のキミの任務だろう？モンスターに気を遣っ
てたら研究が進まないよ…」

今回のキャンプの場所を決めて、テントを
設営する。ロウロに振り回されたのもあって
今日はもうヘトヘトだ……。ロウロは延々と
フィールドワークを続けている。
マインドウォールか……。ピクトロジカーの
力はマインドウォールの力と比例する、と
いうのが定説ではあるけれど、はたしてそれ
だけなのだろうか……。
思索に耽っていると、メモリア達が急に反応
した。しまった！まわりを囲まれている！！

自分が罰を受けた話をすると「協会の指示は
必ず守らなければならない」と、冷たく非難
される。彼は協会の絶対性を語る。力と秩序
の管理、世界の平和に必要なこと……。
英雄ラルドはどう考えているんだろう。自ら
思考の殻に入りこんだ時、それは起こる。
毒をもったモンスターの襲撃。ロウロは毒に
倒れてしまう。自分の油断が生んだ致命的な
ミス。そして自分は、彼の制止を聞かず、
ポイゾナ草のあるカルナック高地へ向かう。