ハービーG

Last-modified: 2021-10-05 (火) 18:22:36

「きさま!それでも人間かっ!」
「そんな事をすれば海が汚染されるぞ!」

旧スクウェアよりSFCで販売されたロボットアクションゲーム「フロントミッションシリーズ ガンハザード」の初期機体。

フロントミッションシリーズは基本的にはシミュレーションRPGだが、本機が登場するガンハザードのみ横スクロールアクションゲームになっており、その為、世界観の異なる本作は、基本的に共通の歴史を舞台にするシリーズにおいて外伝のような扱いとなっている。

『重装機兵レイノス』『重装機兵ヴァルケン』開発チームが制作担当していることから、ロボットアクションRPGの隠れた傑作として名高い。

 

パイロット

  • アルベルト=グレイブナー
    SP:堅牢, 1, 集中, 4, 熱血, 8, 必中, 13, 直撃, 19, 決意, 33

アップグレード

ハービーG

シルヴァファング

ドラグーン

運用

典型的なリアル系陸戦機。
2Pや射程4など、標準的な武器は装備されており、その上で高威力のアッパーバルカンも備えている。
宇宙適応の低さや序盤の雑魚に毛が生えた程度の基礎能力など、気がかりな要素は数多くあるが、ポテンシャルは充分。

 

機体が貧弱な分、パイロットはかなり優秀。Sサイズの補正込みできちんと回避しつつ、高技量・高射撃でコンスタントにダメージを叩き出す。
また、特殊技能の不屈、耐久に精神堅牢、高レベルのS防御持ちと防御力が高くなる要素が豊富なため、耐久面でも並のグレー系より優秀。
同程度の機体性能が相手なら回避・防御どちらでも敵の攻撃を凌げるため、雑魚相手には非常に強い。
逆に、ひらめきや忍耐などのほぼ確実に耐えられるSPを持たないため、ボスの相手は不安が残る。
HPを上手く維持できていれば、堅牢+防御で耐える事は現実的。

 

一度目のアップグレードでシルヴァファングに乗り換え。
シールドが大型シールドに強化され、移動力が増加。スタン持ちのパラライザーが装備され、雑魚の相手がより得意に。
機体の基本性能も二回り以上強化され、コスト増加に見合った性能を持つ。
階層制限も無いため、即戦力が欲しければアップグレードする価値は十分にある。

 

もう一度アップグレードする事で、ドラグーンに乗り換え。
最大射程が5に増えるほか、2Pのスパークショットが追加。初期威力2400とめっぽう高く気力制限無し、加えてEN消費のため、硬い雑魚の相手も容易になった。
機体性能はさらに強化され、リアル系上位クラスの運動性と(耐久込みで)グレー系上位クラスの装甲を手に。
パイロットの能力と相まって、終盤でも十分役立つ対ザコ戦力として機能する。
パーツの引きに左右されず、終盤まで活躍できるスペックという事で、プラスモードやクロスモードなどの戦力が限られた場では引いて損の無い機体だろう。

 

また、アップグレード段階を問わず、ヴァンツァーから降車したアルベルト本人が戦場に立つことも出来る。
武器が2Pのみ、かつ運動性も乗機未満になるため戦闘に使うのは趣味の域だが、ジェットパックで地形を無視して移動できるのは大きな特徴。
海から地上に出る際には活躍の場があるかもしれない。

 

パーツ

パーツスロットはハービーGで3・シルヴァファング以降は2。
装甲系2つ、もしくは運動性強化2つで性能を尖らせるのがオススメ。
一人乗りリアル系、かつ装甲強化が有効なので、ひとみのペンダントや勇者の印といった高級品も無駄なく活用できる。

備考